2012年01月21日
今日は前々から気になっていた、スズキMRワゴン(日産モコ)に試乗してみることにしました。
試乗は日産にて。
まず乗り込んでみて印象的だったのは、座りはじめは柔らかく感じるシート。
ホールド性が弱そうに見えて走ってみると意外に体が安定するという、何とも不思議なシートでした。
乗り込んでまず不安に感じた部分が、走らせてるうちに印象が変わるというパターン。
もっとも、十数分程度の試乗と1~2時間走らせたときの印象って変わったりするので、実際どうなんだろうなと思うところでしたが。
そして、Aピラーが太い割に見切りがよく、開放感のある視界。
ドアウインドウの面積が広めに取られているからのようで、Bピラーが斜め後ろに感じられるせいで圧迫感を覚えるということはありません。
ボンネット端が僅かに見えることで、車幅感覚もすぐにつかめます。
スズキ車にありがちな窮屈感もそれほど強くはありません。
ヘッドクリアランス十分、足下は強いて言えば前後感覚が狭いかなとは思いましたが、左右感覚はそれほど窮屈と言うことはないように思います。
走らせてみた感じの印象は、想像以上によかったといえます。
新開発のR06A型エンジンと、スズキ車で定評のある副変速機付きCVTの組み合わせは思った以上にスムーズでした。
加速時の滑り感も少なく、アクセルオフ時の減速感もスムーズ。
足回りも硬くもなく柔らかくもなくで、比較的不安定な挙動も少ないように思います。
これは確かにいい車だと思います。
続いて、スズキアルトに試乗。
こちらは先日発表された、MRワゴンと同様の駆動系を搭載したアルトエコではなく、K6A搭載の通常モデル。(今回のモデルはFのようです)
走らせると結構ロールもするし、坂を登ってるとパワー不足感がだんだん感じられます。
こちらは普通の4ATなので、上位グレードの副変速機付きCVTだともう少しパワー感があるのかも。
以前乗ったダイハツミラ(スバルプレオ)に比べると、ヘッドクリアランスもあり窮屈感はありませんでしたが、やはりボディサイズ的な限界でそれほど広いというわけでもなく。
また、現行ミラは全車ABS装備、AT車はすべてCVT化されたことを考えると、アルトは下位グレードではABSはメーカーオプション、ATはトルコンATというあたりは若干商品力として考えさせられます。(アルトバンに至ってはABS設定そのものがない)
モコに乗った後なので少し色褪せて見えた感は確かにありますが、変な癖があるような車ではないので、ベーシックなコンパクトカーとしては必要十分なのかなと。
最近色々と試乗しているおかげで、色々と必要な要素が見えてきました。
現在2号車計画は延期中ですが、最終的に発動する際はあまり迷わずに済みそう。
Posted at 2012/01/21 20:29:23 |
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試乗 | 日記
2012年01月15日
明日からの業務のため、今日はレンタカーを借りに行かなければいけませんでした。
今回借りることになったのはホンダ インサイト。
見切り悪いし、室内狭いしであまり好きな車ではありません。が、ハイブリッドカーなので燃費はいいんで、業務利用であれば割り切って使うほかありません。
予約していた時間よりも早めに到着しそうだったので、近くにあるダイハツディーラーに立ち寄り。
前々からあまりじっくり見る機会のなかったムーヴを確認。
思っていたより広い室内。リアシートスライドがあるので、荷物をラゲッジに載せたいときはシートを前に出せばスペースを確保できるのもポイントは高いです。
(このクラスの車だと、荷物と人のトレードオフになるのは仕方ないんでしょうね)
試乗させていただいたのですが、試乗車はムーヴカスタム。
思っていたよりヒップポジションが高かったのですが、ダイハツ車は全般にその傾向があるとは営業マンの弁。
現行モデルはミライースのエンジンやミッションを採用して燃費を向上させています。
(TNPだのSBNだの、最近のCMは気に入りませんが)
動力系と駆動系はミライースと同等と見て、燃費の違いはボディ形状と重量の差ってことでいいのかな。
アクセルを踏み込んだときの応答性は良好。皆無ではありませんが、CVT独特の滑り感はかなり少ない方だと思います。
この辺の印象はミライースとも共通しますが、重量がかさむ分多少鈍く感じるのは仕方のないところか。
不安定な挙動を示すわけではありませんが、全体的にふわふわした乗り心地だと思います。
交差点挙動を見るとロールは結構してるので、トヨタの小型車あたりでもありがちな挙動特性です。
サスペンションの動きでしなやかさを出しているというよりは、タイヤグリップで踏ん張っている感じもするので、タイヤを替えると乗り心地が変わってしまうのかもしれません。
もう少しワインディングでいじめるような走りをしないと、はっきりとしたことは言えませんが。
また今回はエンジンが冷えていたのでエコアイドルが結局作動せず。
アイドリングストップ搭載車の場合、夏と冬はこの辺の確認が難しいです。
ミライースのときはブレーキ踏力の判定がシビアだったので、その辺は確認したかったんですが。
以前レンタカーを借りて乗り回したマツダAZワゴン(スズキワゴンR)とはある意味好対照な車だと感じました。
シートの考え方はまさにダイハツとスズキでは逆なのかなと感じるところです。
挙動のクイック感を求めるならワゴンR、マイルドさを求めるならムーヴなのかなというのが第一印象でした。
現行ラインナップでは全車エコアイドル搭載で、Lが112万ですから、お買い得感は強くなってるように思います。
しかし最近の軽自動車は普通車からの乗り換え需要を無視できないからか、特に売れ筋モデルで装備が豪華になってきてるなと改めて思いました。
Posted at 2012/01/15 19:55:42 |
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試乗 | 日記
2012年01月14日
先ほど、病院に行った帰りに所用で事務所に行き、その帰り道に自宅最寄りのホンダディーラーに行ってきました。
目的はN-BOXの試乗。
店頭にはカスタム、少し奥にノーマルの試乗車が置いてありました。
外観的な違い以外はほとんど違いがないようで、大きな違いはカスタムにはターボモデルの設定があるくらいでしょうか。
ただ、主観ですがカスタムのシートの方が少し堅い気がしました。
外観はアクの強いデザインが好みであればカスタムなのでしょうが、カスタムはかなり癖の強いデザインなので、日常の足として使いたい人はノーマルの方が好まれるかなと思います。
(しかしライフDIVAとか好きな人は間違いなくカスタムでしょうね)
座ってみた感じ、かなり室内は広いと感じます。
また、思っていた以上に低床なので、乗り降りもこれだけの上背がある車という感じはしません。
今回試乗したのはノーマルのG・Lパッケージ。
走らせてみると、クリープが弱めなのが少し気になる感じ。
車重が1トン近いので、そのせいかなとも思ったのですが、それだけでもない気がします。
CVT独特の滑り感はもう敢えて無視するとして、アクセルワークに対する追従性は比較的良い部類に入ると思います。
ただ、ブレーキが効き始めの反応が弱いのと、強く踏むとカックン気味になるのが気になるところ。
見切りはそれほど悪くはないと思うのですが、あちこちにミラーがある割には視認性にはそれほど貢献してない印象。
重心が低いので、ハイトワゴンに乗っているという感じはしません。
良くも悪くもどっしりとした車なので、安定感があるとは言えますけど。
しかしライバル車よりも上屋が振られるという感覚は非常に少ないと思います。
総じてこれまでのホンダの軽よりも設計の新しさをはっきりと感じられる車です。
ただこの車、装備を盛りすぎという印象。
恐らくメインターゲットを普通車から乗り換える人に置いてるんじゃないかと思うのですが、オートスライドドアとか横滑り防止とかヒルスタートアシストとか、軽自動車としてはかなり盛りまくっているという感じがします。
素性は悪くない車なので、もっと素の魅力をアピールしても良かったんじゃないかと思わないではなく。
まあ、普通車からの乗り換えでタントやパレットを考えている人は、積極的に検討してみてもいいのかなとは思います。
Posted at 2012/01/14 15:47:14 |
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試乗 | 日記
2011年10月02日
そろそろ2号車計画の結論が出そうな状況ですが、本来の回答期限を大幅に超過されていて、こちらもかなりやきもきしています。
こっちも忙しくなったので、なかなか都合がつかないってのはあるのですが。
さて、ダイハツとのお話はこれまでミライース前提で進めていましたが、あまりの装備の中途半端さはやはり様々な側面から検討して、許容範囲を超えてしまってると判断しました。
そんなわけで、当初想定通り、ミラを前提に検討し直すことに。
そうなってくると、やはりスズキのアルト、スバルのプレオを比較対象として再検討せざるを得なくなってくる。
今日明日で最終的な結論は出せませんが、布石は打っておかなくてはならないかと。
そんなことを考えていて、通りかかったのが近所にあるスバルディーラー。
偶然プレオが止まっているのが見えたので、立ち寄ってみることにしました。
担当してくださった営業マン(最近はカーライフアドバイザーって言うんですな)は今年入社の新人くん。
まあ私は新人だろうがベテランだろうが、やるべきことをちゃんとやってくれる人なら特に差別しませんが。
いただいた名刺を拝見すると、なんだか見覚えのあるお名前……
どっかでお会いしてるのかな?と考えていましたが、ひょっとすると学生時代の同級生のご兄弟かもしれません。(実際どことなく似てるので)
さてさて、それはともかく。
表に止まっていたプレオは、普段は代車として使っている車らしく、試乗ということで乗ることもできるとのこと。
CVT車でしたが、早速試乗をお願いしました。
走り出しの印象はCVTの恩恵もあってなかなかパワフル。
普段はハイゼットに乗っているので、若干の窮屈さも感じはしますが、慣れたらそんなに気になりません。
しかし私くらいの体格にいなると、運転席のシートレールは一番後ろまで下げないとダメっぽい。
(そんなにガタイがでかいとは思ってなかったんだが。身長も大してないし、足短いし……)
まあこの辺はマツダのデミオとかでもあることなんで、まあそんなに気にするところでもないかなと。
フロントガラスが寝ている気がしますが、これも普段切り立ち気味のハイゼットに乗り慣れてるせいでしょうから、実際は大したことはないのかもしれません。(ミライースよりはマシでしょ)
ミライースに乗ったときはやたら高いヒップポイントがものすごく気になりましたが、プレオ(ミラ)はまあ自然。
ミラー形状がエッセ同様で、横には広いけど縦には狭いというハイゼットとは真逆の寸法で少し慣れは必要かもしれませんが、見づらいと感じる程でもなく。
この辺はミライースの方が視認性がよかったと思うけど、あれってムーヴあたりと共通な気がする。
総じて印象は悪くありません。
少なくともミライースの第一印象よりは好ましく感じたというのが偽らざるところです。
やや走行中の異音が気になりましたが、これはこの車が普段は代車として使われているということを差し引く必要があると思います。
不快なビビり音などはないようなので、特に問題視するポイントは見当たりませんでした。
そういえば、プレオってミラより1.5万ほど高い価格設定ですが、何か装備の違いがあるんでしたっけ?
来週はようやくハイゼットの点検。
そのついでにもう一度ミライースの試乗が出来たらと思っています。
Posted at 2011/10/02 18:25:57 |
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試乗 | 日記
2011年09月24日
今日は、昼過ぎからミラ・イースの試乗の予定でしたが、不測の事態で一度予定キャンセル。
しかし幸い早めに片付いたので、改めてディーラーを訪問しました。
到着すると、早速試乗開始。
エコアイドルはゼロ停止から7km/h以下で停止になったとのことですが、停止直前に先行してエンジンが止まるのがわかります。
しかし止まる瞬間に一瞬エンジンブレーキがなくなり、空走状態になるので、それが気になる人はいるかもしれません。
(ただしその状態ってブレーキをかけてるはずなので、ぶっ飛んでいくことはないと思います)
エコアイドルの作動に関して、ちょっと解除が過敏な感じがします。
わずかにブレーキにかけている踏力が弱まるだけで、解除されてしまいます。
また更に悪いのが、一度解除された状態で走り出さない状態になってしまうと、そのままエコアイドルが作動せず延々とアイドリングしてしまうこと。
仕様上、一度走り出してある程度動かないとエコアイドルが作動しないようになっているようです。
アイドリングストップの作動と停止が過剰に繰り返さないようにということなのでしょうが……
今回は燃費重視で走らせたのでわからないことも多いのですが、パワー感も不足はない感じです。
コーナリング時の挙動などは、確かにボディが軽いんだなと感じます。
室内は確かに広いんですが、着座位置が妙に高いのに、空力重視でフロントガラスが寝たデザインなので、慣れるまではかなり狭く感じます。
チルトステアリングがついているのが最上位グレードだけだそうで、ドラポジをつくるのもちょっと難しい感じ。
率直な感想を言うと、ちょっと癖のある車って気がします。
けっして悪い車ではないのですが、良くも悪くも独特感がありますね。
なんでも正式発表後、ミラ・イース以外の受注が入らないという、プリウスショック並の事態が発生しているのだとか。
この車って利幅はあまり大きくなさそうですから、売れまくるのも善し悪しなところがあるのかもしれませんね。
Posted at 2011/09/24 23:59:36 |
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試乗 | 日記