• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ロバのEeyore(イーヨー)のブログ一覧

2012年12月20日 イイね!

AZ-1生誕20周年ミーティング  Report 11

AZ-1生誕20周年ミーティング  Report 11





Special Small Supercar AZONE prototype


AZ-1。このクルマはオーナーがカスタマイズという名の魔力に憑りつかれてしまう不思議なクルマのようだ。

そのカスタマイズは電気自動車や無線操縦車、そしてオープンカー等枚挙にいとまが無いほどである。

しかしA20で目撃したそのクルマはフロントとサイドガラス以外は何一つAZ-1の外見を留めていなかった。そして、驚くべきことに公認車検を受けているのである。

今回会場で幸運にもオーナー氏から直接話を聞かせていただく事が出来たが、その情熱と行動力にはただただ驚くばかりであった。


彼のオーナー氏はもはやカスタマイザーではなくコーチビルダーである。


今回のレポートはみんカラでも既に有名なTAK♪氏のAZONE prototypeについて紹介していこう。





これがそのAZONEである。A20に間に合わせる為大急ぎで作ったため、まだ未塗装の状態であるが、赤い色で塗装される予定である。





しかし、ガルウィングドアが開いていなければ本当にパッと見AZ-1とは分からないかもしれない。アウターパネルはフルオリジナルデザインで、将来的にはリトラクタブルライトも視野に入れている様である。
サイドウィンカーも小さいものがちょこんと付いており、こんなディテールもスーパーカールックである。





そしてリアビューはまさにミッドシップスーパーカーの定番、トンネルバックスタイルが再現されている。そしてこのリアオーバーハングが醸し出す伸びやかさはAZ-1には無い優雅さが現われている。





前後カウルは一体構造となっており、この様に逆アリゲーター状にオープンする。まさにランボルギーニミウラの再来と言うべきか。

そしてAZ-1・CARAオーナーであれば気が付かれた方もおられるかもしれませんが、ガルウィングドアを開けるドアオープナーがありません。(通常は白↑部にドアオープナーがある)

では一体どうやってドアを開けるのか?(これは後述します)





リアカウルも上部2カ所のボンネットピンで留められているのが判る。

そしてこの↑の先にあるステッカーに注目だ。このSSSAステッカーはスーパーカーブームの当時、ランボルギーニやマセラティの正規代理店をしていたシーサイドモーターのエンブレムSSSA (Sea Side Sports Association)をモチーフとし、オーナー氏の遊び心によりSSSA(Special Small Supercar AZONE)の略称である。





この角度で見るとリアカウルが、如何にノーマルから拡大されているかがわかる。
またリアタイヤやボディサイドのワイド感もかなりのものである。





ミラーもピタローニ・ベビーターボの様なものが直接ドアパネルに取付けられていたが、通常は↑の所にミラー台座が付いている。

またフロントガラス上端もFRP素材でサンシェード状に覆われレーシーな雰囲気を醸しだしている。





フロントバンパー先端もフェラーリ308の様な薄いブラックとなり、ウィンカーも当時のスーパーカーの雰囲気を感じられるものをチョイスしているようだ。

ライトはリトラクタブルライト予定のラインが入れられていた。





そしてこのボディサイドの張り出しは凄いの一言!リアタイヤもかなりの太さである。車検証記載は車幅155cm?らしいが、これはナンバー取得時に検査官にメジャーの端っこを持たされて0の目盛りを車体の一番ワイドな所に合わせて持っていた所、反対側で検査官が『155かな?』と言われ決まったそうだ。家で自分で測った時は160近くあったという話だが、なんとも大らかな話である。





そしてトンネルバックスタイルを再現するためにリアガラスを外して(黄色いラインが純正リアガラスの位置)小さいガラスを付けたようだ(白線の位置)。この白い→分だけ前に移動されている。その為、黄色←部位にメンテナンスのためのハッチが開けられていた。これはかなり整備性の向上に有効なのでは。





そして先ほどどうやってドアを開けるか?という疑問を提起したが、その回答がコレである。
この白←がドアへの通電端子となっており(ドアが閉まった状態だとドア側にある通電端子がここに当たりドア内部へ電源を供給する)、ドアに付けてあるスイッチで電磁的にドアをポップアップするのである。この為なんとドア内側はおろか外側にもドアハンドルは存在しないのである。

黄色→のスイッチはスターター用。

(上記部分はTAK♪氏より教えていただき一部訂正加筆しました。ありがとうございました。H24.12.21)





この様に拘りぬかれたAZONE prototype 。まさに自分の夢を叶えるためのオリジナルスーパーカー。

今後の完成が非常に楽しみである。


最後にA20会場で忙しい中、色々とお話を聞かせていただいたTAK♪氏に感謝の気持ちを送らせていただき、このレポートを終了したい。

『素晴らしいクルマを見せていただきありがとう』





以上、1990年代のMOTOR LAND風にお送りしました♪



この記事は、『 合法と違法の境界線 』について書いています。

Posted at 2012/12/20 22:30:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | AZ-1誕生20周年ミーティング | クルマ

プロフィール

「@まるおまるお さん大変だったね!
無事に帰宅出来て良かったです、お疲れ様でした」
何シテル?   09/19 08:55
ロバのEeyore(イーヨー)といいます。 このブログはAZ-1&CARAの事をメインに書いていきたいと思います。 お見苦しい点も多々あるかと思いま...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2012/12 >>

      1
2 34567 8
910 1112131415
16 171819 202122
23 24252627 28 29
30 31     

リンク・クリップ

リアキャリパーOH&交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/06/29 00:26:34
オルタネーターVベルト、リブベルト化 その1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/03/31 07:08:17
AZ-1 ABARTH と....。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/01/25 00:51:03

愛車一覧

その他 その他 イーヨー先輩 (その他 その他)
クマのプーさんに出てくる仲間のロバのイーヨーです。 イギリス生まれですが、現在は浦安在住 ...
マツダ AZ-1 1号機 M2 1015B (マツダ AZ-1)
2000年春にアニキのお店で購入。 まだ当時は手に入ったMADHOUSEさんのタイプⅠ ...
スズキ ジムニー ジムニー SJ10 (スズキ ジムニー)
昭和54年式のSUZUKI ジムニーSJ10の4型メタルドア・幌です。2スト550ccエ ...
スズキ キャラ 5号機 初めてのCARA (スズキ キャラ)
『いや~CARAまだ乗った事なかったから欲しかったんだよね♪』 と言ったらみんなに怒られ ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation