----------------- 2015/01/02 9:30 富良野市北方の山の中 -----------------
この所連日-20℃を記録している富良野では、朝ホテルの玄関を出るとキンと冷えた空気が肌を刺します。
ユニク〇のヒートテッ〇の靴下、上下アンダーウエアで首から下をすっぽり覆ってその上に重ね着しまくってグローブとマフラーをしてなんとか耐えられる位の寒さ(>_<)
車内に飲み残していたペットボトルは凍結していて、もはや釘が打てるレベル。
だいたい午後まで飲めません(もちろん午後でも半シャーベット状)
そんな寒さの為、ウィンドウォッシャーもタンクの中でカチカチです!
この為、寒冷地では-20℃まで凍らないウィンドウォッシャーが売られています。でもそれじゃ原液のまま入れてもこの辺りじゃ凍っちゃうのでは?と思ったら、北海道AZ-1ドライバーのかっつ。さんが『-60℃まで凍らないウィンドウォッシャーがオート〇ックスで売られているから、それを水で薄めて使えば大丈夫だよ』と言ってました。
なんか北海道って生きて行くだけで大変な気がするなぁと思ったエピソードでした。
でもそんな寒さこそが冬の北海道の魅力の一つかもしれません。
極寒の中で飲むホット缶コーヒーの美味しさはまさに五臓六腑に染み渡るレベルです!
そして、そんな寒さだからこそ見られる素晴らしい光景があります。
マイナスの外気温の中、風がほとんど吹いていない日の朝には霧氷を見る事が出来ます。
そのうちの一つに樹氷がありますが、これはとても冷えた濃霧が樹木などに凍結付着して白く見える氷層で、樹がまるで白く凍っている様に見えてとても幻想的な光景です。
そんな樹氷のある光景をパチリ。
こんな極寒の地でもトラブルフリーで走ってくれる22歳のAZ-1には本当に感謝です♪
あっ、今回の旅の相棒のイーヨー先輩にも感謝を!
さて、今日は北海道AZ-1ドライバーのお二人からお誘いを受け(ありがとうございます!)夕張と帯広を巡るツーリングとなりました。
一昨年の夏に北海道へ来た際にお会いしたお二人だったのですが、まさかこんなに早く再会できるとは思ってもいませんでした(*^_^*)
今回の北海道ツーリングではお二人に教えて頂いた事がとても役に立ちました。
本当に感謝ですm(_ _)m
さて、まずは毎朝の出発の儀式。雪掻きから。
以前はワイパーを立てて停める様にしていたのですが、北海道の地元ナンバーの方は、皆さんほとんどワイパーアーム立ててないんですよね。
理由は分からないのですが、真似してそのまま停めてます。
こんな感じでフロントガラスがカチカチに凍っているのでまずはエンジンを掛けて暖気をしている間に雪掻きをします。
その時に威力を発揮したのがコチラ。
解氷スプレーとアイスカッターです!
このスプレーをプシャーとかけるだけでワイパーひと拭きでクリアな視界が現われる優れものです!
なんかゴム類や塗装に良くない気がしないでもありませんが(根拠なし)こんなお手軽にガラスの霜取りが出来るなら目をつむります!300円位とお安かったし。
そしてアイスカッターでボディに積もった雪を掻き終わる頃にはシートヒーターも温まっているので、快適に出発できます。
あっ、でもしばらくはステアリングもシフトノブもキンキンに冷たいので走り始めはグローブしたままで運転です。根性なしなので(^_^;
今日の予定は夕張で12時にかっつ。さんと待ち合わせ、お昼ご飯を食べてから帯広へ向かってスイーツ男子さんと合流予定です。走行距離は約350kmですが、そのうち半分以上が高速なので距離の割には楽ちんな予感です♪
しかし、油断した時にこそ試練が訪れるという事にまだこの時は気が付いていませんでした・・・・・・
まずは夕張へと向かい道道135号線を走り出します。
すべてが凍りついた極寒の世界で一枚パチリ。
こんな所でクルマを停めて道路を歩いているとほとんどの車が停まってくれて『故障ですか?』と心配してくれてしまうので(本当に北海道の方は親切です*^_^*)車が走ってきた時はわざとカメラを構えて写真を撮っているふりをします。
そうすると『ああ、写真撮ってるのね』と思われて通過してくれます。
そしてしばらく走ると曇り空から雪が降ってきました。
この後も降ったり止んだり、たまに雲間から晴れ間がのぞいたりと山の天気は本当に変わりやすいです。
そんな山道を走っているとお約束の看板が。
この写真を撮った後、しばらくしたらホントにキタキツネさんが飛び出してきました
(*^_^*)
雪が降りだして来た雪道を横断するキタキツネさんをパチリ。
左から飛び出して来て道路を横断した後、雪の壁にジャンプして登って行きました。冬毛がモフモフですね♪
そして道道135号線から夕張へと続く国道452号線へと入ります。後はこのまま夕張まで簡単に着けるかなと考えていたら、桂沢湖でナビの通り左折すると車が通った跡がない新雪に覆われた道になりました。
しばらく走っても新雪のシュプールを描くAZ-1の他にクルマはなく、対向車線にこそ少しばかりの轍がありましたが、国道なのに全然車の通行がありません。
まぁ1月2日ですからそんなものかもしれませんね。
しかし、みるみる路面の積雪が増えてきて、前の方に吹き溜まりがあったので念の為に一時停車して確認します。
そんな積雪国道をパチリ。
ふかふかの粉雪が結構積もってますよ(笑)
ちなみに前輪で吹き上げられた粉雪がこんな風にドアの隙間に入り込んで来てました。
やっぱりここのドアゴムシールも大事なんだなぁ。
後ろに回ってAZ-1を見てみると巻き上げた粉雪のせいで真っ白でした!
これじゃブレーキランプやウィンカー見えないね(^_^;
で、前方の吹き溜まりですが、道が切通しになっていた為にここだけ他よりも雪が貯まっちゃったんでしょうね。雪に埋まりながら歩いていくとまぁ何とかなりそうなので突撃です。
なんかあった時の為に脱出用の波板とかスコップも積んであるのでこれくらいなら大丈夫だろうと判断して突破します。
ジムニーやエスクードで来た時は気にもせずに突っ込んでスタックした事もありますが(笑)やはり車高の低い2WDだと慎重になりますね。
ここまで雪道を走って来て改めて考えてみると『慎重に走る事』が何よりも大切な気がしました。
スピードを出さない。
カーブはしっかり減速してから進入。
下り坂に入ったらエンジンブレーキを使用して少し減速。
深い轍がある所は通らない。
路面状態に常に気を配る(視線は常に先を見る)
しかしこれらに気を付けていても、もちろん雪国特有のトラブルに襲われる事が有るかもしれません。
そう、雪道を走るという事は常に危険と隣り合わせだという事を忘れてはいけないのです。
吹き溜まりもちょっとバンパーで新雪を除雪した位で無事通り抜ける事が出来ました。
一時停止して、ラジエターへと向かう導風板への開口部の雪詰まりもない事を確認した後、再び夕張国道を走りだしますが相変わらず車と遭遇しません。
三笠市と夕張市の市境の三夕トンネルを抜けると峠を越えたのか、雪も止んで雲の間から少し青空がのぞく所もあり道も少し下り坂になりました。
景色も少し変わってきたので休憩がてら写真でも撮ろうかと、スリップさせない様にブレーキをゆっくりと掛けてみます。
すると・・・・・・・・・・・・・・
『アレ?』
『ん?ぶーちゃんどうしたの?キタキツネさんでも居た?』
『ブレーキが、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、利かないみたい』
『ふーん、しょうがないなぁ。古い車だから仕方がないよ。ちょっとブレーキ強く踏んでみたら』
『うん、力いっぱい踏んでるけど全く減速しないんだよね~』
『えっ、ちょっと何言ってんの?下り坂で減速しないとか笑えない冗談はやめて!』
『おかしいなぁ、ブレーキペダルに反力はあるしストロークが延びた訳じゃないからブレーキオイルやラインじゃなさそうだけどなぁ』
『ちょっちょっと、この先カーブがあるよ!減速しないと、減速しないと!』
ジャキッ! 『うん、サイドブレーキ引いても減速しないね、て事はパッドかなぁ』
『ぶーちゃん、ぶーちゃん、カーブだよカーブ。減速、減速しないとぉぁぁあああ!』
『大丈夫だよ、とりあえずエンジンブレーキ使って見ようか』
『えっ、ええっ?そんなブレーキこの古いAZ-1に付いているの?オプション?』
『イヤ、オプションでABSはあったけど六台買ってABS付は一台も無かったなぁ』
『どうでもいい話はいいから早く早くぅぅぅぅぅぅぁぁぁぁぁあああああ!』
ウォン、ウォン。回転を合わせながら5→4→3とギアを落としていく。
みるみる車速が落ちていく。
そしてやっとポンピングしていたブレーキに感触が出てきた。
念の為に2速→1速と落としてさらに力いっぱいポンピングしながらブレーキペダルを踏みつける。。。。。
『止まった。止まったよ、ぶーちゃん!』
長い真っ直ぐの下り坂の終わりで何とか止まる事が出来ました。
さっきのイーヨー先輩との会話では冷静を装っていましたが、この先はカーブだったのでいくら緩いコーナーだとは言っても停車するまでは気が気ではありませんでした。
止まった後、サイドブレーキを引いてからブレーキペダルをリリースしてもAZ-1が前に動かないのを確認して、カメラを取りだし雪道を歩きだします。
無事に止まれた事に感謝しながら、今この瞬間を記録する為にシャッターをパチリ。
AZ-1からここまで雪に残った足跡が左右にフラフラしてるし写真も曲がっているし、自分の動揺っぷりが映し出されているシュールな写真だなぁ(^_^;
この後、ブレーキマスターを確認したりフロントタイヤを切ってブレーキを調べてみましたが特に問題は無さそうでした。
しかし、念の為に途中で何度もブレーキタッチを確認しながら、さらに速度を落として夕張を目指します。
すると一難去って、また一難。
今度は真っ直ぐな道をこちらに向かって一直線に何か黒っぽい生き物が近づいて来ます。
『ぶっ、ぶーちゃん。何かが凄い勢いで近づいてくるよ!』
『なんだろうね?エゾリスにしては大きいなぁ』
『速い!一目散にこっちに向かってくるよ!』
『イタチやテン位の大きさだけど、黒っぽいイタチなんて北海道にいたかなぁ』
『わわっ、ぶつかる!ぶつかっちゃうよ!』
目の前まで近づいて来た黒っぽい生き物は徐行して走るAZ-1の直前でサッと左の雪壁に飛び乗ってそのまま走り去ってしまいました。
『ぶっ、ぶーちゃん見た?』
『うん、見た』
『黒猫ちゃんだったね』
『うん、首輪もしてたね』
『なんでこんな家も無い所に飼い猫っぽい猫ちゃんが?』
もちろん辺りは民家も見当たらない山の中ですが、気が付かないだけでどこかにお家があるのかもしれません。
しかし真っ直ぐAZ-1に向かって凄い勢いで走ってくる迫力に負けて写真撮る暇もありませんでしたよ(^_^;
この道は色んな事があるなぁ。
そしてこの後は、特にペダルタッチの悪化も無く無事に夕張に到着しました。
余裕を持ってホテルを出発した為にゆっくり走っても12時前に着けたので、通り沿いにあったSeico martさんでオリジナル缶コーヒー(税込88円)を飲みながら一息つきます。
念の為、ハイドラを確認してみるとかっつ。さんのソニカが近づいてくるのが表示されていました!
お店を出てみると、ハイドラではソニカの表示でしたが、かっつ。さんなんとAZ-1で来てくれました!
サイドシルのつららがスゴイですね(^_^;
『せっかくAZ-1で来てくれたので、私もソニカでなくてAZ-1で来ましたよ!』
と言ってましたが、雪に埋もれていたのをわざわざ掘り出してくれた感じが(^_^;
(かっつ。さん申し訳ない)
そして、これからお昼ご飯を食べに夕張駅の方へと移動します。
初代インサイトのシトラス・イエローメタリックに塗られたかっつ。さんのAZ-1の後ろについて行きますが、なんか雪道を走るAZ-1が見られるなんて感激だなぁ。
そして、信号が青に変わり交差点を右折する時に、早速かっつ。さんリアをズバンと滑らせて、ちょっぴり逆ハン当てながら加速していきます!
そ、そんな、こんな普通の交差点を曲がるのにドリフトなのか!
速い!速いよかっつ。さん!
みるみる離れていきます(笑)
カーブではほんの少し逆ハン当てるかほぼゼロカウンターでドリフトしながら立ち上がって行くかっつ。さんのAZ-1を見ていると、滑る路面でもグリップを最大限に使ってトラクションを掛けて加速していくのが分かります。
北海道のドライバーはやっぱり速いなぁ。いや、かっつ。さんが速いのか。
夏にかっつ。さんと富良野で走った時も立ち上がりで離されましたがこのスリッピーな路面で離されたのは衝撃でした。
そしてやって来ました夕張駅前にある夕張屋台村。ここでお昼ご飯を頂きました!
まかない料理から生まれたと言うジンギスカンと味噌ホルモンのコラボが素敵な『ピリ辛 ジンホル定食』です!
これはなかなか美味しかったですよ!イーヨー先輩も大満足♬
そしてお昼時のせいか目の前にあるマウントレースイ・スキー場のスキー客で混んできたので、場所を変えてかっつ。さんから色々とお話を伺いました。
セキュリティに関する事なので詳細は書けませんが、ガルウィングドアが寒さで凍りついて開かなくなる(驚)!のでやっている対策には驚きました(^_^;
他にもソニカでの雪道での4WDの走り方やAZ-1で冬に出かける時は出先の天気予報を見てから出かけるとか色々とためになるお話をありがとうございました♪
特に雪道ではマンホールの上だけ雪が解けていて穴(段差)になっている所があるから、落ちると大変だから注意してねと言う情報は助かりました!(富良野で一度落ちそうになった)
色々とお話をしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまい、かっつ。さんはこれからお仕事があるという事で途中まで後ろを走って行きました。
うん、雪道を走るAZ-1良いですね!
そうそう、ブレーキトラブルの話をかっつ。さんにしたらパッドとローターの間に雪が入るとそんなふうになるから気を付けてね♪って言われました(^_^;
帰ってから調べたらこれは『スノーフェード』と呼ばれるもので『制動装置のディスクとパッドの間に氷滴が挟まって制動力が低下する事をスノーフェードと呼ぶ』みたいです。
確かに粉雪が舞い上がりやすい所を長時間走っていて、登りだった為ほとんどブレーキも使用しなかったのでそんな事になってしまったのかもしれません。その後はブレーキトラブルは一度も起こりませんでした。
しかし、ちょっと調べてみたら、このスノーフェードを解消する為や解消直後の車両の不安定な挙動を防ぐ為のABS制御が今の車では行われているんですね。
知らなかったなぁ。
(某日本最大規模の自動車メーカーの論文がありましたが技術の進歩って凄いですね)
そしてかっつ。さんのAZ-1がドリフトしてた話をしたら『リアが滑るのを予測して先に少しだけカウンターを当てておくといいですよ♪』って言われましたがそんなレベルなのか北海道のAZ-1ドライバーは!
だから四輪ドリフト気味なのにグイグイ立ち上がって行くのね。
帰り道でもかっつ。さんのAZ-1がビミョーに滑っているのが見られました。
やっぱり雪道を走るAZ-1最高です!
かっつ。さん、お仕事前のお忙しい時間にありがとうございました。
またお会いしましょう!
さて、夕張ICから道東自動車道に乗って帯広を目指します。高速道路でももちろん制限速度で走ります!バンバン煽られますが怖いんだもんしょうがないよね(^_^;
そして帯広在住のAZ-1ドライバースイーツ男子さんとも再会できました!
スイーツ男子さんはAZ-1で来られないかもと言っておられましたが、しっかりとAZ-1で来ていただけました!
輸出仕様FCのコンビネーションウインカーにカーボンカナードがイカしますね!
しかし、この車高の低さにスタッドレスではなくて(驚)ハイグリップタイヤで冬の帯広を走るってさすが北国のAZ-1ドライバーさんはワイルドです!
そしてリアはアウトジアノさんのディフューザーにセンター出しマフラーがイカします!
夏に来た時と違ってリアガーニッシュがメッシュになっていました。
LEDテールもイイ感じですね♪
スイーツ男子さんのAZ-1はもっぱら十勝スピードウェイを走るのに使われている様で、他にも町乗り用に2台乗られているという事でしたがそのクルマがイカし過ぎてもっぱらそのクルマのお話に釘づけでした(^_^;
ちょっとステキ過ぎてブログに掲載しても良いものか迷ってしまったので詳細は書きませんが、是非カスタム完成したら写真のアップお願いします!
しかし、楽しい時間はいつもあっという間です(>_<)
スイーツ男子さん、お正月2日目からお会いして頂きありがとうございました。
いつか十勝スピードウェイを一緒に走りたいですね♪
帰り道、暮れなずむ北の大地をパチリ。
しかし、ここから富良野までの帰り道がまた大変でした。
帯広は晴れていたのに高速に乗って狩勝峠に近づくと雪が降りだし、路面凍結の為50km/hの速度規制が敷かれていました。
規制区間に入るとカッチカチの凍結路面なのにみんな構わずぶっ飛ばします。
道東道は一部一車線なので、50キロでノロノロ走っているとバンバン煽られます。
『イヤ、ムリムリムリ滑るって!これ以上スピード出せないよ!』
ハザード出しながらガチガチに凍った路肩へ避けて泣きながら後続車を先に行かせます。
ホントに地元の車は速いなぁ。
しかし、間もなくこの先でスリップによる多重事故があり高速が通行止めに。幸い事故区間よりも手前で降りる予定だったので問題ありませんでしたが、そりゃみんなあんなスピード走ってれば滑るよね、と思いました。
そして一昨日と同じトマムI.Cで下道に降りて富良野を目指します。
一度通った道なので余裕に思っていたら雪が吹雪いてきて全然前が見えなくなりました!
もう2m先も見えません!
途中で少し小降りになった時に、対向車線にスタックした車が他の地元車に救助されていたりしましたが、停まって声を掛けた所もうすぐレッカーが来るから大丈夫だよって言われました。
北海道の人は助け合いの心が凄いなぁ。
走り始めたら再び吹雪に襲われてもう全く前が見えなくなりましたが、かと言って止まっても視界不良で後続車に突っ込まれたら嫌なのでタスケテー(涙)と泣きながらノロノロのスピードで走り続けて、雪が止んだ所で見つけたチェーン取付けパーキングへ逃げ込みました。
本当にもう雪の夜道とか走りたくないですね、怖すぎます(>_<)
そんな吹雪から生還した相棒をパチリ。
スノーフェードに吹雪と今日は北海道の雪の怖さを味わった一日でした。
本日の走行距離は約345km。
でも実際には走った距離以上にグッタリしました。
やはり雪道はなめたらイカンですね(イヤ舐めてはいませんでしたが^_^;)
翌日の夜は、いよいよフェリーで北海道を後にします。
長かった北海道ツーリングも最終日。
最終回までお付き合いよろしくお願いいたしますm(_ _)m
皆さんこんにちは。ロバのイーヨーです。
さっきYah〇o ニュースを見ていたら興味深い記事がありました。
元記事は→コチラ
ご存じのとおりマツダ㈱は1989年に国内販売台数100万台を目標に販売店の5チャンネル化を打ち出し、これらの販売会社とある契約をしました。
各チャンネル販売会社の看板車種をつくる。
アンフィニイはRX-7
ユーノスはロードスター
そしてオートザムには軽のスポーツカーを。
このショールームに並べて人の目を引く軽のスポーツカーを造ると言うオートザムとの契約があったからこそAZ-1は作られたのでした。
ロードスター生みの親の平井さんを引っ張り出してまで。
しかし、バブルの終焉と共にマツダ㈱が社運をかけて打って出た大勝負が裏目に出てしまい(この裏にはバブル期の銀行に責任があるとも言われている)わずか5年で5チャンネル構想は終わり、販売店は統合されて激減しマツダ㈱の倒産が真実味を持って語られました。(この時にM2 incorporated も会社をたたむ事となった)
リストラと新車開発の凍結が行われ、社内ではChange or Die (変革か死か)と言われていたそうです。
そして2002年、黒字転換を果たしたマツダ㈱が『マツダはどんなクルマを作っていく会社なのか』と言う『基準』を作る為にブランド・エッセンス・ビデオをつくり、株主総会の冒頭でこの映像が流され、マツダの全スタッフも年に一度全員で集まって、必ずこのブランド・エッセンス・ビデオを見ると言いいます。
そのマツダ全スタッフとは、設計とか販売に関わる人だけではなく、工場でクルマを組み立てるスタッフも、広島の本社の側にあるマツダ病院の看護師も全員で見て、マツダは何をしていく会社なのかを確認して共有していくと言います。
それにより、近年のマツダ車はスカイアクティブ技術やデザイン、ハンドリング等オリジナリティの高い車の開発に成功しています。
そんなマツダのブランド・エッセンス・ビデオがこちらです。
マツダ㈱オフィシャルのユーチューブチャンネルからどうぞ。
このMovieの中にこんなセリフがありました。
運転する事は
自分を表現すること
ときめくこと
自由になること
このセリフはまさにAZ-1を運転している時に感じる事だと思いました
もうAZ-1の様なクルマは2度と作られる事はないとおもうのですが、MAZDAにはこれからもファンなドライビングのクルマを作り続けて欲しいと思います。
しかし、このMovie本当はAZ-1も出演していると嬉しいんですが、黒歴史だから難しいだろうなぁ(笑)
トラックバック : このブログは下記アドレスの記事『死の淵からマツダを復活させた1本のビデオ』について書かれています
昨夜から三連泊予定の『ハイランド ふらの』さんはもともとは富良野市民の為の公共施設の為、正月料金なのに比較的お安い値段で泊まる事が出来ました。
夏はラベンダー畑を目の前に、冬は十勝連峰を一望できる露天風呂も単純硫黄鉱泉(弱アルカリ性低帳性冷鉱泉)で氷点下20℃でもポカポカです♪
ちなみに昨夜、他の人がいない時に露天風呂でぬれたタオルをグルグル回してみたらあっという間にカチカチに凍って棒みたいになってしまいました!
これはもしやアレが出来るのでは!と思いついたぶーちゃんが夜の間に駐車場のAZ-1の後ろの雪壁の中に、Seico martさんで買っておいたバナナを一本埋めておきました。
チェックアウトの3日後に掘り出せばアレが出来るかもと期待が高まります!
(アレに付いては最終日のレポートをお楽しみに♪)
相変わらず話が迷走するのは私がロバだからで、気にしたら負けですからね(^_^;
さて、昨夜テレビで除夜の鐘を聞きながら年越しそばを食べている時、初日の出の情報を調べたぶーちゃんが富良野は曇りだけど、美瑛は晴れの予報だから初日の出が狙えるかも!と言いだしたので目覚ましを5時にセットして就寝。
ホントは寝坊して午前中は温泉入ったり二度寝したりしてゴロゴロのんびりするって言ってたのに、初日の出が狙えると分かると早起きして出掛けるとかまったくぶーちゃんはトシのくせに良くやりますね。
そして元旦の朝、5時起きで身支度を整えてホテルを5時半に出発しました。
美瑛までは約45km。1時間ちょっと掛かるので7時の日の出にはギリギリかもしれません。まぁ私は助手席で高いびきなので早起きもあまり関係ないのですが、昨日長距離移動でお疲れのぶーちゃんは居眠り運転防止の為に暖房をつけずに寒い車内で眠気防止です。
まぁ修善寺さんに借りたシートヒーターがものすごく暖かいので背中や腰はポカポカなので風邪の心配はないみたいです。
(修善寺さんありがとう!)
路面はもちろんツルッツルですが、毎日雪道をたっぷり走っていると段々走り方も分かってきます。『雪道は習うより慣れろだよ!』だなんてぶーちゃんは言ってますが、ほとんど制限速度を越えずにノロノロ運転で走っているので何かあっても直ぐに停車出来ますし、このくらいのスピードではグリップを失う事も無い新品スタッドレスのお蔭で、今の所予想よりも安全に走れているみたいです。
そしてたどり着いた美瑛パッチワークの丘。この中を走る道路はあんまり除雪されていなかったみたいでフロントバンパーで少し雪掻きしちゃいましたがまぁなんとか通れました。
暗い積雪路はいくらHIDをもってしても道がわかりにくくてちょっと怖かったみたいです。そんな夜明け前の雪原でパチリ。
さらに道を進んで夜明け前の蒼い世界をパチリ。
少しずつ明るくなってきましたが、ちょっと曇り空の為か日の出は撮れないかもしれませんねぇ。
白樺並木と一緒にパチリ。
段々と明るくなってきましたが、残念ながら曇天模様の為に初日の出は拝めませんでした。
まぁお天気の事は文句を言っても仕方がありません。
いつかAZ-1でツーリング中に初日の出を拝みたいですね♪
明るくなってきたところで今日の撮影ポイントを調べていたらいつの間にか後ろにパジェロミニが停まりました。
ドライバーさんが下りてきて何か言ってるのでドアを開けるとなんとハイドラで見つけて会いに来てくださったみんカラユーザーさんでした!
札幌にお住いのこの方は南富良野で年越しをしてハイドラ見ていてぶーちゃんの6号機を発見、ハイタッチ!に来ていただきました。
しかもこの方パジェロミニだけでは無くて、なんとガルウィングのGTOにも乗られていました!
ツーリング中はなるべくハイドラを起動してマップ代わりに使っているみたいですが、わざわざ来ていただいたのは初めてでした(*^_^*)
こんな旅先での出会いも良いものですね♪
推定500psのGTOは迫力満点です!
オーナー様のみんカラページは→コチラ
ぶーちゃんはひとしきり雪道の走り方や注意事項を伺っていた様ですが、とにかく車外は寒いんですよ(>_<)
足元から深々と寒さが上がってきます。
今日は一日美瑛をウロウロして写真を撮る予定みたいなのですが、元旦とあってはさすがにやっているお店も無く、ホテルでの朝食目指して一旦帰ります。
ホテルまであと少しの所で、国道の気温計を見てみると-15℃。木々もすっかり樹氷になっちゃっていますね。
ちなみにここは富良野市内ど真ん中です(笑)
北海道でも気温が低いのは道東や稚内とかよりも実は旭川・名寄の近郊なんですよね。
以前ぶーちゃんが朱鞠内の近くで-30℃とかを体験してダイヤモンドダストが綺麗だったと言っていましたが、そんな幻想的な場所なのに鼻呼吸してると鼻毛が凍ってすっごく鼻の穴の中が痒くなるって言ってました(笑)
どうでもいい豆知識はこれくらいにして朝ごはんも無事いただいたので、再びおんなじ道を通って美瑛へと向かいましょう♪
元旦は昼前から晴れ間が出てきて気持ちの良いドライブ日和でした。
お世話になっているハイランドふらのさんの駐車場から大雪山十勝連峰をバックにパチリ。
穏やかな陽の光が照らす木々の輝きと一緒にAZ-1をパチリ
雄大な十勝岳をバックにちっちゃなAZ-1をパチリ。
美馬牛の新栄の丘に広がる景色をパチリ。
三愛の丘の近くは積雪が凄くてAZ-1の屋根を越えるほどでした。
ポプラと一緒に雪道に佇むAZ-1をパチリ。
どこまでも続く真っ白な丘と青い空。冬の北国の素敵な光景が広がります。
美瑛の丘に今年初めての陽が下りてきました。
逆光に輝く雪道とマフラーから出る白煙が凍てつく寒さを感じさせます。
そして沈んでいく夕日が雪原を柔らかく染めていきます。
日暮れとともにホテルへと帰る道すがら、富良野神社に初詣へと向かいました。
富良野神社は3年前に御創祀110周年を迎えた歴史のある神社です。
そして、ドラマ『北の国から `98時代』で蛍と庄吉が神前結婚式を挙げた場所でもあるんですね。
静かな境内はおごそかな雰囲気を感じさせてくれます。
神明造の社殿の近くは初詣の人で賑わっていました。
ここも『北の国から 2002遺言』で純と結が再開して腕を組んで歩いた場所ですね。
中央にある人だかりはおみくじやお守りを買っている人達の様でした。
初詣のお参りの後に、ぶーちゃんにおねだりしておみくじを買ってもらいました。
そう言えばまだ六号機には交通安全のお守りが実装されていなかったので、旅の無事を祈願して一緒に購入しました。
ぶーちゃんがおみくじは1つでいいんじゃんって言うのですが、ここは譲れません!
ちゃんと2人分買ってもらいました。
右側のおみくじが私のですからね!
さて、2人の今年の運勢はどうでしょうかね~
まさかの2枚とも『末吉』(笑)
『外見を上手に飾り内面的な深味を欠く』
ってうるさいわ(笑)
それよりおみくじ番号が同じ22番だし、買う時にぶーちゃんに一つでいいじゃんて言われてたの思い出したら、二枚買う意味があったのかと(笑)
まぁ2人仲良く『凶』のいっこ上の末吉だから良しとしましょう(^_^;
そしてホテルに戻って晩御飯タイムです!
なんか見た目も鮮やかなお正月料理にステーキとやけにデラックスな夕飯でした♪
デリシャス!
今日は美瑛の丘をウロウロしただけなのであまり走っていないと思ったのですが、富良野ー美瑛を2往復(片道45km✕4)したのが効いて走行距離は230kmちょいでした。
いよいよ明日が旅の最終日。明後日からは帰路へと着く予定です。
イーヨー先輩の ぶらり北海道グルメ 旅レポートでした♪(*^_^*)
リアキャリパーOH&交換 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2022/06/29 00:26:34 |
![]() |
オルタネーターVベルト、リブベルト化 その1 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2021/03/31 07:08:17 |
![]() |
AZ-1 ABARTH と....。 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2021/01/25 00:51:03 |
![]() |
![]() |
イーヨー先輩 (その他 その他) クマのプーさんに出てくる仲間のロバのイーヨーです。 イギリス生まれですが、現在は浦安在住 ... |
![]() |
1号機 M2 1015B (マツダ AZ-1) 2000年春にアニキのお店で購入。 まだ当時は手に入ったMADHOUSEさんのタイプⅠ ... |
![]() |
ジムニー SJ10 (スズキ ジムニー) 昭和54年式のSUZUKI ジムニーSJ10の4型メタルドア・幌です。2スト550ccエ ... |
![]() |
5号機 初めてのCARA (スズキ キャラ) 『いや~CARAまだ乗った事なかったから欲しかったんだよね♪』 と言ったらみんなに怒られ ... |
2024年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2023年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2021年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2020年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2019年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2018年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2017年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2016年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2015年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2014年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2013年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2012年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |