STREET COMPETITION M2 1028
ホイールはRay`sのCE28に交換。インチアップしても安心の軽量ホイールです。
1028のボディカラー、ブルーブラックに合わせてゴールドをチョイス。
フロントスポイラーは1028のものから社外品へ交換。
カナード程ではありませんがフロントにちょっぴりダウンフォースを発生させてくれます。
ブレーキキャリパーはロードスター用のオートエグゼ製対向4ポットキャリパーです。
ブレーキパッドはワンオフで注文。雨の日はブレーキペダルにちょっぴり足を載せただけでロックする位ストロークなく効いてくれますが、慣れるとブレーキペダルのリリース・コントロールが抜群にしやすいパッドです。
タイヤはSタイヤのハード・コンパウンドをチョイス。
ラジアルは持ってません(笑)
もちろん漢のパワステなしです!
町乗りはマジ勘弁してほしい位ステアリング重いです。
サベルトの4点式シートベルトとダッシュボードに付けられたP-LAPⅡ、油温、油圧、水温計はサーキットユースには是非取り付けたいパーツですよね。
まぁAZ-1と違ってNAはそんなにエンジンに厳しくありませんけど、あるとやっぱり安心です。
1028はフロントは素敵なM2の牽引フックが付いていますが、1028のマニュアル読んだら『ローダーに車載した時にこの純正フックにテンション掛けないでください』と書かれていたのでフロント・リアにコースアウトした時の為にフックを付けてあります。
そういえば1028でコースアウトした事ないなぁ。
足回りは車高調でセッティングしてあります。
F14kg R12kgなのでご飯食べた後は乗りたくない感じです。
それにしてもさすがM2。ロールケージでのボディ剛性向上と内装の簡素化による軽量化がすでに行われていた為、うちの1028は足回りとブレーキ以外はノーマルのままでサーキットを十分楽しめました♪
M2 1028。良いクルマですよ(*^_^*)
昨夜泊まらせてもらったホテルは青森駅近くにもかかわらず、天然温泉の大浴場付きの上に朝食バイキングが無料で税込5500円と中々コスパの高いビジネスホテルでした!
しかし、写真をご覧いただければ分かります様に朝食はちょっぴり残念な感じでした・・・・・
ぶーちゃんとAZ-1でツーリングを始めて分かった事があります。それはだいたい税込6000円以下で朝食付きのビジホのご飯はちょっぴり残念な時が多いって事ですね・・・
たまに安いビジホ予約が取れなくて7500円以上位のアラブの王様が泊まる様なビジホに泊まった時は朝食も『グッ』とクオリティが上がる気がします!気のせいかも知れませんが!
そんな与太話はこれくらいにして今日の旅のコース紹介をしていきましょう。
青森駅近くのホテルを出発してまずは竜飛岬を目指して北上。その後、海沿いに秋田まで南下する予定ですが、途中ろぼこんさんに教えていただいた『しじみらーめん』を食べる為に五所川原へ寄り道する為にちょっと内陸へ入ります。
計画では約330km位なので今日も写真を撮りながらののんびりツーリングになりそうです♪
それでは早速スタートしましょう!
今回青森を走っているとあちこちで紫陽花が咲いているのを見かけました。その度にぶーちゃんは写真を撮っていましたが、ここは壁一面に紫陽花が咲いていてとっても綺麗でした!
なんかノーマルAZ-1のフロントマスクは愛嬌があってイイですね♪
実はぶーちゃん、幌AZ-1のフロント周りのデザインが一部気に入らずほとんど前からの写真は撮らないんですよ。
その為フロント周りはカスタム予定だって言ってました。いつになるかわからないケド(^^ゞ
そんなこんなで竜飛崎の灯台駐車場に到着です。
えっ?そんなこんなじゃ分からない?
私はAZ-1に乗るとおねむになっちゃうので途中の事はあんまり覚えてないんですよね。だから途中の事にはあんまり触れません!
なのでザックリとしたレポートですが、ロバのする事なので大目に見て下さいね
(๑´ڡ`๑)テヘペロ
この日は本当に雲一つない青空でした!
しかしとっても風が強くて飛ばされちゃいそうな程でしたよ(汗
灯台と一緒に記念写真を撮った後は駐車場の売店へ行って買い食いタイムです♪
タコさんが干してあるお店に行って『煮蛸串』を買ってもらいました!
この小さいタコさんの頭にはなんとウズラの卵が入ってます。
パクリと頂くと甘辛な味付けのタコさんにウズラの卵の味が加わってとってもデリシャス♪
一本350円也ですがおススメです!
さて、ここからは国道339号線、通称竜泊ラインを走ります。
この道は、つづら折りの山岳道路と荒々しい日本海を眺望しながら走る南側の海岸道路の両方の道路を楽しめる『日本百名道』の一つなのです!
対向車もほとんど来ないタイトなコーナーの続くワインディングは最高でした!
そしてワインディングを一気に駆け下りていくと眼下に紺碧の海が広がります!
とっても気持ちが良い道でした♪
しかし、この国道339号。実はもう一つある事で有名なんです。それは・・・・・
階段国道!
そう、一部区間が車が通れない階段国道だったんですね。
ジツはそんな事とはつゆ知らず、後でろぼこんさんに教えてもらったのはヒミツです
(๑´ڡ`๑)テヘペロ
わーい海が見える♪と写真を撮っていたのですが、このちょっと後ろに『階段国道』の階段と道路標識があったみたいです(^^ゞ
そして、海岸線まで降りてきてしばらく海沿いを走っていたら突然ぶーちゃんが脇道へ!
ぶーちゃんはクルマを降りてあたりを見回し、何かを探している様子でした。
『どうしたの?』と聞いてみたらどうやらこの林道は昔に鉄道が走っていた跡に作られた道の様だという事です。
日本三大美林のひとつとして知られる津軽半島の「ひば林」から『青森ひば』という木材の輸送を目的に、今から100年以上前の明治40年頃に建設された津軽森林鉄道というナローゲージが走っていた跡みたいですね(昭和42年に廃止)
さらに奥までクルマを走らせて、小川を渡った反対側からパチリ。
沢の左右の山肌がゴツゴツしていますが、これは堆積岩の崖で岩肌は褶曲しつつ傾斜している為に『傾り石』と呼ばれているそうです。
さらにこの沢の奥には青森県内では最も古いジュラ紀(2~1.5億年前)の付加体があると言われています!付加体って何かわからないケド。
ぶーちゃんがスマホで調べながら説明してくれたんですが、こんな人が住んでない地域でも電波が届くdocomoすごいなぁ!
実は今回急遽6号機でツーリングに出たのでナビなしだったのですが、試しに使ってみたi-phoneのグーグルマップ・ナビが思ったより使えて圏外にならない限りロストしないのでぶーちゃんは大助かりだったみたいですよ。
おっと、どんどん話がそれていくのは私がロバだからで気にしないでくださいね。
(๑´ڡ`๑)テヘペロ
そして再び国道へ戻り南下を続けます。海沿いを走るワインディングはとっても気持ちが良くてサスガ日本の名道百選に選ばれただけあるね♪なんてぶーちゃんと話していたら突然
『ねぇイーヨー先輩、折角だからこの海沿いの道を写真撮りたいんだけどいいかなぁ?』
なんて言ってきました。
『ん?いっつも勝手に停めて写真撮ってるのに何で今回は聞いたの?』
と聞くとちょっと歩くんだと言うのですが、まぁ自分はぶーちゃんのカメラバッグに入れてもらってポッケから顔を出してるだけなので、イイよと二つ返事です。
するとAZ-1を路肩に寄せて停めた後、三脚とカメラバッグを担いでペットボトルの水を手にテクテク歩き出しました。
『んー、やっぱり天気がいい時のツーリングは最高だなぁ』
テクテク
『しおさいのざわめきが耳をくすぐって気持ちがイイね♪』
テクテク
『しかし、雲一つない青空だから暑っいねぇ。ぶーちゃんお水ちょうだい』
ゴクゴク
『ふー、あれ?ぶーちゃんどこまで行くの?』
テクテク
『ん?あそこだよ』
テクテク
『ええ~?!なんであんなとこまで行くの!』
テクテク
『イヤ、さっき通った時にあの上から見た景色がイイ感じだったから、あそこにクルマ停めて戻って上から写真撮ったら良さそうだなぁって思ってさ』
テクテク
『イヤ、言ってる事は分かるけどあの上ってずいぶん遠くない?』
テクテク
『そうかなぁ?多分もうあと1㌔無いと思うよ』
テクテク
イヤ、あと1㌔って・・・・・・・
テクテク
そっか、ぶーちゃんは学生時代あちこち旅して写真撮ってたんだっけ
一日2~30kmとか平気で歩いて写真撮ってたとか言ってたからなぁ
テクテク
でもあれから20年以上たってすっかりお爺ちゃんになってるのによく炎天下に坂道登れるなぁ・・・
テクテク
『よしっ、イーヨー先輩着いたよ~』
『ありゃ~、ぶーちゃん通行の邪魔にならない様に路肩に寄せて停めたからAZ-1がカードレールに隠れちゃってるよ。もう少し向こうに停めれば運転席側がこっち向いて撮れたのに』
『イヤ、向こうはS字の真ん中だからクルマが避けて少し対向車線に出た時ブラインドで危ないじゃない?だから見通しが良い所に停める様にしてるんだよね』
『ふーん。あれ、ちょっとどこ行くの!』
ガサガサ
『確かにガードレールに隠れてほとんどAZ-1が見えないから、あそこの上までこの山肌ちよっと登って高さを稼ぐよ。そしたら少しはクルマが見えるんじゃん』
ガサガサ
『まったくお爺ちゃん頑張るなぁ~。さっきの話の続きだけど、もしかしていつも写真撮る時そんな事考えて停めてるの?』
ガサガサ
『うん?そうだよ?いくら駐車禁止じゃない所でも停める時はなるべく邪魔にならないようにしないとね』
ガサガサ
『ふーん、ぶーちゃんのくせに気が利くじゃん!』
ガサガサ
『だって自分のせいで事故とか起こったら嫌じゃん』
ガサガサ
『まぁそりやそうか』
ガサガサ
『よっと、ふう~着いたぁ』
『ホントだ!ここからなら何とかAZ-1が見えるね!』
『う~ん、でもなんかイマイチだなぁ』
『でももうこれ以上登れないよ?』
『まぁここでいっか。レンズは400mm位かな?今11時過ぎだから太陽はほぼ真上でしょ、露出補正+1にして1/3ずつステップ補正撮影モードにセットしてと』
『ぶーちゃん、三脚使うならシャッター押させて!』
『おー、いいよ~』
ファインダーを覗いて、息をゆっくり吐きながらシャッターをパチリ
『ねぇ?写真どう?』
『うん、イマイチ!』
『うん、イマイチだね(笑)』
レンズを変えたりアングルを色々変えて何枚も撮りましたが結局全部イマイチでした(笑)
ちょっとクルマの位置を変えたり向きを変えたりするとガラッと印象が変わるのにってぶーちゃんは言ってましたが、また山降りて片道20分ちょっと歩いて戻ってくるほどHPが残ってないので仕方ありませんね。
まぁ良い写真が撮れなくてもこんな風に過ごした時間が良い旅の思い出になるもんです♪
と言うか、今さらですがこんなグダグダな旅日記ですみません(^^ゞ
でもロバの書くレポートなので大目に(以下略(笑))
そそくさと崖を降りて、国道を炎天下の中ヒーヒー言いながらクルマに戻りました。
車内も大変熱くなっていたのですぐにエアコン全開!
しかし、R134化したエアコンはこんな真夏日ではちょっぴり効きが弱いです。
まぁ無いより全然マシですけどね(^^ゞ
再び339号線を走っていると道のすぐ脇に小さな滝がありました。
少し先でUターンして滝のすぐ横まで入ってクルマを停めます。
看板も何もないちっちゃな滝でしたが、クルマですぐ近くまで入れるのも珍しいので、三脚を立ててスローシャッターでパチリ
『ねぇぶーちゃん、お腹すいた!』
『そっか、もうお昼過ぎたし、五所川原のしじみらーめん食べに行こうか』
『うん!』
と言う訳で、写真撮影はこの辺で切り上げて一路五所川原へと向かいます。
国道を走っていると十三湖と言う湖が見えてきて、道路わきのドライブインではシジミ料理とか書いてあります。きっとここのしじみが有名なんでしょうね。
期待に胸を膨らませて津軽鉄道の津軽五所川原駅に到着!
早速スマホでググってみると・・・・・
なんとしじみらーめんは途中に通った十三湖のあたりにしかお店が無くて、五所川原には今はしじみらーめんのお店はありませんでした!
ぶーちゃん、ちゃんと調べておいてよ!(怒)
と言う訳で、お昼は箱に入った棒の様なものを頂きましたorz
その後しばらくはチョー不機嫌だったので、ぶーちゃんの事はシカトしつつ淡々とクルマは進みます。
沈黙の中、一時間以上走ってたどり着いたのはJR五能線の驫木駅です!
この駅は以前JRの青春18きっぷのポスターになっていて、旅情満点な感じが気に入って一度来てみたかったんだよとぶーちゃんが言ってましたがシカトです。
写真撮る時もブィっとしかめっ面です。
ロバは執念深いんです。食べ物の恨みは怖いんです!
でも確かに日本海の煌めく海を背にポツンと佇む小さな駅は旅情を感じさせますね。
『イーヨー先輩、悪かったよ。晩御飯は先輩の好きなもので良いからさ。何が食べたい?』
『きりたんぽ食べたい!』
『分かった。分かった。ちょっと予算オーバーだけどきりたんぽにしようか。』
『ホント!?今夜楽しみだなぁ~♪ふ~ふふ~♬』
(イーヨー先輩ちょろいな・・・・・)
ご機嫌も治った所でいい笑顔♪
ここから先はお腹と背中がくっつきそうな位腹ペコで良く覚えてないんですよね。
気が付いたら秋田駅近くのホテルにチェックイン!
そそくさとぶーちゃんを連れ出して繁華街へと向かいます。
そして見つけたきりたんぽのお店です!
ガラガラっ
『ヘイらっしゃ~イ!』
『ロバとデブ一人だけど空いてます~?』
『すみませ~ん、お盆なもんで予約で一杯なんですよ~』
『なにっ!』
それから駅近くのお店をウロウロとしましたがどこも一杯・・・・・・
仕方がなくお昼に食べられなかったからという事で、唯一入れたラーメン屋さんへ。
ぶーちゃんは気を使ってくれてギョーザや肉メシを付けてくれましたが、かなりのしょんぼり感が隠せませんでした・・・・・
本日の走行距離はどーでもいいですがだいたい337kmくらいです。
ホテルへの帰り道
『ラーメン美味しかったね~』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『明日も晴れるかなぁ~』
『・・・・・・・・・・・・・・・・』
『あさって米沢を通るんだけど、米沢牛食べようか?』
『食べる!』
『しゃぶしゃぶがいいかな~、すき焼きにしようかな~?、フーフフー♪』
(イーヨー先輩、ちょろいな・・・・・)
ohmazaki the northernmost tip of main island
----- 2014/08/12 9:26 航空自衛隊三沢基地から北東へ約6kmの林道 -----
八戸を出発して一時間半。一休みする為に国道を離れようと、気まぐれに脇道へハンドルを切る。
曲がってみたら水たまりに轍もある未舗装路だったが、まるで何かに誘われる様に構わず林の奥へ入って行くと、紫陽花が綺麗に咲いていて驚いた。
エンジンを切ると束の間の静寂が訪れる。林の中を優しく海風が吹き抜けていく。
ほとんど人もクルマも通らないであろうこんな所で、ひっそりと咲いている紫陽花を独り占めしながらつかの間の休息をとる。
うん、紫陽花とブルーのAZ-1のコントラストはイイ感じだ♪
ファインダーを覗きながら独り言。そしてシャッターをパチリ。
今日は下北半島を北上して恐山の近くを通り、本州最北端の大間崎を目指します。
台風一過のお蔭で天気も良くて絶好のドライブ日和です♪
上の地図でも分かる通り今日は途中でフェリーに乗って津軽半島へと渡って青森駅近くで泊まる予定の為、約300kmの移動距離です。
今までの経験から、のんびり写真を撮りながらAZ-1でツーリングを楽しむなら一日300km位がちょうどいい感じでした。
それなので今回の夏休みツーリングは300km/dayを一つの目安にしてルートを考えてみる事にしました。
基本的には国道を走りながらたまに脇道へ。
気に入った景色が見つかったらイーヨー先輩とパチリ。
下北半島は20年以上前に大間崎から函館へと渡るフェリーに乗る為に通った事がありましたが、広々とした景色の広がる気持ちの良いドライブルートです♪
昔と違うのは、最近はやりの大きな風力発電塔がある事ですかね。
イーヨー先輩も興味津々です(*^_^*)
真夏のツーリングは天気が良いと最高ですね!
特に今回は幌のAZ-1じゃないので、エアコンも良く効いてとっても快適♪
もちろんオープンの爽快感は何物にも代えがたいのですが、ルーフシェードを付けずにグラスキャノピーで木漏れ日の中を走るのもイイ感じです♬
そんな事を考えながら走っていたら、陸奥横浜駅近くでAZ-1とすれ違いました!
あっという間だったのでナンバー等は確認できなかったのですが、カーボンチックなオールブラックのボディにボンネットはMSでした。
こんなブログネタがあった後は、いつもの通り無人駅で一休みしながらスマホでみんカラにUPします。
この時は、皆さんからそのAZ-1はちゃん〇さん?というコメントを多数いただきましたが間違いなく違います(^^ゞ
のんびりしながらどこまでも続く線路と青い空を見上げるイーヨー先輩をパチリ。
セミの鳴き声が夏真っ盛りを感じさせてくれました。
そして一路恐山へと向かいます。
実はあんまり興味が無かったのですが、意外とみんな行った事あると言うので通り道だし寄ってみるかと少しだけ遠回り。
しかし、すぐ近くにある宇曽利山湖に着く頃には何故か急に曇り空に。
荒涼とした景色と一緒にパチリ。
この先を曲がればイタコがいる恐山温泉という所で怖気づいてスルーしました。
実はちょっぴり霊感があるので、何となくイヤな感じがして(と言い訳して)先を急ぎます(^_^;
でもせっかく来たので写真は撮りたいなぁと思い、硫黄の臭いが立ち込める河原を見ながらパチリ。
川底が黄色く変色していました。
逃げる様に恐山を後にしてワインディングを駆け下ります!
何故か前をゴミ収集車が走っていたのですが、スゲー速さでダウンヒルを攻めていて付いて行くのがやっとでした。
やっぱり峠道は地元民が速いですね(^^ゞ
たまにカウンター当ててるし(笑)
そして無事に山を下り、津軽海峡を右手に見ながら北上を続けます。
すれ違う対向車をぼんやり見ていると軽自動車が多いのは当たり前なのですが、ほぼ9割がブラックカラーでした。
もちろん軽トラは白なのですが、それ以外の軽は何故かほぼ全部が黒!
何かあるのかなぁ。
そんな事を考えているうちに大間崎に到着です。
他府県ナンバーの車やバイクがたくさん来ていましたが、隙間を見つけてちゃっかり海が見える所に停められました♪
ついにAZ-1でやって来ました!
本州最北端の地、大間崎です!!
ちょうど地元では夏祭りだったみたいで船の形をした山車がいくつも練り歩いていました。
良い雰囲気だなぁ♪
しかし夏祭りのせいか食堂はどこも一杯で、楽しみにしていた『大間のマグロ』は食べられませんでしたorz
朝ごはんも袋に入ったゼリーっぽい物だったので、イーヨー先輩はたいそうご立腹でした(>_<)
ご機嫌を取る為に、取りあえずたこさんの足の串焼きを一本買ってあげてそそくさと出発します。
ここで念の為、フェリー会社に電話して予約します。
乗船できないという事はないと思いますが、お盆休みの為不測の事態に備えます。
無事にフェリー埠頭に到着して車検証片手に乗船手続きへ。
すると間もなくフェリーが到着してきました。
おいおい、随分ちっちゃいなぁ!
イーヨー先輩も苦笑いです(^_^;
船体にも書かれていますが、このフェリーはココ下北半島と津軽半島を陸奥湾を通って最短距離で結んでいます。
車輛の下船が終わったら乗船開始です!
誘導員さんの指示に従って乗船していきます。
こっそり写真撮っていたら見つかりました(笑)
車輛甲板にAZ-1を停めて車止めをしてもらい階段を登りながらパチリ。
やっぱり中から見てもちっちゃいなぁ(笑)
パタパタと上部甲板に上がるとすぐに出航です。
蟹田と脇野沢をわずか1時間で結んでいる短距離フェリーに乗って、AZ-1も束の間の休息です。
何故だか自分でもよく分かりませんが、旅先でクルマと一緒に短距離フェリーに乗るの好きなんですよね♪
離岸していく際に鳴る船笛が旅情を盛り上げてくれます。
段々と日が傾いてきて、着く頃には夕方になりそうです。
無事に接岸。津軽半島へと上陸します。
後はここから南へ向かって青森駅近くのビジネスホテルまで約30km。
あと一息ですね。
フェリー埠頭を後にして川沿いを走っていたらオレンジ色の夕日が落ちてくるのが見えたので、路肩に停めてカメラ片手にクルマを降ります。
AZ-1のボディに夕焼けが映る様に露出を-1.5に設定してパチリ。
写真を撮った後は道路脇の草むらに腰を下ろして、イーヨー先輩と陽が沈むのをぼんやりと眺めます。
オレンジ色の空が蒼に変わるほんの数分間の自然の贈り物。
今日も素敵な一日を送る事が出来て、イーヨー先輩と一緒にいい笑顔♪
でもイーヨー先輩はその後のご飯の時の方が笑顔が輝いていました(^_^;
八戸から青森まで。
途中フェリーで移動出来たので本日の走行距離は約286kmでした。
M2 VOICE vol.16 august 1995
皆さん、こんにちは。真っ白に灰になったロバのイーヨーです。
しかし皆さんからいただいた励ましのコメントのお蔭で復活しました!
ありがとうございますm(_ _)m
それではM2 1015の日をお祝いすべく、1015に関する記事を記載しますね。
まずはM2 1015とは何か?そして販売台数は?
AZ-1の『限定車』として、1994年5月末にオートザムから50台限定で販売されるも販売好調を受けて受注生産へと変更。『特別仕様車』として継続販売されました。
結果、1994年8月時点で220余台の販売がありました。
ここら辺の詳細は以前のブログを参照してくださいね。
コチラ→ M2 1015の真実 vol.5 50台限定の謎
そして引き続きM2 1015の総販売台数を探るべく3つのアプローチを考えました。
① マツダお客様相談室、E&T等への問い合わせ。
② 未収得のM2 VOICEや挟まれていたチラシを 古本屋、オークションで捜索。
③ 元M2スタッフにコンタクトを取る。
まず初めにマツダお客様相談室やE&Tへ時期を変えて何度か問い合わせを試みましたが案の定ダメでした。
特にお客様相談室には車台番号別の資料があるのが解っているのですがガードが固いですね。
そして次は書籍によるリサーチです。
コツコツ集めていた所、偶然M2 VOICEの最終号が手に入りました。
この号の9ページにALL THAT M2としてM2の販売車と開発車に関する簡単な説明が載っており、もちろんM2 1015に関する記載もありました。
それがこちら。
1015
『スパルタン マイクロスポーツ』。初期はWRCのカラーリングだったが、最終的に、コンセプト by M2として、オートザムより300台強を販売。
最終的にはM2 VOICE全巻(オリジナルと再発行書籍)とそれに挟まれていたすべてのチラシのpdfファイルを入手する事が出来ましたが、M2 1015の販売台数に関する記載はこれだけでした。
(ご協力頂きましたRCOJのスタッフ様、並びに情報提供いただきました会員様には本当に感謝ですm(_ _)m)
1995年8月に発行されたこの号に載っていた1015の販売台数300台強が
現存する書籍によって確認できる最後の数字となりました。
1994年8月発行のチラシでは220台余と書かれていたので大分増えましたね。
そして最後に元M2スタッフ様に接触する事が出来ました。
その時にお伺いする事が出来た内容を記載しますね。
『まず言っておきたい事は、M2で販売した車両はロードスター・ベースのM2 1001・1002・1028の3台だという事です』
そうなんです。正確に言うとM2 1015はM2の販売車両ではないんですよ。
当時マツダのグループ会社であったM2は1991年12月に『感動のある、クルマ・生活の提案』を目指し、その活動を開始しました。
ちょっと1015から話がそれますが、M2 INCORPORATEDと言う会社について少し説明しておきたいと思います。
M2のクルマ創りの原点は、自分が本当に欲しいもの=きっと誰かが欲しいもの、にあるのです。
しかしそこには、ひとりよがりという落とし穴があります。そのリスクを避けるためにM2は、従来の技術主導の商品開発でもなく、マーケティング調査主導の商品開発でもない、既存の常識や制約にこだわらない、クルマの創り手と使い手とのダイレクトコミュニケーションを目指したのです。
すなわち、開発途上でクルマを公開して造り手である開発担当者本人が、その想いを使い手に直接ぶつけ議論し、その議論の中から得たもので自らの想いを深め、修正し、クルマを熟成し、また公開を行う。
これを繰り返し商品として世に出し、後に実際に使い手の声を聞き続けること。
そしてこれらの活動は閉ざされた研究所のような施設ではなく、常に生活者との接点となる開かれた場所が必要であり、その場がM2ビルである。
こうして開発され、販売されたクルマがM2 1001・1002・1028なのです。
だからM2で販売されたクルマにはプライドを持ってシリアルナンバーが入っているのです。
これはロードスターのボンネット内の車台番号や型式が打刻されたプレートの横に貼られていたM2のシリアルナンバー・プレートです。
そしてM2のロードスターはどれも助手席ドアの上部にこの様なプレートがリベット止めされています。
(これはロードスター乗りの方に作って頂いた1015用のレプリカです)
お分かりでしょうか。M2のクルマとは開発者と使い手が議論を交わしながら作られた『自分が本当に欲しいもの』を造り上げ販売されたクルマなのです。
だからM2の元スタッフさんはM2で販売した車はロードスター・ベースの3台だけだと言ったのだと思います。
220台余が販売されたと記載されていたチラシにも、300台強が販売されたと記載されていたM2 VOICEにも必ず『オートザムより販売された』と但し書きが入っています。
(チラシの方には『オートザム』の部分にわざわざアンダーラインまでひかれています)
ではなぜM2で開発をしていた 1015はM2で販売されず、オートザムで販売されたのでしょうか?
その理由はM2 1015が販売されるまでの経緯にある様に思いますので、元M2スタッフ様のコメントから紐解いていきましょう。
『当時AZ-1は販売不振でヤードにたくさんの在庫車があふれていたんだ。ブレーキローターなんか錆びちゃってね。そこでマツダ本社からAZ-1の販売促進の為に何とかならないかと話が来たんだ』
元M2スタッフの方は遠くを見る様に、ゆっくりと話し始めました。
『M2でAZ-1の開発を担当していたのは市川と言う男で、元々はマツダ本社でデザインをやっていたがM2に異動になって来たんだ。マツダ本社からAZ-1に関するリクエストが来た時も市川が一人で担当していたと思うよ。』
そう、この市川 功さんと言う方はM2でAZ-1ベースの車両を開発していたなん方です。
当時分かっているだけでM2 1014 ・ M2 1015A ・ M2 1015Bと3台のAZ-1ベースのプロトタイプ車両がありました。
M2 1014 に関する過去ブログは→コチラをクリック
M2 1015Aに関する過去ブログは→コチラをクリック
M2 1015Bに関する過去ブログは→コチラをクリック
(※こちらの過去ブログも近々削除予定なのでご了承ください)
M2 1015AとBに関してはM2ビルでの展示に加えてK-carスペシャルで特集を組んでいて、その中で1015Bの幌製ドアに関してはリクエストがあれば作るかもとまで書かれていました。
こんなユーザーとのやり取りがM2の開発の本質なんでしょうね。
そして以前オフ会でお会いした某有名カスタムAZ-1オーナー様(ネットはあまりやられていない)からお聞きしたのですが、当時この記事を読んで後日M2に連絡をとったけど全然問い合わせが無くてこの幌製ドアの企画は無くなったみたいな事を言われたという事でしたorz
やはりロードスターと違い絶対販売数が少なく在庫車があふれていた販売不振車のM2での開発はいかにに困難だったかが分かりますね。
で、話を戻しますがこのAZ-1の開発担当の市川さん、当初は1015AをM2から販売する事を企んでいた節があります。
なぜならM2のロードスターと同じで1015Aだけは足回りやエンジンチューンが計画されていたからです。
しかし、マツダ本社からはヘッドライトまで交換してある1015Aではコストに合わないと判断されたのでしょう、あくまでボディ外板の変更のみで対応する事となった為(すなわちエンジンや足回りもノーマルのまま)、デザイン出身の市川さんお一人での対応が可能だったのだと思います。(ココまではあくまで自分仮説)
そしてそれは、M2のポリシーである『造り手と使い手が議論を交わしながら開発する』事が出来なかったという事に他なりません。
デザインだけを変えて出来上がった1015はM2のクルマではないと。
だから1015のカタログには『AZ-1 CONCEPTION by M2』と書かれていたんですね。あくまでM2のコンセプトを纏ったものだと。
そしてそのコンセプトのベースとなったのは間違いなく1015Aだと言うのも分かりますよね。
四角いヘッドライトに見せる為のボンネットの四角いライト孔、PIAAからシビエに換えられたボンネットの補助灯。
そしてAZ-1のプロトタイプであるAZ550のタイプCに似た1015のリアウィングですが、これにも理由があります。
AZ550 Type-Cの過去ブログは→コチラ
(近日削除予定)
実は市川功さんはAZ550の開発に関わっていたデザイナーさんだったんですね。
だから1015のリアウィングはあの様な形態になったんだと思います。
(ココも自分推測です)
そして1015のボディ外板の変更はボンネット・バンパー・リアウィングの3点のみだったのですが、市川さんはここで奥の手を使います。
リアエンド・パネルとバンパー下部中央をブラックアウト塗装、さらにドアミラーもボディ同色へと塗装させたんですね。これだけで更に印象が変わります。
そして極めつけはリアに貼られた『 M2 1015 』のエンブレムです。
これこそが1015を特別なAZ-1として高めたアイテムの一つだと思います。
某オークションでは驚く値段が付きますしね。
この様な市川さんの努力も実ってか、当初限定50台で販売開始された1015はあっという間に50台を売り切り特別仕様車として受注を継続する事となったのは前述のとおりです。
そして元M2スタッフ様の話は核心へと入ります。
『M2でデザインされた1015はマツダの想像以上に売れて、AZ-1の在庫車がかなり減ってM2がマツダからかなり感謝されたんだよなぁ。もちろん在庫車の錆びたローターとかはちゃんと磨いて販売したんだよ。』
『そ、そうなんですね。で、1015はどれくらい売れたんでしょうか?』
『正確な数字は忘れちゃったし資料も残っていないけど、確か350台前後だったと思うよ。』
350台前後!
1995年8月の資料で300台強と書かれていたのであながち的外れな数字ではないかと思います。
ちなみにこの元M2スタッフ様は当時M2でも全体を把握する仕事もされていた割と上のポジションの方だった事を付け加えておきます。
いかがだったでしょうか。
M2 1015の総生産台数は取りあえず300台強、あるいは350台前後という事で良いのではないかと思います。
AZ-1の総生産台数の1割弱ですね。
意外と多かったと言うべきか、まだまだ少ないと思うべきか。
それは皆さんに判断して頂ければいいかと思います。
それではまた来年。1015の日に続きます♪
リアキャリパーOH&交換 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2022/06/29 00:26:34 |
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