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2014年05月30日

マツダのロータリーとR360クーペ、ロードスターとAZ-1の知られざる関係とは?

マツダのロータリーとR360クーペ、ロードスターとAZ-1の知られざる関係とは?




AZ-1 & RoadStar project leader T.Hirai





皆さんこんにちは。ロバのイーヨーです。


先日ネットニュースを読んでいたら久しぶりにAZ-1の事が書かれている記事を見つけました。



その記事のタイトルは『マツダのロータリーとR360クーペ、ロードスターとAZ-1の知られざる関係とは?』とありました。


AZ-1の部分はちょびっとなので下に転載しますね。




■ロードスターの産みの親が開発したAZ-1

世はバブル真っ盛り。「ミッドシップ+ガルウィング+DOHCターボ」で武装した軽スポーツ・AZ-1がデビューしました。開発責任者には、初代ロードスターの産みの親・平井敏彦氏が就任。ロードスターではFRの素性を突き詰めて「人馬一体」の走りを実現し、AZ-1ではミッドシップを活かして「カートのような敏捷性」を追求しました。両車は全くの別物ですが、凄まじい制約条件の中、徹底的に「走りのパッケージ特性」を磨き上げた開発思想に、共通のDNAを強く感じた次第です。


clicccar 2014/5/19の記事より一部転載



元記事は→コチラ





記事の通り平井さんが主査を務めて生み出されたロードスターとAZ-1。


どちらも素晴らしいライトウェイト・スポーツカーですが、その性格はまさに対照的なのではないかと思います。


初心者や女性からベテランドライバーやお爺ちゃんまで万人が乗って楽しむ事が出来るロードスターと、アウトサイダー(社会不適合者)や変わり者(マニアック)などのごく一部からのみ絶大で熱狂的な支持を受けるAZ-1。(←個人的感想(^^ゞ)


とても同じ主査から生まれたとは思えないクルマです。


それもそのはず、平井さんが開発初期から携わっていたロードスターとは異なり、AZ-1はもともとイギリスのちっちゃなR&Dメーカーに開発委託されていたという経緯があります。


時はバブルの真っただ中。マツダは国内5チャンネル体制に邁進して新車開発に裂けるエンジニアが圧倒的に不足していました。

しかし、販売会社オートザムとは『軽自動車のスポーツカーを一車種販売する』という契約をしていて後には引けない状態。よく分からない会社だけど取りあえず丸投げしちゃえとイギリスの会社で開発が進みました。


そしていざマツダで量産化に移行する時に難航。ガルウィングにスケルトンモノコックフレーム。リトラクタブルライト(量産化一号プロトはリトラクタブルライトだった←A20にて判明)等の特殊な構造とコストの壁が事態を複雑にした様です。


紆余曲折の末なんと2人の主査が開発から降り、どうにもならなくなったプロジェクトを進めるために白羽の矢が立ったのが『ロードスターの生みの親』の平井さんだったんですね。


すなわちパッケージのほとんどが決まった後に平井さんが主査となった為、平井さんが腕を振るう『余地』は僅かしかなかったんです。


その『僅か』の余地として『リトラクタブルライトの中止』によるコスト低減。オーバーハング部の軽量化による運動性能の向上等がすすめられ、同様に様々な『割り切り』が押し進められ、難産の末にAZ-1が誕生したのです。


この割り切りにより『万人向け』から『マニア向け』のクルマとなってしまったことは否めないでしょう。

なにせ標準シートがフルバケのクルマなんて90年代の国産車でこれしかないんですから(除く一部限定車)



しかし、『万人向け』だろうが『マニア向け』だろうが同じ主査の作ったクルマ。どちらも運転してとても楽しいクルマです♪

私はロードスターもAZ-1も持っていますが、どっちのクルマもことコーナリングに関しては『雄たけびを上げたくなる位』の快感を与えてくれます!



なのになんでこんなに販売台数が違ったんだろう・・・・・・

ロードスターの100万台に近い総販売台数に比べてAZ-1は5000台弱・・・・



いかん!なんかロードスターと比べると愚痴っぽくなるというか凹んでくる(笑)



イヤ、むしろ100万台なんて大衆車じゃないか!

たった5000台弱のクルマに乗る我らAZ-1パイロットこそエリートなのだ!!



ダメだ、完全に負け犬の遠吠えになってる(笑)



まぁアレですね。

ロードスターもAZ-1も乗ると楽しい良いクルマって事でまとめましょうか。ねっ?






この為、主査の平井さんが『上司からAZ-1の主査を引き受けろって言われたのに一度断った』『本当はやりたくなかった』って言う話(←本人談)は内緒でお願いします!



そして、以前某ロードスターミーティングで平井さんがAZ-1の主査を引き受けた時同僚に漏らした『愚痴』を聞き、目に涙を溜めながら『オレだけでももっとAZ-1を愛してあげなければ!』と心に誓ったのもヒミツです(笑)

ブログ一覧 | AZ-1 その他 | クルマ
Posted at 2014/05/30 23:03:26

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この記事へのコメント

2014年5月31日 1:02
AZ-1開発秘話的な話題となると、思い出すのはA20でのありがたいお話。
開発時点でオーナーに我慢を強いる事を前提としていたなどというのは、まさに我々エリート(笑)に対する信頼の証。


ごにょごにょ
コメントへの返答
2014年5月31日 19:42
墨さん、コメントありがとうございます!

A20でのありがたいお話はまさに我らエリート(笑)の為の教典(*^_^*)

クルマにドライバーを合わせるなんて硬派な作りはまさにマツダならでは(笑)

2014年5月31日 1:50
私のAZの扱いはご存知の通り(?)サーキット
です。
当然、短命だと自覚しています
だけど、いいんです!誰かがスポーツカーとしての
活動をして「AZ1って軽のくせに速いよね」って
周りになければ( ̄▽ ̄)b


えー反発覚悟で言いますが、AZ1ってそんなに
レーシングカートに似てないよーな・・・・・
ヨー初期の反応位かな??



コメントへの返答
2014年5月31日 19:48
にしさん、コメントありがとうございます🎵

サーキットでの走行により短命となるも覚悟の上に、『AZ-1って軽の癖に速いよね』と周知させる為の活動、尊敬に値します!

しかもにしさんの凄いところは本当に速い所ですよね😅

私も微力ながらサーキットでのAZ-1走行ムードを高めて行きたいと思います😊

また元カーターのにしさんのお言葉もありがとうございます!

クイック=カートっぽい

と言う俗説なんですかね😅
2014年5月31日 4:02
乗って楽しいイイ車~~ヾ(≧∇≦)
あの一体感がたまらない~~( ´艸`)
コメントへの返答
2014年5月31日 19:50
ろぼこんさん、コメントありがと〜😄

ホント乗って楽しくて、一体感がたまらないよね〜😆
2014年5月31日 7:36
こんにちは

秘密のカミングアウトの連投ありがとうございます(笑)

これですべての人が降りちゃったらBCになってたのですね。

自分はAZ-1に出逢えて人生変わりましたね~
良い車だと思います・・なのでアウトサイダーのマニアックです(笑)
コメントへの返答
2014年5月31日 19:53
ゆぎっちょさん、こんにちは!

コメントありがとうございます🎵

イヤもう平井さんが引き受けてくれなかったら生まれてこなかったか、もっとつまらないクルマになっていたかもしれませんよ😅

ホントです!
自分も人生変わりました😊

やはりみなさんマニアックですね👍
2014年5月31日 9:59
A20での開発者様達のぶっちゃけ話を
思い出します。

開発段階から破天荒な車だったんだな〜と
妙に納得しちゃいますよね♪(^^)

他のBCが何処と無く上品なフェラーリと例えるなら
我らがAは、間違い無くアウトローなランボルギーニでしょうね♪(笑)

それにしても良いも悪いも引っくるめて、
間違い無く、後世に語り継がれるべき名(迷?)車ですよね!

by TAK♪
コメントへの返答
2014年5月31日 19:58
TAK♪さん、コメントありがとうございます🎵

ホント、A20の開発者のお話はぶっちゃけ過ぎでしたよね😅

破天荒過ぎます💦

AZ-1、アウトローですか(笑)

せめてアウトサイダーくらいで(笑)


良くも悪くも語り継がれる名(迷)車なのは間違いないと思います😄👍
2014年5月31日 12:47
やはり時代はバブル。続くバブル崩壊。

車造りの手順をふんでいない、今では完全に考えられない車。


だから製造コストは、700万とも1000万とも言われるんでしょう。
コメントへの返答
2014年5月31日 21:20
たくぼうazさん、コメントありがとうございます!

うすうす気が付いていましたがやはりクルマ造りの手順を踏んでなかったですか(^^ゞ

㈱クラタにライン作っておいて販売台数5000台弱ですからね。凄い製造コストですよね
(;一_一)
2014年5月31日 14:48
自分のblogでなく、友達へのコメントなんで書いてしまうと…
バックヤードビルダーのコンセプトを、大メーカーのクオリティで造ったのがAZ-1なんじゃないかと。
一人の天才がかかりっきりで造れるほど、当時の国産乗用車は単純じゃ無いですよね。ただ、大メーカーの社員さんは忙しい(だから外注)。
ロードゴーイングレーサーは、思っているほど凄くない。が、万人向けはつまらない。
AZ-1を愛してやまないヒトの言動はぶれて無い(笑)
コメントへの返答
2014年5月31日 21:23
助六さん、本音のコメントありがとう!

>>バックヤードビルダーのコンセプトを、大メーカーのクオリティで造った

けだし名言だね♪

>>ロードゴーイングレーサーは、思っているほど凄くない。が、万人向けはつまらない。

うん、長くクルマを見ていると色んな事が分かってくるよね。

AZ-1らぶな人はきっとみんな斜め上を向いているからぶれないんだよ(笑)
2014年5月31日 16:01
AZ-1のハンドルを握れる事の幸せ♪
極僅かなドライバーしか握れない幸せ♪
俺、ホンマ!幸福者です♪
コメントへの返答
2014年5月31日 21:24
M2 1015 AZ-1さん、コメントありがとうございます♪

>>AZ-1のハンドルを握れる事の幸せ♪
>>極僅かなドライバーしか握れない幸せ♪
>>俺、ホンマ!幸福者です♪

うんうん、激しく同意します(*^_^*)

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「@まるおまるお さん大変だったね!
無事に帰宅出来て良かったです、お疲れ様でした」
何シテル?   09/19 08:55
ロバのEeyore(イーヨー)といいます。 このブログはAZ-1&CARAの事をメインに書いていきたいと思います。 お見苦しい点も多々あるかと思いま...
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