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2017年12月23日 イイね!

12月23日 奥沼津・沼津アルプス縦走

12月23日 奥沼津・沼津アルプス縦走

12月23日、本日は富士宮市に完成した静岡県富士山世界遺産センターがオープンする日。

 

今月何度か外観を撮影していて、そのデザインや演出に感心していたのでオープンの様子を見てみたかったが、今日は絶対に山歩きをすると決めていたので諦めた。 

 

 

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静岡県富士山世界遺産センター。

 

近いうち建物の中も見てみたいね。

 
 

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12月23日の朝、日守山駐車場に車を停めて山歩き開始。

 

歩くのは奥沼津アルプスと沼津アルプス、標高400mに満たない低山が複数続く縦走だが、アップダウンが激しいため結構大変なハイキングコースとなる。 

 

 

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気温は0度くらい。 

 

寒いには寒いけど、登り坂を歩けばあっという間に汗だくになってしまう。 

 

 

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麓を見ると狩野川の水面から煙のようなものが立ち込めていたが、もしかしてあれが「けあらし」なのだろうか。 

 

 

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既にスイセンの花が咲いていた。

 

伊豆方面は花の開花が早いね。 

 

 

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大嵐山(地元では日守山と呼ばれる)の山頂から見る富士山。

 

丁度紅富士の時間に撮影出来たが、積雪量が疎らなので若干残念な感じがする。 

 

 
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大嵐山の次の大平山に着く頃には身体は完全に温まっていた。  

 

と言うより、大平山手前にある急勾配で汗を掻きまくり、シャツは既に汗でベットリしていた。 

 

大嵐山と大平山の間はアプローチが比較的長く、地形も急峻で梯子やロープが設置されているので注意が必要だが、低山ながら非常に変化に富んでいて面白い。 

 

 

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大平山と鷲頭山の間には、こんな人工的な階段が作られている。 

 

こういう場所は比較的歩きやすいからいいけど、土砂流出を防ぐための丸太の階段が年数と共に崩壊したような箇所は歩きにくくなっている。 

 

 

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鷲頭山。

 

木々が多いものの、広い山頂と部分的に眺望が良い方向があるのでゆっくり休むのに良いかもしれない。 

 

でも、この先にはもっと眺望の良い場所がたくさんあったりする。 

 

 

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海に近い場所をハイキング出来る山というのは魅力的だと思う。

 

 

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徳倉山に着く頃には山歩き2時間以上経過していたが、雲が掛かりやしないかと心配していた富士山はまだまだ綺麗に見えていた。。 

 

 

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徳倉山の激しいアップダウンを過ぎて横山に到着。

 

既に累計標高差が1000mを超えているので、脚が結構疲れてきている。

 

 

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今回の山歩き最後のピーク、香貫山。 

 

ジョギングやウォーキングコースとしてよく歩いている地元の岩本山とほぼ同じ標高の山だが、脚が結構疲れていたので山頂に着く頃にはヘロヘロになっていた。 

 

 

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山頂近くの芝住展望台は眺望が素晴らしい。 

 

富士山はもちろん、沼津市街地や駿河湾が良く見えるいわゆる大パノラマってやつかな。 

 

 

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中腹の香陵台にある忠霊塔と富士山…と言いたいところだが、富士山は木に隠れて見えにくい。

 

富士山と忠霊塔を一緒に撮れる場所がないか探したが、なかなか見つからず厳しいので諦めた。 

 

この後下山してバスで移動して日守山駐車場へ戻った。 

 

 

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今回の山歩きのデータ。

 

最大高度が400mに満たない割りに累計標高差が1300m近くになっており、アップダウンがかなり激しい山域である事がよく分かる。

 

今回の山歩きは、いつもと違う場所から富士山を眺める・撮影するという目的が強かったのでとても満足だった。 

 

山歩きのトレーニングとしてもなかなか効果的だったと思う。 

Posted at 2017/12/23 22:18:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2017年08月12日 イイね!

2017年8月12日 五竜でまるごと夏休み!らしい

2017年8月12日 五竜でまるごと夏休み!らしい8月の連休…今年も北アルプスの後立山連峰の山に登ろうと考えていた私は、今回は1人で唐松岳をメインに山歩きをしてみようと計画していた。
 
ただ、今年は梅雨時に雨が少なかったくせに、梅雨明けしてから雨の日が多いという何ともワケの分からない年である。
 
連休中の天気予報も正直なところあまり期待出来なかった。
 
まあ、それでも大荒れの天気予報ではないのでわずかな期待を持ちながら白馬方面へ向かう事にした。 
 
 


 
白馬五竜スキー場。
 
今回の計画は、スキー場のゴンドラリフトとリフトを利用して中腹まで移動し、そこから歩きで五竜岳山頂近くの稜線に出て唐松岳へ向かうというものだったが、 小雨が降り続く天気のため登るかやめておくか悩むに悩んだ末にこの日は中止する事にした。
 
ただ、山歩き自体を諦めたわけではなく、とりあえず周辺で一泊して翌日に登ってみようと考えていた。
 
 


 
山歩きを中止したためやる事が無くなってしまったので、とりあえずスキー場の上にある白馬五竜高山植物園に行ってみる事にした。
 
本当は登山のために利用する予定だったゴンドラリフトに乗り、スキー場の上を目指す。 
  
天気は残念ながら雨だったが、降ったり止んだりの小雨程度だったので傘があればそんなに濡れずに済むだろう。 
 
 

 
白馬五竜高山植物園。
 
スキー場なので冬はもちろんスキー客で賑わうこの場所だが、夏は登山者と高山植物目当ての観光客で賑わっている。
 
画像はオオバギボウシに囲まれた遊歩道。 
 
オオバギボウシはそれほど標高が高くなくても育ちそうな印象があるが、ここに咲いている花は標高の低い場所に比べて花期がかなり遅い。
 
 

 
ヒマラヤの青いケシと紹介されていた花。
 
名前の通り日本の固有種ではなく海外の花を植えたものと考えられるが、この花を育てるのはかなり難しいらしい。
 
雨に濡れて輝く姿がとても綺麗だった。 
 
 

 
ヤナギラン。
 
割りと寒い地域で育つ花だが、一応は高山帯でなくても見る事が出来る。 
 
花の色が目立つ事もあり、群生していると怖ろしい程に綺麗。
 
 


 
リフトで更に上へ移動するとシモツケソウが群生していて綺麗だった。
 
リフトの駅に近いため、五竜岳から下ってきた登山者がチラホラと見えた。 
 
山の様子を訊いてみようか考えたが、この日は既に山歩きを中止した後だったので訊くのはやめておいた。
 
 

 
コオニユリ。 
 
温暖な私の地元で良く育つオニユリにそっくりだが、コオニユリは山で育つオニユリで若干花が小さく形も違うように見える。
 
 

 
国内の高山植物では代表的な存在のコマクサ。
 
葉も含めてとても綺麗な花なのだが、どの花もくたびれてきているのが残念だった。
 
ここより標高の高い場所のコマクサはまだ全盛期だろうか気になる。 
 
 

 
こちらも国内の高山植物の代表的な存在のハクサンイチゲ。 
 
とても有名な花なのだが、私はこの花とは相性が悪いらしくなかなか見る事が出来なかったので、今回見れたのはとても嬉しかった。 
 
 

 
タカネマツムシソウ。 
 
高嶺という名前の通り、高山に咲くマツムシソウという意味らしい。 
 
この花はあまり馴染みがないかなあ。 
 
 

 
リリウムランコンゲンセ。
 
こちらは、日本の固有種ではなく中国のユリらしい。 
 
シジミチョウの一種と思われる複数のチョウが頻繁にこの花に留まっていた。
 
 

 
エーデルワイス。
 
学校の音楽の授業で歌われるくらい有名な花で、日本の固有種ではなくヨーロッパの本場アルプスを代表する花。
 
高山植物の代表格と言えるかもしれないが、ここのエーデルワイスは花が緑色なので葉や茎と同色で目立たないのが残念だった。
 
 

 
ヤマホタルブクロ。 
 
一応「山」とは付けられてはいるが、温暖な私の地元に咲いているホタルブクロと見た目がどう違うのか分からない。
 
ただ、地元のホタルブクロは6月に咲くのでヤマホタルブクロとは花期がかなり違う。
 
 
こんな感じで白馬五竜高山植物園を見て回ったが、予想以上に早く見終わってしまい特にする事がなくなってしまったので、1度家に帰り翌日また出直す事にした。
 
最初は1人で山歩きしようかと考えていたが、結局何だかんだでグダグダになってしまい、念のため友人に電話してみたら自分も一緒に登りたいと返事をもらったので、翌日は2人で出掛ける事にした。
 
という事で翌日は唐松岳に登りますが、ブログの続きは私の気力がある時にまた書きたいと思います。
Posted at 2017/09/07 23:52:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2017年07月17日 イイね!

ザックのリコールについて

ザックのリコールについて

私が愛用している山歩き用のザック、オスプレーのバリアント37というモデルがリコール対象である事を店の貼り紙で知りました。
 
説明では、ストラップやベルトに不具合があり、最悪の場合ほつれや破断が発生する可能性があるという事です。
 
現在、対象品を回収し新品に交換するという話です。
 
詳細はこちら
 
リコール対象は、旧型のバリアント52、バリアント37、バリアント28の製造日コードがメーカー発表と合致するモデルで、現行型のバリアント52、バリアント37は大丈夫なようです。
 
あと、カイト46、カイト36というモデルの一部も対象らしい。 
  
新品に交換するという事は、旧型のモデルを新品で入手する事は不可能なので、製造日コードが合致してしまった場合は旧型とはお別れになり現行型を代わりに使う事になるでしょうね。
 
製造日コードを確認したところ、私のもどうやらリコール対象になっているみたい。
 
旧型バリアントは、デザインに惚れ込んで購入し機能性も素晴らしいお気に入りのザックだったんですが、現行型のほうが性能は上でしょうし仕方ないですね。
 
 
*このブログを書いた後、メーカーへ送る準備を進めながらもう1度製造日コードを確認してみたら、私のはわずかに番号を外れていて対象外だったようです。
 
リコール対象ではないという事でこのまま旧型を使える事になると思いますが、製造時期のわずかな違いでリコールの有る無しって…これはこれでなんか怖いなあ(´∀`;)。 

Posted at 2017/07/17 08:11:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2016年10月29日 イイね!

2016年8月13日~15日 白馬岳山歩き 3日目は縦走を諦めて下山

2016年8月13日~15日 白馬岳山歩き 3日目は縦走を諦めて下山

今回は、前回のブログの続き、8月の連休に行った白馬岳(しろうまだけ)の山歩きの続きを書きたいと思う。
 
1日目に栂池高原スキー場から登山を開始して白馬大池山荘に泊まった私と友人は、2日目に白馬三山を縦走し天狗山荘に宿泊した。 
 
3日目の予定は、不帰嶮(かえらずのけん)を経由して唐松岳に登った後に八方尾根で下山するつもりだったが、3日目の天気予報は雨との事なので前日夜にどうしようか相談して、悪天候だったら唐松岳は諦めて下山しようという話になった。
 
1日目のブログはこちら→
2016年8月13日~15日 白馬岳山歩き 1日目は栂池高原スキー場から白馬大池まで
 
2日目のブログはこちら→
 2016年8月13日~15日 白馬岳山歩き 2日目は白馬三山縦走
 
 



 
スント アンビット2で計測した山歩きのデータ。 
 
移動は、天狗山荘から白馬鑓温泉を経由して猿倉に下山するルートで、朝6時3分に出発し所要時間は約4時間41分だった。
 
歩いた距離は8.59km、平均速度は1.8km、標高2794m地点から1308m地点までの移動で累計標高差は登りが321m、下りが1739mと特に下りの標高差がなかなか凄い事になっている。 
 
体力はもちろん必要だが、下り坂による足腰へのダメージが心配なコースである。
 
 

 
8月15日早朝の天狗山荘。
 
この日は朝から深い雲に覆われており、雨は弱いものの時々強い風が吹いていた。
 
前日の夜に縦走しようか下山しようか悩んでいた私と友人だが、悪天候だったら下山しようと決めていたので、今回は唐松岳は諦めて下山する事にした。 
 
天狗山荘から唐松岳に行くには長時間の縦走をしなければならないし、その縦走区間には日本三大キレットの1つと言われる不帰嶮(かえらずのけん)という難所があるので、悪天候の中その難所を越えていくのはあまりにも危険と判断した。 
 
という事で下山を決定したわけだが、実はその下山路もそんなに容易なコースではなかったりする。 
 
 

 
天狗山荘の外の様子。 
 
雲の中で景色など見えやしないが、そんな中を登山者達が次々と出発していく。 
 
中には唐松岳方面を目指して行く人達も結構いたが、私達は心配しながら見送るしか出来なかった。 
 
 

 
朝食として山小屋から受け取った弁当。
 
朝食は食堂で食べる事も出来るのだが、朝早く出発する人のために弁当を選択する事も出来る。
 
例えば、山頂で御来光を見たいという人がいたり、長距離の縦走を予定している人は朝早く出発しなければならないので、朝食などを食べていたらとても間に合わない。
 
そこで、弁当という選択も出来るようになっている。 
 
自分で食料を用意して自炊すれば朝食抜きや素泊まりにして宿泊代を若干浮かせる事も可能で、友人は山小屋の朝食に満足出来ないようで朝は自炊する事が多いようだ。 
 
弁当の画像を見ても分かるように、正直なところボリュームという点では少々物足りない。 
 
食堂で食べる朝食は、弁当と比べればもう少しボリュームはあるのだが、それでも平地の宿泊施設で食べる朝食と比べてシンプルなのは間違いない。 
 
体力を使う登山では、ボリュームのある朝食のほうがありがたいと思う時はある。
 
ただし、腹いっぱい食べてしまうと暫く動きが辛くなってしまうので程々にだが。 
  
友人は早速ストーブを使い湯を沸かしてレトルト食品などを温めている…私も一応アルファ米の炊き込みご飯とかレトルトのうどんも持ってきているのだが、面倒臭がりな私はストーブはザックの1番底に入れたままで出す気にならなかった。 
 
 

 
6時を回ったところで天狗山荘を出発。
 
強い風が吹き雨も降っているので、私も友人もレインウェアを着て出発する事にした。 
 
北アルプスの稜線は、真夏でも天候が変わればあっという間に怖ろしい寒さに変貌する。 
 
昨年の山歩きでも、五竜岳の手前にある五竜山荘付近で冷たい風が吹き怖ろしい思いをしたので、今回の悪天候も厳重に注意していく事にする。 
 
稜線を歩く距離は短いが、痩せた稜線に容赦なく吹く強風にバランスを崩し、顔面に当たる雨で鼻水が止まらない状態で歩いていると、前を歩いていた登山者達が足を止めて何かを見つめている。 
 
何かと思い私と友人もその方向を見てみると…
 
 

 
雲の中で見つけにくかったが、見つけたのはライチョウだった。 
 
こんな悪天候の中を何故?と思う方もおられるかもしれないが、ライチョウは天敵から身を守るため餌を摂る時など悪天候に行動する事が多いという。 
 
今回、私達は悪天候の中を歩いていたためライチョウを見つける事が出来たのかもしれない。 
 
 


 
怖ろしい風が吹く稜線を外れて尾根に入って暫くすると、登山道をウロウロするライチョウを見る事が出来た。 
 
人間の姿を見て登山道からハイマツの中へ入っていったが、今度はライチョウの群れが夢中でハイマツの実などを食べていた。
 
国内のライチョウは、ほぼ中部地方の高山帯にしか生息しない特別天然記念物だが、何しろ数が非常に少ない貴重な鳥なので生息している北アルプスでもなかなか見る事が出来ない。 
 
今回、縦走を諦めて残念な気持ちで下山するはずだったところだが、ライチョウを見れたのは運が良かったと思う。 
 
やがてライチョウは、深い雲の中に隠れ見えなくなったので私達も再び移動開始した。
 
 
尾根に入ると猿倉まで高低差1500m以上の下りが待っている。 
 
途中に登り返しもあるので、実際にはそれ以上下らなければならないので、自身の体重以上の衝撃を受け続け足腰に相当な負担が掛かる。  
 
 

 
チングルマの群生が素晴らしいお花畑が広がっていて綺麗だったが、晴れの中で見たらもっと綺麗だったに違いない…残念。 
 
 

 
尾根沿いにある鎖場。 
 
不帰嶮に比べればそれほどでもないのかもしれないが、下山路として選択したこちらのコースも決して安全というわけではないのが分かる。 
 
しかも雨で鎖も岩場が濡れているから怖い怖い。
 
まあ、岩場の行き来は非常に怖いのだが、強風吹き荒ぶ稜線を外れ尾根道に入ったら風はピタリと止んだいたので安心した。 
 
むしろ降ったり止んだりする雨には散々悩まされ、風が吹かなくなれば当然暑くなるのでレインウェアを脱ぎたいのだが、レインウェアを脱いで歩いていると雨足が強くなるので再びレインウェアを着たりと手間が掛かるのだ。 
 
友人は、それが面倒なのか稜線を外れて雨が止んでいるのを確認したら、さっさとレインウェアを脱ぎ雨が降っても構わずに歩いていた。
 
北アルプスとはいえ真夏の暑さは汗の量が半端では無く、いくらゴアテックスとか防水透湿性素材でも汗の量には追い付かないので、雨で濡れなくても自身の汗で濡れてしまうのは仕方のないところか。 
 
雨に濡れたままだと体温はどんどん奪われていき疲労にも繋がると思うので、汗で多少蒸れるのは仕方ないと考えてレインウェアを着る方が正しいと私は思っている。 
 
 

 
尾根を更に下って行くと、鎖場は終わり白馬鑓温泉小屋という山小屋に着く。 
 
名前の通りここには温泉が存在し山小屋が併設されているが、日本でも有数の高所の温泉であると同時に豪雪地帯でもあるので、厳冬期には山小屋は解体されているとの事。 
 
よって、山小屋はプレハブ造りの簡素な建物になっている。
 
ここで友人はトイレに入り、私は少し休憩。  
 
 


 
せっかくの温泉、しかも露天風呂があるのでとても入りたかったのだが、雨と汗で濡れた身体を風呂で流したとしても、再び同じ状況の中を歩かなければならないので風呂はやめておいた。 
 
ちゃんと女湯もあるので女性も安心みたい。 
 
どうせ雨や汗で濡れるから入らないという選択はたぶん間違いではないと思うのだが、それでもやっぱりせっかくの温泉なのだから、今頃になってあの時入っておけば良かったかなと後悔している。 
 
 
ジャンジャン湧き出たお湯は、勢いよく風呂から飛び出し麓に向かって流れて行く…高山帯を歩いている時にこんな景色を見れるとは思ってもみなかった。 
 
温泉好き…特に秘境的な温泉が好きと言う方は、日本有数の高所温泉である白馬鑓温泉を訪れてみてはいかがだろうか。 
 
ただし、交通機関が利用出来る猿倉から約4時間半の歩き、約800mの高低差を歩かなければならないが。 
 
高所で楽な温泉だとやっぱり立山のみくりが池温泉かな…あそこなら国内で1番高所の温泉だし、公共交通機関を利用してから徒歩10分くらいで着ける場所だし。
 
ただ、みくりが池温泉は露天風呂じゃないんだよなあ…屋内だから天候気にせず入れて私は好きだけど。
 
個人的には、剱岳の麓にある仙人湯や阿曽原温泉に行ってみたい…あそこは行くまでの行程が冒険的過ぎて正に秘境の温泉だと思う。 
  
 

 
豪雪地帯である事がよく分かる光景。 
 
この分厚い雪渓の下は勢いよく川の水が流れているが、真夏でこれだけの雪が融けずに残っているというのが凄い。 
 
あと、厚さ数メートルはあろうかという分厚い雪の塊が鋭く切れ落ちているのは見ていて怖くなる。 
 
 

 
 
冬は厳しい豪雪地帯だが、短い夏の間にたくさんの植物が花を咲かせる。
 
そんな豊富な高山植物を目当てに訪れる人も少なくない。
 

山歩きを始めた当初は花などに興味無かった私も、ここ数年で随分と花好きになってしまった。 
 
 

 
冬は厳しい豪雪地帯だから、夏は豊かな水源となり川となり麓へ流れていく。 
 
歩いていると小さな沢を含めて何度も川を横切るので、つくづく川の多い山域だなと思った。
 
まあ、これは他の山域に行っても同じ事を思うのだろうが。 
 
 


 
尾根をどんどん下って行くと、高山植物は終わりガクアジサイのような平地でも見られる植生に変わっていった。
  
段々と歩きやすい地形に変わったので、急な下りが続きブレーキのように力を入れていた足の力を抜き惰性で動かしてみた。 
  
緩やかな下り坂に変わったので、惰性で動かす足は面白いように動いていき、終盤になって1番調子が良い状態になっていた。
 
やがて登山道は終わり、登山口のある猿倉に到着し今回の山歩きは終了した。 
 
猿倉には猿倉荘という山小屋があるが、ここにいたカップルが栂池高原スキー場までタクシーで移動すると言うので、私達も同じタクシーに乗って駐車場まで戻る事にした。 
 
 


 
栂池高原スキー場に着いた後は、近くの風呂で身体を綺麗にし蕎麦屋に寄って帰った。
 
蕎麦屋はGoogleMapで探してみたが、人気のお店はやっぱり混んでいて、私達が寄ったこのお店も結構混んでいた。
 
ただ、私達が入った時は混んでいたけど、食べ終わる時には席にだいぶ余裕が出来ていたので、丁度混む時間帯に寄っていたんだと思う。
 
 
早い時間に下山出来たので白馬駅近くのパタゴニアのアウトレットショップに寄ってみた。
 
ここは以前から寄ってみたいと思っていたお店だったが、良いサイズは売りきれになっているので全然買える物が無かったのが残念。
 
 
帰り道は特に渋滞もなく、心配していた諏訪湖の花火大会の渋滞もまだ始まる前だったので全然大丈夫だった。
 
こんな感じで今回の登山は終わったのだが、今回は豊富な高山植物と見たい景色が見れた事で充分に満足のいく山歩きだった。
 
ただし課題も多く、特に急勾配の登り坂への対応はしっかり出来るようにしておかないといけないと痛感した。
 
一方で下り坂は全然平気で歩けてしまうので、得手不得手がハッキリしており今後の課題は登り坂のほうを歩けるようにするのが大事だろう。
 
以上で、今回の山歩きのブログを終了する事にする。

Posted at 2016/10/30 01:36:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2016年10月16日 イイね!

2016年8月13日~15日 白馬岳山歩き 2日目は白馬三山縦走

2016年8月13日~15日 白馬岳山歩き 2日目は白馬三山縦走今回は、8月の連休に行った白馬岳(しろうまだけ)の山歩きの続きを書きたいと思う。
 
前回のブログでは1日目を書いたが、今回は2日目の行動を書いていく事にする。
 
1日目のブログはこちら→
2016年8月13日~15日 白馬岳山歩き 1日目は栂池高原スキー場から白馬大池まで
 
 



 
スント アンビット2で計測した2日目の山歩きのデータ。 
 
歩いた距離は12.55km、平均速度は1.6km。
 
登りの標高差は1249m、下りは913mとなっているが、2日目は縦走なのでアップダウンの繰り返しでこの標高差となった。 
 
標高は、2443mから2913mまでとなっているので、富士山の高さで言うと富士宮口の新五合目から上の地点をウロウロしていたような感じだろうか。 
 
当然空気は薄いので、平地よりも息切れはしやすいし疲れやすい。 
 
朝の時点では平気だが、私の場合は高山病の初期症状がいつ出てくるのかが怖い。 
 
 

 
8月14日の朝、白馬大池山荘。
 
1日目に白馬大池山荘に泊まった私と友人は、2日目は白馬三山を縦走し不帰嶮(かえらずのけん)の手前にある天狗山荘に泊まる予定。 
 
白馬三山はアップダウンが多くなかなかきつい行程になりそうだが、時間的には余裕があるので山小屋にも割りと早く着けそうだ。
 
山小屋は、早めに着いた方が色々余裕が出来るので良いと思う。 
 
 

 
朝食を終えて出発の準備をしていると、他の登山者達が次々と出発していく。 
 
私達は、割りとゆっくりしていて出発は遅いほうかもしれない。
  
 


 
山小屋のすぐ傍にある白馬大池は穏やかで、空の色も山肌の緑も池の水面もとにかく美しかった。 
 
この青空だから、今日の山歩きは晴天が約束されたようなもの。
 
朝は若干冷えるが、この天気ならすぐに暑くなるだろうし眺望も期待出来るだろう。 
 
素晴らしい景色を期待して出発…アンビット2の記録だとスタートしたのは6時16分だった。 
 
 


 
コースの脇には、チングルマの実の群生が広がっている。
 
花期は8月中旬までのはずだが、暑さのせいかどの場所でも花は既に終わり実になってしまっている。
 
まあ、花でなくても綺麗なので全然構わないのだが。
 
 

 
 
高山帯の稜線は、高木が無いので視界が広く遠くまで見渡せる。 
 
この眺望こそが私が山歩きをしている理由の1つでもあるが、その分目的地が遠くから見えてしまうので、なかなか近付いてこない目的地に心が折れそうになる事もある。 
 
 

 
後ろを振り返ると、出発した白馬大池が段々と小さくなっていた。 
 
しかし、本当に大きな池だな。 
 
 

 
雲の上の稜線を歩いて行く。 
 
地元の低山歩きも魅力だが、視界が広く高度感のある景色は高山帯ならではのもの。 
 
登山をしていて勤務先などで変わり者扱いされる事があるが、山歩きをしているからこそこんなに素晴らしい非日常的な絶景が見られるのだ。 
 
登山する事を変わっていると思う人の趣味は一体何なのか知らないが、そもそも登山は少数派の趣味ではないと思うのだが。 
 
 


 
船越ノ頭という地点を通過。 
 
振り返ると白馬大池は更に小さくなっていた。 
 
 

 
絶景でよい稜線だけど、距離感が物凄く出ている景色なので、これからまだまだ歩くんだなと再認識させられる。 
 
 

 
チングルマの実とたぶんイワギキョウ。 
 
 

 
特徴的な鉄剣が刺さった小蓮華山に到着。 
 
何故こんな所に鉄剣が?と不思議に思ったのでネットで調べてみたら、どうやら信仰的な理由があって設置されているとの事…ただし書くと長くなるのでブログでは説明は省かせていただく。 
 
小蓮華山は、白馬大池と白馬岳の中間辺りに位置しているが、白馬岳の後には杓子岳や鑓ヶ岳といった他の白馬三山も控えているので、全体的に見ればまだ序盤のうちである。 
 
 

 
画像右から白馬岳へ続く稜線。
 
更に稜線を辿ると杓子岳や鑓ヶ岳、稜線はまだまだ続き唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳へと続いていく。
 
かなり遠方には槍・穂高連峰も見えている。
 
1つの稜線伝いに数々の名峰が見えて面白いが、目の前の稜線を見るとあまりのアップダウンの多さにこれからの行程が不安になってくる。
 
   

 
日本のヤリ3本。 
 
白馬鑓ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、槍ヶ岳、3つの「やりがたけ」が一緒に写っている1枚。
 
画像右側の1番高く見えるのが白馬鑓ヶ岳、画像左側の双耳峰が鹿島槍ヶ岳、画像中央のかなり遠方に見える尖ったピークが槍ヶ岳。 
 
 

 
 
きつそうなアップダウンの先にある白馬岳へ向かって歩いて行く。
 
段々と山頂に近付くにつれて、白馬岳独特の左右非対称な山容がハッキリと見えてくる。
 
所々に雪渓も見えてくるので、ここが気象条件の厳しい北アルプス後立山連峰なんだと実感する。
 
雪渓と言えば、国内最大の雪渓と言われている白馬大雪渓が有名で、私達は正にその大雪渓のある山域に来ているわけだが、今回の山歩きでは歩くコースが違うので大雪渓は通らない。 
 
私達は、栂池高原スキー場から白馬岳を目指しているが、白馬大雪渓を通るには猿倉という場所から登る事になる。 
 
真夏でも万年雪が延々と続くので、アイゼンは必須、ストックやピッケルなども必要になってくる。 
 
 

 
三国境という場所を通過すると白馬岳山頂はもうすぐ。
 
 


 
白馬岳は、眺望が優れた山としても有名である。 
 
山頂直下の場所からでも、剱岳や立山が綺麗に見えていた。 
 
特に剱岳は、ピラミッドのような1つのピークを頂点とした美しい姿をしていた。 
 
剱岳の姿は、今回の山歩きで最も見てみたかった景色だったが、念願が叶い素晴らしい剱岳の山容を見る事が出来た。 
 
見る度に思うが、見る者を圧倒する剱岳はやっぱり別格な感じがする。 
 
 

 
剱岳と立山があまりにも綺麗だったので、山頂直前で友人に撮影してもらった。 
  
ポーズをとっているのは特に意味はない。 
 
剱岳を見る度に感動し何度も魅力を伝えている私を見て、友人も剱岳にかなり興味を持っているようだ。 
 
もしも友人が剱岳に登るなら、出来れば立山の縦走も含めてじっくりと魅力を味わってもらいたいと思っている。 
 
 




  
白馬岳山頂。
 
着いたのは9時13分頃なので、白馬大池を出発してから約3時間だった事になりペースとしては普通だろうか。 
 
あまりタイムを気にしても仕方ないが、あまり遅い時間になってしまうのは危険に繋がるので無関心というわけにはいかない。
 
時間にはそれなりに注意しているつもりだが、このような場所でもトレイルランニングをしている人がいるのは驚きだった。
 
彼らは一体どんなペースで走っているのかはとても気になる…知っても真似出来ないが、ランニングをしている者としては興味深いところ。 
 
 


 
さすが白馬岳、眺望は素晴らしく文句なし。
 
友人が「何度でも登りたくなる」と言っているのがよく分かり、私も同じ思いになっていた。 
 
こんな素晴らしい山頂のすぐ近くに国内最大の山小屋と言われる白馬山荘があるというのは驚きだが、それだけ白馬岳が魅力的で人気が高いという事だろう。
 
この白馬山荘に泊まれば、白馬岳は間近にあるし剱岳と立山がいつでも見放題…なんて魅力的な山小屋なのだろう。 
 
出来れば、この山小屋にも泊まってみたい。 
 
ところで、「白馬」と書いて「はくば」と読む人は多いと思うが、白馬の名の付く山と植物に限り「しろうま」と読むらしい。 
 
つまり、白馬村や白馬駅やスキー場などは「はくば」と読む。
 
白馬岳は「しろうま」と読むが、白馬大雪渓や白馬小屋は「はくば」と読む。 
 
 

 
白馬山荘を過ぎると、すぐ近くに白馬岳頂上宿舎という山小屋が見えてくる。
 
こちらも大きな山小屋で、白馬岳には国内最大の山小屋が2軒あるという事になる。
 
こちらの山小屋は、トイレと水の補給で立ち寄らせてもらった。 
 
 


 
山小屋すぐ傍の雪渓から水が流れ出ているので、ここでは水の補給が容易である。
 
友人が「旨い」と絶賛していたので私も早速飲んでみたが、さすがアルプスの天然水は感動ものだった。 
 
ハイドレーションとボトルにそれぞれ水を注ぎ合計3.6リットルの量とした。
 
まあ、実際にはそこまで大量に水を飲む事はないが。 
 
 



 
水の補給中、あちこちに高山植物が咲いているので撮影しまくった。 
 
 

 
水分補給を終えて、杓子岳と鑓ヶ岳を目指す事にする。
 
画像左側の杓子岳は建物の屋根みたいな綺麗な三角屋根で、画像右側の鑓ヶ岳はなだらかな山容で「やり」という感じではなかった。
 
ただ、これから歩く稜線のアップダウンが凄くて、途中で脚が参ってしまわないかと不安にもなってくる。
 
 

 
平地ではまずお目にかかれないが、北アルプスに来るとよく見掛けるイワヒバリ。 
 
これだけ見るとのどかな光景だが、肝心の私のほうは激しいアップダウンの連続で脚が辛くなってしまい、段々と無口になった私を見て友人は機嫌が悪くなったと思ったらしい。 
 
 

 
杓子岳に登る途中で白馬岳を見ると、白馬岳の山容が左右で大きく角度が違うのがよく分かる。
 
 


 
11時44分頃に杓子岳山頂に到着。
 
杓子岳は、遠くから見ると建物の屋根みたいな綺麗な形をしていたが、実際に山頂に立ってみると歩いた方向と反対側は大きく角度が異なっており、山頂すぐ傍から垂直に切れ落ちていて怖かった。
 
それとは知らずに山頂で記念撮影しようとすると、すぐ後ろは奈落だったなんて事も… 
   
そんな切れ落ちている足元を見ると、天気は良いが徐々に雲が増えてきたようで、足元近くまで雲が湧いてきているように感じる。
 
とりあえず休憩といきたいところだが、ヘタに休憩すると後が更に辛そうなのですぐに出発する事にした。  
 
やはり私はだんまり状態なので、友人はますます機嫌が悪くなっていると思ってたみたい。 
 
実際の私は、話をすると愚痴しか出ないから声を出さないようにしていたというのが正解。 
 
以前、愚痴ばかり言っていたら友人に怒られた事があったので、泣き言を言わないように気を付けていた。 
 
 

 
痩せた稜線の上を歩いて行く。 
 
左側は切れ落ちているみたいで嫌な感じがして仕方ない。 
 
ちょっとつまづいただけで取り返しがつかない事になりかねないので、ここは特に慎重に歩くようにした。
 
今はまだいいけど、積雪期の時とかちょっと怖いかもね。    
 
 

 
12時42分頃、白馬鑓ヶ岳に到着。
 
愚痴をこぼさず余計な事を考えず登ったお陰で、杓子岳からここまでの時間はあっという間のように感じた。 
 
脚が辛いのは相変わらずだが、ここから先の天狗山荘までは殆ど登りがないのでもう安心。 
 
幾つかのピークを越えてきたので徐々に頭が重い感じがしてきたが、今回のは割とマシなほうなので山小屋まで移動するには全然問題ないだろう。 
 
ここでも、撮影を済ませてすぐに出発した。 
 
 


 
鑓ヶ岳を出発してようやく余裕が出来たので、機嫌が悪くなったと思っている友人に事情を説明し納得してもらえた。
 
どうやら私は急登に弱いらしく、普通の登り坂だったら何でもないのだが、山域によっては急登の連続なので脚が悲鳴を上げてしまったのかもしれない。 
 
その証拠に、鑓ヶ岳を過ぎてからは急登がないので絶好調だった。 
 
 

 
鑓ヶ岳から約40分くらいで天狗山荘に到着。
 
時間だと13時20分頃なので、山小屋泊としては早く到着したほうだと思う。 
 
アンビット2の計測だと7時間49分と表示されているが、たぶんストップボタンを押すのが遅かったのかも。 
 
デジカメの写真の記録を確認してみると、今回の行程は約7時間だったという事になる。
 
GPS時計は非常に便利だが、スタート・ストップボタンの押すタイミングなどでデータが大きく変わるので、押し忘れなど今後は充分注意しないといけないと思った。 
 
競技とかだったらスタート・ゴール時間がハッキリしているから分かりやすいけど、登山とか結構曖昧だからどのタイミングがスタートでゴールなのか分かりにくい部分もあると思うが。 
 
 

 
山小屋に到着すると、周辺は雲が増えてしまい白馬岳方面も徐々に雲に隠れて見えなくなった。 
 
天気予報では翌日は雨の予報になっており、天候次第で唐松岳は諦めて早めに下山する可能性が出てきた。 
 
 


 
山小屋に入り受付を済ましていると、山小屋の方が「モンベルカードはお持ちですか?」と訊いてきたので、提示をしたら割引の対象になっているようで少しだけ宿泊料が安くなった。
 
モンベル製品を使っている人は、会員になっておくと送料が無料になったりアウトドア施設でサービスを受けられたりと色んな恩恵があるので、会員になっておくのも良いかと思う。 
  
2日目も早く到着したお陰で登山客の姿はまばらだった。
 
部屋に案内されると畳部屋に6つの布団があったが、とりあえず私達2人しかいないので混む前に着替えたり荷物を整理したりしておいた。 
 
混んでから着替えたり荷物を整理するのは大変なので、早めに着いて空いているうちに着替えたりしたほうが全然楽だと思う。
 
またしても暇になってしまったので、食堂へ行き友人はお酒を頼み、私はぜんざいを頼んで疲れを癒す事にした。 
 
山歩きをした後はとにかく甘いものが食べたくなる…あとコーラがいつも以上に美味しく感じるのは友人も私も一致した意見だ。 
 
ワンパターンかもしれないが、この後やる事がなくなってしまったので、夕食の時間まで昼寝をする事にした。 
 
 

 
夕食の時間になるとそれなりの人が集まっていたが、結局私達の部屋は2人しか泊まらないようだった。
 
山小屋としては客が少ないのは困るだろうが、泊まるほうとしては空いているほうが過ごしやすいので助かる。
 
夕食は鍋や味噌汁など温かいものを提供しているので、シンプルになりがちな(悪く言えば質素)になりがちな山小屋の食事を美味しく食べられるよう工夫しているのが分かる。
 
山小屋の朝食はやっぱりシンプルなので、友人は山小屋の朝食では物足りないと言っていたので、翌日の朝食は自炊して食べると言っていた。 
 
私は山小屋の朝食を食べるほうだが、今回は朝食のほうは弁当にしてもらった。
 
 

 
夕飯が終わって部屋に戻り友人としばらく話をしていたが、「腹減ってね?」となり「せっかくだからカレーうどんにしようぜ」と言ったら友人も賛成したので食堂へ行ってみた。 
 
時間は18時過ぎで、普通だったら山小屋でこの時間に食事を提供する事はありえないのだが、何とこの山小屋では消灯時間近くまで食堂は営業しているのだ。 
 
ちなみに消灯時間は21時なので他の山小屋と変わりはないのだが、食堂の営業時間は珍し過ぎる。
 
とはいえ、片付けをしている山小屋のスタッフさん達に注文するのは気が引ける…恐る恐るスタッフさんに訊いてみたら、片付けをしてしまったので大変だけど「作りましょう」と言ってくれた。 
 
やっぱり夕食だけでは足りなかったみたいで、注文したカレーうどんは美味しく平らげてしまった。 
 
そういや、前日の白馬大池山荘の夕食はカレーだったなーと思い出したが、旨いものは旨いので友人も私もあまり気にしなかった。
 
 
カレーうどんを食べた後、再び部屋に戻り翌日の計画を確認した。 
 
翌日の天気は絶望的なので、難所の不帰嶮を経由して唐松岳へ向かうのは危険と判断し、リスクの少ない白馬鑓温泉を経由して猿倉へ下山するコースを取る事にした。 
 
まあ、こちらのコースも決して楽というわけではないのだが、不帰嶮よりも遥かにリスクは少ない…というよりも最短コースはここしかないので、選択肢は他にないというのが現実。 
 
出来れば晴れてほしかったが、天気はどうしようもないので安全に下山出来るよう努めるしかない。
 
横になっているうちに眠ってしまい消灯時間になっていた。
 
広い部屋に2人しかいないから寝るのも楽なもんだ。 
 
3日目につづく。
Posted at 2016/10/16 22:26:15 | コメント(4) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記

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