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ロバのEeyore(イーヨー)のブログ一覧

2014年02月19日 イイね!

CARAの最高速アタック in 谷田部  & スズキスポーツのチューニングパーツ

CARAの最高速アタック in 谷田部  & スズキスポーツのチューニングパーツ









k-car special vol.37





皆さん、こんにちは。


最近積雪の為あまりクルマに乗れていないロバのイーヨーです。

みんカラで皆さんのブログを拝見していると、AZ-1・CARAにスタッドレスを履いて乗ってらっしゃる方を見かけます。


うらやましいなぁと思っていましたが、決めました。3号機が戻って来たらスタッドレスを買おうと!
約一年車検が残っているのでその間は街乗りにツーリングに楽しむ予定でしたが、積雪路も走って楽しみます!

問題はいつアニキのお店から戻ってくるかですね・・・・・・・・




さて、今回は久しぶりに情報系ブログです。


倉庫の片付けしていたらまたまたKスペが出てきたのでご紹介しましょう。


1993年5月発行のKスペ37号から、『スズキスポーツのCARA・コンプリートカー』です。









初登場、キャラのコンプリートカー



ゼロヨン15秒68


最高速190.98km/h




スズキから登場した『キャラ』に早くも専用チューニングパーツが登場した。その発信源は、スズキのワークスショップともいうべきスズキスポーツだ。と言っても、キャラはそのままAZ-1だから、AZ-1ユーザーにも朗報なのだ。


今回のクルマは、スズキスポーツがコンプリートカーとして発売するもの。
これにはジムカーナ用とストリート用の2種類があり、キットの内容が異なる。


谷田部入りしたのはストリート用のコンプリートに、パワーフィルターや試作のステンレスマフラー、それにオプションで設定されているホイール+タイヤ(タイプC+Kグリッド)や35Φのステアリングを装着したもので、廉価版コンプリートの方。まずはコチラのキット内容から説明しよう。


ストリートと言うからには、合法パーツがメインとなる。その内容は、ショック&スプリング、強化アッパーマウント、スタビライザーブッシュ、LSD、メタルクラッチディスク&カバーなど。

ジムカーナ用には、それに加えてエンジンマウント、マフラーリング、ストラットバー、ブレーキパッド、DOT4のブレーキオイルなどが装備される。













試作段階とはいえ、高い完成度を見せるステンレス製2本出しマフラー。速やかな市販化が望まれるパーツだ






フィーリングアップのライトチューニング


スズキスポーツのキャラは、吸排気のバランスを考えたライトなチューン。

ノーマルカーのゼロヨンでは、5~6000rpmといった高回転でクラッチミートしても、ストールし、パワーを一気にかけても、ホイールスピンが少ないのが特徴であった。

ライトチューンではパワーは変わらないが、エンジンの出力特性を滑らかにする効果がある。具体的には、5000rpm以上のトルクの出方がよりマイルドになりフラットな特性に変わる。








強化クラッチ装着により、絶妙なクラッチミートができる。また、フラットな特性とLSDの効果により1000rpm上の7000rpmでクラッチミートしても、ノーマルと同じくらいのパワーロスで済む。ムダの無いスタートダッシュができた。


ノーマルでは7000rpmを越えると落ち込むパワーを、9000rpmまで維持し、高回転型に変えている。シフトポイントも9000rpmへと上昇し、各ギアでの加速も力強くなっている。

それだけでなく、エンジンレスポンスの向上により、各ギアでの加速タイムが少なくなった。ゼロヨンゴール地点では4速8000rpmで15秒68をマーク。最高速度は5速8000rpm、190.98km/hをマークした。











ショックはストリート用だけあって、ソフトな仕様で乗り心地がいい。とはいえ、ハードに攻め込んでも腰くだけしない。グリップが高まり、ドリフトなども簡単である。


回頭性も良くなり、少し荷重をかければノーズがインに向く。ジムカーナのフルターンやスラロームでは、面白いようにドライバーのいいなりになってくれる。ドライバーとクルマの一体感が高まっているのだ。


足回り、エンジンともライトなチューンながら、峠やジムカーナで高いパフォーマンスを見せる仕上がりだ。








以上k-carスペシャルvol37 p16-17から転載






いかがでしたでしょうか。1993年1月に発売が開始されたスズキのCARAに、4月には早くもスズキスポーツからコンプリートカーが発売されています。


ストリート・チューンは178万円、ジムカーナ・チューンは190万円と当時販売されていたNAロードスターと変わらないお値段でした。


しかし、スズキスポーツというメーカー系チューンドからCARAの新車をベースとしたコンプリートとして発売された事が何よりも素晴らしいと思います。


確かにパーツを付けるだけで直接人の手でエンジン・チューニング等を受けているわけではありませんが、このスズキスポーツ・CARAこそM2から販売されたM2 1001やM2 1028等のロードスターの様な『コンプリート・カー』と変わらない価値を持つのではないでしょうか。


もちろんAZ-1も負けてはいません。MAZDASPEEDよりAスペックと言ったチューニングパーツが販売され、アウターパネルの一部を変えたマツダスピードバージョンやM2 1015が相次いで販売されましたが、『走り』の部分を変えたコンプリート・カーとして販売されたスズキスポーツ・CARAには熱い想いを感じずにはいられません!


このスズキスポーツ・CARAが何台販売されて、今も現存するのかどうかさえ分かりませんが、このコンプリート・カーは間違いなくCARAの歴史の1ページに刻まれる価値のあるものでしょう。











さて、同時期にこのCARAに取付けられていたパーツをスズキスポーツはしっかりと販売開始してきました。

同じk-carスペシャルvol37の裏表紙のカラー広告に掲載されているスズキスポーツの広告から見ていきましょう。
































実際に谷田部で取材を受けた車両だと思われますが、フロントサイドウィンカーの上にSUZUKI SPORTのエンブレム。リアサイドには大型ステッカーと気合十分。スズキスポーツのコンプリート・カーである事を主張します。


アルミホイールはお馴染みTYPE Cですね。

14インチ5.5jj O/S45mmでシルバーメタリックとガンメタリックが選べました。

1本31000円ですが、個人的にはなかなかいいと思います♪

CARA専用のスリット状のヒートシンクは外してあるんですね。




さて、それでは個別にパーツを見ていきましょう!












うん、写真ではプロトタイプの為マフラー出口が斜めにカットされいますが、量産品では真っ直ぐな切り口になっています。

個人的にはマツダスピードのマフラーと同じなん?と思ってましたがどうなんでしょうね。


某オークションではMSマフラーと並んでお高い金額で取引が行われている様です。









うん、『ザ・ハンドル』と言った感じの愚直なデザインがスズキスポーツの真摯な姿勢を感じます。


なんて言っていますが、まぁぶっちゃけマツダと比べるとなんかデザインの洗練を欠いた感じがしないでもありませんが、マンスター田嶋がパイクスピーク・アタックで使うハンドルなんですからコレで良いんです!(多分!)












そしてスズキスポーツのロゴが入ったフルバケです。さすがジムカーナ・コンプリート仕様を用意するスズスポ。FRP製で4kgという表記も気合を感じます。

しかし、たった今気が付きましたが特筆すべきはなんとシートレールが販売されていたのか!という事です。

フルバケ用とはいえ、シートレールが出ていたのか・・・・・

でも12000円てなんか安いなぁ。ノーマルシートレール使用してサイドステーだけの値段とかじゃないだろうな・・・・・・











そして、ターボ車と言えばコレ!


ブースト計です!


うん、きっと汎用品でしょうが良いんです。ブースト系は当時のターボ車にはマストアイテムでしたから!











うん、LSDイイですね!

と言っても実はAZ-1・CARA通算6台も買ったのにLSD付車乗った事無いんですよね。

来年ですが3号車に組む予定なので、今から楽しみです♡




そして余談ですが、CARAの販売が終了した数年後の2002年6月に突然スズキスポーツより2wayのLSDが10個限定で販売されました!


スズキスポーツの新製品発売のニュースリリースに載っているだけでしたが、どこで聞きつけたのかすぐに完売となっていました。

今ではその記事は見つかりませんでしたが、確か2wayで進入からデフが効くからドリフトコントロールに向いてるとかなんとか書かれていて、何故今!そしてCARAに2way!?ドリフトコントロール?挙句の果てに販売と同時に完売と、謎だらけで一人で悶々としていました。


ご存知の方いらっしゃいますかね?










そして強化品と言えばコレ!

メタルクラッチです。

以前乗っていたTE71やAS(←これ両車とも解ったらオッサンです(笑)に付けていましたが渋滞の時の半クラのシビアさったら無かったのですが、pg6s用はどんな感じでしょうね?お使いの方是非教えてください♬









そしてターボ車の最終兵器。タービン交換です!

まだこの当時はF90キットとかでは無かったんですね。

スポーツコンピューターもN1とN2があったんだぁ。

実はpg6sではあんまりパワーを求めていないのでエンジンチューンは興味がなくて昔からあんまり調べて無くて全然分かんないんですよね。

今乗っているのもマフラー位しか変えてないし。


でも北海道でかっつ。さんとお会いした時、後ろについて走っていたら交差点曲がってからの加速でどんどん離されて『は、速い!』とビビりました。次の交差点からは進入でスピード殺して曲がっている途中で早めにアクセル開けて全開で追いかけたのは秘密です(笑)

F6Aはそれこそカプチーノやワークスでも色々なチューニングがされていてF6A得意なショップさんもある様なので、3号機ではちょろっとやってみようかとも思います。









いかがでしたでしょうか?


実質吸排気チューンのみで190km/hに飛び込むCARAのポテンシャルにしびれますね!


この様にひっそりと一時代を築いてきた?スズキスポーツですが、現在ではこの
『スズキスポーツ』と言う名称は無くなってしまいました。


2012.12.1よりスズキスポーツ・レーシングはモンスター・スポーツに名称変更されています。


なんの大人の事情かは分かりませんが、ちょっぴり寂しいですね。


しかし!名前は変わっても今だにスズキのクルマを得意としているのは変わりません!


そしてナント今だにCARAのパーツを販売してくれています!
(詳しくは ↓ 下記の関連情報をクリック!)


モンスター・スポーツさん、ありがとう!

Posted at 2014/02/19 22:21:14 | コメント(9) | トラックバック(0) | CARA 書籍 | クルマ

プロフィール

「@まるおまるお さん大変だったね!
無事に帰宅出来て良かったです、お疲れ様でした」
何シテル?   09/19 08:55
ロバのEeyore(イーヨー)といいます。 このブログはAZ-1&CARAの事をメインに書いていきたいと思います。 お見苦しい点も多々あるかと思いま...
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