その筆頭はルノールーテシアRSトロフィーです。その魅力について僕が感じたものを書いていきますね。以下の5つに分類してみます。
① 使い勝手・・・1台の車で生活の足から週末のスポーツ走行までカバーしたいという方にはピッタリの車に思えます。大きさも全長4,105mm、全幅1,750mm、全高1,435mmですから、日産ノート(全長4,100mm、全幅1,695mm、全高1,520mm)とほぼ同じ。扱い易い大きさですね。2ペダルのオートマ運転可能ですから、AT免許限定の方でも大丈夫!それに5ドアですし、リアシートは6:4の可倒式。荷物も積めるでしょう。もちろんタイヤ4本は楽勝です(ふふっ💛)。
② スタイル・・・この車、カタログで見るより実車がえらくカッコイイ!まるで競技車輛のような迫力がありますね。18インチの大径ホイール、フェンダーギリギリに収まるタイヤ(205/40R18)は大迫力。ホイールのブラックもイイ!スタイルもノートに似てなくもないが、曲面が滑らかで美しく、各部の造り込みにもルノースポールの拘りを感じさせます。1度目の前で見たら印象的な車に思えるでしょう。また5ドアですが、リアのドアハンドルがピラーの位置にあり、3ドアに見えるのもポイント高いです。
③ スポーツ性・・・①で利便性について述べましたが、ここが最大のポイントですよね。エンジンですが1,600ccの4バルブツインカム+ターボは実は日産ジュークと同じエンジン。ですが、ルノースポールの手により220PSパワーと260N・mのトルクまでチューニング。パワーロスと追従性アップの為、タペット部分にはF1直系技術DLC(ダイヤモンドライクカーボン)加工までされる気の入れよう。更にトロフィーでは4、5速使用時にはオーバーブースト機能付き。これを6速EDC(DSGと同じ)で駆動します。VWのゴルフと違うのはパドルシフトのし易さ(パドルが大きい、ステアリングコラムに固定)とシフトレバー使用時に前が減速、後ろが加速の方向性。ワインディングロードで差がつく部分ですね。また走行モードがノーマル、スポーツ、レースとあり、其々変速タイミング、ステアリングの重さ、ペダルの反応を変えるようです。また、ABS、ESCのタイミングも変えてくれる本格派。「解ってるなぁ。」な部分です。も一つ挙げると、RSデフ。これは電子制御デファレンシャルですが、最近スポーティなFFなら結構付いていますね。左右の前輪の回転を常にモニターして一定以上の差が生じれば、ホイールスピンしている方にブレーキかける装置ですね。ただこれは、レースモード時はESCと共に介入しないらしいようです(ABSはレースモードの介入あり)。シートは当りが柔らかいフランス風ですが、ホールドはまずまず。ジャーナリストからの評判も良いようです。実際に座ってみましたが、着座姿勢が低く出来るのが個人的には〇です。背もたれの角度もダイヤル式で細かく出来ますしね。ペダル配置、ハンドルのオフセットも無く(昔はあった)ドラポジは良好です。サイドブレーキもありますし、位置は助手席よりとはいえ、走行中でも引けるでしょう。マイナーチェンジ後はインテリアの赤の装飾が抑えられ、シックな感じとスポーティさが同居していますね。ハンドルのセンターマークもイイ感じです。また足のしなやかさは大きな魅力です。
いいねぇ!前足がしっかり食いついていそうで。写真はマイナー前
こちらもマイナー前。コントロール性良さそう。
こちらはワンメークのクリオカップレース仕様車。