カーゴステップパネルのメンテナンス(金属みがき、6-66の塗布)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
カーゴステップパネルにもらいサビが発生し、重曹と食器スポンジでサビ取りを行ったのですが、重曹かスポンジのどちらかが悪かったのか細かい線キズがついてしまいました。線キズを消すために、金属みがきで研磨をしてみました。
こちらは研磨後の綺麗になった写真です。
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研磨にはピカール金属磨き(液体)を使いました。300円ほどで買える液体研磨剤です。3ミクロンの粒子なので番手は4000番程度ですが、磨いているうちに粒子が20000番ぐらいに細かく砕けますので、仕上げ磨きにも使えます。
3
ボディなどの塗装面やメッキなど、コーティング面には使えないです。ホイールもやめたほうがいいです。
あくまでステンレスやアルミ、鉄などが対象です。例えばマフラーなどはこれで磨いている方がいますね。使う際は目立たないところで試してからが良いです。
4
マイクロファイバークロスにピカール液をつけて手でこすって磨いていきます。
カーゴステップパネルはヘアラインステンレスなので、もともと縦に線模様が入っているため、その向きにそって縦方向に磨きました。
5
10分ぐらいかけて丁寧に全体を磨いたら、傷が綺麗に消えました!
ヘアラインステンレスの縦線模様は活かしたまま、傷だけが研磨されてなくなりました。
6
磨いた後はクロスで拭き取ります。金属表面が削られたので黒くなりした。これがステンレスなんですね。
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研磨後にクレの製品でサビ止めのコーティングをしました。
前回は写真左側のスーパーラストガードを使いましたが、今回は写真右側の6-66を初めて買って使ってみました。
6-66は水置換性があるので、金属表面に付着した水分や湿気の下に潜り込んで水を強力に除去してくれます。
金属表面に薄く強固な被膜を形成し、腐食やサビの発生を防ぐことができるとあります。
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前回使ったスーパーラストガードは、こんな感じで茶色のネバネバした液体です。
皮膜が厚くサビ防止には大変強力なのですが、デメリットとしては茶褐色の被膜なので、ステンレスが若干くすんだ色になってしまいます。また質感もゴムで覆ったようなイメージになり金属感が薄くなります。
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今回の6-66はサラサラの油でした。青く着色されていますが、基本透明です。これなら金属の質感を損なわずにコーティングできそうです。
6-66はマリーン用の防錆・防湿・潤滑剤ですので、海沿いをよく走る私にぴったりです。
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使い捨てクロスに6-66を含ませてステンレス面だけに塗ります。油なので薄くつけるだけでかなり広がって塗りやすいです。
ピカールも6-66も有機溶剤なのでボディにはつかないように注意します。
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油なので塗った直後はベトベトしますが、1日程度で乾きました。
ただ、チリホコリは油なので上に付着します。これは雨で落ちると思います。
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比較のためにスーパーラストガードで塗った時の写真です。金属面がくすんでしまうのと、ゴムのような質感になります。
こちらは外装品でなく、エンジンルームやタイヤハウスなど、見えないところに使う方が良いのかなと思いました。
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6-66を塗った後です。スーパーラストガードに比べると明らかにピカピカしています。金属感を損なわずコーティングできました。
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傷が無事消せて良かったです。また、サビ防止コーティングも納得できる形でやりなおせました。6-66は数か月おきに塗っておけばサビを防げそうなので、これからは洗車の時にたまに塗ってメンテしていきたいと思います。
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