一天地六のブログ一覧

先日プジョーが今年のル・マン24時間に出場しないことを発表しましたが
トヨタが世界耐久選手権への参加を発表したテストマシンのリーク写真が載りました。
ほとんどアウディのコピーのような姿ですが、注目すべきはハイブリッドエンジンという所ですね
ガソリンかディーゼルかは不明ですがかつてのトヨタF1＝TMGの手によるこのマシン
どの程度まで行けるのか楽しみですね。
もっとも参戦1年目はテストみたいなものでしょうから、じっくり腰を据えて取り組んで欲しいものです。

で、トヨタの参戦によって期待したいのがル・マン24時間のTV放送です
昨日のF1放送もですがかつてル・マンもテレビ朝日で生中継されていました。
ほぼ毎回視聴していましたが
忘れられないのがマツダ787Bが総合優勝した年です
ちょうど私は大学4年生で就活の真っ最中、翌日の月曜日は志望会社の面接日でした。
しかし結局最後まで見続け、ほとんど寝ないまま新幹線で面接に向かったのです
不思議なことに眠気も緊張もなくスムーズに終わり帰路でも疲れはありませんでした。
ロータリー最後の年に日本の雄マツダが悲願を成し遂げたことがまるで自分のことの様に嬉しく
その感動と興奮がそのまま力になってくれたような気がします。

そんなル・マン24時間もとうの昔にTV中継は無くなり、海外のストリーミング配信で
なんとか視聴できるに過ぎません。
トヨタ参戦となれば、できれば何らかの形でTV放送してくれるのではと願っています。
スプリントと違い耐久は独特の醍醐味がありますから単なる垂れ流しは
遠慮していただきたいのですが。
もちろんトヨタにも今度こそ表彰台の真ん中に立つ日まで撤退して欲しくないですね。

今年度からフジテレビは地上波でのF1放送をやらないそうです。
CSやBSフジのみで番組枠を設けるそうで
幸い自宅では民放BSも見れるので問題は無く
時間帯が今までのような深夜枠にならないというのがメリットでしょうか。

1987年以降F1全戦を放送してきたフジテレビですが
最近の不況や視聴率からいつ打ち切っても不思議ではない状態でした。
初期の頃は土曜日の昼間にF1とはなんぞやという特集番組まで組んでたのですが
そういうファンの下地作りもお座なりになって行き
結局一部の層のみにしか浸透しなかった感があります。

毎年シーズン終了後に放送される総集編も気合の入った内容でしたが
いつの間にか地上波では放送されなくなり
やはり日本ではモータースポーツは市民権を得なかったのだ
と実感したものです。

まあ無料放送が残っただけでもマシですが
日本の自動車メーカーという大口がスポンサードしない限り
いつまであるのかわかりませんけどね。

ホンダがデトロイトモーターショーで新型NSXのコンセプトカーをお披露目しました。
見た目アウディR8っぽいですが初代の何とも煮え切らない姿よりはましかな
V6をミッドシップマウントし前輪に左右独立のモーターを組み込んだ
ハイブリッドミッドシップAWDのようです。
エンジンの排気量やNAなのかターボなのかはまだわかりませんが
V8にしなかったのは時代の流れでしょうか
ちょっと気になるのは開発生産をアメリカで行うということです。
もう鈴鹿や栃木にはエンジニアがいないのかな？

まあ何にせよ日本スポーツカーの雄が復活するようで何よりです。
あとはRX-7かな。