• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ロバのEeyore(イーヨー)のブログ一覧

2012年11月18日 イイね!

プロジェクト 1015B (AZ-1 オープン化計画) vol.5

プロジェクト 1015B (AZ-1 オープン化計画) vol.5







project M2 1015B AZ-1 CANVASTOP PROTOTYPE



今回は幌の脱着についてレポートしていきたいと思います。

幌の脱着は非常に簡単でした。十数カ所のホックをはずすだけなので両席外すのもあっという間です。



まずは助手席側から。





幌の外観から見ていきましょう。
特に走行中の雨の侵入を防ぐ為と思われる、ドアミラー部からAピラーを通ってルーフセンターまで続くカバー(オレンジ線部)が特徴的ですね。

その代りに、後ろ側はカバーが無くホックでフレームに直付け(白線部)ですね。


まずはAピラーカバー部から観察していきましょう。





この様にAピラー部は2つのホックで留まっています。

矢印の幌の端部は通常何かで留めてあるのですが、なんにも固定されておらず走行中はペラペラしてます。

こんな未完成な所が萌えますね!(プロト萌え!?)

でも実際に使用する時は強引にドアパネル部のゴムモールに挟んじゃいます。

そしてこの2ヶ所のホックを外すと‥‥‥




この様な感じでビニール窓部のチャックが見えますね。

このカバー幌は雨水の侵入だけではなくて風切音の減少にも寄与しているのではないでしょうか!?

そして次に窓屋根部の幌を外していきましょう。




この様に意外と多くのホックにより固定されているのが分かります。

パチパチと外すだけなので手間は全くありません。




そのまま屋根部も外していきましょう。



まずは後ろのホックから。

そして、ルーフセンター部のホックを外します。



こんな感じです。

ルーフセンター部は3ヶ所で留まっているだけですが、しっかりしていますよ。

ここは面白い留め方をしていて、上記写真の前2ヶ所はホックですが‥‥




ルーフセンター後端部は幌に穴が開いているだけで、ホックはカバー部に付いています。写真を見比べてもらうと解るかな?




そして、カバー幌が無い、後方部を外しましょう。



カバー幌無いとただホックを外すだけなのですぐ取れますよ。




そして最後に窓部のホックを外します。



構造が分かりやすい様に外した幌窓部をずらして置いてみました。



外すとこんな感じです。



そして一つだけ残念な事は、この窓部分のボディ側のホック受け部です。

これは内装パネル部にL字金具を使用して留めていますが、オリジナルは確かこの様では無かったと思います。
(穴あけ加工したドア内装部は中古スペアパーツ使用)



外した幌窓部です。たたんでシート後方にピッタリ入ります♪

先ほど説明しました窓のホックの受け部は、本来は下記写真のオレンジ線で囲まれた部分の様にドアパネルにベロが挟まれていて、そこに受け部のホックが付いていたと思われます。



残念ながらこのベロパーツが無かった為、L字金具でホックの受け部は自作しましたが、思ったほど走行中も隙間とかできず、風切音も気になりませんでした。

ちなみに上記運転席側の写真ですが、このベロ部だけではなく運転席と助手席側の幌の造りが異なる部分が多々ありました。

これは利便性や問題点を見つける為に、左右異なった造りをしたのだと思われます。こんな所も試作品ぽくって萌えますね!

この左右の相違点は意外とある為、最後にまとめます。


それでは外した幌窓部を見ていきましょう。




屋根部と窓部の間には棒状の『 骨 』が入っていました。これで窓部がテロンとだらしなく下がらない様にフレームとしての働きをしているものと思われます。

ビニール窓開閉用のチャックです。NAロードスター(初期型)と同じ様に皮ひもが付けられていて開閉をしやすくしています。(片方切れてますが‥)

助手席側は写真の様にチャックは2つ付いていていますが、運転席側はチャックが一つでした。



チャック全開でこんな感じです。

この写真からも分かりますように、窓だけ外す事はできません(運転席側も同様)

ノーマルのチケットウィンドウと同様、あくまで駐車場の清算やチケット取る時にちょいと手を出せるくらいにしか使えません。

ビニール窓は硬質の為、これだけ開けて風を入れるとかもほぼ無理でした。

ですからノーマルと比べて窓としての利便性の向上は感じられませんでした。
むしろビニール製の為、視界が低下して夜の運転は注意が必要な程です。




ただし、ビニール窓の縁には、この様にベロが付いていて‥‥



ビニール窓からの雨漏りが無い様に工夫されていました!

しかし、屋根部ではこの様な雨漏り対策がされておらず、洗車場のジェット噴射を使用した耐水テストでは雨漏りが発生しましたorz




まぁ屋根からの雨漏りはある程度は仕方がありませんね。

こんな構造のキャンバストップは過去に例がないと思われますし、試行錯誤の為のプロトですから。




ビニール窓のチャックはここまでしかない為窓が綺麗に開かないんですよね。

Aピラー部ホックを幌に停める部分にはプラスチックフレームプレートが取り付けられておりました。

何故ここが補強されているのかは考えたけど分かりませんでした。
なんでだろう?




という事で、助手席側幌の解説はここまで。

運転席側は近日アップしますね。
Posted at 2012/11/18 20:01:33 | コメント(6) | トラックバック(0) | Project AZ-1 | クルマ

プロフィール

「@まるおまるお さん大変だったね!
無事に帰宅出来て良かったです、お疲れ様でした」
何シテル?   09/19 08:55
ロバのEeyore(イーヨー)といいます。 このブログはAZ-1&CARAの事をメインに書いていきたいと思います。 お見苦しい点も多々あるかと思いま...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2012/11 >>

    1 23
45678 910
11 121314 151617
181920 212223 24
252627 28 2930 

リンク・クリップ

リアキャリパーOH&交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/06/29 00:26:34
オルタネーターVベルト、リブベルト化 その1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/03/31 07:08:17
AZ-1 ABARTH と....。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/01/25 00:51:03

愛車一覧

その他 その他 イーヨー先輩 (その他 その他)
クマのプーさんに出てくる仲間のロバのイーヨーです。 イギリス生まれですが、現在は浦安在住 ...
マツダ AZ-1 1号機 M2 1015B (マツダ AZ-1)
2000年春にアニキのお店で購入。 まだ当時は手に入ったMADHOUSEさんのタイプⅠ ...
スズキ ジムニー ジムニー SJ10 (スズキ ジムニー)
昭和54年式のSUZUKI ジムニーSJ10の4型メタルドア・幌です。2スト550ccエ ...
スズキ キャラ 5号機 初めてのCARA (スズキ キャラ)
『いや~CARAまだ乗った事なかったから欲しかったんだよね♪』 と言ったらみんなに怒られ ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation