
会社からの帰り道、見知らぬ番号からの電話に出るとアルファロメオ○○○店からの電話でした。
なんでもアンケートに答えてもらった人に来店案内を掛けているのだとか。
う~ん・・・なんかそんなこともあったような・・・
というわけで日曜日、実車とカタログでも見れたらいいな~とお邪魔してきました。
まずは展示車を眺めて・・・って子供共々4Cに興味津々(笑)
遠目には見たことありましたが、近くで見ると低っくいなぁ~
座らせてもらいましたが、目線が立ってる人の腰かそれ以下。
乗り降りにはドアをガバっと開けないといけないから駐車場を選ぶね。
ここでアンケートに興味ある車として書いた(らしいw)ジュリアを拝見。
あれ?この車って4645mmしかないの??
見た目にはもっと大きく見えるんだけど、Mazda3セダンと変わらないのは意外。
全高が1435mmでFRと室内空間は厳しいかと思いきや、さすがに後席の高さ方向に余裕はありませんが狭さはまったく感じません。
そんなこんなで試乗車を用意してもらえましたw
まずは(?)スーパー
・エクステリア
デビュー前から気になっていた車なので偏見たっぷりですが、オーソドックスな3BOXでありながらワイド&ローでいいですね~
ちょっと目ではなく目玉が離れているところだけは減点ですが、私は好きです。
このDにはローダウンした展示車というか社員の車もあったんですが、この車はノーマルで乗るのが似合っていると思います。
・インテリア
勝手なイタ車のイメージではアナログチックかと思っていましたが、ハイテク満載。
あれやこれやのボタンがあって慣れるまで大変かな(汗
このグレードは内装は黒系のレザーと木目調で落ち着きがあり、また触ればいいものを使っているのが素人ながらにも感じられてアルファロメオの情熱的なイメージが良い意味で裏切られました。
革シートは張りが強く、「硬い」というのが第一印象。
なんですが、滑ることもなくなぜかしっくり来るという今まで経験したことがない不思議な感覚。
表面は張りがあれどもアンコはしっかりクッションが効いているようです。
シートポジションは経験上2台目のテレスコに余裕がある車でしたがシート高さがシートの前後で調整できず一律に上下する分、今までで一番しっくり来たMazda3より僅かに劣るかな?と言ったところ。
たださっきも書いた革の張りが経年変化で落ち着いた頃には逆転する可能性も感じられます。
・走り出して
あれ?
意外にフロントのインフォメーションが薄いです。
が、切り始めるとしっかり感じられる不思議。
普段FFのそこそこパワーの車に乗っている身からすると、FRの素直なハンドルはやや軽くやや神経質に感じますが外乱やトルクに影響されないので慣れると楽しいです。
足回りはしっかりしてはいるんですが、細かい段差を越えたときにもう少し早い収まりが欲しいところ。
ちょっとラグジュアリーとスポーティの二兎を追って中途半端感が感じられます。
といってもメガーヌGT220比なので、BKアクセラ+ローダウンサスの遠い記憶と比べるとあの硬さで2段階くらい落ち着いた乗り味ですかね。
ブレーキはストロークは大きくなくリニアで私ごのみですが、車重とパワーを考えるともう少しだけ効きがいいと安心できるかなぁ?
アクセルを少し深めに踏んでみましたがいたって普通。
これ、悪い意味じゃなくてFRで操舵に影響が少ないことと電子制御があることでまったく持て余しません。
まぁ車重が1.6t近くあるのと200psなので絶対的に早いわけでない部分もあります。
ただそこはアルファロメオ。
街中を普通に流す分には静かな高級車なんですが、回すといい音がします。
良いのか悪いのかギャップが大きくてエンジンの高鳴りほどスピードが出てないと感じてしまいました。
私として一番感心したのは視界。
フロントウインドウは高さに余裕があって、ボンネットが見えてルームミラーを邪魔に感じない車は最近の車では思い出せない・・・
ルームミラーや目視で後ろも不自由なく見え、デザインがありながら電子制御に頼らない根本的な安全もおろそかにしていないのは車を長く造っている歴史なのかなぁ?
と試乗終わり、と思いきや今度はヴェローチェを用意してもらえましたww
・エクステリア
スーパーと大きく変わらず。
パッと見ではホイールが19インチの特徴あるデザインでブレーキキャリパーのカラーが赤(3色から選べる)くらい?
このホイールが良い値段するらしいですがw
・インテリア
スーパーの革部分が赤のものでした。
ちょっとキツイかな?と思いましたが厭らしくはなく逆にアルファロメオはこうじゃなくっちゃね、と思うのはアルファロメオだから?w
革シートはスポーツとなりますが印象は大きくは変わりません。
スーパーで物足りないサイドサポートがしっかり主張している上に電動でその幅まで調整できるのはさすが。
・走り出して
ん?エンジン音がスーパーと違う。
エンジンそのものは同じものですがパワーが違う分設定が違うからかやる気を感じる音が聞こえます。
そして足回りもスーパーで感じた中途半端感が一切なく揺れが一発で収まります。
足のセッティングと19インチのタイヤが決まっているようで一般的には硬い、となるんでしょうが私も子供も明らかにこちらが好みで顔をあわせてちょっとニヤけてしまったほど。
パワーはさすが280ps。
ちょっと深めに踏んでみると張りの硬かったシートの背もたれにじわっと沈み込むほど。
笑いがこみ上げる意外は(笑)、まったく破綻の欠片もなくいたって平常心でいられます。
・まとめ
いや~、これは刺激が強いです。車好きには響くんじゃないでしょうか。
乗っちゃダメだったかも?w
特に子供がいたってお気に入りでした。
スーパーとヴェローチェだと価格が35万ほどなので、この2グレードなら迷わずヴェローチェですね~
ただハンドリングや足回りに差はあれども、私はこのデザインと雰囲気が好きなのでベースグレードのターボが気になります。
最近流行りの安全装備が軒並み省かれる上に受注生産(半年待ち?)ですが、車の基本部分がスーパーと大差ないのであれば貧乏人には100万の価格差は大きいなぁと。
これでイギリス仕様そのままでもいいからMTがあれば今乗っているのがメガーヌじゃなかった可能性も無きにしも非ずと本気で思いました。
ただ私、500万超の高級車?の運転はしたことがなかった(ハズな)のでやや過剰な反応を示しているかも知れません。
この辺り、同価格帯のFRとなるクラウンやスカイラインに乗ったことがないので・・・
あとこのD、この日にはステルヴィオのクアドリフォリオなんて試乗車もありましたが私は興味ないのでパス。
むしろフィアット・アバルト併設Dだったので500と595のカタログも貰おうと思ったら、595コンペティツィオーネMTの試乗を勧められるとかw
幸い(?)にも試乗予約が埋まっていたので我慢となりましたが、営業さんからは来週の来店を誘われましたww
いや、さすがに毎週は行けないよ・・・