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一天地六のブログ一覧

2021年11月04日 イイね!

秋空に吠える

秋空に吠える
11月3日、ツインリンクもてぎで行われたイベント
よみがえるホンダサウンド 「F1マシンエンジン始動」
に行ってきました。

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開門の1時間前に南ゲートに着きましたが私の後ろにも次々と車が並び
坂の下まで埋まるのはあっという間だったようです。


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コレクションホール中庭で行われるこのイベントは事前予約制で午前午後の2回
各370人の枠でしたがすぐに埋まってしまったそうです。
観客の平均年齢は高めになるかと思いましたが意外と若い世代の方達も多く
今回のイベントに登場したF1マシンが現役の時には生れてもいないであろう方達でも
モータースポーツに興味を抱いてくれているんだなあと嬉しくなりましたね。

イベントはエンジン始動とサウンドを楽しめる内容なので動画でも撮影したのですが
私の周りの人達の声がはっきり録音されているのとカメラに内臓のマイクでは
リアルサウンドからはかなりスポイルされた物になってしまったので
動画のアップロードは避けさせてもらいます。
 


ホンダRA300(1967年ジョン・サーティース)

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私よりも歳上なホンダ第1期F1マシン
3リッターV型12気筒エンジンはキャブレターならではの始動儀式を経て目覚めました。

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とても50年以上前のモノとは思えないけたたましい咆哮を上げ
Vバンク中央からうねり生えるエキゾーストパイプ周りに陽炎が立ち込める様子は
後の3.5リッターV12よりも勇ましく、生物的な印象を受けました。


マクラーレン・ホンダMP4/5(1989年 アラン・プロスト)

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前年16戦中15勝を上げたMP4/4の1.5リッターターボエンジンから一新
自然吸気エンジンとなった初年のマシン。
ちょうど私が大学生のころ、日本はF1バブルとも言えるブームが起きていました。
ホンダ以外の自動車メーカーもですが様々な企業が自動車レースに関わっていた
華やかさ極まれる時代でしたね。
自動車雑誌でもF1に関しては大した記事がなかった少年時代を過ごした私にとって
一気にF1や各自動車レースの情報が増え、飛び込んできたものです。

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3.5リッターV型10気筒エンジンは一瞬で目覚め、澄んだ甲高いサウンドを奏でました。
セナ足に対応するまさに光速のレスポンスが話題になった名機です。


マクラーレン・ホンダMP4/6
(1991年 ゲルハルト・ベルガー)

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ホンダ第2期F1最後を飾った3.5リッターV型12気筒エンジン

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第1期以来の12気筒エンジンはV10よりも更にパワフルなのはもちろんですが
タコメーターが8000回転からでしか表示されないという超高回転型。
先程のV10よりも野太いサウンドはまさに王者の雄叫びといった圧力を感じました。



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カウルを外した状態を見られるのは貴重な機会なので詳細に撮影したかったのですが
とんでもない「密」状態になったため適当に切り上げるしかありませんでした。


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コレクションホール内もF1を特集した内容になっていましたね。


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普段展示されていないノーマルの初代NSXがあったのは嬉しいのですが
奥の壁際にひっそりと展示されていたのが残念・・・


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ツインリンク内をぐるりと回るとさすがに山の中だけあって秋の気配が濃かったですね


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夏日で暑いくらいでしたが閉門の16時間近になると日陰は一気に冷えてきたので
帰路につくことにしました。


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行きは首都高から常磐道でしたが、帰りは筑波から成田へ抜けて湾岸線で横浜へ
だいぶ遠回りになりましたが車載燃費計は良い数値を示しましたね。
Posted at 2021/11/04 21:05:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ
2015年03月06日 イイね!

栄光の軌跡

栄光の軌跡只今、西武そごう百貨店にて開催されている「TheF1展」に行ってきました。
今年からF1に再びマクラーレンとタッグを組んで復帰するホンダが協力するものなので
当然、F1展と言ってもマクラーレン・ホンダに関わるものだけですが
茂木や鈴鹿に行かずとも貴重なF1マシンが観られるとあっては行かないわけには
まいりません。

まずは自宅から一番遠い横浜そごうに行ってきました。
出迎えてくれたのは2008年ホンダRA-108と1991年マクラーレンホンダMP4/6です。


なにはともあれホンダミュージックの最高峰V12エンジンを搭載しアイルトン・セナに
三度目のワールドチャンピオンをもたらしたMP4/6ですが・・・

いやあ実にシンプルな見た目ですよね。隣のRA-108と17年の隔たりがあるとはいえ
空力的デバイスがゴチャゴチャとした2000年代のマシンはどうにも馴染めません。


忘れちゃならないノーズ先端の「ジャンプ」のロゴ
こんなにちっちゃいのにかなりの広告料だったと聞いたことがあります。
当時少年ジャンプでもF1マンガが連載されていましたね。


ちゃんとマルボロロゴが入っています。市販車のマクラーレンのディーラーにも
マクラーレンF1マシンが飾られていたりしますがタバコ関係のロゴは全て剥がされており
なんとも興ざめ感丸出しなのですがやはり
歴史的価値のあるものは本来の姿で展示すべきだと思います。

お次は渋谷西武へ、いつもは乗り換えするだけで駅舎外に出ることは無い渋谷駅から
久しぶりにスクランブル交差点を渡りました。(当然東急5001車両をかすめて)


さて渋谷西武では2箇所に分かれて展示されていました。
まずはレーシングスーツやヘルメットの展示物のあるA館です。


こちらはマクラーレン・ホンダ黄金期を支えたたった3人の英雄のヘルメットです。
果たしていずれここにアロンソやバトンのヘルメットも並ぶのでしょうか?

しかし出来れば中嶋悟やネルソン・ピケ、ナイジェル・マンセルらの
マクラーレン以外のホンダドライバーも展示して欲しかったですね。

そしてB館ではメインエスカレーター前に今年2015年仕様のMP4-30が!
開幕戦にこのカラーリングで出走するのかまだ不明ですが
やはりこのカラーリングはメルセデスにしか見えませんね。


そしてその奥にはなんと2輪のRC-162が!これはパンフレットにも載っていなかったので意外でした。

250CC4スト4気筒から45馬力を発生したエンジンは
1961年ということを考えれば
当時いかにハイパワーだったことでしょう。


こういうステアリングダンパー?ってこんな昔からあったんですね。

最後に池袋西武へしかし改札から一番遠い別館で展示されていたので
結構歩かされましたね。



これぞ正に最強の名を欲しいままにした1988年マクラーレン・ホンダMP4/4
16戦中15勝というインパクトは去年のメルセデスをもってしても
塗り替えられるものではありませんでした。
何せメカニカル的なトラブルはほとんど発生せず厳しい燃料規制もクリアした
燃費も最も良いのに最もパワフルなエンジン
最速と最優秀な2名のドライバーというおよそ弱点の無いチームにとって
それは当然の結果だったのかもしれません。



サイドポンツーン上の小さなインダクションポッドが特徴的です。
去年からターボエンジンになったF1でもこういった姿が見られるかと思いましたが
シングルターボなのでそこまでNA時代と変わらない見た目になりました。



今やレーシングカーでもめったに見なくなった真円のステアリングと
H型パターンのMTシフトレバーが時代を物語ります。

ちょっとここで歴代マシンのリアセクションを見比べてみましょう。

如実に違いが分かるのは意外と後ろ姿かもしれません。
レギュレーションの違いがあるとはいえどんどん複雑化していってますね。

こちらにもレーシングスーツが展示されていました。
セナの各年代ごとと2000年代のオールホンダ時代のドライバーのスーツです。


実はマクラーレン・ホンダのF1マシンを目の当たりにしたのは人生二度目でして
大学生の時に北九州で開催された自動車ショーに展示されていました。
もう20年以上前のことですが、TVや写真でしか見たことのない
マルボロレッドが蛍光レッドだったことに驚いたことを覚えています。
今回写真を撮る時も測光パターンを変えるとなぜか完全にオレンジなってしまい
その時のことを思い出しました。


今回の催しですが三箇所の会場を巡るスタンプラリーも開催されていて
3つ集めるとポスターをもらえるのですが絵柄はタイトルにも貼り付けた画像と同じもので
失礼ながらあまり有難い物ではありませんでしたね。


さてもうすぐ2015年のF1開幕戦ですがテスト中の事故で残念ながらフェルナンド・アロンソは欠場となりましたが
「ホンダが帰ってくる」というのはかなり集客にも良い影響があるのではないでしょうか
今回三箇所を一気に回りましたが、私と同年代かそれ以上の方々が
結構多く会場に訪れていました。
日本にモータースポーツバブルが訪れた時代に若者だった年代にとっては
「F1のホンダ」が帰ってくるのはそれだけで当時の活気が蘇って来そうな感じになります。

さすがに初年度から上位に入ることは難しいでしょうから
大事に根気よく続けて欲しいものですね。
Posted at 2015/03/07 01:46:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | 日記
2014年03月07日 イイね!

帰って来た名門

F1のウイリアムズが今年のマシンカラーリングを発表しました。
既に噂になっていた通り、マルティニカラーを身にまとっての登場です。



世代的に私にはもうド・ストライクなわけでして懐かしのストライプが見れるだけでも
今年はウイリアムズに注目してしまいそうです。
長年続いた紺x白のカラーから脱却したわけですが
ココ数年は全く良い所が無く、不運のカラーにしか見えていなかったので
心機一転という感じにあふれていますね。



マルティニ自体も数年前にフェラーリにスポンサードしていましたが
小さな広告スペースに過ぎずイマイチ印象に残りませんでしたが
今回はタイトルスポンサーですからボディ全体に走るトリコロールストライプこそ
まさに本物の証ですね。
そう言えばマルティニと言えば70年代にモータースポーツに深い関わりを持つように成りましたが
F1においてはロータスやブラバムのスポンサーでありました。



特にブラバムは一時期の濃紺x白のカラーも印象的であり
ココ数年のウイリアムズがカラー的に似ていたこともあってか妙な因縁を感じます。



しかしなんといっても忘れちゃならないのが「ポルシェ」「ランチア」ですよ
かたやサーキット、かたやグラベルで大活躍したマシンに施されたカラーリングは
名門の証であり、子供の頃はお酒メーカーとはつゆ知らず
レーシングチームそのものだと思っていました。




モータースポーツが衰退して行く風潮の中で自動車メーカーや名門チームだけでなく
こういう歴史あるスポンサーが帰って来るのは意義あることだと思います。
最近の開催国の中には宗教上飲酒を禁止している国もあり、広告という意味では
厳しい環境にあるにも関わらず名乗りを上げたことは称賛に値するのではないでしょうか。



今年はブラジル企業からの潤沢なマネーもありテストで好調なメルセデスエンジンを
搭載していることもあってか活躍が期待されているウイリアムズです。
もう引退かと思われたフランク・ウイリアムズですがせめてもう一花咲かせて
数少ない純粋なレース屋としての意地を見せて欲しいものです。
Posted at 2014/03/07 13:01:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | ニュース
2013年05月15日 イイね!

ついに帰ってくる!

『2015年からホンダがF1に復帰』
本日付けで国内各メディアが報じておりどうやら正式なものとなりそうです。
今回はエンジン供給という第二期と同じ形で参加することになるようですが
パートナーは以前からの噂通り『マクラーレン』
懐かしい『マクラーレン・ホンダ』の名前が帰ってくることになりそうですね。


更に他チームへの供給が噂されており『ロータス』『ザウバー』が候補になっているとか。
これまた『ロータス・ホンダ』の名前が帰ってくることになれば
伝説の1988年を思い起こさずにはいられません。
このエンジン無くして勝利はあり得ないとまで言わせしめた
RA168型1.5L/V6ツインターボです。

来年から1.6L/V6シングルターボへと変更になるF1エンジンですが
V6ターボという形式以外はさすがに別物と考えたほうがよく
いかにホンダと言えども即トップを狙えるモノにはならないと思いますが
日本の自動車メーカーが帰って来ることだけでも意味は大きいはずです。

もう一つ気になるのはマクラーレンのタイトルスポンサーであるボーダフォンが
今年いっぱいで撤退し、かつメルセデスとのパートナーシップも終了することから
マシンのカラーが変更になる可能性が高いということです。
第一候補は往年の『オレンジ』
チーム創業者であるブルース・マクラーレンの故郷ニュージーランドの
ナショナルカラーですね。


1997年からシルバーのカラーリングになったマクラーレンですが
テスト中は時折オレンジに塗られたマシンを使用していました。


個人的にはマクラーレンといえばマルボロカラーの紅白なのですが
スポンサーでなくてもタバコ広告規制のために
タバコを連想させるカラーリングには難癖を着けられる恐れがあります。
実際今のロータスが黒地に金ではなくベージュなのもその辺への配慮かもしれません。



そこへ行くとオレンジは心機一転するチームにとっては最も相応しいカラーかもしれません。
ホンダにとってもオレンジはまんざら縁のないカラーじゃありませんし
ひょっとするとレプソルがスポンサーに就く可能性もゼロとは限りませんよね。
マクラーレンの代表であるホイットマーシュも
「我々が運よくオレンジ色が好きなスポンサーを見つけたら、F1で再びオレンジ色を見ることができるかもしれない」
と気になる発言をしています。


新しいエンジン規定にはよりパワーアップしたKERSが義務化されるので
ハイブリッド技術へのフィードバックが期待されます。
今後のホンダの新型車は続々とハイブリッドをメインに打ち出した市販車を発売することは明らかですから
かつての『走る実験室』というキャッチフレーズが再び用いられる時代になるかもそれません。
Posted at 2013/05/15 19:18:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | F1 | ニュース
2013年02月02日 イイね!

根源的なカッコよさとは

2013年仕様のF1マシンが続々と発表されてきましたね。
今年はV8NAエンジン最後の年となりますが去年物議をかもした
段差ノーズを隠すためのカバーが認可されています。


フェラーリ、フォース・インディアはカバーを付けていますが
ロータスは段差ノーズのままですね


マシン上面の段差が空力的に影響を及ぼすのは殆ど無く
下面を流れる空気の量が一番重要であることは
既に昨年の段階でわかりきったことだったのですが
「カッコ悪い」という理由でこういうカバーが認可されたという次第です。
ただ個人的な意見を言わせてもらうとそんな枝葉末節よりも
「このフォルム全体がカッコ悪いではないか」と思います。

全長5mを超えるも幅は1.8mに抑えられ、フロントの通称ちりとりウイングによって
視覚的に前が広くフタをしているようなこのフォルムはどう観ても
空気を切り裂くスピード感を感じさせてくれるカタチには見えません。



もう一つはこのハイノーズです。
ティレルを発端にし、ベネトンの吊り下げ式以降もはや標準仕様となった
このシステムもどんどんエスカレートしていき
まるでフロントが浮き上がっているかの様であり、大地に張り付くように
疾駆する姿やスピードを出そうと自然と前のめりになる動物の本能からも
かけ離れているように感じます。
コックピット内のドライバーはバスタブの端に脚を乗っけるかのような姿勢になり
不自然なこと極まりないものです。



レーシングカーというのは定められたレギュレーションの中で
最大の速さを求めて進化するものですから結果的にこうなったといえばそれまでですが
そのレギュレーションが20数年間安全性という名のもとに変遷していった結果
このようなフォルムを生み、些細な部分を隠すための部品を新たに作るというのは
なんだか本末転倒な気がしてなりません。
F1が様々な局面で存在危機に瀕しているのは疑いようがありませんが
「速さを感じる本能的なモノ」に根ざす要素をどんどん削がれていった事が
最大の原因ではないでしょうか?



私が80年代から90年代の最も激しい進化を遂げた時代の直撃世代だからかもしれませんが
それでもあの時代のF1マシンは素直に外見だけでも速そうなカタチをしていると思います。
それにウイングさえなかったいわゆる葉巻マシンも何故か今のマシンよりカッコよく見えるんですよね



安全性をないがしろにすることは許されませんがどうでもいいようなことに
ファンが一喜一憂するような結果を生むような規則だけは勘弁してほしいですね。
Posted at 2013/02/02 12:59:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | F1 | ニュース

プロフィール

「昨夜の雷雨明け雨水の他にボディの4辺に沿うように謎の黒い汚れが付着。おそらくカーポートの汚れが滴り落ちてきたようです。たまらずシャンプー洗車しました。」
何シテル?   03/25 15:21
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通っていなかった訳ではなく。(笑) 
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2013/09/12 09:54:24

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