トヨタ純正 14アリスト用純正 アルミ中空フロントストラットタワーバー取付
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
今回取り付けたのはコチラの14アリスト純正ストラットタワーバーです。
強靭そうな見た目、純正品らしい品質の高さ、ポン付け出来る手軽さ、中古品として出回っている品数と価格…等々、多数の魅力を感じ、このパーツをセレクトしました。
2
まずは、現状のエンジンルームの画像です。
NAエンジンのボクのアリストはいかにも弱そうな印象を受けます。
コイツをこのパーツにより、筋肉質な力強い見た目に変えてやろうと思います。
また、タワーバー装着により、ボディ剛性を高め、ひいては走行性能向上にも期待が持てます。
3
早速、作業を開始します。
まずはアッパーマウント上のナットを左右それぞれ3ヵ所ずつ外します。
次に、タワーバー本体を外したナットで共締めすれば終わり…のはずでした…。
がッ!
ここからいくつかの問題にぶち当たりました…。
まず、画像の部分の加工が必要です。
画像中心のやや右付近に見えるヒューズボックスをボディにマウントしている10㎜のボルトの周囲がタワーバーの足に干渉し邪魔になります。
コレを削って干渉を無くします。
非常に寒い中での突貫作業でしたので、今回はとりあえずグラインダーで適当に削りました。
画像は加工後のものです。
これから取り付けをなさる方は、削り具合を確認し、最小限で済ませて下さい。
4
干渉が無くなりましたら、タワーバー本体を取り付けます。
…が、この時、通常はアッパーマウントを固定するナットとボディの間に画像の様なプレートが敷いてありますが、このプレートの厚みが邪魔になりタワーバーの取り付け穴からアッパーマウントのボルトが頭を出しません。
そこで、このプレートも外してしまいます。
5
さぁ、いよいよ取り付けです!
…。
アッパーマウントのボルトはちゃんと顔を出しているのに、ナットが咬んでくれません…。
…何故?
答えはナットの裏を見たらすぐに出ました。
ナットのネジ山がナット本体の奥まった場所から切られており、その場所までボルトの頭が届かないのです…。
6
急いで近くのホームセンターへ行き、この二つを購入しました。
端から端までネジ山が切られているごく一般的なナットと、タワーバーとの間に挟むワッシャーです。
M10 ピッチ1.25 14㎜
参考価格 2個入り 198円
M10 ワッシャー
参考価格 8個入り 198円
7
実は、ここからが大仕事でした。
画像は逐一撮影していたのですが、ボクのやり方はあまりオススメ出来ないものでしたので、割愛させて頂き、別な解決方法をご紹介します。
先程のナットで一旦は無事に取り付け出来たのですが、タワーバーがエンジンのスロットルボディと干渉し、室内に嫌な振動と音が響いたのです。
これこそが、NA車におけるこのタワーバーの装着率の低さの原因です。
そこで、ボクはタワーバー本体の加工を嫌い、干渉しているスロットルボディとサージタンクの一部をグラインダーで削りました。
皆さんにオススメするのは、タワーバーを設置する際、単純にボディ奥側のアッパーマウントのボルトにのみ2㎜程度のワッシャーを咬ませてかさ上げさせて逃がす方法です。
ただ、この方法ですと、若干タワーバーの効果が薄れるかも知れません。
しかし、リスクはゼロですし、まるっきり効果が無くなる訳ではありませんので、コチラの方法が宜しいかと思います。
初めは、タワーバー本体の取り付け部の肉厚を薄くする方法も考えましたが、突貫作業でエアツールも無かった為、断念しました。
画像は加工取り付け後のスロットルボディ部のものです。
1㎜程度のクリアランスが出来、嫌な振動や音は出なくなりました。
8
最後に、取り付け後のエンジンルームの画像です。
どうです?
なかなか力強く見えませんか?
装着後、実際に走行してみましたが、明らかにフロント廻りの剛性アップを体感出来ました。
片側だけでの段差越え…例えば、左側前後輪のみでマンホールを踏んだ場合などで、今まではフロント左右がぐらつく様な感覚だったのが、左の足がきちんと動いて路面を追従しているのがわかります。
少し速い速度域でのレーンチェンジの際にもワンテンポ遅れる事無くしっかりと狙ったラインで済ませられる様になりました。
感覚の鈍いボクが体感出来るという事は、大半の方が違いを実感出来ると思いますので、これからタワーバーの装着を予定されている方は今すぐに購入される事をオススメ致します。
では、さようなら。
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