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2020年02月04日

GRヤリスはお買い得だ!

GRヤリスはお買い得だ! 今年、気になる車の筆頭はGRヤリスですね。個人的には、この車一択です。気になるスペックは他の媒体でも触れられていますので、割愛させて頂きますが、2週間で2000台受注したというのは凄いですね。この車の何に魅せられたか?今回は僕なりに検討していきます。




次の4項目で検討していきます
1. 成り立ち
2. 価格
3. 性能
4. カスタム

1. 成り立ち
『Born from WRC』というキャッチフレーズが全てを表しています。でも今までもホモロゲーションマシンはありました。グループ4時代(ランチアストラトスが有名)では連続する24か月間に400台製造、グループB時代(アウディクワトロ、プジョー205T16、ランチア037、同デルタS4等)の連続する12か月間に200台製造、そしてグループA(インプレッサ、ランサーエボリューション等)では12ヶ月間に5,000台以上の生産となりました。今のWRカー規定では年間25,000台生産となっており、まず、ホモロゲを取る事が難しい状況です(実際は一般車として生産だけしてWRカー規定で改造するのだが、実際は一般販売の車は街中を走る普通車であり、これをベースに改造するため足かせは多い。とは言ってもワークスカーは外観からしてもはや別物ではある)。

トヨタは長い沈黙の後、2017年からWRCに復帰。実に20年ぶりの復帰であったが、復帰2年目にはマニュファクチャラータイトル、翌19年にはドライバーズタイトルを手中にした(マニュファクチャラータイトルはヒュンダイが取った。その頭脳は且つてトヨタチームヨーロッパで活躍したミシェル・ナンダンであった(2018年まで))。

トヨタの優秀なエンジニアが世界に離散し、空白の20年が経過した後にトヨタは、いえ豊田章男社長と4度のWRCチャンピオンとなったトミ・マキネンとトミ・マキネンレーシング(TMR)が一丸となってラリー活動を再開。上記のようなタイトルを取った訳である。

次にトヨタが考えたのは、市販車をWRCマシンとして改造する際に問題になるところは予め手を入れとこうという発想だった。これはまるでグループ4の異端児『ランチア ストラトス』の発想と同じである。だが、グループ4の頃と違うのは年間25,000台というあまりに多い台数とどう両立させるかという事だろう。

そこでトヨタはあまりに多い台数だが魅力的ならば買って貰えるだろうと考えたろう。
今回のGRヤリスの装備は魅力的で商品価値は高い。買うのはエンスーか、競技者が多いだろう。高性能と買いやすい金額の両立。これは本来のモノづくりの本質であり、その為には何をすべきか。実際に競技の最前線の方から教わろうとしたことが本物の迫力に繋がっていると思います(詳しくは後述)。

2. 価格
グレードは2つで『RZ』396万円と『RZハイパフォーマンス』456万円。どちらが得かと言えば断然『RZハイパフォーマンス』だろう。

RZに対し、前後のトルセンデフ、インタークーラー用ウォータースプレー、BBSの鍛造アルミホイール、JBL製8スピーカー等が付いて60万円差ですし、デフのセッティング込みですからこの差は高くないと思います。

また両グレード共通でスリット入りスパイラルフィン式ベンチレーテッド2ピースディスク(18インチ)とアルミ対向4ポッドキャリパー(高μパッド)、4WDモードスイッチなども魅力ですよね。

車一台買って、後から自分好みに変える楽しみは否定できませんが、これだけのメーカーチューニングが施されているのですから、豪華仕様を選んで乗ればまず間違いないですね。僕なら『RZハイパフォーマンス』を選びます。

メーカーオプションでトヨタセーフティセンス、シート&ステアリングヒーターもあります。僕ならこれらも選択したいですね。但しシートの出来が良い場合のみヒーターは考えます。

3. 性能
エンジンの出力は272PS、トルク370N・mということですね。車重は1,300Kg以下という事を考えると、とても速そうです。大きさも4m弱の全長、1.8mちょいの全幅ですからコンパクトですよね。箱根の長尾峠でも速そうです。エンジンもフラットトルクであるようですし、6MTはトヨタインテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)ですからこちらも期待です。

足回りに目を移すと2ピースのブレーキローター、フロント4ポッドブレーキキャリパー、リア2ポッド対抗ブレーキキャリパー、そしてドラムのサイドブレーキ。このサイドブレーキにも何らかの仕掛けもあるのかも・・・。またBBSの鍛造アルミもバネ下の軽量化に大いに利いているはず。後から替えるのは大変ですからね。金銭的にね。

そして何と言ってもWRC直系の神髄は電子制御4WDですね。この利かせ方、前後のトルク配分がWRC直系ならではのノウハウだと思いますからね。楽しみです。

コクピットは実際には判りませんが、適度にタイトでイイ感じです。フォルクスワーゲンの様なビジュアルコクピットだったらなお良かったですが、シンプルでイイ感じとも言えます。中央の8インチモニターにももしかしたら何か仕掛けがあるのかもしれないですね。例えばギア、タコ、シフトインジケーターのみの言わばアタックモード。

外装ではカーボンルーフ、アルミの両ドア、ボンネット&リアハッチ。リアのオーバーフェンダーなどがいかにもWRCホモロゲマシン。改めてこんな車を量産するなんてトヨタの底力(とクルマ愛)を見ました。

4.カスタム
何に使うかですが、コレクターズカーにもなり得そう。大事に乗っていきたいクルマですかね(笑)。僕ならば週末にストレス発散の戦闘機になりそう(大笑)。

基本的には装備が充実していますから、ノーマルで充分!もしやるとしたらブレーキパッドとリアデフをカーボンデフにするくらいかな。シートももし座面が高いようならシートレールで対応したいですね。

最後にボディカラーですが、僕なら白か赤で迷いますね。基本白が好きですが、赤も良さそうです。大阪オートメッセでは赤が展示されるそうなので注目です!

その他
雑誌やyoutubeでみると広角レンズを使っているせいか、ものすごく丸く見えますよね。雑誌も至近距離から広角で狙っているから丸く見えてこの車のワイド感が伝わって来ない。特に雑誌は写真にはこだわって欲しいと感じた。この車はスポーツカーの様な美しさはないが、ブサかわ系のコンペティションカーとして期待している。


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Posted at 2020/02/04 15:39:30

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