今日は、山中湖のすぐ北側にある山域を山歩きしてきた。
今回は、長池親水公園に車を停めてから車道沿いを西側へ歩き、途中にある登山口から長池山、飯盛山、大平山、平尾山、石割山と経由した後に下山し、湖畔沿いを歩きながら長池親水公園へ戻ってくるという計画。
このコースは初心者向けのハイキングコースとしてガイド本などにも紹介されているけど、大体が舗装歩きは省いていてバス利用前提みたいな紹介のされ方をしている。
この山域は割りとよく歩いているもののバスは利用した事がないので、バスの便が多いのか少ないのか私は全然知らない。
長池親水公園。
日の出を迎える前に山中湖に着こうと早めに出発してみたが、山中湖の周辺は画像の通り…雨の心配はないが霧の影響で景色は全く見えず。
御殿場からだと富士山はくっきり綺麗に見えていたのに、目的地へ近付いてくると段々と霧が濃くなってしまいガッカリする羽目に。
とはいえ、天気予報は晴れのままだし霧が晴れるのは間違いなさそうなので、準備を済ませ山歩きを開始する事にした。
舗装路は雪が片付けられていて車で通るのに心配は無さそう。
ただ、ハイキングコースに入った途端に雪上歩きに変化する。
所々雪が無かったりはするけど、やはり全体的に積雪している所が多い。
今回履いた靴はキャラバンのGK69_02Mで、この靴は踝が痛くなりやすいのであまり使う機会が無かったが、最近行ったワックス加工とインソールの変更で再び使い始めるようにした。
で、歩き始めた途端に踝が締め付けられるような感じがしてきたので心配になってしまったが、歩いているうちにあまり気にならなくなった。
長池山を通過したのは気付かなかったが、飯盛山は地味ながら一応山頂を示す看板がある。
山中湖畔は霧が掛かっていて視界が悪かったのに、稜線を歩いていると天気は良く木々の間から綺麗な富士山が見えているではないか。
これは、早く眺望の良い大平山へ移動せねば!と思いさっさと移動する。
が、ここのハイキングコースは東海自然歩道…随分昔に整備され丸太の階段などが多く整備された山域で、階段の雪はしっかり踏み固まれて滑る場所がとにかく多い。
最初は靴だけで歩いていたけど、突然滑ってしまう箇所がどんどん増えてきたので大平山でチェーンアイゼンを付ける事にした。
大平山山頂。
この山頂はとても広くて、東屋やベンチが設けられているので休憩をするのにとても良い場所。
そして、何と言ってもこの山域随一の眺望の良さ!
山中湖越しに富士山が見えるのはこれから向かう平尾山や石割山でも同じだが、ここまで開放感のある眺望は大平山ならではと思っている。
記念撮影をしている後ろの山中湖は、まだ霧が完全に晴れておらず雲海のようになっていた。
稜線上はこんなに視界が良いのに、山中湖畔はまだ視界が悪かったんじゃないかな…こういう景色も山歩きならではと思う。
大平山でチェーンアイゼンを装着。
これがあると雪や氷の上でも滑りにくく頼もしい。
実際にコース上で氷になっている箇所を何度も通過したが、これが靴のままだったら乗った瞬間に滑って転倒してしまうだろう。
これに加えてトレッキングポールがあれば身体が安定しやすく安心感が増す。
大平山から平尾山へ向かう稜線は、穏やかな歩きやすいコースになっている。
コースの横にはシカの食害防止用フェンスが設けられているのと、山中湖側の中腹を眺めると多くの別荘が建っているのが特徴的だと思う。
平尾山山頂。
大平山ほどではないが、山頂は広く開放感のある眺望が広がっている。
富士山の手前には、霧が晴れてきた山中湖や先程登っていた大平山が見えている。
ここを歩く度に毎度思う事だが、本当にここは富士山や周辺の眺望をとことん楽しめるコースだと思う。
麓からの標高差も少ないので初心者向けのコースとして紹介されているのも分かるような気がする。
アップダウンが多くてそれなりに疲れるけど、最近よく歩いている沼津アルプスと比べれば累計標高差は全然少ないんじゃないかな。
平尾山から石割山へ向かうコースは、最初はクマザサの生えた穏やかなコースだが、石割山直下はコースが崩壊している箇所があり非常に歩きにくい。
これは積雪期・無雪期問わず歩きにくく感じるので、通行の際は最も気を使う場所。
石割山山頂。
石割山も眺望に優れた山で、中腹には山名の由来にもなった大岩のある石割神社があるため知名度・人気共に抜群の山である。
先程まで歩いていた稜線が見えており、その先に富士山が見えるという何ともダイナミックな光景が広がる。
いつもここは混んでいる事が多いが、今回は珍しく人の姿は少なかった。
まあ、人気の山だしこんなに天気が良いので時間と共にハイカーの姿はどんどん増えてくるだろう。
東京方面から来る人も多いので、スタートする時間が遅くなる人も多いみたいだし。
石割山中腹にある石割神社と、山名の由来にもなった2つに割れた巨大な岩は御神体。
石割山山頂からこの神社へ下るまで何度かハイカーの姿を見掛けたが、まあどんどん人が来る事…やっぱり冬でも人気の山なんだなと改めて思った。
短時間で済む山なんだけど、山頂直下は大きい段差が多かったり融けた雪が泥になって滑りやすかったりと歩きにくい箇所もあるのだけどね。
お参りしようとザックを下ろしたら、近くのハイカーに声を掛けられてコースの状況を訊かれたので「アイゼンなどの滑り止め」は付けておいたほうが良いと答えておいた。
逆にこれから私が向かう約400段の階段も怖ろしく滑るという情報も教えてもらったので、最後までチェーンアイゼンは外さないほうが良いかなと思いアイゼンを付けたまま歩く事にした。
石割神社より下も所々雪が残っているので滑りやすい箇所が多いが、用心しながら歩けば滑り止め無しでも歩けるかもしれない。
石割山の名物の約400段の階段。
ここを登る場合、登山口からいきなり階段が始まるので身体が温まる前に体力をかなり使ってしまうかもしれない。
今回は下りなので体力的には心配はないけど、このいやらしく残った雪を踏むのは確かに怖いよな。
幸い、チェーンアイゼンのお陰で怖い思いはせずに済んだけど、爪の長いアイゼンを階段で使うのはちょっと気が引けてしまうかも。
ここで、すれ違った団体のリーダーらしき方にコース状況を訊かれたので、縦走コースの状況を簡単に伝え「アイゼンは付けた方がいい」と伝えたら一斉に「えー」という声が聞こえてきて、むしろ私のほうが「えー」と言いたかった。
道路や駐車場などは除雪されていて分かりにくいけど、そもそも湖畔沿いですら積雪している地域なんだから、更に標高の高い山に登ればアイゼンが必要かどうかくらい分かると思うのだけど。
歩く人が多ければ積雪期でもコースに踏み跡が残るけど、こういう方達はハイキングコースが当たり前に除雪されていると思っているのだろうか。
中には「これくらいの雪、アイゼン無しで歩けなくてどうする!?」というタイプの方もおられるかもしれないが、そういう方は車を運転するにもスタッドレスタイヤやタイヤチェーン無しで雪道とか凍結路を走るのだろうか。
石割山登山口。
登山口のすぐ傍には駐車場があり結構多くの車が停まっていた。
すれ違う人が多かったから、車で来ている人が多いのかもしれないね。
少し歩けば平野にバス停があるのでバス利用の人も多いと思うけど。
山中湖畔を歩いいると、湖面の多くが凍っているのが分かる。
何でも氷の上にやたらと乗ってしまう観光客が問題になっているようで、地元の方がパトロールしたり進入禁止のテープを張ったり注意書きを設置しているが、それを無視して進入する人も多いようだ。
進入禁止のテープを確認した後に跨いで進入している者がいるのを私も見てしまった。
長池親水公園に戻ってくると、カメラで富士山を撮影する観光客が多い事。
やはり山中湖の氷が話題になっているからなのかな。
私はここへ来るまで撮影しまくったので山中湖の写真は充分満足。
という事で今回の山歩きは終了。
スント アンビット2で計測した今回の山歩きのデータ。
最大のピークは石割山だが、麓の山中湖の標高が既に高いので累計標高差は約670mとそれほどでもない。
石割山まで穏やかなカーブでアップダウンを繰り返しているが、石割山からは一気に標高を下げていく。
舗装路歩きが長い分15km近くの距離を歩いている。
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