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一天地六のブログ一覧

2015年04月15日 イイね!

より密接に

ヤマハのフラッグシップスポーツバイクYZF-R1が新型になりました。
MotoGPマシンたるM1のイメージや技術をフィードバックしたのがR1ですが
80年代から90年代のレーサーレプリカと違い、あくまで市販車としての分をわきまえているのが2000年代のスーパースポーツバイクなのですが
今度のR1は見た目からしてこれまでと大きく変わったようです。


イメージキャラクターが出戻りのヴァレンティーノ・ロッシというところがなんとも皮肉ですが
今年の開幕戦で36歳にして見事優勝した彼ですし、去年は相棒のロレンソより成績が良かったのですから当然といえば当然かもしれませんね。

初見でおよそ市販車に見えなかったのはやはり顔つきでしょう。
保安部品として大切な物が見当たりません。
一瞬、かつてのKATANAみたいにリトラクタブル?かと思ったヘッドライトは
カウルの下側に隠れるように配置されており角度によっては全く見えません。
最も走行中、前照灯は点灯しなければならいので、存在に気づかない人はいないはずですが。


1Lから200馬力を発生する4気筒エンジンは更に軽量コンパクト化が図られており
バイクにも過給エンジンの兆しが見えている中、NAならではの痛快さは
もう「この手のバイク」にしか残されていないのかもしれません。

私は最初M1・R1のエンジン音がチェーンソーみたいな変な音に聞こえて嫌いだったのですが
今やそれが味になっており、クロスプレーンクランクを採用したのは
実戦だけでなく商品力にも繋がったということでしょうか。


こうやって歴代R1を並べると一度カバーレスのヘッドライトになり、かなり生物的(グレイ顔)になりましたが
2015年型は「眼」に値するものが目立たなくなったことにより、昆虫や甲殻類のような異形さが増し、何よりGPマシンの見た目にかなり近づいたのではないでしょうか。

来年からMotoGPも共通ECUが全チームに強要され、ワークスの独自性とプロトタイプならではの浮世離れ感が薄れるかもしれませんが
逆に言えば、市販車との関連性を強める機会でもあり巧くやれば商売につながるかもしれません。

レーシングマシンに保安部品を着けただけのようなRC30みたいなマシンこそ
真のレーサーレプリカと言えるかもしれませんが
弱体化されるルールを逆手に取った新時代のレプリカが生まれる時代なのでしょう
そういう意味ではヘッドライトの存在を隠すようなR1のデザインはそれを先取りしているかもしれませんね。
Posted at 2015/04/15 23:46:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | オートバイ | ニュース
2014年11月06日 イイね!

手軽にスポーツ

ヤマハが国内仕様では久しぶりとなる250ccスポーツバイクを発表しました。
前回の東京モーターショーでプロトタイプが展示されていましたが
ようやく日本でも発売されることになりました。

「YZF-R25」直列2気筒DOHCエンジンを搭載しパワーは36馬力/12000回転
かつての45馬力時代を知る世代としては何となく物足りなく見えますが
ホンダCBR250Rは単気筒で29馬力、カワサキNinja250は2気筒で31馬力ですから
ライバルに比べれば頑張ったのではないでしょうか。
さすがに今の時代、かつてのようなパワーウォーズは無理ですし
日常的に扱いやすい特性がこのクラスに必要なことだと思います。

さてこうなるとスズキはどう打って出るのでしょうか?
一応GSR250がありますが完全にツーリングバイクなので
もう少し尖ったモデルも欲しいと思います。

とはいっても同じようなバイクを出してもメーカーの色は出ませんし
伝家の宝刀「KATANA250」を!
とまではいかなくても、コイツなどはいかがでしょうか?

分かる人が居ると信じてあえて詳細は書きません。

いずれにせよ250ccスポーツバイクが充実してくるのは
二輪市場の重要な柱を一本作ることになるので良いことだと思います。
一時期の絶滅具合からすれば日本のオートバイ市場も復活の兆しなのかもしれませんね。
Posted at 2014/11/06 11:17:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | オートバイ | ニュース
2014年09月04日 イイね!

走るエンジン

走るエンジントライアンフが大型バイクの再販を発表しました。
「ロケットⅢ」というクルーザーですがそのエンジンはお馴染みの3気筒で
排気量はなんと2300cc!!
ちなみに量産二輪車では最大の排気量だそうです。



1気筒辺り約760ccというビッグシリンダーはどんなフィーリングなのでしょうか
さぞかし迫力のある爆発感に溢れた回転フィールなのでしょうね
3気筒ですから振動もすごいかもしれませんが。
昔の自動車には10,000cc超でありながら4気筒エンジンというのもありましたが
近代の自動車だとなかなかビッグシリンダーというのはありませんよね。
かつてのポルシェ968が3000ccで4気筒というのがありましたが



カスタムバイクの中にはもっと巨大なエンジンを積んだモノもありますが
私が知る限りの中からいくつか上げてみました。


アメリカンV8エンジン搭載は一番多いタイプでしょう


ダッジ・バイパーのV10エンジンを搭載してます。
奥のV8が普通に見えますね
しかもよく見るとNOSまで搭載しています。
どれだけ加速ジャンキーなんだか・・・


こちらはV12エンジンですが詳細は忘れました。
ホンダやカワサキの直6を2つ合わせてV12にしたものもありますが
バイク用の並列6気筒ですからここまではみ出たりしません。
多分クルマ用のV12だと思うのですが。


※余りにうろ覚えだったので再調査すると上の画像のは
ヤマハV-MAXのエンジンを2機連結したV8仕様でした。申し訳ありません。
ただ素直に既製のV8を載せない所がスゴイです・・・

で、お詫びと言ってはなんですがV12エンジンを搭載したバイクをどうぞ


こちらはCBXの6気筒を連結したV12です。
クランクケースはこのようになっています


動画もありました

こちらはカワサキの6気筒ベースの12気筒


こちらはアストンマーチンのV12を縦置き搭載しています!


更にスゴイのも見つけてしまいました。


何とH型16気筒エンジンです!
昔F1でBRM製のH16がありましたが個人ビルダーで作ってしまう人が居たとは・・・
ヤマハの600cc4気筒を4つ組み合わせたシロモノだそうです。
(以上補足を加えた修正でした。)




飛行機でお馴染みの星形エンジンです
縦置きの方は冷却が追いつくのでしょうか?


2ストエンジンを大量に組み合わせたものだそうです。
いったい何がここまで駆り立てたのでしょうか

空冷ですから熱が凄そうですね


これも2ストエンジンだったと思うのですがチェーンソーか芝刈り機のエンジンを
組み合わせたものだったような・・・

以上はなんだかんだでレシプロエンジンなので乗って乗れないことはない
という感じですが、人間の欲望とは恐ろしいものですから
もっとぶっ飛んだものも



ジェットエンジンにロケットエンジンと正にぶっ飛びそうです
ここまでくるとエンジンにタイヤを着けたって感じですね


エンジンが巨大なだけではありません





もはや二輪である必要があるのか?って感じですが
潔くこうしちゃったのも



寺沢武一先生のマンガ「コブラ」に出てきた一輪バイクを彷彿とさせます。
Posted at 2014/09/04 10:00:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | オートバイ | ニュース
2014年02月04日 イイね!

刻を超えて・・・

ホンダがオートバイ用の新型エンジンを発表しました。
2年ほど前にもありましたがそれは500cc2気筒で今度は650cc4気筒です。
まだオートバイ、特にスポーツタイプにはクルマほどのエコ傾倒は見られませんが
去年のモーターショーでスズキ、カワサキが過給器付きダウンサイジングの
コンセプトを発表していたり、ホンダもレース用とはいえ電動スポーツバイクを
長年研究していますから純粋な内燃機関のみで走るオートバイも
いつまで見られるのかわからなくなってきました。

それはともかく今回の新型エンジン、実に懐かしい感じがします。
画像を見てもらえば一目瞭然だと思いますが・・・



これを懐かしいとか一目で分かる時点で歳がバレますがそう、CB400Foreです。



ちなみに上の画像のキャッチコピーは警察の指導によりすぐに変更させられたそうです。
時代ですね・・・




こうやって並べると4IN1の集合管もそれ程うねっているわけではありませんね
避けなければならないフレームが無かったり、排気脈動の研究が進んだ今となっては
あまり意味のない造形なのかもしれませんが
元はコストダウンの目的だったという集合管も今や立派なデザインアイコンと成り得ていることに
CBの歴史を感じさせます。

で、実際に搭載するマシンはCB650FとCBR650F


ご覧の通り、カリカリのスーパースポーツでは無い所にこの新型エンジンの性格が見て取れます。
ホンダが「グローバルスタンダード」と銘打っているように
世界のあらゆる地域で販売する戦略車だけに様々な用途やニーズに対応できる
自由度の高いスポーツバイクなのでしょう。
まさにそれこそCBであり、だからこそCB400Foreの意匠を持ってきたのでしょうね。

ただ、やはり気になるのは650ccという排気量です。
税制や免許制度と絡んでいるとはいえ、日本人にとって大型二輪と言えば「ナナハン」が
やはり一つの区切りに感じるのではないでしょうか?
(これも古い価値観かもしれませんが・・・)
どうせ高い税金払うなら少しでも大きい排気量の方が・・・という心理は
未だに根強い物で、それはクルマでもバイクでも変わりません。

何度かココで言いましたがそろそろ日本も排気量だけで決まる税金クラスに
本格的にメスを入れる必要があるんじゃないでしょうか?
バイクが売れなくなったのは勿論税金だけが原因ではありませんが
要因の1つであることは確かです。
法律が枷になって消費が潤わない国なんておかしいですし
メーカーが心血注いで作ったものが
母国のマーケットからズレた商品にならざるを得ない
なんていうのは悲しい事態だと思うのですが・・・

そんな中、地味にマーケットを拡大しているのが125ccだそうです。
確かに日本の道路や車検、税金事情には一番マッチしているのかも?
ホンダもしっかりその辺は抑えたバイクを出しているようで



GROMというバイクです。
今風に生まれ変わったモンキーみたいで、なかなか精悍でいいですねぇ
Posted at 2014/02/04 17:13:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | オートバイ | ニュース
2013年06月18日 イイね!

残るは一社

スズキが2015年からのMotoGP復帰を発表しました。
2012年に撤退して以来ですから3年振りとなりますが
意外と早かったような気がします。
すでに合同テストにも参加してトップからコンマ7秒差のタイムを出しており
シェイクダウンにしては上々の結果ではないでしょうか。

上の画像はテスト車両なので実際のカラーリングは不明ですが
もはや青はヤマハワークスの印象が強いので
懐かしのHBカラーの様な黄色系が欲しいですね


ところでスズキと言えば忘れちゃならないのがあのケビン・シュワンツです。
とんでもないレイトブレーキングでマシンを揺らしながらも追い抜いたり
高速コーナーで突然後方を振り返ったりと
とにかく鍔迫り合いで戦い、最終ラップまでハラハラさせる。
とてもエキサイティングなライディングが印象に残っています。


チャンピオン獲得こそ少ないもののゼッケン34番は
最高峰クラスで初の永久欠番になっており
間違いなく記憶に残る名ライダーの一人ですね。
今でも時折サーキットに姿を現しますが
スズキのロゴが入ったジャケットを着ていたりするので
ひょっとしたら今回の復帰に関しても何らかの関与があるのかもしれませんね。
ちなみに今年の鈴鹿8耐になんと選手として参戦します!

さてこれで残るはカワサキなのですが現在スーパーバイク選手権で
トム・サイクスが絶好調なだけにMotoGPまでリソースを割くのは得策ではないかもしれませんが
やはり日本4大ワークスの揃い踏みと行って欲しいものです。
Posted at 2013/06/18 11:09:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | オートバイ | ニュース

プロフィール

「昨夜の雷雨明け雨水の他にボディの4辺に沿うように謎の黒い汚れが付着。おそらくカーポートの汚れが滴り落ちてきたようです。たまらずシャンプー洗車しました。」
何シテル?   03/25 15:21
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2013/09/12 09:54:24

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