妻所有の車ににつき、2022年まではノーコメントでした。。。
「ロータリースポーツ」をわざわざ買うならTIPE-Sか標準仕様のMT車を購入するのが一般的な常識なのに、女性(妻)専用車という事で、妻は「走り」よりも「豪華装備」に重点を置いたTIPE-Eを購入しました! (´・_・`)
そしてナント TIPE-E に与えられた変速シフトはスポーツ性の微塵もない「4速AT」というその時代でさえも超ロースペックな仕様でした。
(ノД`)・゜・。
通常、ロータリーエンジン車と聞くと、昭和生まれの車好きな男性なら尻込みして購入を躊躇してしまうのが普通ですが、妻はエンジンの事なんて気にしませんから、私のためらいをよそに、一発購入してしまいました。
購入後は直ぐに大枚をはたいてフロントスポイラーを妻の好みの社外エアロ・オートエグゼさんのSE-03Cに換装。
もう妻も私も若くはないのでリアウイングは派手さを抑える為、あえてMAZDAさんの大人しい純正品で纏めました。。
その他のバックルームミラー等、室内装飾品類はマツダスピードや純正品で上品にまとめています。。(^^♪
RX-8には以前乗っていた「ソアラ2800GT」以上の加速性能を期待したのですが、ゼロヨン値ではソアラに軍配が上がりました。
しかしながら、モーターの様なビートな音を出すロータリーエンジンは、特定の速度域で加速の強弱が有る訳でもなく、どの速度域でも一定の高加速度を保つというレシプロエンジンには無い不思議な特性を持つエンジンでした。
妻が選んだTIPE-Eは、RX-8の目指すスポーツ性ではなく、豪華なサウンドシステムなどの内装や、柔らかいショックなど、快適なドライブに重点が置かれていましたので、この車が「スポーツカー」であるという認識はほぼ皆無だったのが、今となっては良かったのか、悪かったのか、よく判らない状況です。(´・_・`)
ただ、エンジンをほぼ車体の中央部に押し込めたこの車の回頭性能は超抜群で、峠のヘアピンカーブはお手のもの、あたかもプロドライバーになったかの様なハンドリング操作が可能です。
下手な軽四輪よりも回頭性能は良く、私が今までに乗ったどの車よりもカーブをなめらかに曲がれたと言ってもけっして過言では有りません。
RX-8は直線をぶっ飛ばす車ではなく、あくまでも山道を走るラテン系な車であることが判明しました (^^)v
妻はこの車の3層塗の赤色と、内装が赤革仕様である事、さらにオーディオ類やメーターの照明も赤色であったことが大のお気に入りでした。(^^♪
そしてこの車の最後はRX-8あるあるで・・・・
ロータリーエンジンのアペックスシールが劣化してガス抜けを惹起させ、高額な修理費用が必要となった為、残念ながら売却して Audi A1 に乗り換えました。(´・_・`)