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一天地六のブログ一覧

2017年01月03日 イイね!

自動車イベント色々 その7

最後はイベントではなく11月に行われた「ヤマハ歴史車両走行会」の取りこぼしだった
ヤマハコミュニケーションプラザに行ってきました。



12月24日クリスマスだけあって巨大ツリーの元には家族連れのお客様がかなり多かったですね。
地元磐田市では家族サービスによく使われる施設なのでしょうか?




1Fは現行車種メインに輸出仕様や海外で生産され販売されている
日本では見ることのないモデルも展示されています。


これは海外モデルですが150ccという日本では中途半端な排気量なので
発売されないかもしれないですね


タンク周りのデザインなどエントリークラスの割には凝っているのですが。

後部左側にはキャリアベースらしきものが。意外と実用性が高いかもしれません。


これはSCR950というモデルですがBOLTの色違いかと思いきや
アメリカ向けの試作車だそうです。


エリミネーターの代わりを探している人にはピッタリかも?


こちらの体験コーナーはオートバイで200kmオーバーの世界を体験しようというもので
実際の車両通りにクラッチレバーとペダルでギヤチェンジします。


私は乗らなかったのですが足元を見るに、バンク角を着けてコーナリングも出来るのでしょうか?

今やヤマハの代名詞ともなったクロスプレーンクランクシャフト
ノーマルクランクとの動作の違いが分かるような展示物ならもっと良いのですが



自動車用エンジンも幾つか展示されており
これは最近のレクサスやクラウンに搭載された
トヨタ久々の2000ccガソリンターボエンジン8AR型


4気筒2000ccというだけでなくボア・ストロークも86x86ミリと
かつて実用車からラリーカー・GTマシンに至るまで長くトヨタの2000ccを支えた
3S型エンジン
と共通点もあったのですが今回もヤマハが関わっていたとは知りませんでした。



そして11月に目の前を走り抜けた2000GTとLFA
やはり室内だと2000GTは金色というより黄土色ですね
当時の塗装技術ではメタルフレークを多くできなかったのでしょうか?


LFA専用の1LR‐GUE型エンジン
4年前の東京モーターショーで見たきりですがどう見ても4800ccV型10気筒とは思えないコンパクトさに驚きます。

エンジンで驚くといえば船舶用エンジン

VMAXと名付けられたこのエンジン4200ccV型6気筒と船外機でこんなサイズは初めて目の当たりにしましたが隣には更に大きい5300ccV型8気筒までありました。
海外のメーカーにもエンジン試作や製造を行っているだけにエンジンオンリーの展示会とかやってほしいですね。


こちらは無人ヘリコプターですが名前に注目


V-MAXがオートバイだけでなかったわけですが
FAZERという名前が着いています。

今もFZ1・FAZERというオートバイがありますが
日本語読みで「フェーザー」といえばFZ250PHAZERを思い出す世代。
ボディカラーも白地に青とFZ250にあったカラーリングですよね
残念ながらFZ250は展示されていなかったのですが・・・


2Fはヤマハの歴史を紡いできた製品が展示されています。


創世記のオートバイや


オートバイ以外の製品も



これはトヨタ2000GTの心臓、3M型エンジンです。
簡単にはクラウン用のM型にヤマハ製のDOHCヘッドを載せた物ですが
このM型は後に7Mまで続く非常に息の長いエンジンでしたね。

こちらはセリカやレビン、果てはコロナ、カリーナに搭載され4A-Gが誕生するまでテンロクスポーツを支えた2T-G型1600ccDOHCエンジン

おそらく当時としては最も安価なDOHCの乗用車だったのではないでしょうか?


そして奥にはヤマハの歴代オートバイががずらりと並んでいます。


GPマシンが年代ごとに所狭しと並んでいますがスペース的に全然足りませんね


サーキットだけでなくオフロードでも強いヤマハの歴史


市販車の中には初めて見る物も

GTS1000A(1993年)
恥ずかしながら私はこのオートバイを知りませんでした。
ヤマハにハブステアの市販車があったんですね。
しかも電子制御式燃料噴射に触媒システムも搭載し
後の厳しい規制を見越していたかのようです。




残念ながら11月にお披露目されたスーパーカーOX99‐11は展示されていませんでしたが代わりにその心臓を持ったマシンが


ジョーダンヤマハ192(1992年)


ジョーダンF1マシンというとミハエル・シューマッハのデビューマシンとなったグリーンカラーの方が記憶に強いですが、それまでV8エンジンを搭載していたシャシーにV12を載せたせいでアンバランスになったマシンという記憶があります。



そしてヤマハはデザインにこだわりを持つメーカーという印象が強いのですが
それはこんなところにも




私が生まれる前の時代のモーターボートですがフォルムといいカラーリングといい
とてもモダンでタイヤの付いていないオープンカーにすら見えます。



ヤマハはバギーの生産ではすでに4輪車を作っていると言えなくもないですが
前回の東京モーターショーに出品された2シータースポーツカーの市販バージョンが早く実現して欲しいですね。


3Fのプラザカフェで少し遅めの昼食を取りました。

遠州の山並みとヤマハの様々な施設が眺望できます。
ちなみにアンケート用紙に回答してそれをレジで見せれば1割引きになります。
展示物へのリクエストも受け付けているので是非書きましょう。


さて15時あたり、このまま横浜の自宅まで帰るには少し早いと思い
途中で箱根に回ってマツダターンパイクラウンジで休憩して行くことにしました。


しかし到着したのは17時近く、すでにラウンジは閉店後。
頂上だけあってどんどん冷え込んできたしあっという間に暗くなっていきました。
1杯のコーヒーを飲むことも箱根土産も買うことなく、小田原方面に下って行ったのですが・・・


夜のターンパイクの下りを走るのは初めてで、ヘッドライトをハイビームにしても先の路面状況なんてまるで掴めません。
頭文字Dの連中はどういう眼をしてるんだろう・・・


アクセルをほとんど踏まずに走っていてもいつの間にか80kmオーバーした時もありヒヤッとしました。
タイヤはまだ下ろしたてのスタッドレスタイヤなのでハードブレーキングは厳禁
しかし後ろからえらく接近してくるクルマ(多分地元の人)もあり先に行かせようにも余りに近いため下手な減速は却って危険と判断し安全な退避スペースがあるまで走っている内にそのまま料金所まで着いてしまいました。

そして支払い時に窓を開けると強烈なゴムの焼けるような臭いが!!
すぐにタイヤを疑ってみたのですがトレッド面が崩れているとか
異常にタイヤが熱くなっていることもありません。
次の日、ホンダに持っていき下回りをチェックしてもらったのですが
ゴム質のものが付着しているとかマフラーハンガーが溶けているとかは一切ありませんでした。

一体何だったんですかねえあの臭いは・・・?
ひょっとしたら私の前に料金所を通ったクルマの残り香だったのかもしれませんが
そうなるとそのクルマのその後が気になります。


さて長らく続いた昨年末の自動車イベント関連の報告はこれで終わりです。
今年はもっと多くのイベントに参加したいと思っているので
今回のように溜め込まずにブログに上げていきたいと思います。


Posted at 2017/01/03 20:56:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月03日 イイね!

自動車イベント色々 その6

お次は12月4日に開催された「谷保天満宮旧車祭」


神社の境内にクラシックカーが並ぶ様子は
妙なミスマッチ感があります。
2回目の参加となり前回と違うクルマが結構ありましたが
際限なくなりそうなので厳選してお送りします。

こちらは前回と同じ場所に展示されていたホンダS800



珍しい輸出仕様の左ハンドルです。



実車を見るのは多分初めてです。
ロータス・エラン(2代目)


当時GMの傘下だったロータスがグループ内メーカーのコンポーネントを利用して造り上げた
FWD
のスポーツカー


エンジンはいすゞジェミニ用の1600ccDOHCを搭載し当時のいすゞ車にあった「ハンドリングバイロータス」との関係性も感じられます。
というのもエンジン候補には三菱ミラージュの物も挙がっていたそうで、もし三菱エンジンが採用されていたらその後どうなっていたのでしょうか?



とても前にエンジンがあるようには見えない低いノーズと
前後に短く横にグッと張り出したボディはランチア・ストラトスのように
正方形に近づいたディメンションで、当時のロータスがFWDのハンドリングを追求したかったという思いが外見からも伝わってきます。

スズキ・セルボ


先代のフロンテクーペの360ccから新企画の550ccになり当時はユーザーターゲットを女性に向けていたそうですが、顔つきはどちらかというとフロンテより精悍でむしろ男性向けのように思えます。



今時の軽自動車の主流からはとてもこんなカッコいいクーペは生まれないし
売れないでしょうがS660やコペンのようなスポーツ軽は作らないと公言しているだけに
スズキにはこういう路線もありなんじゃないでしょうか?

ポルシェ928



やっと出会えました!ポルシェミーティングですらお目にかかれなかったのは、このクルマの人気度を表しているのかもしれませんが
私は当時からこのデザインが大好きでした。
ファンの方には申し訳ないですが当時の911が一気に古臭いクルマに見えてしまったモダンな曲面デザインは今でも立派に通用すると思います。
事実911がどんどん928化したデザインになっているのが良い証拠ではないでしょうか


このテール周りに最新のAMG-GTがそっくりなんですよね


ポップアップライトを上げると911顔になるのは当時後継車にしたかったポルシェの意思表示かもしれません。


BMW2000C



後の6シリーズにつながる近代BMWクーペの源流とも言えるクルマですが
当時は大変不評だったとか
理由はその顔つきで、グリルレス(厳密には伝統のキドニーグリルがありますが)と当時はまだ珍しかった異型ヘッドライトが前衛的すぎたのだとか。
しかしデザイナーがあのマルチェロ・ガンディーニとなればそれも当然かなと思います。

この時代を代表するBMW逆スラントノーズの揃い踏みです。



安全対策上、今では難しいのかもしれませんが再び採用して欲しいデザインアイコンですね。



コスモスポーツ



旧車イベントではおなじみですが実は前回もあったこのクルマ、非常に気になる所があって今回ようやくオーナーさんとお話することができました

まずボディカラーで、2年前の東京モーターショーやその他イベントで見たコスモスポーツの白はもっと青みがかった純白でしたが。
これはどう見ても黄色味がかった乳白色で、初めて見るカラーだったのです。
オーナーさんに聞くと前期型の白で当時のマツダ車の白は皆この色だそうです。
また細かいディテールにどこか今まで見たコスモスポーツとの違和感を感じていたのですが前期型と後期型のミックスだそうです。
コスモスポーツマニアならどれがどれのパーツか言い当てられるそうですが
恥ずかしながら私はまだその域に達していません。



何か違うと感じたホイールはオリジナルのスチールホイールから型取りして造られたアルミホイールだそうでコスモスポーツクラブで発案しマツダ本社の許可を取って作ったものだそうです。
他にも様々なパーツを「無いなら造ろう」とこれまたマツダ本社に念書を書いて許諾を得た、ある意味純正パーツですよね。
その他にもこのクルマにまつわる楽しい事も苦労話もたくさんお聞かせ頂き、いつの間にか2時間近くが経っていました。

それにしても旧車、特に日本車のパーツ問題はどのイベントでも耳にする話題です。
特に80年代以降、コンピューターが車両制御に組み込まれた時代から厳しくなっているそうでむしろ60~70年代の物はまだましだとか。
それでも欧米に比べると事態は厳しく、特にこういうイベントは自走で来るのが前提ですが、まず履けるサイズのタイヤがどんどん減っているそうです。
中にはトラック用のタイヤを着けているのもありました。



ポルシェは昨年、これまでに製造した車種に純正装着されていたサイズのタイヤをメーカーと協力して全サイズ再生産したことが伝えられましたが、メーカー主導でこういう活動が行われている事に、クルマに対する「想い」の違いを感じます。

さて、そうこうしている間に閉幕のパレード走行が始まりました。
JR谷保駅から国立駅を繋ぐ直線道路を周回して自然解散となりますが
道路を封鎖するわけでは無いので一般の車両も入り混じり、いつパレードが終わるのか退き時が掴めないのはご愛嬌。



旧車が通る度に拍手や手を振り、町の方達にはすっかりおなじみであることが伝わります。



そして先程のコスモスポーツも元気にロータリーサウンドを奏でてやって来ました。
私は普段は恥ずかしくて手を降ったり声をかけたりはしないのですが
今回ばかりはお礼の意味も込めて大きく手を振り、声援を送っていました。

ーつづくー
Posted at 2017/01/03 16:06:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「昨夜の雷雨明け雨水の他にボディの4辺に沿うように謎の黒い汚れが付着。おそらくカーポートの汚れが滴り落ちてきたようです。たまらずシャンプー洗車しました。」
何シテル?   03/25 15:21
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2013/09/12 09:54:24

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