Eeyore Senpai on the center line
------------ 第6日目 『 本土最東端 納沙布岬へ 』 -------------
2013/8/16 3:39 知床半島 羅臼市内ホテル駐車場
今日は500km近く走る予定なので午前3時に起きて出発の準備を整えます。
北海道の旅は日の出前に出発して、明るい時間をフルに使うのがポイントです。
霧雨が降る静寂の中、出発前に一枚パチリ。
奥にはマイソウルフードショップのSeico martが見えますね(笑)
天気予報では一日ぐずついた天気になるという事でした。
まぁこんな日もあります。雨の日は雨の日なりに旅を楽しみましょう!
出発してから一時間。やっと少し明るくなってきました。
早起きは3文の得と言いますが、北海道では早朝に色々な動物さんに会うチャンスがあります。
これは昨日出会ったエゾシカさん親子ですね。
他にもキタキツネさんやエゾリスさんなんかにも良く出会う事があって早朝ドライブはお勧めです♪
今日はまずトドワラで有名な、野付半島へ向かいます。
野付半島にある原生林のオンニクル、ポンニクルが枯れてきてナラワラと呼ばれるこの様な枯れ木の景色が見られます。
荒涼とした観景は、北海道のもう一つの風景ですね。
この先つきあたりまで行くとトドワラと呼ばれる更に荒涼とした景色が見られますが、雨の為ここで引き返して本土最東端の納沙布岬へ向かいます。
根室市街を過ぎて岬へ向かう途中に60000kmのキリ番を迎えました。
今まであんまり気にしたことは無かったのですが、旅の途中という事もありイーヨー先輩と一緒にパチリ。
2001年に購入した時には30000kmちょっと位でしたが、途中車検を切って乗らなかった時期もあったので12年も掛かりました。
やっとと言うか、もうと言うべきか‥‥
70000kmを迎えるのはいつになるかな?
そしてやって来ました本土最東端納沙布岬!
イーヨー先輩も何故か得意げです!
そして、すぐ近くにある納沙布岬灯台へと向かいました。
それなりの観光地だと思うのですが、自分たち以外誰もいませんでした!
最北端の宗谷岬や最南端の佐多岬は結構人がいたのですが、人気無いのかなぁ?。
後は本土最西端をクリアーすればコンプリートだ!と思ってクグッてみたら、九州の佐世保にある神崎鼻という岬でした。
なんだよ、九州一周の時寄れば良かった(笑)
でも九州はまた是非行きたいので、その時のお楽しみにとっておきますよ♪
ひとけのない納沙布岬を後にして、昼ごはんに海鮮を食べようと厚岸を目指します。
しかし、途中濃い霧が発生していた為、少し霧が晴れるまで無人駅で一休みします。見通しが悪い道は危険がいっぱいです!
ちょうどこの翌日、友人のビート乗りが霧の中で鹿さんと
力比べをする羽目になりました(笑)
長距離ツーリング中は気象状況が悪化した時に、無理をしないで一歩引く覚悟が大切だと思っています。
色々な観光地を回るのより、無事に自走して帰宅するのが一番大切ですからね。
国道から離れた所にある霧に包まれた無人駅では、風の音以外聞こえない、静かな時間が流れています。
GEOGIAと間違えて買ったSeico martオリジナルコーヒー(左側)78円。
お安いですがなかなかいけます♪
缶コーヒーで一息ついてのんびりとした時間に身を任せます。
(この駅はこの日の午後に寄った南弟子屈駅です)
霧は深いのですが、このあたりは雨が降っていないので路面は濡れていませんでした。
1~2時間に一本しか列車が来ない駅のホームに腰かけて、鳥のさえずりに耳を傾けます。
どれくらい時間が経ったのか、いつの間にか遠くから列車の汽笛が聞こえてきました。
たった1輌の気動車が、コトコトとホームに滑り込んできました。
そして2人の乗客を降ろした後、また深い霧の中へと消えていきます。
気が付くとイーヨー先輩が菜の花咲くホームの端で列車をお見送りしていました。
だいぶ長い間のんびりとしていましたが、一向に霧が晴れないのでライトを点けてノロノロと出発します。
FRPの外装をもつAZ-1はちょっと大きな動物とぶつかったら大変な事になります!
コーナーではたまにホーンを鳴らしながら、警戒しつつ前進していきます。
厚岸へと向かう途中に海岸線の砂浜の上をクルマで走れる『渚のドライブウェイ』があるとネットで見つけたので、寄ってみました。
この道を右へ曲がると海岸線なのですが、なんか様子がおかしいのでクルマを停めて歩いて偵察です。
ここがクルマで走れるほど砂が締まっているいるという『渚のドライブウェイ』ですが、どうも引き潮の時しか走れないみたいですね。
でもこの轍、車高を落としてあるAZ-1では越えられなさそう。
やっぱり石川県にある
本家『渚のドライブウェイ』の様に整備されているわけではなさそうです。
そこは砂浜なのに道路標識まで立っているという噂なので一度是非行きたいですね(笑)
無理はやめてUターンをして国道へ戻って、未舗装路を走った後恒例のタイヤチェックを行います。
そうしたら‥‥‥
釘がタイヤに!
幸いエアー漏れは無い様なので、近くの自動車ディーラーや整備工場を回りましたが、お盆真っ最中の16日の為、どこもお休みでしたorz
仕方がないので少し離れていますが、釧路市内を目指します!
途中ガソリンスタンドで空気圧を確認しましたが、スローパンクチャーは起こしていなかったので、祈る気持ちで走りました。
もちろん全神経を右リアタイヤへ集中です。
そして、釧路のオート〇ックスへたどり着き、見てもらったら5㎜くらいの短い釘が刺さっていただけで、貫通していなかった為引っこ抜いて終了でした(笑)
一応定期的に空気圧の点検はしてくださいね。という事でしたので、エアゲージを買って再びツーリングへ復帰します。
パンク修理材は積んでいますが、スペアタイヤは積んでないのでタイヤには神経を使います。小まめな点検していて良かったです。
でもまぁ今回は運が良かっただけなので、長距離ツーリングではやはりスペアタイヤが必要かもしれませんね。
何か対策は無いか、今後の課題になりました。
(ショルダーが裂けたりしたらパンク修理材では治りませんからね)
そんな事があって厚岸での海鮮丼予定が中止になってしまった為、お腹を鳴らしながら今夜の宿泊地、屈斜路湖畔を目指します。
霧に霞む山をバックにパチリ。
この日はあんまり写真が撮れなかったなぁ。
そして明るいうちに今夜のお宿に到着。
チェックインしたら一度AZ-1を洗ってあげました。
釘を踏んでもちゃんとここまで運んでくれた相棒に感謝です。
今日は多和平や開陽台と言った地平線が見える展望台に寄る予定でしたが、釧路経由になってしまった為、コースが大幅に変更になりました。
まぁ天気が悪かったので、計画通りに行っても景色は見られなかった可能性が高かった為、問題ありません。
この日は夜中に美幌峠から星空の夜間撮影を考えていたのですが、知床に続きやっぱり雨でダメでした。
北海道は空気もきれいで周りに灯りが無い所があって星空がスゴイよく見えます!
今回は三脚も用意して準備万端だったのですが、またの機会に楽しみは取っておきましょう。
長かったブログ旅総集編も次回で最終回。
いよいよ翌日からマイホームへの帰宅耐久レースが始まります!
本日の走行距離は約459kmでした。
多くのご応募ありがとうございます m(_ _)m
AZ-1・CARA乗りだもの選手権、参加者募集中です!
詳しくは
コチラ→のブログの最下段をご覧ください。
そして自分は明後日からまた北海道へ秋を見に行ってきます!
(今度は家族と飛行機&レンタカーですが)
この為、AZ-1・CARA乗りだもの選手権の発表は来週の予定です♪
長文最後までお付き合いありがとうございました(*^_^*)