2011年04月14日
ここ数日立て続けに起こっている出来事、それ自体は無視しておけばいいような取るに足らないことだとは思う。
しかしそういうことが起こることからして、やっぱりみんカラを選んだのは間違いだったのだろうかと考えてしまう。
私がみんカラを使うことにしたのは、車関連のブログをやるにあたって便利な機能がそろっているサービスとして選んだ結果であって、そもそものところでSNSという見方はまったくしてない。
SNS的機能は確かに用いてはいるけど、それは提供サービスを利用しているだけという感覚で、そこにSNS的なものを求めているわけでもないってのが正直なところではある。
大体からして、私はSNSが大嫌い。
もっと言うと「内に内に」向いていく閉鎖的なつながりってやつが大嫌い。
別にSNS的なもの(mixiとかGREEっぽいもの)が好きな人を否定はしないし、みんカラを運営サイドが言うようにSNSとして用いることを否定はしないけど、私にそのスタンスを強要するのはやめてほしいとも思う。
なぜSNSが、ひいては内向きの閉鎖的なつながりが嫌いなのかというと、あるひとつの価値観や思想を共有化していこうという考え方はともかく、それがどんどん強制的になっていくことにある。
「価値観や思想を共有していて当たり前」とか「共有しないなんておかしい」とかって考え方がどんどんはびこっていく。
それに違和感を抱く人間がそれを口にするとよってたかって思想を押し付け、それを拒むと壁を作り、そこから離脱しようとすると更に攻撃を加える。
そして彼ら曰くの「異物・異端」を排除することで正義を完遂したかのように勝ち誇る。
どこかで見たことがある構図だぞと思ったら、ある種の共産主義に通ずるところがあります。
共産主義といっても、本来の共産主義的な理論ではなくて一部の為政者や独裁者が自分たちの権力を正当化するために用いた方ですが。
しかしそんな遠いところの話を持ち出してくるまでもなく、日本的SNSってやはり日本人の「ムラ社会」的な物の考え方をくすぐる仕組みなのでしょう。
みんカラがオーナーズクラブの類との親和性が非常に高いのも、そういう観点から考えてみると、なるほど良くも悪くも相性は抜群でしょう。
私は何事に対しても、あらゆる考えがあることを否定はしません。
様々な考え方がある中で、自分に合う考え方、まったく合わない考え方があって当然と考えているし、それは人の集まりにも同じことが言えると思う。
したがって自分とは考えが合わない人や集まりとは距離をとる自由は誰にでもあると考えている。当然その自由は私にもあり、それを行使する自由が私にはあります。
それに対して、思想を強要したり集まりから距離をとることを批難し中傷を行うことこそナンセンスであると考えます。
思うところを述べること、自分とは相容れない考え方を拒絶することを否定される筋合いはありません。大した付き合いを重ねているわけでもないような連中は尚更です。
彼らは私の何を知っているのでしょう。私は彼らの何を知っているわけでもありません。その程度の付き合いなのです。
人と人のつながりを求めること、集まりを作ることは否定しません。
しかしそこには様々な価値観が存在することを許容すべきと考えます。それを否定することを私は正しいとは思っていません。
日本人の奥ゆかしさは美徳ですが、辺りを憚って意見を言わないこと、意見を述べることを否定的に捉えることはナンセンスにも程があると思うのです。
この考え方がみんカラという世界では絶対的に拒絶されるのであれば、私はみんカラを捨てることに躊躇はないです。
昔話をひとつ。
私はかつて、海外のとあるオーナーズクラブの運営に携わっていた方からお話を聞かせていただいたことがあります。
当時の私は今以上にオーナーズクラブという存在に否定的でしたが、その方から伺った話で目からうろこが落ちました。
その方曰く「どんな趣味嗜好があったっていい。みんなが完全に同じ考えを最初から持っている必要もない。ただひとつ、“それが好き”だという気持ちがあればいいんじゃないの?」と。
異なる価値観があって当たり前だし、そうした意見の相違を埋めていくためにコミュニケーションをとるんでしょ?実際に会ってみたりするんでしょ?と。
更に「どうしても意見や考え方が合わないこともある。だとしたら無理に引き止めることはそれこそが悪だし、僕たちはその人を悪く言う筋合いもない。オーナーズクラブはひとつである必要もないし、僕たちのクラブが絶対無二のものだとも思わない。僕たちとは考え方が違うオーナーズクラブも僕は否定する気はない」と。
どの程度それが実行されているかは知りませんし、それは彼の理想論なのかもしれません。
しかし私はそれは素晴らしい考え方だと思うし、それでいて実はとても当たり前な考え方だと思われてなりませんでした。
しかし、あらゆる分野で日本でそれが実践されている場所ってどれくらいあるのでしょうか。
Posted at 2011/04/14 23:27:32 |
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雑記 | 日記
2011年04月14日
今日は仕事で大分県の中津市に行ってました。
厳密に言うと中津市街ではありませんが。
中津といえば、福沢諭吉とか中津からあげとか色々ありますが、ダイハツユーザーとして忘れちゃいけないのがダイハツ九州大分工場の所在地だってこと。
もちろん我がハイゼットの生まれ故郷です。
以前中津に行った際はダイハツ車が多いことが印象的でした。
JR中津駅にはダイハツ車が飾られ、町を歩くと他ではあまりお目にかかれないビーゴに立て続けに遭遇したりも。
今回は日田経由で山越えしたので市街地には行ってませんが、おかげでか予想外の光景に遭遇しました。
途中でハイゼットトラックのリフトを搭載したモデルやリアドアも窓がパネルで塞がれてる特装車に遭遇したほか、山国町に入ると冗談みたいに現行の(旧モデルよりも現行の方がより多く)ハイゼットに遭遇するのです。
全体的な印象としてダイハツ車が特別多いという印象ではなく、むしろホンダ車の方が多いような気がしたくらいです。
しかし遭遇するダイハツ車がムーヴやタントよりもハイゼットの方が多いという状態でした。
もちろん山側から入ったから余計なんでしょうが。
立て続けに3台ハイゼットとすれ違ったときは、さすがにビビりましたけど。
ちなみに中津市やJAおおいたの公用車に次々に遭遇しましたが、なぜかすべてハイゼットカーゴ、しかもS321V。
偶然だとは思いますが、それにしてはもの凄い遭遇率で驚きます。
ちなみにJAおおいた配備の軽トラにも遭遇しましたが、こちらも狙ったかのようにハイゼットトラック。
ハイゼットフリークとしてはとても刺激的な光景でした。
中津市街にも行きたかったのですが、それはまた別の機会にしましょう。
予想外のプチ聖地巡礼でしたが、なかなか楽しめました。
Posted at 2011/04/14 20:41:04 |
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ハイゼットカーゴ | 日記