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2016年12月31日 イイね!

自動車イベント色々 その3

前回の翌日11月13日に同じく横浜赤レンガ倉庫で開催されたポルシェミーティング
10回目となるこのイベント、晴天に恵まれるのは久々だそうです。


昨日のイベントにもポルシェはありましたが、まるでこの日のために温存していたかのようにおとなしかったですね。


世代的にポルシェの姿を覚えた原体験はこの930型からで
当時一桁だった私は「ポルシェ930というクルマ」だと思っていました。

それからしばらく経って356や911(ナロー)の歴史を知ることとなったのですが
伝説的なカレラRS2.7やRSRのカッコよさを認めつつも当時から既にクラシックカーの分類に見ていた記憶があります。




どうしても最新の991型やケイマン・ボクスターよりは964型までの時代のポルシェに目が惹かれてしまうのですが全国からポルシェが集まったというのに何故か「928」が1台もありませんでしたね。
またかなりお若いオーナーさんと話す機会があったのですが「934・935」という車種自体を知らないということに驚きました。



これも時代の流れというものでしょうが、グループ4や5といったレーシングマシンを知らない世代がポルシェオーナーになっていることに何だか自分が一気に年寄りになったような感覚でした。

928は来ていませんでしたが924や944は数台が参加していました。

本来ポルシェは911を70年代の内に廃止してしまう計画だったそうで
新世代を担うために誕生したFRポルシェは並々ならぬ気合を込めて創られたスポーツカーだったはずです。

珍しい右ハンドル仕様の944後期型


ご厚意で運転席に座らせて頂きましたが驚いたのがペダルのオフセットが全く無い完璧な右ハンドルだったことです。
これでチルト&テレスコピックステアリングが着いていたら今でも立派に通用するパッケージングでしたね。


会場内の最近のモデルに右ハンドル車があったので確認するといつも通り左寄りのペダルレイアウトだったことに比べると30年以上前に生まれたモデルの方が理想のドライビングポジションを可能にしていた事に驚くと同時に今の設計部は手を抜いているのか理想主義でスポーツカーを作っていないのか?と疑問が残りました。


これは911にしてポルシェにあらず
伝説のマシン RUF CTR 通称イエローバード
正真正銘のホンモノです

既にご存知の方々も多いと思うので詳しくは語りませんが
フェラーリF40が所持していた最高速度記録を塗り替えたマシンが一介のチューニング屋の作り上げたモノだったということでRUFの名を一躍有名にしたマシンです。


凄まじい性能を持ちながらその外見はあくまでノーマル然としており
ド派手なオーバーフェンダーでもありません。
そこが逆に底知れない怪物ぶりを感じさせます。

このCTRは930ベースでありながらフラッシュサーフェイスを本家に先駆けて行っており
最後の空冷モデル993型まで残っていた雨樋を削り取ったキレイなウインドウ周りが外見状の見分けるポイントでもありました。


前日のクラシックカーイベントでも気付いたのですがこの「雨樋」は昔当たり前にあったのですが、突如として無くなった装備のように思います。

このポルシェミーティング、単に新旧のモデルが集まるだけでなく
オーナーさんの思いが詰まった様々なポルシェも集まっていました。


外装の殆どをカーボン製に置き換えシザースドア化された911

外見もスゴイですがペダルにもこんな改造が


ヒール・アンド・トゥがやりやすいようにと嵩上げしたそうです。
最近のクルマはペダルの踏み間違え防止のためもあるのでしょうが
アクセルとブレーキペダルの段差が大きく、踵を支点にしてペダルを踏み変えるという行為がやりにくくなっていますが、この嵩上げは効果的ですね。
確かロータスヨーロッパの初期モデルはペダルの前後位置を調整できたらしいので
本来ドライビングポジションを極めるならそういう所にもこだわるべきなのでしょうね。



この黒い911ターボ、どこかで見たような気がしていたらかつて「湾岸ミッドナイト」の撮影用に造られた車両なのだそうです。



カレラRSRに73年ル・マン仕様さながらにフェンダーから繋がったウイングが流れるように美しく仕上がっていますね。


一方内装はクラシカルを基本としながらも現在の素材や加工で仕立てられており
新旧のミックス具合が上手いと感じました。

古いものに新しいものを組み合わせるといえばこんなのも


長いことシールドビームだった911ですが、さすがにHIDやLEDが当たり前の現代においてはいささかナイトドライビングには力不足
外見を崩すこと無くクラシック911で闇夜を駆け巡れるわけです。


不人気と言われている996型もたくさん来ていました。
しかしこれだけポルシェが集まりながらもさすがにアレは来ていませんでした。
当時の日本人オーナーの一人にビートたけしが居たそうですが
今はどうなっているのでしょうか・・・



ーつづくー
Posted at 2016/12/31 22:05:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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