ネットでいろいろ見てたらフリップダウンモニタが異様に安くなってる事に気付いた。
もちろん大陸製のアレな液晶モニタではあるが、興味を惹かれる。
自分が運転してる時は後席に人が乗る事などほとんど無いのだが、クルマで時間待ちをしたりする機会が多いのでテレビはよく見ている。
しかしシートを楽なポジションにするとインパネにあるナビ画面は下目使いで見なけりゃならず疲れてしまうし、頭が離れてしまうので画面も小さくなってしまう。
そんな事を思いながら以前に浮かんだのが「シエンタのシートアレンジを活かしてフリップダウンモニタで王様気分」計画だったのだが、高価になりそうだから想像のままで終わっていた。
ちなみにヘッドレストモニタやステー固定式モニタには否定的立場(嫁が高齢者や子供などシートベルトを必ずしも着用していない可能性がある者を乗せる機会が多く、衝突実験映像などで後席搭乗者の顔面が前席ヘッドレストにメリ込んでいる映像を見た事があるので)なので、フリップダウンモニタ以外の選択肢は考えた事が無い。
ザッと見渡してみると旧世代の4:3モニタは激安状態、16:9のワイド液晶でも10インチクラスが1万円程度で買えるじゃないか。
もーなんかフツフツと湧き上がったら止まらない(笑)から、さっそく購入してみる事にした。
選択にあたっては以下の条件で探す事にした。
・せっかくなので画面は大きい方がいいが、大きいと重いから不安(まだ取付け方法とか調べてなかった)だし、上下が無駄に長いとバックミラー視界に出張ってくるので、ワイドの10インチクラス
・運転席シートを倒しただけでも見たいから180度近くまで開くタイプ
・内蔵ルームランプが手動ON/OFFに加えドア連動点灯も可能で、さらに自作LED基板に交換し易そうなタイプ
これだけ絞ると選択肢も減って、条件に合致するのは1つだけになったのでトットと購入。
10.2インチ・WSVGA(1024x600)で、これなら不満無く見れるんじゃないかとホクホク。
んなワケでモノが届いてからネットで取付け方法を調べて下準備を開始。
シエンタは全てのルームランプがハメ込み式であり、ルーフフレームにネジ穴など無い上に、フレームとライニングには2cmほどの高低差がある。
ガッチリと固定する事が最優先なので、木製ベースを製作してルーフフレームに固定してから、そこにモニタ取付けベースを固定する2段構えでいく事にした。
ルームランプを外して取付け可能な最大サイズを測ってみて、木製ベースは13cm×7cmと決定、ルームランプの代わりにライニングを押し上げる役目も必要なので、少しだけライニングより沈みこむ様に厚みは20mmとした。
ホームセンターでアレコレ探してみると、ちょうど幅7cm厚み2cmの角材があったので購入し、加工サービスで13cmに切ってもらった。
長さが60cm近い角材だったので担当のおじいさんが気を利かせて4つも作ってくれたので、3回失敗しても大丈夫と心強くなった(笑)
とりあえずルームランプをハーネスから切り離し、バルブユニットをハーネステープでグルグル巻きにして絶縁処理(シエンタのルームランプはコネクタ式では無くバルブユニットがハーネスに直付きしている)し、ハンダ付けにて常時電源・アース・カーテシ連動線の3点セットを別配線で引き出してギボシ圧着。
モニタ付属の統合ケーブル(入力関係と電源関係が1本にまとまった太いケーブル)はルーフ中央から右Bピラー内を経由して運転席下まで引き出した。
運転席下には地デジチューナーユニットが設置してありアクセサリ電源とアースを引いてあるので、間にギボシを入れて共有接続とした。
2系統ある入力端子(映像・音声右・音声左)計6個のRCAコネクタも運転席下に一緒に出てきているので、RCAコネクタをハンダ付けしたシールド線を床下からインパネ経由でナビ裏へ。
ナビの映像出力端子に接続して配線作業は終了。
その後の取付けベース作業については写真を参照。
モニタによる違いもあるから参考程度に、って事で計画は着々と進行するのであった。
つづく
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Posted at
2011/10/10 03:35:38