一天地六のブログ一覧

本日マレーシアで行われたMotoGPにおいて
サンカルロ・ホンダのマルコ・シモンチェリ選手がレース中の事故により死亡しました。
まだ２４歳の若さです。
この間もインディで死亡事故が起きたばかり、モータースポーツと死は隣り合わせといいますが
やはり胸が痛まずにはいられません。

シモンチェリは長身、アフロヘアでものすごく目立つだけでなくライディングも実に攻撃的で
毎回楽しませてくれるライダーでした。
サテライトチームでありながら彼はホンダワークスと全く同じマシンを与えられており
表彰台２位も獲得したほどの期待の若手だったのです。

CATVの生中継で見ていたのですが事故の瞬間、素人の私でも嫌な予感を起こしたほど
危険な状態でした。
何せコースに横たわった彼からはヘルメットが外れていたのです。
ここ何年もそんな状態は４輪含めても見たことはありません。
ピットで泣き崩れる彼の妹さんの姿が実に痛ましかった・・・

昨年はMoto2クラスで富沢祥也選手が１０代の若さでやはりレース中の事故で亡くなりました。
才能ある若き命がこうもあっさり消えてしまうことは実に残念でなりません。

謹んでマルコ・シモンチェリ選手のご冥福をお祈りいたします。

F1、MotoGP、SBKの今年のチャンピオンが決まり、残すはWRCチャンピオンだけとなりました。
F1はレッドブルのS・ベッテル、MotoGPはホンダのKC・ストーナーと
開幕時から大方の予想通りとなりましたが、SBKはアルテア・ドゥカティのカルロス・チェカでした。
ドゥカティはワークスとしては昨年で撤退しているのでチームは中堅のサテライト
そしてチェカは39歳の大ベテランです。
ほぼ毎回表彰台に立ち、4気筒有利なはずの高速サーキットでもヒケを取らない走りは見事でした。
一体ワークスチームの意味ってなに？というのを思わざるを得ません。
そして残念なことにヤマハまでSBKから撤退するそうです。経済事情とはいえ悲しいですね。

さてWRCはシトロエンのS・ローブがまさかのトラブル続きでノーポイントに終わるラウンドもあり
ドライバー、メーカーポイント共にフォードと僅差となっており
久々の緊迫した終盤戦となってきました。
何よりフランス戦でテスト参戦中のMINIが2位入賞するなど来年は台風の目になるかも。

新型インプレッサには1.6Lエンジンが用意されWRXは独立モデルになるそうですから
よりコンペティティブなマシンが開発しやすくなるかもしれません。
トヨタもル・マンに参戦するようですし色々と希望が湧いて来ました。

先週スマートフォンを購入しました。
といっても最新ではなく昨年発売された機種の白ロムですが。
初スマフォなのでまずは慣れることと
次々と新型が出るので上を見たら限が無いと思ったので。

使ってみて一番違和感があるのはタッチパネルの上下スクロールですかね。
私はノートPCを使っているのでタッチパッドの間隔で操作すると
上下スクロールの方向が逆なのです。
マウスのホイールでもそうですが画面下へ移動する時は下へ指を動かすことを
体が覚えているのでついつい逆の操作をしてしまいます。

でもこれって人間工学的に見てどうなんでしょうか
クルマのシーケンシャルシフトにしてもシフトアップがレバーを引くか押すなのかは
同一のメーカーでも車種によってバラバラで規格がないんですよね。
クルマの動的モーションから言って手前に引いてシフトアップ
奥に押してシフトダウンの方が自然だと思うのですが。

スマフォは小さなPCといっても良いのになぜたった1箇所のGUIが逆なのか不思議です。

グランツーリスモ５がVer.2.0にアップデートされました。
かなり大幅なパッチが当てられたのですが個人的には意味不明の内容でした。

スタンダードカーに簡易車内視点というのが追加されたのですが
これがまるで切り絵のような黒い額縁をはめただけで臨場感もへったくれもありません。
ステアリングも一応は動かしているのですが真っ暗で何もわからず。
屋根のない車はそれなりに作り込んではいるのですが・・・
正直こんなのよりホイールを交換できるようにしてくれたほうが１００倍マシです。
カスタマイズの第一歩ができないなんて。
前作まではお気に入りのホイールを決めていて全て揃えることで
リプレイでも自分の愛車が走っているという気分になれたのですが。

私的にはGT5のプレミアムカーよりスタンダードカーの方に好きな車がたくさんあるのですが
所詮は収録台数を水増しするだけの要素に過ぎない事は変わりませんでした。

もう１つ４輪のタイヤにかかるGを画面表示できるようになりましたが
これもレース中だけでリプレイでは表示できないようです。
明らかにフォルツァを意識したこの新機能も
リプレイでじっくり観察できないようでは全く意味がないではありませんか。

追加車種もNASCARばかりで３５GT-Rニュル耐久仕様も
肝心のニュルイベントに出走できないので意味がありません。
こんなのよりスイフトスーパー１６００やランチア・ラリー０３７の方がなんぼ嬉しかったことか。

発売当初から多数の不満はありましたが
せめてスタンダードカーのホイール交換だけは実現して欲しかった・・・

－RX-8の生産を来夏に終了、ロータリーエンジンの研究・開発は継続－

ついに正式に生産終了のアナウンスがされたRX-8
排ガス規制の問題で欧州、北米での販売はすでに終了していましたが
2012年6月で生産終了し再びロータリー車が消えることになります。

なんだか悲しいですね世界でマツダだけが実用化成し得たエンジンなのに…
世の中の情勢的には已む無しなのでしょうがロータリーが消えるだけでなく
日本のスポーツカーがまた消えてしまうのですから。

RX-8は何度か試乗しており日常域の速度でも充分スポーツカーとして楽しく
結構飛ばさないとその域まで行かない自分のインプレッサよりも
求める理想に近く「次はこれかな」と思っていました。
まあ諸事情によりそれは叶わなかったわけですが。

救いはロータリーの研究開発は続けるって所ですね。
今はSKYACTIVのフルライン化で忙しいでしょうから
一段落すれば是非お願いしますよマツダさん！