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イイね!
2014年12月10日

皆さん交換しましたか?

皆さん交換しましたか? 奈良もスッカリ寒くなってきたのである。

シーズンを目前に冬支度を整えておかないといけないので、8カメ作業を中断して色々とメンテナンスをやってみたのである。



最初に冷却水の濃度や量の確認。
そん時にふと眼についたのがラジエターキャップだった。
どうも新車装着時から一度も交換されていない気がする。

普通、ラジエターキャップと言えばシール性と開弁圧に眼が行く。
シールパッキンが経時劣化してくると高温・高圧時に冷却液を吹きこぼしてしまい、冷却液の減少や冷却能力を削いでしまうし、周辺に不凍液成分が析出して汚れる。

意外に知られていないのが、エンジンが冷えてリザーバータンクから冷却液を戻す際の負圧側の弁も備えている事だ。
これが正常に機能していないと開弁圧以下でリリーフしてしまったり、逆に吸い戻しの際に十分に戻されなかったりする事もある。

ハゲオクで調べてみると、スパークプラグで有名なNGKのグループ会社であるNTKがアフターマーケット用にリリースしていて、バルクパッケージ品が送料込みで\750円だったので即買い。

と思ったら、オッサンの浅知恵で危うく間違った商品を買うトコだった。
今まで「ラジエターキャップの開弁圧は0.9kg/cm2が標準、1.1kgや1.3kgは走り屋用のスポーツパーツ」だと思い込んでいた。

が、念の為に調べてみるとNZ系エンジンは標準が1.1kg/cm2、もうちょっとで冷却性能を落としてしまうところだった。
エンジンが完全に冷えてからカラフルな新品キャップに交換して終了。


そして今回の主役、スチール製オイルレベルゲージ。

ネッツの知り合いメカと話をしていた時に「まだプラスティック使ってるんですか?」と聞かれたのがキッカケだった。

悪名高いプラスティック製である事はもちろん、スチール製に流用コンバートした話は聞いた事があるのだが、他車種はもちろん同じシエンタでも中・後期のモノを流用してもレベルゲージがアテに出来るかどうか保証が無い。
ゲージの全長、シールリングのパッキン性能、オイルレベルの信頼性、これらを調べるのも面倒なので、スチール製に替えたいとは思いつつも放置されていた。

彼が言うには「対策品に品番変更してたと思うんですよ」
「え!?」
さっそく調べてもらうとホントに品番変更されていた。
つまり現在、シエンタのオイルレベルゲージを発注すると、前・中・後期型に関わらずスチール製のオイルレベルゲージがやってくるのだ。

しかもプラスティック製は\900ちょっとしていたのが、対策品のスチール製は\700ちょっとと、\200も安価になってたりする。
即時発注し、今回ようやく念願成就である。
これでオイル残量を確認する際にも、恐る恐る挿し込まなくて良いストレスフリー仕様になった。

後期型は間違いなくスチール製だろうし、中期型も恐らくスチール製なんじゃないかと思うが、前期型は確実にプラスティック製なので、自分のシエンタのオイルレベルゲージがプラスティック製の人は是非とも交換をお勧めする
先ッポが折れてオイルパンを外すハメにならないように。

ウチのシエンタから外したカラッと揚がったプラスティック製ゲージは、交換後に右手で握って親指で押したら鉛筆を折るより簡単にパキパキに折れたのは内緒の話。



ちょーっと弱り気味だったバッテリー、4年以上頑張ってくれたのでスッパリ交換。
真冬の早朝一発目にセルが弱々しく回るのは心臓に良くないし。

韓国製で信頼性も増してきたアトラスバッテリーの60B24R、アマゾンで送料無料の\4760なり。
交換後はクランキングでフューエルカットが入りそうなぐらい(笑)セルが元気に回る様になった。
徐々に弱っていくと最初の状態って判り難くなるんだなあ、と今さら眼から鱗。



友人メカが昔からやってるメンテナンスのマネ。
ヘッドライトの曇りと同じくワイパーアームの塗装の痛みも、車齢を古く見せてしまう要因の一つ。

意外に作業は簡単。
化粧カバーと対辺12mmナットを外しフロントワイパー両方を取り外し。
ロックレバーを押しながらスライドさせてブレードをU字フックから取り外し。

モーターとの連結部分の穴を利用して針金で吊るし、シリコンオフなどで脱脂したらツヤ消し黒でササッと塗装して乾燥。
厚塗りする必要も無いし、神経質に塗らなくても失敗も目立ちにくい。
乾いたら元通りに組んで終了、たかがワイパーだが漆黒が映えるとクルマが若返って見えるからコスパ抜群な作業なり。

ちなみにアームの裏に「D」の刻印があるのが運転席側(Driver)、「P」は助手席側(Passenger)、ブレードは長い方が運転席側。
覚えとかなくてもいいし、忘れても困らない。


リアワイパーはフロントの様にブレード部分が外れないが、代わりにワイパーゴムが簡単に外れるので、ブレードも含めて全体を塗装。
化粧カバーを外してロックナットは対辺10mm。



あれから2ヶ月経過したヘッドライト。
黄ばむ事も、曇る様子も全く無く、美しいままである。

このまま、ずっと綺麗でいてくれます様に。


そんなこんなで冬支度は終了。
個々の効果は薄い作業でも、まとめてやるとクルマが元気になった気がする。

来年には新型が出るとのコトらしいが、ハイブリッドは興味薄いし、デザインもシエンタらしくなくなるっぽいし、積極的に乗り換える理由が無いので、このクルマを壊れるまで乗ってくつもりだからメンテナンスを怠ってはいけないのである。

もし壊れても後期最終型の3年か5年落ちを買いそうな気がする・・・
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Posted at 2014/12/10 04:15:05

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