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ロバのEeyore(イーヨー)のブログ一覧

2016年03月30日 イイね!

2015-2016 四国一周ブログ旅 まとめ旅日記 ① 

2015-2016 四国一周ブログ旅 まとめ旅日記 ① 










smallest of the four main islands of Japan








※お待たせしました。かなりの長文です(^^ゞ











2015/12/29  21:04   東名高速道路 上郷SA








『 チョリッス! 』

『 お久しぶりです! 』




paripipo君と合うのも約一年ぶり、今年(2015)の新年会NEW YEAR AZ-1/CARA PARTY 2015で会って以来だった。


彼は愛知在住のAZ-1に乗るレーシングカー・マニアなのにスリムで高身長の爽やかボーイです♪
(べ、別にうらやましくなんかないんだからね!)

今日、AZ-1でサーキット走行をしてきた帰り道に会いに来てくれました!


みんカラメッセージをもらった時はビックリしたけど、PAによる度にやり取りしてここ上郷SAでの合流に成功しました♪









みんカラでもブログを拝見させてもらっているし、新年会やまいこさんでもお会いしているけれど、2人で会うのは初めてだったのでそう言えばちゃんと話した事が無かったなと思いAZ-1サーキット走行の先輩として色々話を教えてもらいました。


そのうち自然とフロントガラスやフロントフェンダー等のAZ-1パーツ廃版問題へと話が進みます。


社外ガラスが販売開始されたのは嬉しいけれど、30万円だったらフロントガラスが生きている部品取り車や過走行のAZ-1をパーツ取りに買った方がエンジン、外装、フレームや細かなパーツが一式手に入るからその方が良いのかもしれませんが、そうすると走れるAZ-1を一台つぶしてしまう事になるのが、また問題ですよね~なんて話し合いました。


その後、paripipo君のスーパーAZ-1を見せてもらってサーキット仕様のAZ-1について色々と教えてもらいました。





センタータコメーターに、超小径ハンドルがレーシーで激アツです!

ありがとう!とても参考になりましたよ♪



なんてとめどなく話していたら、この先でも待ち合わせしていた方をお待たせしちゃいました(^^ゞ


名残惜しいですが、またの再会を誓ってお別れしました。


上郷SAを出て走行車線を走っていたら、右からparipipo君のスーパーAZ-1にパヒューンと抜いてもらいました(*^_^*)


やはりチューンドAZ-1は速いなぁ!


お疲れなのにお誘いありがとうございましたm(_ _)m







さてさて、お待たせしちゃっていたので急いで向かった尾張一宮PAではこの方にお誘いいただきました。










ジネッタG27とAZ-1に乗る最近はフィギュアにも手を広げ始めた愛知が誇るミニカー・ジャンキーgine-AZ-1さんです!
(ストレスのせいじゃ仕方ないですよね♪今度飲みに行きますか!)


gine-AZ-1さんのはなにがスゴイって、細かなディテールのコダワリがハンパなかったです!

とにかく内外装すべてに手が入っている感じでした。

中でも特筆すべきなのはコレ。







こんな所からマフラーが!マクラーレンか!

エンジンルームを覗きこんでみるとそのパイピングがまた凄かったです。

しかも本来マフラーエンドの部分はフレームパネルがある為にこんな所から出せないのですが、リアエンジンフードのロック部を避けて絶妙な位置に穴あけして作成したワンオフマフラーです!


イーヨー先輩も目が点でした。



そしてオーディオの視聴までさせて頂きましたが、やはりスピーカーの取付とヘッドユニットによってかなり音のクオリティが変ってきますね♪


そんなこんなで1時間以上AZ-1談義をしてしまいました(^^ゞ


gine-AZ-1さん、遅くまでお付き合い&お誘いありがとうございましたm(_ _)m


今度またまいこさんでお会いしましょう♪




その後もひたすら名神高速を西進し、茨木インターを降りてすぐのビジネスホテルにチェックイン。




ホテルの駐車場に着いたのが1:14。本日の移動距離は約587km。


明日からいよいよ四国入りです!

















2015/12/30  7:58  明石海峡大橋




晦日の今日も1日晴れの予報でしたが、朝の気温は-1℃となかなかの寒さの中、ホテルを7時前に出発して名神高速から阪神高速3号神戸線へと乗り着ぎ、垂水JCTからいよいよ神戸淡路鳴門自動車道へと入り、全長3,991m世界最長の吊り橋である明石海峡大橋を渡ります。



昔は本州と四国は橋が架かってなくて、車も人も連絡船で行き来していたのに今は本州~四国間は3つの連絡ルートが橋で結ばれています。


その中の一つ、神戸・鳴門ルートを通って四国入りする事となりました。









なお、千葉県を出発した前日の昼ごはん以来、バタバタしていてご飯が食べられずお腹ペコペコで、イーヨー先輩もご機嫌斜めを通り越して少しやつれています(^_^;



しかも朝起きたら何故か今回のツーリングで使用しているアイホンのヤフーナビ・アプリ様が起動しなくなっていて大ピンチでした!

急遽ビート修善寺(現S660&ビート修善寺)さんにレスキュー・メールを送ってリカバリを頼みます。


返信が来るまでの間は取りあえず『徳島方面』の看板を頼りに高速を走り、なんとか明石大橋まではたどり着けました。


橋を渡り淡路島へ入ります。

神話では『いざなぎのみこと』が日本列島中、最初に創造した島であるという淡路島は南北に53kmもあって、実際に走ってみてその大きさに驚きました。


綺麗な海に四方を囲まれているのに諭鶴羽山地などの山部もある淡路島、通過するだけじゃもったいないなぁ。今度また四国ツーリング来た時に寄ってみましょう♪


なんて思いながら走っているとビート修善寺さんからメールが来たので、少し走って緑P.A.にAZ-1を停めて指示通りにアイホンの設定をいじってみると・・・・・・・



おおっ、リカバリできた!



同時に使用不能になっていたLINEやハイドラも回復できました♪

修善寺さん、午前3時過ぎまでV2ガンダム組んでたのに朝たたき起こしてごめんね(^_^;おかげで助かったよ!お土産買っていくからね。


そして、みんカラのメッセージを見てみるとM2 1015 AZ-1(寅さん)さんからお誘いメッセージが!


しかし気付いたのが遅かったのと、姫路の手前で本四連絡橋を渡ってしまったのでお誘いいただいたのにお会いできませんでした(>_<)残念!


今回は折角お誘いいただいたのにすみませんでしたm(_ _)m

またチャンスがありましたら是非(*^_^*) /



しかし、ナビアプリが起動しないとツーリングに支障が出るから何か対策しておかないといけませんね。実は大阪で高速乗る時に入口間違えて高速に乗れず次のICまで下道走りましたよ(^^ゞ


ここは今後の課題にしておきましょう。きちんと対策しておかないとね。


さて、ナビも使える様になったので四国ツーリングを再開しましょう。


これからの予定は、まず高松港10時発のフェリーで猫のいる島へ渡ります!

高松港から北へ約7.5km、瀬戸内海に浮かぶ男木島は通称『猫島』と呼ばれている島の一つなので、思う存分猫をモフってきます♪
















----------------------しかし、この時まだ私は知る由も無かったのです。

この携帯のアプリ・トラブルは、これから起こるトラブル続きの一日の始まり-----プロローグに過ぎないと言う事に・・・・・・・














2015/12/30  9:28 高松港フェリーターミナル






無事に10時発のフェリーに間に合う時間にフェリーターミナル駐車場に着く事が出来ました。

駐車場からフェリー乗り場が見える位すぐ近くに停められてラッキーでした♪


早速チケット売り場で往復切符を買うと1020円でした。安っ!


フェリー乗り場へ向かおうとしたら、港に見慣れない船が・・・・・







初めて実物を見ましたが、双胴船ですね。バックミラーが付いてる(笑)


この船は高松と小豆島を結ぶ航路で運航されているみたいです。

以前は水中翼船を運用していた様ですが、騒音問題や燃料コストから廃止され、現在は石川島播磨重工と東京大学の共同研究により開発された双胴船型高速艇が使われています。



瀬戸内海は多くの島と本州や四国を結ぶ航路が多数存在する為に、この様な色々な船舶が見られるんですね。その昔、本州・四国連絡橋が出来る前は旧国鉄がホバークラフトを運行していた位ですから!



しかし、今日乗る男木島行のフェリーは全長33.33mのちっちゃいフェリーです
(^_^;




写真右端の看板にも書いてありますが、途中に立ち寄る女木島は鬼ヶ島のモデルになったと言われています。


その女木島まで20分、その先の男木島までさらに20分の短い船旅を楽しみます♪










穏やかな瀬戸内の海を進む事40分、男木島に到着です。

プチ・カーフェリーなのでAZ-1も積めたのですが、男木島はこの通り港にわずかな平地があるだけで後は山に沿って段差のある土地に家屋が段々畑の様に立っているので車が走れる所が港以外ないんですよ(^_^;

そんな訳でAZ-1はフェリーターミナル駐車場でお留守番です♪



瀬戸内海の猫島と呼ばれている男木島で2時間ちょっと、ネコをモフりに行って来ます!



すると早速、第一島猫発見です♪













イーヨー先輩とご挨拶です♪


港には他にも2~3匹いましたが、事前調査によると島の東側の漁港と島中央の神社が猫の集合スポットらしいのですが、神社は人気があるらしく下船した猫モフハンター達の多くが神社への階段を登っている為、後回しにしてまずは一人で漁港へ向かいました。





すると・・・・・・・・・・・











居ました!




人を見つけた猫ちゃん達がワラワラ寄って来てくれました♪






漁港だけあって漁船も止まっているのですが船から船に飛び移る猫ちゃんも(^_^;









どの猫ちゃんもとても人馴れしていてほとんどの猫ちゃんがモフらせてくれました
(*^_^*)


しかし、写真を撮ったりモフったりとネコ遊びを満喫していたら、突然



















ぶーちゃん助けてー!

















あっ!





ちょっ、イーヨー先輩!





ぶーちゃん助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ









イーヨー先輩くわえたどら猫、お~おっかけ~て♪

あわてて、駆けてく、陽気なぶ~ちゃん♪


なんてサザエさん歌ってる場合じゃない!



ダメだ!追いかけると逃げて行くし、家と家の間とかの狭い所に入られたら見失っちゃうよ。


取りあえず追いかけるのをやめると、どら猫はイーヨー先輩をくわえたまま立ち止まりこちらの様子をうかがっている。


その隙に、猫はある一定の距離があると逃げない習性を利用して、港から家のある方へ逃げられない様にじっとしているどら猫を中心にして、ぐるっと家のある方へと回り込む。



よし、これで取りあえずどら猫が家の方へは逃げてこないだろう。

どら猫の後ろは港と海だからひとまず見失う心配はないはずだ。



と、一息ついたのもつかの間、どら猫が俺の隙を伺って家の方へ逃げ込むような動きを見せ始める。



その方向へ急いで動いてどら猫を牽制する。



まずい、全力で走られたらかなりやばいぞ。

どら猫に先手を取られちゃダメだ。



両手を広げてしゃがんだままゆっくりどら猫に近づく。

まったく傍から見たら不審者丸出しだな・・・・・


どら猫が後ずさりする。港の方へ少し移動する。


よし、このまま少しずつ港の方へ押し戻していくぞ。

どら猫より先にこちらが動き続けて、突破より逃げる方へと意識を集中させる。


だが、あまり海岸縁まで押し込み過ぎると勢いに任せて突破して来ようとするから、適度に下がったり平行移動したりしてどら猫を過度に追い詰めない様にする。


その間にも、どら猫にくわえられたままのイーヨー先輩を助け出す手段を考え続ける。


機動力はどら猫の方が遥かに上だ。地の利も向こうにある。まともにやりあったら一瞬で逃げられてしまうのは間違いない。



どうする。考えろ!イーヨー先輩を助ける為に!!



すると他の猫がどら猫に近づき威嚇し始めた。


おいおい、こんな所で余計な事は止めてくれ!


『チッチッチッ』


気が付くと舌を鳴らして猫を呼ぶ時の音を出していた。


どら猫に近づこうとしていた猫はふいっとこちらを向いて近づいて来た。しゃがんで手を出す。

こちらにトコトコ歩いてきてフンフンと手の臭いをかいでいる。


どら猫はホッとした目でじっとしている。




そうだ!

猫の餌でどら猫をおびき寄せられないか!?




しかし、この男木島は勝手に猫に餌をあげるのは禁止されている為、もちろん猫餌なんて持って来ていなかった。どうする?


その時、ふっと男木島を訪れた人のブログを思い出す。


猫が集まっている神社を訪れたブログ作者は『一休みをする為にバッグを開けようとしたら猫が急に集まりだした。多分猫餌を出すしぐさと思い込んだ猫が寄って来たのだろう。』と書いていた---------




それだ!

猫餌は無いけれど、バッグから出すフリでおびき寄せる。出来るか!?






きっとこれがイーヨー先輩を助ける最初で最後のチャンスとなるだろう。しかし賭けるしかない!





どら猫の動きを見ながら、ゆっくりとバッグを地面におろす。

周りにいた猫たちが一斉にバッグを見る。

どら猫から目を離さずにゆっくりとチャックを開ける。

猫たちが一斉に集まり始める。

どら猫もこっちを興味深そうに見始める。

バッグの回りには猫だかりが出来ている。

どの猫も『餌くれ餌』とそわそわしている。

どら猫もこちらへ近づき始める。




その瞬間、バッグの中から取り出したのど飴が入ったコンビニ袋をどら猫の頭を越えた向こうへ投げる!

周りに居た猫たちが一斉にコンビニ袋を追いかけて行く。

コンビニ袋に一番近いどら猫が急いで近づく。

イーヨー先輩を放りだし、コンビニ袋をくわえて数歩下がり、集まった猫たちを威嚇し始める。

そのわずかな隙を逃さずに、イーヨー先輩に駆け寄る-------------------



















イーヨー先輩!




ぶーちゃん(涙)





















♪ 
I would only be in your way
So I'll go

もしいなくてはならないのならあなたのやり方に従うまでよ
私は行くわ



But I know
I'll think of you every step of the way
And I will always love you
Will always love you
 
だけど分かっているわ
どんな場合でもあなたのことを思うだろうってことを
そしていつもあなたを愛するでしょう
いつもあなたを愛するでしょう



You, my darling, you
Bittersweet memories
That is all
I'm taking with me
So goodbye,
Please don't cry

私の愛しい人
ほろ苦い 想い出
それが私が
持っているものの総て
だから さようなら
どうか泣かないで



 We both know I'm not
What you need
And I will always love you
Will always love you

どちらにも分かっているはず
私はあなたの必要なものではないってことを
そしていつもあなたを愛するでしょう
いつもあなたを愛するでしょう



I hope life traets you kind
And I hope you have all you ever dreamed of
And I wish you joy and happiness
But above all this I wish you love

人生があなたにとって幸いしますよう
そしてあなたが夢みたものが総て
手にはいるよう願うわ あなたに喜びと幸福を
でもなにより 愛してくれることを願うわ



And I
Will always love you
I will always love you
I will always love you
  
そして私は
いつもあなたを愛するでしょう
いつもあなたを愛するでしょう
いつもあなたを愛するでしょう
 


I will always love you
I will always love you
I will always love you

いつもあなたを愛するでしょう
いつもあなたを愛するでしょう
いつもあなたを愛するでしょう



You, darling, I love you
I'll always, I'll always love you

愛しい人 愛してるわ
きっといつも いつもあなたを愛するでしょう



映画ボディーガード・オリジナルサウンドトラックより
ホイットニー・ヒューストン 『オールウェイズ・ラヴ・ユー』














幸いイーヨー先輩にはケガも無く救出出来たので本当に良かったですが、今回の出来事は一歩間違えたら大変な事になる所でした(>_<)

またイーヨー先輩と一緒に旅を続けられる事に、感謝を。





男木島での2時間は、イーヨー先輩誘拐事件のお陰でとんでもない目にあいましたが、まずは二人で無事に帰る事が出来て本当に良かったです。

さぁ、AZ-1の待つ高松港へ帰りましょう!






帰りもまた(鬼ヶ島と言われた)女木島に寄港してから高松港へ向かいます。

写真を撮りながらデッキをウロウロしていると、カメラバッグから何かが落ちた気配がしました。

そう、何かが落ちた『音』はしませんでしたが、微かに『何かが落ちた気配』を感じたのです。


振り返ってデッキを見回すと、デジカメのアクセサリー用の小さなボタン電池が落ちているのが見つかりました。

おっと、カメラバッグのポケットからこぼれ落ちたのか。まぁスペア電池だからこの旅では使わないと思うけどよく気が付いたなぁ俺。



それにしても高松でフェリーを降りるのが13:40。もう24時間以上何も食べてないや・・・・・・

今回のツーリングはちょっと計画の詰めが甘かったかなぁ。確かに時間ピッタリでタイムテーブルに遅れはないんだけど、今朝ホテル出てからコンビ二に寄る時間も無かったし、男木島ではトラブルで食べる暇無かったし、良くない流れだなぁ。


空腹で思考力が低下しているのが自分でも分かる。


取りあえず夜までに尾道に着ければくぼっち。さんと合流できるから、船を降りたら近くのうどん屋さんで腹ごしらえしてから少し昼寝でもして、身体と頭をリフレッシュしなくちゃね。事故でも起こしてツーリング出来なくなったら意味ないからね~。


だるい頭を振って気を取り直し、下船前に携帯で港の近くのうどんのお店を検索する。



フェリーを降りたら歩いて1分という近い駐車場に停まるAZ-1を見つけて、まずは食事に行こうとAZ-1のドアを開ける為、ポケットに手を入れる。

























AZ-1の鍵が無い!























ミッション失敗!



走行距離✕772.4km 77240point
pg6sドライバーと合流✕2 2000point
クリアタイム            0point
早起きした            10point
イーヨー先輩救出ボーナス 6814point

合計            86064point



ミッション評価     Wack 
             "ダセぇ"






GAME  OVER      



continueしますか?  










ハッ?いかんいかん、現実逃避してた(^_^;



まぁ待て。

"Let's everybody keep cool. "

みんな、冷静に行こうじゃないか!



まずいつもAZ-1の鍵とお財布を入れている上着の右ポケットをもう一度確認しよう。


このポケットはチャックが付いているので、鍵と財布を入れて必ずチャックを閉めているから失くす訳がないはずだ。


うん、ない。念の為財布の小銭入れの中も確認するがない。


上着にズボン。すべてのポケットを確認。念の為カメラバッグの中も確認。

単純に鍵はAZ-1に刺したまま忘れていないか確認。

うん、ドアロックされているし、もちろんステアリングシャフトにも鍵は刺さっていない。









以上、解散!









じゃなくて、考えろ!

こんな旅先でAZ-1の鍵がなかったら、旅行中止どころか大変な事になるぞ!

ツーリングの時は、いつもスペアキーをAZ-1の『ある場所』に隠してあるのだが、こないだのボディメンテの時にその部分をリペアしたので、今回はスペアキーを装着していなかったのだ。

ちきしょう!痛恨のミスだぜorz




まぁ待て。

まずは対応策を考えるんだ。





①落としたと仮定して鍵を探す。

②紛失したと断定してAZ-1を動かす為の対応にでる。

 


もし鍵を落としたとしたら男木島かフェリーの中か、フェリーから駐車中の間のどこかだろう。

次の男木島までのフェリー出航まであと15分。まずはフェリーと駐車場の間を往復して歩いたところを探してみる。


ない。


停泊しているフェリーの船員さんに鍵の落し物が無かったか確認するも、ない。

事情を離して乗船させてもらい、自分が座っていた席周辺と歩いたところを捜索。ない。


さぁどうする。もうフェリーの出航まであと5分も無いぞ。


だめだ、空腹で頭の回転が鈍い。こんな時に判断しても大抵いい結果は出ない。




よし、時間を稼ぐか。




フェリー切符売り場へ行き男木島への往復切符を購入。横の自販機でホットチョコレートの缶ジュースを買ってフェリーに乗りこむと直ぐに桟橋があげられ、出港した。



念の為、さっきまで座っていたシートに座り、あたりを探すがやはり鍵はない。


ホットチョコレートを一気に飲み干し、目を閉じて数分ほど何も考えずにボーっとする。


糖分が頭に回った頃、もう一度考えてみる。


そうだ、今夜くぼっち。さんが尾道まで会いに来てくれると連絡があったんだ。
鍵が見つからなければ最悪約束をキャンセルしてもらう事になるので最優先でメールしなければ。



メールを送信し、現状を判断してみる。




AZ-1駐車場からフェリー切符売り場を通りフェリー乗り場までは僅か数十メートル。鍵が落ちていないか一目でわかるし、切符売り場で聞いても鍵の落し物は無かった。

ならば鍵を落とした可能性があるのはフェリー内か男木島だろう。


だからまぁ急いでフェリーに乗ったのはベストではないが、ベターな判断だったろう。


鍵を探すなら男木島にも行かなきゃならないし、フェリーの中の再捜索も出来る。

何より身体と頭を少し休めて、少しは良い判断が出来る様になるだろう。


男木島でのフェリー折り返しは20分。それを逃すと次の便は約2時間後になるから、鍵が見つかってもくぼっち。さんとの今夜合流は不可能になる。

一番いいのは僅か20分の間に島で回ったルートを捜索、鍵を発見する事だ。
少し時間が短いが、走れば問題ないはずだ。写真を撮りながら行動したからルートはほとんど記憶している。



しかし、それでも見つからなかったら・・・・・・・・



まぁそれは後で考えるか。鍵が見つからなかったら本当にゲームオーバーだ。時間はたっぷりできるからな。


考えていると、ガクンと船体が揺れる。

女木島に寄港したフェリーが男木島へ向けて出港する所だった。



あと20分で下船する。ルートを頭の中で思い出して辺りの地形も思いだす。

効率よく捜索が出来る様に・・・・・・



しかし、捜索ルートを考えていても疑問がわきあがる。鍵を落として気が付かないなんて。

ポケットはチャックが閉じてあったし、万が一落としたとしてもさっきデッキでボタン電池落とした時も気配で気が付く位、意外と敏感なんだけどなぁ。


もう一度、右ポケットのチャックを開けて手を入れる。当たり前だが鍵はない。


財布を取り出す。もう一度小銭入れを覗いてみる。もちろん鍵はない。


お札の入っている所を拡げてみる。奥に鍵が挟まっていた。


二度見したがやはり奥にAZ-1の鍵が挟まっていた。












アレ!?









チャチャチャチャ~~ン♪♪

ぶーちゃんは、AZ-1の鍵を手に入れた








Yes!











なんだよも~

こんなオチかよ~~

マジ勘弁してよ~~~(>_<)





少し涙目になりながらAZ-1の鍵を握りしめる。

でも良かった。本当に。






しかし今日は、ほんの数時間の間にイーヨー先輩を失いそうになったり、AZ-1でのツーリングが強制終了になってしまいそうになったりと散々な目に遭ったなぁ。






しかしどちらも原因は自分の中にあったのだし、対応策が出来ていれば防げた事だ。


まだまだ精進しないといけませんね。


これからもAZ-1とイーヨー先輩との旅は続くのだから。






と言う訳で、フェリーを降りる前に問題が解決したのでまたAZ-1に戻るまで、プチ船旅を楽しみましょう(^_^;


しかし、鍵紛失トラブルで結局うどんも食べられずお腹ペコペコだったので、港にあった小さな商店に向かいます。




覗いてみると、地元で獲れたタコを料理してくれる軽食のお店でした。

本当は焼きそばやお好み焼きが人気らしいのですが、折り返しのフェリーがすぐに出てしまう為、すぐに出来るタコの串揚げだけ買ってみました。


ところがコレがチョー美味かったです!

もしかしたらお腹ペコペコだったからかもしれませんが(^_^;


直ぐに帰りのフェリーに乗りこんで、シートで少しの間お昼寝して体力回復させましょう。船の揺れも心地よくぐっすり寝ちゃいました。

ガタンと接岸の振動で目を覚ますと女木島に着いた様です。


すると思ったより多くの人が乗りこんで来たので250人乗りのチビフェリーは大混雑です。

小さい子供を連れたお母さんが居たので席を譲ってデッキに出ます。

瀬戸内海は波も穏やかで、見回すとたくさんの島や本州、四国が見えてとても良い光景でした♪




そして、これらの島々を舞台とした瀬戸内国際芸術祭が第一回2010年・第二回2013年に開催されました。

これは瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭で瀬戸内海の各島に展示される美術作品、アーティストや劇団・楽団などによるイベント、地元伝統芸能・祭事と連携したイベントなどで構成され、第一回の時は18の国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、16のイベントが参加して約100万人弱が来場しました。

もちろん男木島も女木島も芸術祭の舞台となっていて、島のアチコチに恒久的アートの展示物があったのですが、ご存じのとおり色々あって写真は撮っていません(^_^;


そして、2016年第三回瀬戸内国際芸術祭が3月20日より開催されています!


詳しくは→コチラ









と言う訳で高松港に戻ったのが15:40。


くぼっち。さん達と落ち合う尾道までならのんびり行っても三時間くらいで行けそうなので、7時頃に合流する感じで連絡。高松港を後にします。


瀬戸大橋を目指して国道11号線を西へ向かっていると、またまたお腹ペコペコで集中力が低下してきました。


取りあえず国道沿いのミニプでソフトクリームを購入、ソフトクリーム分を補給します♪








駐車場でAZ-1に乗りながらソフトを食べていたら通りがかりのカプチーノのドライバーにガン見されました(^_^;

四国ではAZ-1珍しいのかな?




この後、坂出I.Cから瀬戸自動車中央道に乗って、再び四国から本州へと向かいます。


この時渡った瀬戸大橋の夕焼けはとても綺麗でした♪





3ルートある四国本州連絡橋の中央ルートである小島・坂出ルートは、連絡橋の中でももっとも早い1988年4月に開通。このルートが通称『瀬戸大橋』と呼ばれています。


夕景が綺麗だったので、途中の与島にあるP.Aに降りてみました。





この角度で見ると、橋が二階建て構造になっているのが分かりますね。下がJR瀬戸大橋線が通る鉄道橋です。


夕陽に照らされて幾つもの吊り橋が続いているのが見えますね。


与島P.Aの広いパーキングにAZ-1を停めて、展望台に登ります。








屋上展望台から見えた瀬戸内海に沈む夕陽の美しさはまさに息を飲む程で、圧倒されました。


今日は色々あったけど、こんな光景に出合えるからやはり旅は素晴らしいなぁ。





そして再び橋を渡って本州へ入り山陽自動車道を西進。途中のP.Aで休憩しつつ19時過ぎには尾道のホテルに無事チェックインする事が出来ました。

すると間もなくくぽっち。さんがホテルまでお迎えに来てくれました。ありがとうございます!


くぼっち。さん号の助手席にお邪魔して近くのイオン駐車場へ行くと、なんとAZ-1ドライバー3名3台のお出迎えを受けました!


皆さん、わざわざありがとうございましたm(_ _)m






4台のAZ-1でカルガモ走行しつつ、尾道ラーメンの名店『味平』さんへと向かいます♪


AZ-1の助手席に乗るの久しぶりだなぁ(*^_^*)






味平さんは市内からはちょっと離れた尾道I.Cの近くにありました。

本日お越し頂いた皆さんは、みん友のくぼっち。さんにしょう&ぴかゴジラさん、みんカラはされていませんがGT-RとM2 1015に乗る尾道在住さんに世界最小のスーパーカーHP管理人さん達と尾道ラーメンに舌鼓を打ちながらアレコレと楽しい話をさせて頂きました♪








醤油ラーメンに半チャーハンとサラダのらーめんセットを頂きましたが、細麺に魚介系のさっぱりスープがマッチして美味しいなぁ♪

イーヨー先輩はセットのチャーハンをがっついていました(^^ゞ


味平さんの詳細は→コチラ


そして、その後はファミレスに移動して、男5人+ロバでパフェなどの甘いものを食べながら(笑)AZ-1界隈の世間話をしながら尾道の夜は更けて行きました(*^_^*)







しかし広島のAZ-1パイロットさん達と話をするといつも思うのですが、皆さん本当にベテラン揃いで勉強になりますよ!


走りも、お店を移動する時にくぼっち。さんの助手席から前を走る3台のAZ-1を見ていたら、皆さんのAZ-1の走らせ方が丁寧で驚きました。


AZ-1を新車から乗っている様な古参兵達ばかりなので経験値が違いますね(^_^;


あの時だけではまだまだ話足りなかったので、今度改めてお伺いさせていただきますね。

皆さんあんなに遅い時間までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございました
m(_ _)m



くぼっち。さんも皆さんとのセッティングやホテルまでの送り迎えありがとうございました♪

くぼっち。号の内装手が込んでますね!今度はもう一台のAZ-1の横に乗りたいッス(笑)










本日の走行距離は約336km + くぼっち。号助手席 約23km


走った距離は大した事ないのですが、ナビアプリ・ダウンから始まってイーヨー先輩誘拐事件やAZ-1鍵紛失トラブルで大ピンチの一日でした。


そのせいかチームのみんなからはこの日のリアルタイムブログはキレが無かったけど何かあったの?と突っ込まれました。みんなよく見てるな(^_^;








そんな訳で、もう旅から3ヶ月も経ってしまいましたが(^_^; 2015-2016 四国一周ブログ旅 まとめ旅日記の連載スタートです♪




長文最後までお読み頂きましてありがとうございましたm(_ _)m

2016年03月12日 イイね!

マツダファン東北ミーティング2016 IN SUGO便乗オフの参加車募集

マツダファン東北ミーティング2016 IN SUGO便乗オフの参加車募集










皆さん、こんにちは。

決算書類を税理士さんに渡してひと段落ついたので、最近夜な夜なみんカラを徘徊しているロバのイーヨーです(*^_^*)





さて、AZ-1を自らの手で日本で2番目にカスタマイズしている漢、ちゃんぷ♪氏がオフ会をやるというので、トラックバックさせていただきました!




詳細はコチラ




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4月10日にスポーツランドSUGOで行われるマツダファン東北ミーティング2016に便乗してオフ会を開催します

昨年に続き東北地区でのマツダファンイベントに乗り込んでいい所見せちゃいましょう!

このオフ会の趣旨は

「みんなで楽しむマツダファン東北ミーティング」

「忘れないでねマツダさん」

この2つです

イベント内容等はまだ変更の可能性がありますが
・787Bデモラン
・マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモの展示
・各種ステージイベント
・各オーナーズクラブのパレードラン※
・協賛メーカーのブース販売や展示
・地元ディーラー主催の体験試乗会
・オールマツダパレートラン※

※便乗オフ参加車は参加できます

今回の駐車スペースはAパドックです
前回ロードスターの居た場所

参加費用 3,240円 同乗者がいる場合+1500円(中学生以下無料)

これはマツダファン東北ミーティングのチケット費用です
場内への車両パスを用意するために自分が取りまとめています
前売り、当日券、駐車料金、オールマツダパレートランの申し込みは必要ありません
すべて含まれた料金です

ドタキャン可!途中退場も出来ますので是非ご参加のほうよろしくお願いします

-------------------コピペしてね--------------------
・お名前

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連絡の方よろしくお願いします。ちゃんぷ♪氏のみんカラページは→こちらをクリック

締め切りは3月20日までです。


当日の詳しいスケジュール等は下記をクリックしてくださいね(*^_^*)




あ、ちなみに私は行かれません。

ちゃんぷ♪師匠、サーセンm(_ _)m



トラックバック→この記事は、便乗オフだよりについて書いています。

Posted at 2016/03/12 00:10:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | AZ-1 OFF会 | クルマ
2016年03月10日 イイね!

東日本大震災の記録 ⑧ 女川の復興・ダンボルギーニ

東日本大震災の記録 ⑧ 女川の復興・ダンボルギーニ








onagawa esima-kyousai-kaikan



(注) 本日のブログには東日本大震災の被災地における傷跡が写された写真が掲載されています。









宮城県女川町。

人口約7000人のこの港町も、15メートルもの高さの津波被害に遭い、壊滅的な打撃を受けました。













四階建てのビルが津波で倒され、10数メートル動いたと言われています。








津波で4階建てのビルが倒壊する。

初めて見た時は信じられませんでした。






この町は再び立ち上がる事が出来るのだろうか。

震災から半年後にこの町を訪れた時はそう思わずにはいられない程の被害状況が見られました。






女川町 2011年9月





しかし、女川町の人達は諦めませんでした。


再開は絶望的と言われていたJR石巻線の終点女川駅も2015年3月に再建。開通させました。


そして2015年12月、『復興まちびらき』として駅から港に向かう通り沿いに暮らしを支える商業施設がオープン、『女川町は他の被災地より復興が一年早い』と町外の復興関係者に言われるほどになりました。


その復興まちびらきの目玉として段ボールで造られた『ダンボルギーニ』が展示される事となったのですが、そのニュースを見たランボルギーニ・ディーラーが支援の為に本物を展示したいと提案して来たそうです。








あの日から今日で5年が経ちました。

しかし、あの日あった事を忘れずに、いざと言う時の為に備え続けて行かなければならないと思いました。

自分が住む町に、いつ同じ事が起こるかもしれないのですから。






東日本大震災の記録 過去ブログはコチラをクリック

Posted at 2016/03/11 00:04:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 東日本大震災の記録 | クルマ
2016年03月10日 イイね!

第九回袖ヶ浦4時間耐久参戦記  AZ-1 VS S660  Ex.

第九回袖ヶ浦4時間耐久参戦記  AZ-1 VS S660  Ex.






いい歳した大人がガルウィングだAZ-1だってはしゃいで、僕はどうかと思うね









いけません少佐!
















と、少佐とララァ先輩の会話から始めてみました(笑)


皆さんこんにちは、ロバのイーヨーです。


まずは前回のブログお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m


予想外の反響に驚いてます(^^ゞ



と言う訳で、ちょっと前回のブログを振り返り、ガンダムネタとAZ-1 VS  S660の補足をしたいと思い今日のブログを書いてみました。




今回はじめてブログで二次創作と言うのをやらせてもらったのですが、書き始めた当初はAZ-1のブログでガンダムネタってどうなのよ、と思っていたのですが皆さんのアツいコメントを頂き『こんなにもファーストガンダム好きがいたのか!』と驚きました。


もちろん、このブログを読んで頂いてる(AZ-1に乗っている)方の年齢層的に『それなりに読んでもらえればまぁ良いか』くらいの気持ちで書いたのですが、20代の方からもコメント頂きビックリしました(^^ゞ


ホント、こんな長い駄文読んでもらって恐縮です、ありがとうございましたm(_ _)m



もともとガンダムネタで行こうと思ったきっかけは、去年の暮れに仕事で仙台に行った帰り道、F355からMR2に乗り替えたMR2大好きジローさんから『これ面白いから見て!』と言われて無理やりおしつけられお借りしたユニコーンガンダムのDVDを新幹線の中で観てて『フルフロンタルってシャアに似てるなぁ。そう言えばシャアのセリフは名言が多かったな』と思い、試しにこないだの耐久レースをシャアのセリフだけで書いてみるかと思ったのがきっかけです。

自分の中で年二回の耐久レースはチームメンバーと楽しむお祭りとして欠かせないものですが、それをブログにする時は、短編小説風にしたり戦記風にしたりと毎回テーマを決めて実験的に書く様にしています。

イヤ別に深い意味はないんですけど、耐久レースって毎回ドラマがある訳でもないので書いてる方も飽きちゃうんですよ(笑)


なので今回のテーマは『シャアのセリフとファーストガンダムの世界観を使って耐久レースを描く』という訳分からん事になって(笑)しかも自分で決めておいて『シャアのセリフでレースを描くって、一体どうすれば・・・・・』と途方に暮れて見たり(笑)


仕方がないので下書き書いてジローさんに読んでもらったりして(^_^;


でも『トランクなんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのです』と言う一文が書けた時、イケル!と根拠も無く思いました(笑)


そして書いてるうちにテンションが上がって来て、どうしてもイーヨー先輩を出したくなったので、ララァ役で強引に出してしまったり(^^ゞ楽しく書く事が出来ました。











イーヨー先輩のララァ役もかっつ。さんからお褒め頂いたので、ご褒美にニュータイプ専用モビルアーマーMAN-08エルメスのリボンをしてもらってご機嫌でした♪







で、もう一つの本題ですがS660のコーナリングスピードはハンパじゃありませんでした。


それとブレーキングですね。下りのコーナーを僅かにドリフトしながら急減速していくんですよ。スピンもしないで。


コーナリングはAHA(アジャイル・ハンドリング・アシスト)と呼ばれるコーナリング中内側のブレーキを使って少ないハンドル操作で曲がれる様に制御がされているせいか、たまに見ていて不自然な姿勢で曲がって行きました。


これは某動画サイトとかにS660のサーキット走行動画(素人さんの)があるので見てみると分かります。

低中速コーナーはノーマルで勝てる車は多分そんなにないと思います。


車重の軽さとあのサイズのネオバ、そしてボディ剛性とアライメント変化の少ない足回りのお陰で凄いスピードでコーナーをクリアして行きます。



コーナーに限って言えばR32GT-RもZもコーナリングで離されていましたよ、耐久レース中でしたが。



そして一番驚いたのがVSA(車輛挙動安定化制御システム)ですね。

これはアンチロックブレーキとトラクションコントロールを統合制御している横滑り抑制装置で、とにかくスピンしない(リアが出ない)んですよ。


ブログ中にも書きましたが、下り坂で百数十キロでゆるいコーナーを曲がりながら急ブレーキ掛けてもリアが出てスピンもせず、10-20度くらい斜めにドリフトしながら急減速して抜かれた時は『ああ、何やってもAZ-1じゃ勝てない』とちょっと凹みました(^^ゞ


だってそんな走りしているドライバーが、この耐久レース走る日に初めてS660に乗ったドライバーなんですから!(サーキット走行経験はアリ)


もちろん、自分もS660乗ってみて良いなと思いますが、ホンダの悪い癖でサーキットでは速い車なんですが、インフォメーションが希薄なのと曲がってて楽しくない(笑)

これはインテRに乗っていた時にも思ったのですが、理詰めで造られているせいか、確かにコーナリングはものすごく速くてタイムも出るんですが、楽しいかと言うと『う~ん』と感じます(個人的感想)


逆にFDもロードスターもAZ-1も、買って乗ってて思ったんですが、楽しいけどタイムに繋がらないセッティングをしている気がします。もちろんマツダは分かってそう仕上げているんだと思いますが(これも個人的感想)


なので、AZ-1もS660もどちらが良い悪いでは無くて、『どちらが自分に合っているか』で判断する事が大切なのかなと思います。


今の所AZ-1からS660に乗り替えた方は一人しか知らないのですが、その方からもちょっぴり似た感じのコメントを頂きました。


本当は詳しく教えて頂けると嬉しいんですけどね~(チラッ)(^^ゞ


で、最後に私のS660購入計画ですが(笑)現状では買いません。


ワイドボディでもう少し大きいエンジン積んだモデルがもし出たら、試乗して良ければ買うかもしれません。


でも、正直AZ-1とCARAもあまり乗れていないので、よっぽど良くないと買わないかなぁ。乗る暇なくて(^^ゞ


gine-AZさんに最近ブログのコメントで切り込まれているので(笑)その回答です
(^_^;


そして、最後に『つづきません!』て書いたのに次回作のリクエストまで多数頂いてしまったので、続編?はちよっと考えてみますね(^^ゞ




でも本当にガンダムネタブログをたくさんの方にお読み頂けてありがとうございましたm(_ _)m

2016年03月08日 イイね!

第九回袖ヶ浦4時間耐久参戦記  AZ-1 VS S660

第九回袖ヶ浦4時間耐久参戦記  AZ-1 VS S660






AZ-1  VS  S660  in sodegaura-forest-raceway















--------------------- あらすじ ---------------------




年に二回行われている袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ4時間耐久に、友人4人で毎回参戦しており前回はAZ-1へぼブログ管理人。ビート修善寺。カプチーノ助六。コペンkranzのABCCで参戦しました。


今回はレース主催者の丸山氏が2台のS660でチームを結成、参戦して来たため、S660のサーキットでの走りはどうなのか、AZ-1やコペンとの対戦も含めて面白おかしく描写していきたいと思っていますので(笑)ゆる~くご覧ください(^^ゞ












------------------- CAUTION --------------------





今回のブログは機動戦士ガンダムの二次創作を用いた第九回袖ヶ浦4時間耐久レースの参戦記です。

へぼブログ管理人がシャア少佐役で出演し、テレビ版ファーストガンダムのシャア少佐のセリフを用いて強引にストーリーを展開していく為、ガンダムネタを知らない方には分かりづらい点がある事をご了承ください m(_ _)m

















--------------------- プロローグ -----------------------







MAZDAがあまりにも売れなかったAZ-1を発売してから、既に四半世紀が過ぎようとしている


AZ-1やCARAに乗るドライバー達にとってMAZDA本社のある広島シティは第二の故郷となり、人々はそこから供給されるパーツでAZ-1の整備を行い、修理し、そして死んでいった


AD2015.4.2 東京から遠い地方都市サイド3重県四日市市の八千代工業はHONDA連邦の一員を名乗り、軽規格のミッドシップ・ターボを製造、発売 


連邦のS660は公には事前受注をアナウンスしていないにもかかわらず発売前に約3100台ものオーダーを集めていたと言われ、さらに正式に発売開始となった4月2日から5日までの間に約2100台を受注


発売からたった四日間で同じミッドシップ・ターボであるAZ-1・CARAの総生産台数4392台を突破する5200台もの受注を集めたS660に、AZ-1・CARA乗り達は、恐怖した






AZ-1 VS S660 第九回袖ヶ浦4時間耐久参戦記 






















AD2015.11.3 サイド7近くの袖ヶ浦フォレストレースウェイ








少佐、ピットモニターで連邦のS660を捕捉しました。現在の総合順位とラップタイムが表示されます



しかし、私もよくよく運のない男だな


折角前回のレースではGT-5クラス優勝したというのに、今回の耐久ではGT-5クラスに連邦が新型を二台体制で投入してくるとは




パイロットの練度が異なるからだとは思いますが、タイムにバラつきがあります



ふむ、確かにタイムが揃っていないな。まだ連邦のV作戦は始まったばかりでマシンに慣れてないからか?


そろそろコペンで出ているkranz軍曹が連邦の新型に接触予定です



よし、コペンkranz軍曹と回線を繋げ



軍曹、そろそろ連邦の新型が後ろに見えてくる頃だ。

追い付かせたら抜かれない様に走行して、多くのデータを持ち帰ってくれ




了解しました





ふむ、コペンに抑えられるか






白いくるまが勝つわ


ん?S660は映っていないぞ


わかるわ。その為にあたしのようなロバを、少佐は拾ってくださったんでしょ?


フフフ、ララァ先輩は賢いな






見えて来たぞ。あれが連邦の白い奴か


いくらネオバを履いているからと言って高速コーナーでインに切り込んでくるとは、素人め、間合いが遠いわ!




なに!なんだ、あのコーナリング中の不自然な動きは!


軍曹、どうした?!



連邦の新型のコーナリングスピード、速すぎます!


インを閉じて最大戦速で振り切れ


だめです!連邦の新型、コーナリングスピードが落ちません!


ちきしょおぉぉおぉぉぉぉぉぉ




三番艦コペン撃沈!

5.6の複合コーナーで刺されました!


い、一撃で・・・一撃で撃破か!? 
なんという事だ。あの新型はレーシングカー並みのコーナリング・スピードを持っているのか!





まさかコペンkranz軍曹が押えられんとはな。私が出るしかないかもしれん


AZ-1、発進準備急げ


それとカプチーノ助六曹長に例の作戦を伝えておけ。 プランBだ



しかし少佐、アレは・・・・・本当にいいのですか?



戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものだ



AZ-1、出撃準備完了しました



あとは任せたぞ







少佐、AZ-1の整備ならびに暖気、終わっております。しかし、ルウム戦役から機関のオーバーホールを行っていない為、タービンの圧力損失がありストレートスピードは若干低下するかもしれません



走行距離18万キロだからな。それは仕方がないだろう









ララァ先輩、同乗して連邦の新型の動きを見ていてくれ


はい、少佐


よく見ておくのだな。実戦というのは、ドラマのように格好の良いものではない




少佐は草レースでもヘルメットの下に耐火マスクをするんですね


マスクをしている訳は分かるな、私は過去を捨てたのだよ


過去に少佐は2度も横転したことがあるとか・・・・


ヘルメットが無ければ即死だったな



よし、AZ-1、出るぞ


























少佐、ミノフスキー粒子戦闘濃度散布終了しました


まもなく連邦の新型がバックミラーで視界にとらえられると思います

コペンkranz軍曹が送ってきたデータから、連邦の新型はVSAとネオバを生かしてコーナーにすごいスピードで突っ込んできます。注意して下さい!



なぁに、インを閉めてスペースを開けなければいいだけだ。当たらなければどうという事はない



見せてもらおうか、連邦のS660の性能とやらを・・・





AZ-1を最終コーナーに進入させながらミラーで後方のS660の動きを確認する





なに!


速い、な、なんという運動性。このスピードで曲がれるのか!

ええい、連邦の新型は化け物か!






最終コーナーの脱出速度の違いか、タービンのせいか、ホームストレートではジリジリとS660がAZ-1に迫ってくる














S660が速いのは認めよう


しかし、マシンの性能の違いが耐久レースの決定的差ではないという事を・・・教えてやる!





ホームストレート・エンドで4→3速へ落とし1コーナーへ進入。ここから登りストレートを全開で立ち上がっていく





やはり、いくらS660と言えど100kg以上も軽いAZ-1には登りでは追いつけない様だな


この先は下りながら高速コーナーの先のヘアピンまでのブレーキング。重いS660は仕掛けられまい。このタイミングで戦闘を仕掛けたと言う事実は古今例が無いからな




高速コーナーの横Gを最小限にしてレイトブレーキングを行う為にわずかにインをあける




少佐!



なに?!




AZ-1のインにノーブレーキのS660が突っ込んでくる




冗談ではない!














AZ-1は重いリアがグリップを失わない様に繊細にブレーキ・コントロールをしながら目一杯のスピードで減速していく

しかし、S660は10~20度位のドリフトアングルをつけながら信じられないほど短距離で減速を行いヘアピンへと侵入していった



なんだあのドリフト・ブレーキングは。あれがAHAの制御だとでも言うのか・・・・・



少佐、大丈夫ですか!少佐!










認めたくないものだな・・・、自分自身の・・・若さ故の過ちというものを・・・

















こうしてコース上では、AZ-1もコペンもS660のコーナリングスピードにまったく歯が立たなかった


AD2015.11.3 16:00     4時間にわたる戦いに終止符が打たれた


この戦いの後、連邦政府と共和国の間に終戦協定が結ばれた



















 

-------------- エピローグ -----------------
















煙草の臭いと雑多な騒音のする酒場で、テレビからは演説が流れていた









我々のチーム、諸君らが愛してくれたS660は前回優勝のAZ-1やコペンを擁するダメリーノに負けた。何故だ!












坊やだからさ




マスター






空になったロックグラスを上げてマスターを呼ぶ





それは私に奢らせてもらおう、いいかね?


ビート修善寺大尉か、チーム監督ご苦労だったな。ん?新車を買ったのか?


わかりますか


においだな。S660か?


ははは、さすがですな、大佐


ビートからS660に乗りかえるとは、貴様もやるな


大佐のレース戦略程ではありません。まさか助六曹長をカプチーノの替りにロードスターに乗せるとは


これでAZ-1やコペンがS660よりラップタイムが遅くても、ロードスターが速いタイムで周回したので、S660チームに勝利しましたからね


本来S660が参戦していたGT-5クラスは1500cc以下のレギュレーションでしたが、1800ccのロードスターと軽ターボの二台を組ませれば、チームの総排気量でGT-5クラスにエントリーできるとは



戦いは非情さ。そのくらいの事は考えてある


チャンスは最大限に生かす、それが私の主義だ!



大佐、いかがです。自分のS660乗ってみませんか?



耐久レースが終わって早々にS660に出会うか。私は運がいい










ほう、荷物を積むところは付いていないのだな。これで完成度は80%か?


80パーセント?冗談じゃありません。現状でS660の性能は100パーセント出せます


トランクなんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ


はっきり言う、気に入らんな





S660に乗りこみ、スターターボタンを押しエンジンを始動する

軽いクラッチを繋いでゆっくりと走り出す





ふむ、ビートもS660も同じ64psだが、やはりトルクが違うな

コクピットの造りも良いじゃないか





分かりますか大佐。ビートとは違うのですよ、ビートとは


アルミホイールもモデューロの軽量タイプですからね



さらにできる様になったな。S660



大佐、いかがですか



これで勝てねば貴様は無能だ。ふふふ、次の耐久レースが楽しみだな



どうでしょう、大佐もS660に乗り換えてみては



そういう冗談はやめにしてくれないか。私を誰だと思っているのだ?







(  しかし、確かにあのロードホールディング能力の高さはコーナリングマシンとしては魅力的だ

これでRタイプが出てCPが3倍になれば・・・・・

いや、だがしかし、私がAZ-1を降りるなど・・・・・   

ララァ先輩、私を導いてくれ  )


















次回予告







西暦2016年---フロントガラスをはじめ次々とAZ-1のパーツが廃版となっていく事に絶望した大佐は小惑星アクシズを落とし地球に核の冬をもたらす事を決意。宇宙へ上がる為に  --(中略)-- 
CARAを下取りにS660を購入する為Honda Carsへ向かう大佐率いるスクーデリア・ダメリーノ隊と、それを阻止しようとするイーヨー先輩のロバ軍団との戦いが今、 始まらない!











次回、『 逆襲のCARA 』





君は、生き延びることができるか。
















                            
つづきません!(笑)








念の為に書いておきますが
CARAも手放しませんからね(笑)


こんな適当な話だとAZ-1とS660の
比較が分からないと思いますので
そのうちちゃんと書きますね(^^ゞ

次は真面目な話を書きますよ(*^_^*)








前回のレース参戦記は→コチラをクリック

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「@まるおまるお さん大変だったね!
無事に帰宅出来て良かったです、お疲れ様でした」
何シテル?   09/19 08:55
ロバのEeyore(イーヨー)といいます。 このブログはAZ-1&CARAの事をメインに書いていきたいと思います。 お見苦しい点も多々あるかと思いま...
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