涼宮ハルヒの消失終了、今年のＧＷも終わったな……。

率直に感想を言おう。

涼宮ハルヒの憂鬱と言う作品、それ自体は期待ほどのものは無かった。

そりゃ、一昔前のアニメと最近のアニメとで比較をしたらかわいそうだとは思うが……。

多分、有名さ故に、期待をし過ぎていたのだろう。

まぁたしかに、あれだけ有名になった作品だから面白くない訳が無いと、心のどこかで思っていたんだろうな。

しかし、その過大すぎる期待が裏目にでた。

正直、オレには涼宮ハルヒの憂鬱という作品が、あれだけ人気になった理由がいまいちわからない。

別に面白くない訳じゃない、あくまで『期待したほどではない。』という事なので、勘違い無きよう……。


きっと当時のアニメの中では、飛び抜けた作品だったのだろう。

しかし当時、オレはあまりハルヒに興味は無かったのだ。

地元では観る事も出来なかったし、華麗にスルーしていた。

今更ながら、２期として追加されたエピソードであるエンドレスエイトは、本当にあれだけの話数が必要だったのか疑問が残る。


しかし、涼宮ハルヒの消失を観た時、自分の中で変化があった。

そうか、涼宮ハルヒの憂鬱という作品があったから、涼宮ハルヒの消失をこんなにも楽しめたのか。

全てはこの為にあったのか。

一人ひとり考えは違うだろう。

しかし、オレにはそう思えてならない。


あの消失版長門は、反則なまでに可愛い。


しかし、そんなキャラクターなんかアニメにおいてはおまけ要素に過ぎない。

大切なのはストーリーである。

良いストーリーがあり、良いキャラクターが居るからこそ、そのアニメは名作になりうるのだと思う。


涼宮ハルヒの憂鬱


個人的な過大過ぎる期待と、最近観た良質アニメ群のせいで、あまりその良さを感じる事が出来なかった。

しかし……


涼宮ハルヒの消失


この作品を、あそこまでに楽しむ為には必要不可欠だ。

伏線の張り巡らされた本編と、それを一つ一つたどった劇場版。


このコンボは、最近内容よりキャラクターの人気で売上を伸ばす作品ばかりが際立つ中で、自分に久しぶりにストーリーを楽しむ感覚を思い出させてくれた。


ありがとう。