東京「ゴロー」製・オーダーメイド重登山靴の初期メン
投稿日 : 2011年02月25日
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サンバーで和歌山~東京間を往復し、巣鴨の革製靴専門店「ゴロー」さんで長時間かけて採寸した上、ハンドメイドで製作してもらった登山靴が、約3週間後の本日、送られてきました。
最初はわざわざ東京まで来たのだから、一番高価な靴を選んでみたのですが、お店の方が私の登山スタイルを聞き出し、足型を見た上、「それならもうワンランク安いのが最適だよ。」とアドバイスしてくれました。試しに履いてみると、本当にピッタリで流石プロ!!!と驚きました。
また、安い方の商品を一押ししてくれる姿勢にもすごく好感が持てました。。
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15年間使用し、遂に穴が開いてしまって引退する登山靴(右 )との並びです。
今回引退する靴も大変履き心地の良い革製でしたが、構造が重登山靴ではなく動きやすさに重点を置いた靴だった為、革が薄く、補修が出来ないので泣く泣く使用を断念せざるを得なくなりました。
剱岳北方稜線、鋸岳、西穂高岳~槍ヶ岳縦走、妙義山稜線等々・・・危険な岩稜帯をこの靴で乗り越えた思い出が脳裏をよぎります。。。
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さて、いよいよ防水&皮革保護クリームの塗り込みによる初期メンテの開始です。
最初は革の表面が乾燥しているので、固形状のものではなく、チューブ入りのクリームを摺り込みます。
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靴全体に満遍なく塗り、使い古した歯ブラシで丁寧に塗り込んでいきます。
ビブラムゴムの靴底から2層目も革製品なので塗るのをお忘れなく。。。
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金具の間や歯ブラシの届かない所は、指で地下塗りしていきます。
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一次塗りが完了した段階です。。。
最初の写真よりもなんだか渋い色になり登山靴らしく見えてきたでしょう。。。
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高校1年の初夏に購入し、30年間使用した今でも現役の重登山靴(右)との並びです。。
この靴も年月を重ねると、段々右の靴の様になっていく事でしょう。。。
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4時間放置した跡、豚毛のブラシで強く擦り、油分を革に染み込ませます。。
この作業を日を置いて3回繰り返し、ようやく登山に履いて行ける様になります。。。
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