2012年10月22日
母「ダメよ!そんな映画を見ていたら眠れなくなりますよッ!!」
父「まあ、いいじゃないか。・・(笑)」
と言って、夜21:00~から始まる外国映画のロードショーに熱い視線を送る幼い頃の自分を、機嫌が良い時は“かばって”くれました。
若き日の“チャーリー・シーン”が演じているのは、販売価格、なんと¥1680万円もする“ポルシェ911(※最上級ターボモデルの価格)専門の車泥棒”で、おとり捜査官がチャーリーの相棒となり、数々のコンビネーションで悪事を働くのですが・・・
生前に“盗みをはたらいた者”は、死後、四十九日目の裁判の日を待たず(「中有」ちゅうう無し)に、即“黒縄地獄(こくじょうじごく)”という地獄に堕とされると言われております。
この地獄は、木を切る時に目印の線として使われる“墨縄(すみなわ)”を、亡者の身体に使われ、線を入れられて輪切りにされるという大変恐ろしい地獄です。
獄卒(ごくそつ)に鉄棒で打ち砕かれて撲殺されては活き返り、再び、責め苦に会うと言われている“等活地獄(とうかつじごく)”の苦しみを(1)とするならば、“黒縄地獄”の苦しみは、その(×10倍)と言われているそうです。
当方は死に至ったことが無いので“死後の世界”は体験が無い故、未知なる世界ではありますが、心当たりのある方は、菩提寺のお坊さんに“懺悔文(さんげもん)”をしっかりと唱えて頂き、法要を執り行って弁護して頂ければ助かるの“「かも」”しれません。(笑)
とは言っても、人の“ハートを盗む”のは、大いに結構な事であると思います。
チャーリー・シーンの仕草や、言葉の使い回し方等、その独特な雰囲気が実に魅力的である上、カーチェイスシーンではスタントマンのテクニックがピカイチに光っております。
日本では‘到底無理’であろう、派手なカーアクションに登場するシボレー・カマロZ28や、リンカーン・コンチネンタル・マーク5といったポルシェ911以外の“名脇役”の格好良さも際立っており、幼い日の自分のハートは“わしづかみ”にされて盗まれてゆきました。・・・
“「ノーマンズ・ランド」”
Posted at 2012/10/22 17:58:46 | |
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