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2014年07月07日 イイね!

「北海道クラシックカーミーティングinふらの2014」に参加しました!


去る6月29日(日曜日)、富良野市で行われた
「北海道クラシックカーミーティングinふらの」に参加して来ました!

2011年、2013年に続き今回で3度目の参加となります。

前の2回はグロリアでのエントリーでしたが、今回は自分がCB750four、
昨年も御一緒したS先輩のトライアンフ・ボンネヴィルT120、
そしてカワサキKZ1000PのO巡査と、バイク仲間3台で行って来ました。


其れでは、往復500粁の旅の顛末を御送り致します。


---


朝3時起床、直ぐに準備に取り掛かる。

新品プラグを奢ったCBは一發始動。
往復500km程度の”散歩”を前にして、微塵の不安も無い。

然し乍、今にも泣きだしそうな空模様だけが気懸りである。


防寒服を着込み、朝霧の中に2人の到着を待つ。


時計の針が合流予定時刻の0400を廻る。

時を置かずして、乳白色のヴェールの向こう側からの空冷エンジンの鼓動が響いてきた。

音は聴こえど、濃霧に覆われ其の姿は見出すことは出来ない。


エキゾースト・ノートは次第に大きくなり、間隔を空けて並ぶ2つの前照灯が
霧のヴェールを引き裂いて、2台のモーター・サイクルが其の姿を現した。


眼前に停車した2台に対し無言のまま頷き、直ぐ様右足でキックを蹴り降ろす。

3台の鐵馬は高らかに呼応し、霧を祓いていざ富良野へと240kmの往路を走り出す。







風防の表面は霧に濡れ乱反射し、内部は吐息で白く曇る。
視界を制限された状態で、キスカの如き濃霧の中を手探りで走る。

纏わり附く様な霧に全身を包まれ、忽ちの内に爪先まで濡れたが案外寒くはない。

頻繁にミラーを覗き、後続の2台の前照灯を確認する。


息の合った3台は、追越の際も一糸乱れぬ編隊を保ち乍走る。


出發から約1時間の地点では、霧に続き雨にまで降られた。
タンクの上では水玉が踊っている。

例年よりも酷い悪天候に意気消沈となるも、愛馬の力強い歩武を頼りに先を目指す。

篠突く雨に打ち拉がれる3台


霧に呪われ雨に叩かれ、足の先までずぶ濡れと云う有様だが、
バイクにリバース・ギアは存在しない。

断じて征くのみ、前進の他に選び得る途はない。

天佑神助を堅く信じ、天候すら祈祷に依りて好転せしめ、断じて目標へと到達せずんばやまず。







祈りは天に通じたか、峠を越えると厚い雲の切れ間から漸く青空が顔を覘かせ始めた


天候の恢復に安堵しながら、南富良野の道の駅で小休止とする。

S先輩は休憩もそこそこに、雨で汚れたトラを磨き始めた。
走ったら磨く、これが常に最高のコンディションを保つ秘訣である。

向こう側には、イベント参加車と思しき赤いベレット1800GTが停まっている。


次第に雲量が減り、青空の面積が増えてゆく。

天候の恢復と共に、バイクと擦れ違う回数も増え始めた。
スライドする度に、手を挙げて挨拶を交わす。

富良野へ近づくと、前を行く車列の中に先に見たベレットや2台連なった
ヨタハチの姿等が見え始め、愈々イベント会場に近付いてきたことが感じられた。

山部の7-11に立ち寄った後、会場入りする。


---


峠を越えるまでは断続的に雨に降られたこともあり、天候が懸念されたが
果たして、富良野の空は晴れ渡っていた。


空は晴れ、陽射しは強いものの吹き抜ける風が涼しさを運んでくる。
時折、雲が太陽を隠したが適度に日陰が作られ却って快適に過ごせた。

エントリーを済ませ、バイクを並べる。
さぁ、1年に1度の愉しみの始まりだ。


---


今回もm13pさんやさとる君さんをはじめとしたみん友さんや、
今までのイベントを通じて知り合った旧車仲間の方々とお会い出来ました。

1年振りの再会という方や、ここでしかお会い出来ない方も多いです。
矢張り、仲間との交流こそがイベントの醍醐味でしょう。

当日参加された皆様、会場でお会いした皆様、暑い中お疲れ様でした。
来年も是非お会いしたいものです。







ここからは会場で気になったクルマとバイクを御紹介致します。

【会場で気になったクルマ】


今回は外國車、中でもスーパーカーを呼ばれるクルマが多かったです。

まさにモンスターと云った雰囲気のフェラーリ・テスタロッサ


フェラーリと並ぶスーパーカーの代名詞、ランボルギーニ・カウンタック


銀色に輝くタイムマシンの出現だ!BTTFでおなじみ、デローリアン・DMC-12

ガルウィング・ドアはギャラリー受けがとても良い!

スーパーカー少年の憧れ、フェラーリ308GTB


前衛的かつ”過ぎ去った未来”を感じさせるスタイリングのアルピーヌ・ルノーV6ターボ


1968年型 シボレー・コーヴェット・コンヴァーチブル


内外装共に非常に綺麗なC3ヴェット。
見事な鏡面仕上げの漆黒のボディに、白い雲と蒼い空を映していました。

エントリーしていたアメリカ車は上掲のC3の1台だけとやや寂しいカンジでしたが、ギャラリーで
63インパラ・コンヴァーチブルや57ベルエア・2ドアHT、シェルビー・コブラなどが来場していました。

落ち着いた外観に驚嘆すべき高性能を秘めた1972年型ポルシェ911S


前期の”フィアット”X1/9と後期の”ベルトーネ”X1/9が並ぶ。


トラディショナルなブリティッシュ・ライトウェイト、トライアンフTR4A


淡いペパーミント・グリーンが涼しげな、オーバル・ウィンドウのヴィンテージ・ビートル


リアル・ウッドの温もりが魅力的な、モーリス・ミニ-マイナー カントリーマン


1964年型ホンダS600

希少な「 旭 5 」のライセンス・プレートが目を引くエスロク。

格子状のグリルや丸型テール・ランプは繊細な美しさを湛えている。
世界的に見ても、極めて魅力的なライトウェイト・スポーツカーの1台だと断言出来る。

1964年型いすゞヒルマン・ミンクス スーパー・デラックス

控え目なテール・フィンが可愛らしい最終型のハイ・スタイルです。
ツートーン・カラー、ホワイトウォール・タイヤ、白いレースのカーテンが良く似合っています。

丸型3連のセンター・メーターや、オルガンの鍵盤の様な
選局スイッチを有するラジオなど、内装も上品で美しいクルマです。

1967年型トヨペット・クラウン・スーパーデラックス

ホワイトリボン・バイアスを履かせたボディ同色純正スティールに
トリム・リングを組合わせた足元がキマっていたクラウン。

地元の旧車仲間であるYさんの330は純正のフューエル・インジェクションから
SUツイン・キャブレターに進化(退化??)していました。


エンジン・フードの裏側に丁寧に貼られた断熱材もYさんの御手製だ








【会場で気になったバイク】


O巡査のカワサキKZ1000P(1993年式)

会場には同型車がエントリーしていたので、2台を背中合わせに並べました。

同じく、カワサキKZ1000P(1998年式)

2台とも1990年代の製造ですが、デビューは1982年と立派な旧車です。
O巡査ともう1台の白バイのオーナーはポリス・マニア同志、濃いトークで盛り上がっていました。

白バイは”働くクルマ”だけあって、一般ギャラリーからの受けが非常に良かったです。
O巡査がアメリカの警察官の制服(ホンモノ)を着ていたのもポイント高いです。

こういう車種は変に恥ずかしがらずに、徹底的にやるべきでしょう!


我が騎兵聯隊の忠勇なる鐵馬、陸の王者を名乗るに相応しい陸王RQ750

國産ヴィンテージ・モーターサイクルの代表格と云えば、矢張りこの陸王でしょう。

威風堂々たる佇まい・・・鐵馬の名に恥じないメグロ・ジュニアS8

英國車に倣った別体式ミッションやソラマメ型のクランク・ケース、
クラシカルなサドル・シートがメグロの魅力です。

スズキの特徴である馬蹄型ヘッドライトが可愛らしいスズキ・コレダST5

キャッチ・コピーはそのままずばり「オートバイはコレだ!」

「あると便利なアルト」とか「アルトもあるけど、ワゴンもアール」とか・・・
スズキは昔から駄洒落の好きな会社なのである。

エンジンやタンクのエンブレムに刻まれている「S-JK」とは、
1954年6月以降の社名である鈴木自動車工業株式會社を意味しています。


バイクはエントリー自体は少なかったですが、例年通りギャラリーとして多数が来場しました。
圧倒的な台数を誇ったのはカワサキ勢で、中でもW系が多数来場していました。

タンクの色褪せが素晴らしい味わいを魅せるW1S


ブルーの濃淡ツートーンは爽やかな650RSW3(後方はスズキT500)

フロント・フォークに装着した工具袋がイイ感じ、これはちょっと真似したい。

W1Sが3台、W3が3台の計6台が並び、大排気量空冷ヴァーチカル・ツインの
”オートバイらしいオートバイ”たるWシリーズの根強い人気を感じました。

この他に、CHiPs宜しく2台が並んだ上掲のKZ1000P、メタリック・グリーンが眩いKH、
高年式車からの流用で足廻りを中心にアップ・グレードされていたZ750等がいました。

Wが多かった一方、定番車種のZ1/Z2系は少数派でした。


カワサキ勢に続いたのはホンダ勢です。

4into1マフラーを備えた純正カフェ・レーサー、CB750FOUR-Ⅱ


CB750F(FB)

念願のDOHCエンジンが与えられた第二世代の大型4發機、CB750F。
手前に映っているミラーはフェアリング装備のCB750Fボルドール2のもの。

後方に並んでいるのは、アンダー・カウルを備えたCBX400とカワサキ750RS(Z2)。

カスタムでもLCでも無い珍しい”素”のCB650

免許制度や車検制度、そしてかつて存在した國内上限750cc規制により
正当な評価を得難かった中間排気量車は、今では希少な存在です。

CB650の前身に相当するCB550FOUR-Kも来場していました。

CB750fourは3台あり、内1台は自分のCBと同じキャンディガーネット・ブラウンの塗色でした。

ホンダ・ドリームCB750four(K1)

キャンディガーネット・ブラウンの車輛は自分の以外では初めて見ました。

自分のCBはK1の後期型だと思っていたのですが、この車輛を見るとどうも
中期型、若しくは後期の前期が存在するのでは??と云う疑問が湧いて来ました。

速度計は両車共にフルスケール220km/h表示(前期は240km/h表示)ながら、
80km/h以上の目盛が赤になっていました(自分のは白)。

他にも、ハイビーム・インディケーターが青(同、赤)、
文字入りのブレーキオイル・カップキャップ(同、文字無し)等に異なる点が見出せました。


それにしても綺麗だ!同じ色とは思えない。

自分のはタンクの退色が凄く、上面と側面で全然色合いが違うのだ。


・・・ま、ヤレも味なんですよ?
傷だらけのシングル・ナンバーは伊達じゃない!


スズキ勢はオリジナル・ペイントが味わい深いT500、集合チャンバー装備の”水牛”GT750や
”カタナ”と聞いてすぐに思い浮かぶ方のGSX750S(サイド・カー付)と、
直ぐには思い浮かばない方のGS125E等が来ていました。

車体と同色のツートーンで揃えたGSX750Sカタナ


ヤマハ勢が最も少なく、FJ1200とヤマハ・スポーツ250 DS-6(多分)
の2台しか見当たりませんでした。

ヤマハの誇るスーパースポーツ・ツアラー、FJ1200

FJはヤマハが世界最速を目指して開発した大型ツアラーです。
最高出力130PSは國産空冷エンジン中最強を誇りました(輸出仕様のみ、國内仕様は97PS)。

余り目立たない存在ながら、デビュー時にはゼロヨン世界最速を記録しています。
FJはデザイン的に”デカいフェーザー”なカンジで好きなんですよね。


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1時半過ぎには、仕事上がりから休まずに直行してきたY30さんも到着。
更に話に花が咲きます。

1等は高級工具セットと云う豪華な籤引きも、このイベントの楽しみのひとつです。
昨年はふらのソースでしたが、今年はメグロがプリントされたオリジナルTシャツを戴きました。

イベントの締め括りに各部門の優秀賞が發表されます。

そこで、二輪車部門優秀賞としてS先輩とトラの名前が呼ばれました!
ステージで表彰され、記念品の盾とメッキ研磨剤が贈られました。

盾を飾り記念撮影


3時半を以てイベントは終了。
1台、また1台と会場を後にし、埋まっていた駐車場は少しずつ広がり始める。
駐車場の余白に、祭りの後の寂しさを感じる。

殆どの参加車が帰路に就いた後も話は尽きない。
広くなった駐車場には、ギャラリーの子供を乗せたハフリンガーが走り廻っている。




午後4時、名残惜しくも会場を後にして帰路に就く。


市街地にあるホクレンのスタンドに立ち寄り給油していると、
轟音と共に1台のヴィンテージ・ハーレーがやってきた。

カッコいいなぁ~と思いつつスタンドを出ると、
すぐ先に沢山のヴィンテージ・ハーレーが集まって休憩している。

もしかして??と思い目を凝らすと、黒い46ULを駆るハップストアのホリさんが居ました。

ホリさんの1946年型ハーレー・ダヴィッドソンUL


信号待ちで止まった時に手を振って挨拶すると、直ぐに気付いて手を振り返してくれました。

そこに並んでいたのは1937ULH、1942U、1946UL、1946WLG、1949FL、1951FL、1957FL。
1930年代から1950年代にかけての7台のヴィンテージ・ハーレーでした。

ここまで古く存在感のあるモーター・サイクルとなると、
若輩者では乗り手がバイクに負けてしまい余り絵になりません。

酸いも甘いも噛み分けた大人になって漸く似合うのが、
ストック・スタイルのヴィンテージ・ハーレーだと思います。







雨と濃霧に泣かされた往路とは打って変わり、好転に恵まれた復路。

美しい鴇色に染まる雲


東大演習林駐車帯、狩勝峠帯広側、屈足、音更と長めの休憩を挟みつつ家路を歩む。
往路と違い、特段急ぐ理由もないので休憩の度に腰を据えて話し込んでしまう。











太陽は遥か西の地平に沈み、月が宙に浮かぶ。

日曜日とあって、あちらこちらでパトカーや白バイと擦れ違う。
ネズミ取りも盛業中とあって、普段にも増して警戒を密にして進む。

夜の帳が降り、辺り一面が漆黒に包まれてからは、
後写鏡に小さく映る前照灯の光だけを頼りに編隊を崩さぬよう走り続けなければならない。


残す所あと1時間の地点で、最後の小休止とする


16時間前の早朝5時に此処で休止した際には雨に濡れ、低く垂れ込めた厚い雲に
気が滅入っていたが、今は寒くもなく暑くもなく心地良い空気が流れる。







出發から約6時間、漸く家に辿り着いた。

別れ際の翳した手信号に、ホーンで応え走り去る2台を見送る。

ハンドルに括り付けた時計の針は既に22時を廻っていた。

往復500km超の道程を3台共に無事故・無違反・ノントラブルで走破せしめた
後に残るは達成感と心地良い疲労感であった。


Posted at 2014/07/07 15:51:21 | コメント(4) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2014年06月18日 イイね!

「北海道クラシックカーミーティングinふらの」に参加します!


みん友の皆様、大変ご無沙汰しておりました。

昨年に引き続き 「北海道クラシックカーミーティングinふらの」に参加します。

告知ページ


--以下 引用--


今年も、H.C.C.M主催にて「北海道クラシックカーミーティング」が開催されます。

日時:平成26年6月29日(日) AM9:00~PM3:00(雨天決行)
会場:富良野市清水山・ふらのワインハウス「ブドウが丘公園」

お問い合わせ H.C.C.M実行委員会事務局 0167-23-4369


--引用終わり--

今回は自分の1971年式ホンダ・ドリームCB750fourと


昨年も一緒に参加した1961年式トライアンフ・ボンネヴィルT120RのS先輩と


1993年式カワサキKZ1000P(P12)California highway patrolのO巡査 

※年式は1993年ですが、デビューは1982年なのでイベントへの参加資格を有しています。

以上の3台でのエントリーする予定です。

ただしバイクなので雨が降った場合にはグロリアを引っ張り出すことになると思います。

北海道は6月に入ってからずっと長雨が続いており、天候が不安ですが
今週末からは天気も回復するとの予報なので、当日はどうか晴れることを祈って・・・!


それでは皆様、会場でお会いしましょう♪
Posted at 2014/06/18 19:51:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2013年07月03日 イイね!

「北海道クラシックカーミーティングinふらの」に参加しました!


1949 Bentley Mark Ⅳ sports saloon coachbuilder:H.J.Mulliner&Co.

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先の日曜日、年に一度だから・・・と無理を言って休みを戴き、
「北海道クラシックカーミーティングinふらの」に参加して来ました。

グロリアでの3度目のイベント参加です。

今回は、S先輩の1961年式トライアンフT120ボンネヴィルと一緒にエントリーしました!
往復500kmオーバーの日帰り強行ツーリングを兼ねた(?)イベント参加となりました。

1961 TRIUMPH T120 Bonneville ”bonnie”


当日の富良野は暑すぎるくらいの快晴に恵まれたこともあり、参加台数も多かったです。
それでは、往復のツーリング及び大盛況となったイベントのレポートをお送り致します。

---

出発前日までにグロリアの機関・脚廻り・外装・内装を仕上げておき、イベントに備えます。

イベントのあるこの時期は、グロリアが一年で一番キレイな状態になる時期だったりします。


外装の仕上げには、ホルツさんのペイントポリッシュを使いました。

時間をかけて丁寧に磨いたつもりですが、経年劣化による塗装面の傷みは目を覆うばかり・・・。

表面的な浅い傷はコンパウンドでどうにか誤魔化せるものの、深い傷には効果は薄く、
かといって全塗装をしたくても先立つ物などありゃしない・・・悩ましいトコロです。

写真で見ればそこそこ綺麗なんですけどね。。





イベント当日の朝、3時半に起床し暖気しながら珈琲を呑みつつS先輩の到着を待つ。
天気は良いものの、濃い霧が出ておりバイクにはツラい環境・・・。

G7型直列6気筒OHCエンジンは一発始動!極めて快調なグロリア


4時半、払暁前の静寂を破るバーチカル・ツインの轟音が響かせながら先輩が到着。

遥か遠方からでもハッキリとわかる音量でありながら、よくある改造車の
下品な排気音とは明らかに違う、英国車ならではの気品と迫力を兼ね備えた
エキゾースト・ノートを轟かせながら一路、富良野へ!

1961年式トライアンフT120ボンネヴィルと1966年式プリンス グロリア・スーパー6。
”日英同盟”の2台は堂々の艦列を編成し、濃霧の中を貫き走る。

その気品あるシルエットは、喩えるならばプリンス・オブ・ウェールズと金剛か!

グロリアのバックビューミラーに映るS先輩とボニーの姿


途中、一時的に霧が晴れ安堵するも、しばらく進むと再び霧が出てくる・・・。
濃霧はクルマにとっては視界不良程度の問題ですが、バイクにとってはかなり具合が悪い。

自分もバイクに乗るからこそ、悪天候下での運転の苦労は身に染みてわかっているつもりです。

S先輩は防寒装備をガッチリ着込んで、寒さと闘いながらバイクに跨っている一方、
自分は半袖の軽装で暖房の効いた快適な車内に身を置いていると、どうにもバツが悪い。

幸い、7時を過ぎた頃から霧は完全に晴れて気温も上昇。

天佑神助の下に悪天候は文字通り雲散霧消、雲一つ見当らぬ快晴が広がる


最高のバイク日和となったおかげで、罪悪感も少しは軽くなる・・・(笑)。

寒さと濃霧に耐えること2時間半・・・快晴の下、いよいよボニーの本領が発揮される!


それまではずっとグロリアが先行でしたが、狩勝峠では登坂車線を結構良いペースで
トバすグロリアを一瞬で置き去りにして、ボニーは走行車線を猛然とブッ飛ばして征く!

陽光を反射してキラキラと光るライセンス・プレートが眩い


S先輩のボニーはあっと言う間に点となり、視界から消える。

半世紀前のバイクとは云え、市販車として世界最高速を記録した性能は今も色褪せない。

車名の”ボンネヴィル”は、スピード・ナッツ達の聖地にして
数多くの記録と伝説が刻まれたアメリカ合衆国ユタ州ボンネヴィル・ソルトフラッツに由来し、
120とは最高速120マイル(約193km/h)を意味しています。

狩勝峠を快調に越え、富良野側へ入ると徐々に旧車を見かけるようになります。

南富良野の道の駅では休憩中のm13pさんを発見!
富良野市の入り口にある駐車帯では、昨年の岩見沢のイベントで
御一緒した函館ナンバーのGT-Rと再会しました。

そこから会場まではグロリア、ボンネヴィル、GT-Rの3台で連なって走りました。

会場に近づくにつれ、どんどんテンションが上がります。

8時半に会場に到着、約240kmの行程に要したのは時間は休憩も含め約4時間でした。

いつもならクルマに付いた虫を綺麗に落とすのですが、会場に着くなり友人と合流して、
流れでとりあえず会場を一巡するカンジになり、結局そのままになってしまいました。

しばらくして軽く拭き上げようと思うも、ボンネットで目玉焼きが出来そうなくらい
熱くなっていたので諦めました。

車内も雑然とモノを置いたままで、窓も閉め切ったままという、
見る人に大変失礼な状態のままでクルマから離れてしまい反省しきり・・・。

会場では1年振りの再会となる人も多く、喋りっぱなしで翌日ノドが痛くなる程でした。

ほとんど自分のクルマの傍にいなかった為、お会い出来なかった方も
多かったようでその点も心残りとなりました。

以下、気になったクルマ達をほんの一部ですが御紹介致します。

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1950年式 富士重工 ラビットS-41


今回のイベントで一番の大物(小さいけど)と感じたラビット。

非常にプリミティブでシンプルな構造と、ハンドメイドで造られたボディーの曲線美。

終戦から僅か5年後に造られたスクーターとは思えないクオリティを湛えており、
東洋一の航空機メーカーと謳われた中島飛行機の矜持が伝わってきます。

必要最低限の機能で構成されたラビットのすぐ横には、並の4輪を遥かに凌ぐ
豪華装備を誇るゴールドウィングがあり、そのコントラストも面白かったです。

次は、エントリーしていたプリンス車達です。

プリンス・グロリア バン・デラックス(VPA30)


グロリアのバン自体が非常に希少ですが、この個体は更に
1.最初期型 2.「帶4」シングルナンバー 3.オリジナルペイント、と
極めて新車時に近い状態を維持している奇跡のような車輛です。

ボディカラーとコーディネートされた淡いブルーメタリックの内装も極上のコンディションを保ち、
不動のものが多いパワー昇降式リヤクォーター・ウィンドウもきちんと完動します。

リヤゲートに取り付けられた当時モノのエア・マッドガードもマッチしています。

1968年式プリンス スカイライン1500デラックス(S57D)


こちらはS50系スカイラインの最終型にして、新型エンジン「G15」を搭載したS57Dです。
1500ccの排気量から88馬力という、比類なき高出力を誇りました。

この個体もライトブルー・メタリックのボディカラーとコーディネートされた
淡いブルーメタリックの内装を持ち、内外装ともに程度極上でした。

スカイライン1500デラックス(C10)


「帶5」のシングルナンバーを掲げた中期型の4気筒ショートノーズ。

品の良いシャンパンゴールドは先代のS5系のイメージカラーのひとつでもあり、
スカイライン本来の性格・・・”プリンスの高級ファミリーカー”を体現しています。





しばらくは会場を見て回ったり、友人と喋ったりしていたものの
あまりの暑さにダウンし、冷たいお茶を買って日陰に避難。

木陰でクールダウンしながら、ボニーを眺めつつS先輩と話していると、
トライアンフに乗ってみたいと言うIさんが来たので急遽、トライアンフ講習会を開催!

エンジン始動のデモンストレーション中


ヴィンテージ・モーターサイクルの”儀式”たるキック始動は、それだけで絵になります。

そのIさんの愛車はと言うと・・・

1964年式メルセデス・ベンツ220SE”フィンテール”


シックでエレガンスな内外装を持つ”旧き善き時代のメルセデス”。
一度は所有してみたい車です。

この車輛自体は以前のイベントで拝見していましたが、
幸運なことに今回はオーナーさんとお会いすることが出来ました。

イベントの一番の楽しみは、やはり”人との交流”にあると思います。





1964 Chevy Corvette Sting Ray(C2)


”ボートテール”のリヤビューが印象的なコーヴェット。

ビュイック・リヴィエラとも通じる、大きく湾曲したラップアラウンド・ウィンドウや
レーサーさながらのルーフまで喰い込んだ開口部が魅力的です。

アメリカ車の数は少なかったですが、この他にもホッドロッドな
デュース・クーペなどインパクトのある車輛が来ていました。

HONDA dream CB750four(K0)


バイクはエントリーは少なかったものの、見学で多数が来ていました。

ざっと見ただけでも、CBナナハン、750F、ヨンフォア、マッハ、W、Z、
CBX550F(珍しい!)、GT750、RZ等が来ていました。

こちらはキャンディ・ゴールドのK0。

カットフェンダー、ヘソキー、しわタンク、一本引きワイヤー、フィン付サイドカバー、
同色エアクリーナー・ボックス、ストッパー付シート、HM300マフラー・・・。

CBに限りませんが、技術者の理想が詰め込まれたド初期のモデルはやはり魅力的に映ります。

HONDA dream CB750four(K4)


独立インディケーターユニットを持つK4、カラーは人気のK1風キャンディ・レッド。

自分のオリジナル・ペイントのキャンディ・ガーネットブラウンもとても気に入っていますが、
こうして改めて見ると、やはり定番の3色(レッド・ブルーグリーン・ゴールド)もステキです。

HONDA dream CB750four(K1)


夏の陽射しを浴びて、磨き上げられたクロームが眩く輝くK1。

カラーはキャンディ・ブルーグリーンなんですが、写真だとどうも青みが強く出て、
あの緑がかった独特の色合いが再現できていない・・・。

ダブル・ディスク、追加メーター、ステアリング・ダンパー、ショートタイプのウィンカー・ステー、
フラットレンズ・ヘッドライトなど、多岐に渡って手が入っていました。

純正の雰囲気を損なうことなく、実用性を向上させたスタイルが素晴らしいです。

カワサキ マッハⅢ 500SS


空冷2ストローク3気筒エンジンの”じゃじゃ馬”マッハ。
エグリタンクの初期型です。

「殺人マシン」「走る棺桶」「ウィドウ・メーカー(未亡人製造機)」「曲がらない・止まらない」

マッハを語る際、一見すると否定的な評価のような言葉が並びますが、
ハイパワーなエンジンに対し、剛性不足のフレームや容量不充分なブレーキという
アンバランスな性能すら、過激さが身上のマッハの魅力のひとつと云えるでしょう。

ヤマハ RZ250(4L3)


夏の陽射しに”日の丸カラー”が映える初期型のRZ250。

年々厳しくなってゆく排気ガス規制の下、最期にして最高の2ストローク車を!という
ヤマハ技術陣の総力を結集して開発されたRZは、ワークスレーサーTZの公道仕様と
呼ぶに相応しい内容を備え、レーサーレプリカ・ブームを巻き起こしました。

タンクからテールカウルへと続く、赤のラインと黒のピンストライプが美しいです。

メッサーシュミットKR200


第二次世界大戦中、bf109やbf110といったルフト・ヴァッフェ(ドイツ空軍)の
主力戦闘機を開発したメッサーシュミット社が戦後に発売した
カビネン・ロレル(キャビン・スクーター)が、このKR200です。

航空機のキャノピーそのままのタンデム配置のバブル・トップは
非常にインパクトがあり、会場内で最もギャラリー受けの良い1台でした。

オーナーはギャラリーの為に、運転席(むしろ操縦席と呼ぶべきか)に座らせての
写真撮影に応じるなどサービス精神旺盛で、それも人気の理由でした。

1963年式フォルクスワーゲンTYPE-Ⅰ


アイブロウ、ルーフラック、サイドバイザー、フォグランプ、US仕様ダブルバンパー、
一輪挿しなど定番のアイテムを揃えたビートル。

柔らかな空色が美しいです。

アーリー60sのワーゲンは、スモール・ランプの組み込まれたライト・カバー付ヘッドライトや、
独立した燃料計など、ひとつひとつのディティールが素晴らしいです。

1965年式トヨタ・パブリカ700デラックス(UP10-D型)


パブリカの中でも珍しい、700ccの前期型(UP10型)。
そのデザインは、同時期のトヨペット・コロナ(T20型)と通じるものがあります。

控え目なテールフィン状のリヤフェンダーがかわいらしいです。

1965年式トヨタ・パブリカ700バン・デラックス(UP16V-D型)


さらに珍しい前期型のバン。
リヤ・ゲートは横開きで、ラゲージルーム側壁にはとても小さな燃料タンクが配置されています。

1967年式トヨペット クラウン・デラックス(MS41)


ローダウン、ボディ同色スティールウィール+トリムリング、着色オールレッドテール、
ドアミラーetc・・・内地っぽい(?)カスタムの施されたクラウン。

この他に1966年式RS40(1900cc4気筒エンジン搭載)と
1967年MS41(トヨグライド・オートマチック搭載車)が来ていました。

4気筒車は現存率が低いので特に珍しい!





イベント内の催し物のひとつである抽選の商品として、自分はふらのソースが当りました。
S先輩は最後の最後まで呼ばれなかった為に特賞の工具かと思いきや・・・洗剤でした(笑)

3時の閉会後、トラブルで自走不可能となった
330セドリック乗りのY山さんをレスキューして帰路に着きました。

富良野を出る際、僅かな距離でしたがIさんのフィンテールと並走。

バックビューミラーに映るボニーとフィンテールの姿


う~ん・・・これだけで何時間も飽きずに眺めていられる良い”絵”だなぁ~。



仕事の都合上、なかなか仲間と一緒に走る機会というのが無いのですが、
こういうにはやっぱり良いものですね。

---

復路は往路よりもさらにハイペースでブッ飛ばして帰りました。
日英聯合艦隊の本領発揮です。

10時10分、帰宅。

全行程485km、ノントラブル。

家に帰るまでが遠足ということで、2台とも無事に帰り着きました。

イベントに参加された皆様、暑い中お疲れ様でした。
また来年、どこかのイベントでお会い出来ることを願っています!

Posted at 2013/07/03 13:10:39 | コメント(9) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2013年06月25日 イイね!

「北海道クラシックカーミーティングinふらの」に参加します。

みん友の皆様、お疲れ様です。

今回は業務(?)連絡です。

6月30日(日曜日)に富良野市で開催されるイベント
「北海道クラシックカーミーティングinふらの」に参加します。

ふらの観光協会公式サイト 告知ページ
http://www.furanotourism.com/jp/spot/news_D.php?id=72

---以下引用---

北海道クラシックカーミーティングinふらのが開催されます。

クラシックカー愛好者達のイベント「北海道クラシックカーミーティングinふらの」が
今年も市内「ぶどうが丘公園駐車場」にて開催されます。

当日の見学は無料です。

日時:2013年6月29日(土)9:00~15:00 ツーリング、前夜祭

2013年6月30日(日)9:00~15:00 クラシックカー展示、フリーマーケット、売店他多数

場所:ふらのワイン工場下、ぶどうが丘公園駐車場(富良野市清水山)
料金:見学無料

募集及び参加資格:車輌エントリーは1台につき2,000円別途。

募集車輌は1985年(昭和60年)までに生産された国産車、外国車(2~4輪)200台となります。
200台に達しない場合には当日の参加も可能です。

詳しくはHCCM実行委員会 0167-23-4369(畑山)まで。

---引用終わり---

会場で皆様とお会い出来ることを楽しみにしております!
Posted at 2013/06/25 22:08:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2012年07月08日 イイね!

第7回 北海道オールドカーフェスティバルinいわみざわ



更新が遅くなりましたが、7月1日に岩見沢市の北海道グリーンランドで開催された
「第7回 北海道オールドカーフェスティバルinいわみざわ」に参加してきました。

同日に帯広でもクラシックカーのイベントが開催されたこともあってか
参加台数は例年より少な目だったようでした。

岩見沢と帯広が比較的近いこともあり、イベントをハシゴされた方も多かったようです。
可能ならばイベントのスケジュールはバッティングしない方が望ましい気がしますが・・・。

---

イベント前日(6月30日)の夜、仕事を終えてから家を出て岩見沢へと向かいました。
一番の心配は天候で、天気予報では日曜日は曇り、月曜日には雨となっていました。
自分にとっては年に1度のイベント参加ですから、雨で台無しじゃあんまりです。

1時過ぎまで走った後、高速のPAで車中泊しました。

朝、4時頃に目が覚めました。
空は曇り、濃い霧が立ち込めていたので天気が心配でしたが・・・

一山越えたあたりから霧は晴れ、雲間から朝陽が射し込みはじめました


天候の回復に伴い気温も高くなっていきましたが
風があったのでわりと涼しく過ごしやすい環境でした。

朝食をとったあと、霧と虫ですっかり汚れてしまったクルマを磨きました。

---

7時過ぎから、続々とエントリー車が会場入りしてきました。

今回は友人や先輩のクルマを御紹介します。
気になったエントリー車は次回の更新で御紹介します。

ライトエース・ワゴンのFXVさん



水冷R-2のA22とK42さん



430セダンのrivieraさん



札33ナンバーの332さん



去年の富良野でお会いした30セドさん



他にも、普段なかなかお会いできない方やひさしぶりに会う友達と楽しく談笑しました。

---

昼過ぎ、運営のスタッフさんから愛車自慢なるコーナーに出るように指名されてしまいました


自分は3番目だったのですが、1番目の30セドさん(画像の先頭車輛)とクルマのキャラが被りまくり
(同年代・国産セダン・ベンコラ)だったので、「アピールポイントは?」と聞かれて困りました(笑

昼過ぎには地元のY30の先輩も到着し、合流しました。

---

閉会式に先立って、ギャラリーの人気投票や審査員の評価によるグランプリ各賞の発表です。

各賞の受賞車です


右からトヨタ・パブリカ800、スズキGT750、ハコスカGT-R、トヨペット・コロナマークⅡ、
自分のグロリア、マツダK360です。

何かの間違いか、自分のグロリアがグランプリを受賞してしまいました。
立派なトロフィーを戴き、レッドカーペットの上で記念撮影となりました。

なんでも、来年のイベント用ポスターやパンフレットに使われるそうです。
写真は巧く加工されるとのことでしたので、ボロであることはバレないと思います(笑

---

閉会後、同じ系統のクルマを並べて記念写真の撮影会となりました


左端からセドリック・スペシャル(H50)、プリンス・グロリア(S41D)、プリンス・グロリア(HA30)、
セドリック・スぺシャル6(H130)、230セドリック4HT、330セドリックの4HTとバンです。

湾曲したガラス、複雑な曲面を描くボディ、煌びやかなクローム・・・


黒塗りのセダンが並ぶと、さすがに壮観です。
この年代の公用車系セダンが一堂に会する機会は北海道ではなかなかありません。

以前、赤平のイベントに最初から出ていたベテランの先輩から写真を見せてもらったことがあります。
閉会後、広い会場にたくさんの黒塗りのセダンを並べた写真でした。
いつかは自分も同じように並べてみたいと思っていたので、それが叶って嬉しかったです。

こうして並べると、デザインが時代と共に変化していったことが良くわかります


次第にガラスの湾曲は弱まり、それに応じてCピラーが太くなっていきます。
大きく張り出していたバンパーも、ボディと一体化しスマートなものへと変わっていきました。

1960年代に産まれた4台ですが、H50とS41Dは前半、HA30とH130は後半のデビューとなります


1960年代はデザインのトレンドの変化が激しかったことがわかります。
4台とも個性的なスタイリングで、1台づつ味わい深い雰囲気を醸し出しています。

両脇の2台はそれぞれ「 札 3 」と「 札 5 」のオリジナル・ライセンスプレートを掲げています。

まるで当時のニュース映画のワンシーンのような並びです。
それか1960年代の永田町?

---

こちらは、1970年代から1980年代にかけて生産された4台のセドリックです


爆発横転に定評のある刑事ドラマの主役(?)達、230、330、430、Y30です。
右端の白いY30HTは地元の先輩のクルマです。
イベント中はギャラリーでしたが、閉会後に飛び入り参加してもらいました。

こうして並べると、1970年代から1980年代の”曲線から直線へ”という大きな変化が感じられます。

最終的に居残り組のクルマを全部並べたので、ジャンルや年式の統一感はゼロとなりました(笑



---

日が傾く中、運営スタッフの方のデボネアが積車に載せられ祭りのあとの寂しさを感じさせます


このデボネアはかなり前の赤平でも見たことがありましたが、今回オーナーさんと
連絡先を交換することが出来ました。
20年以上も旧車に乗り続けている、大ベテランの方です。

---

帰路に就く前、コンビニの駐車場で食事中に向かいのガソリンスタンドに・・・


「 札 5 」のオリジナル・ライセンスプレートを掲げたVW T-1が入ってきました。
イベントとは無関係な地元の個体のようで、高齢のオーナーが運転されていました。

年式は1968~1971頃の通称”アイロン・テール”でした。

オーナー、車輛共に矍鑠とした雰囲気でした。
自分が理想とする、最高のクルマとの付き合い方です。

---

帰路、帯広市内でY30氏に追いついた?かと思いきや・・・



なんとローレル・スピリットでした。

おそらくですが、以前m13pさんとコンビニでお会いした時に見かけた個体と思われます。
その時は話し込んでいたので、横目に「珍しいクルマだなぁ~」としか思っていませんでしたが・・・。

よく考えると、ローレル・スピリットの実車を見るのははじめてでした。

結局、家に着いたのは0時過ぎでした。
薄い雲によって程良く日光が遮られていたので、そこまで日焼けはしませんでした。

とにかくずっと喋りっぱなしで、本当に楽しかったです。
はじめてイベントで賞を戴いたり、同じ系統のクルマをずらっと並べるという夢も
果たせたりで、最高に充実した1日でした。

---

当日のエントリー車輛は、次のブログ更新にて御紹介します!

Posted at 2012/07/08 00:24:18 | コメント(15) | トラックバック(0) | イベント | クルマ

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