Vehicle restoration
皆さん、こんにちは♬
昨日雪かきをしたら今日は腰が痛くて仕方がないロバのイーヨーです。
もうお爺ちゃんなんだから、無理は禁物ですね(^-^ゞ
さて、本日はセミレストア中のAZ-1・3号機について書いてみましょう。
3号機。
そう、AZ-1ワイドボディ、低走行CARAに続く第三のpg6sです。
もうこの時点で社会不適合者の烙印を押されてしまっても仕方がない気もしますが、甘んじて受け入れましょう(笑)
なにせ夢のAZ-1でサーキットを走る為に手に入れたのですから!
しかし、その前に立ちはだかる問題がありました。
そう、それはAZ-1の宿命。錆との闘いです!
まずはボディの修復をしなければ始まりませんが、去年の梅雨明けにCARAを手に入れてから約2ヶ月間、アニキのお店のリフトを独り占めにしてメンテナンスをしてもらっていた為、アニキもメカニックさんも『もうAZ-1・CARA買わないよね?もうやらないからね?』とpg6sを触るのはもうウンザリと言った空気が流れていました。
ついおととしもA20の為にAZ-1の幌ドア取付けや錆取りと言ったメンテを半年くらい掛けてやってもらったばかりでしたし(笑)
それなのにCARAの作業が終わって半年も経たない内にまたAZ-1を買ってしまった上に、この錆びたボディのレストアなんて・・・・・・
頼めない、頼めませんよ!(笑)
アニキはクルマの事となると親身に相談に乗ってくれて非常に頼りになるのですが、気に喰わない事があると
星一徹バリにちゃぶ台をひっくり返すとても怖い人です(;一_一)
初めてアニキのお店に連れてきた友達が『イヤ、すげー怖すぎてぶーちゃんの紹介じゃなかったら俺絶対このお店の敷居跨がないよ』と言ったほどです。
(イヤ、ホントはいい人なんですよ?)
ど、どうしよう。でももう買っちゃったし・・・・・・・
まぁいくらアニキでも命までは取らないだろう。当たって砕けろだ!と意を決して12月にアニキのお店に特攻してきました!
しかし、幸いにと言うか急な出張でアニキもメカニックさんも不在でした。
あらかじめ
『ちょっと見て欲しいクルマを持って行く』と曖昧に伝えてはあったのですが、不在ではしかたがありません。
いそいそと駐車場に3号機を停めて、しれっと電車で帰ってきました。
カギはいつもの所に隠して・・・・・
その翌日、ビビりながらアニキのお店に電話をしてみました。
ヤバい、さすがに怒ってるかな。。。。。
ドキドキ
『はい、〇〇・〇〇ー〇。〇〇です』とメカニックさんが電話に出ました。
『こ、こんにちは。〇〇ですけど、昨日見てもらいたいクルマ置いていったんですけど』
ドキドキドキ
『あー、アレね』メカさんちょっとムッとした感じ
ドキドキドキドキ
『も、もしかしてア、アニキ怒ってらっしゃる?』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ、さっきアレ見て言ってたよ』
『な、なんて?』
ドキドキドキドキドキドキドキ
『バーカ、バーカ』って
『ほめられた!』
『アニキいい人!、本当にいい人!』
『イヤ、ほめてないと思うよ』
『取りあえずどうしたいか聞きたいから一度お店の方に来てって言ってたよ』
『了解です!』
と言う訳で後日、アニキのお店に行って思いのたけをぶちまけてきました。
『今までロードスターでサーキットを走って来て、ボディがどれだけガタガタになるか知っているから、貴重なAZ-1をサーキット仕様にするのはなんかいたたまれなくて出来なかったんだけど、この16万キロ以上走っていてフロアに錆のあるAZ-1ならボディ、エンジン、足回りとしっかりと手を入れる事によって第2の人生(車生?)を一緒に歩む事が出来るんじゃないかと思ったんだ。だからアニキに手伝って欲しい』
『ふうん。』とアニキが一言。
(よし、行ける!)と思い、さらに畳み掛けます!
『最初のAZ-1は幌ドアにして高い位置の軽量化を行い、ワイドボディとブレンボのブレーキ、アンダーカバーでストリート向けの走りを磨くセッティングをアニキにしてもらいノーマルとは別物になったよね』
『そして、CARAは徹底的な初期化を行ってpg6sが持つノーマルのプレーンな操安性を楽しんだじゃん』
『だから、次はこのクルマでサーキットを思いっきり走ってみたいと思わない?』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しばしの沈黙
『・・・・・・・・・しゃーねぇ。やるか。』
『同じクルマを作るのはごめんだけど、AZ-1でサーキット仕様を作るのは面白そうじゃねぇか。』
ホッ。良かった。
『ふん、どうせそんなこったろうと思ったよ。で、どうするんだ。ただサーキットを走るだけか?レースにでも出るのか?』
『 Yes. Endurance 』
『耐久レースか。セパン24時間に出るとか言うんじゃないんだろうな。』
『いやいや、あれはチーム力がモノを言うからそこまで行くのは難しいと思うよ。まぁ出られたらいいなとは思うけれどね。取りあえずはサーキットを走ってみて、行けそうだったら草レースに出てみたいなぁとは思っているよ』
『ふうん。オマエの取りあえずは、本当に初めの一歩だからな。もっと色々先の事まで考えてるんじゃないのか?ただ草レースを走るどころじゃないだろ』
『まぁね。取りあえず最終目標は〇〇〇だよ』
『!』
『もちろんその時はアニキにも走ってもらうつもりだぜ?』
『ふうん。やっぱりお前は大バカだな。』
『仕方がないよ。pg6sを3台買っちゃうくらいだからね(笑)』
『でも、おもしれぇ。』
『でしょ?じゃあ、コイツのレストアとチューニングも頼めるかなぁ?』
『分かった。置いてけ。』
『ありがとう♪』
『今別件で忙しいから、取りあえずフロアの腐食の対策とブレーキ周りしか出来ないけどいいか?』
『ああ、もうチェックしてもらったんだ。助かるよ。まだロードスターでやり残した事があるからコイツでサーキットは来年からのつもりだから時間は平気だよ』
『車検も来年まで残っているからコイツで行きたい所もあるしね。だからいきなり車高調じゃなくて1万キロチョイしか走っていないノーマルショック持ってきたからブレーキいじる時に一緒に替えてくれるかなぁ。メッシュのブレーキホースとスリットローター、スポーツパッドは今度送るね』
『チェッ、やっぱり色々考えてやがるな。』
『取りあえず、よろしく。その為にまたしばらく俺も頑張って働かなきゃね』
こうして無事?3号車のメンテが始まりましたが、錆との戦は思った以上に大変だった様で
『錆じゃねぇ、腐食だ!』と後日アニキから言われました(笑)
さぁ、12月の末に預けたのにもう2月。3号機が再びリフトから降りるのはいつの事でしょう(笑)
Special Thanks : 6483さん
Posted at 2014/02/11 00:05:19 | |
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