リヤフォグ 保安基準完全対応
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
6時間以内 |
1
RVR を購入した7年前の冬に,リヤフォグ (後部霧灯) 用スイッチ回路を DIY で組みました.
http://minkara.carview.co.jp/userid/965330/car/782864/1397821/note.aspx
図に示すように,フリップフロップリレー (エーモン・1587) の「①フリップフロップ回路主入力」,「②リレーのコモン入力」および,「③につないだモーメンタリースイッチの反対側」に,エンジンルームから引いてきたフロントフォグ (前部霧灯) の信号を印加しました.この回路は次のように動作します: 前部霧灯が点灯中のときに限って,後部霧灯を点灯可能.モーメンタリースイッチを押すたびに,後部霧灯は ON と OFF を交互に繰り返す.上記①への印加電圧が 0V から12V に切り替わると (前部霧灯が点灯すると) ,フリップフロップ回路が必ずリセットされるため,リレーコモンは B 接点との接続に戻る.
詳しくは次の表を使って説明しますが,この回路は保安基準に抵触しないスイッチ回路にはなっていますが,保安基準が許容する状況よりも狭い状況でしか後部霧灯を点灯できません.今回,一寸した自作回路を追加することで保安基準への完全対応を実現しました.
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保安基準第207条 (後部霧灯) より抜粋:
【3 二】 後部霧灯は、前照灯又は前部霧灯が点灯している場合にのみ点灯できる構造であり、かつ、前照灯又は前部霧灯のいずれが点灯している場合においても消灯できる構造であること。
【3 三】 後部霧灯は、次のいずれかの要件に適合する構造であること。
イ 原動機を停止し、かつ、運転者席の扉を開放した場合に、後部霧灯の点灯操作装置が点灯位置にあるときは、その旨を運転者席の運転者に音により警報すること。
ロ 前照灯又は前部霧灯を消灯した場合にあつても点灯しているときは、尾灯は点灯しており、かつ、尾灯を消灯した後、前照灯又は前部霧灯を点灯した場合には、再度、後部霧灯の点灯操作を行うまで消灯していること。
以下は解説: 通常の市販車であれば,尾灯を点灯せずに前照灯や前部霧灯を点灯することは不可能ですから,上記3灯が ON または OFF の状態にある組み合わせは表に掲げた5通りに限られます.保安基準は,(3) - (5) の状況にあるとき後部霧灯を ON してよいと定めています.後部霧灯が点灯中に前照灯や前部霧灯を消灯しても後部霧灯はそのまま点灯し続けて OK.但し,状況が (1) になった時点で必ず後部霧灯も消灯すること.
前述のように写真1で示すスイッチ回路では,(4) と (5) の状況のときに限って後部霧灯を ON できます.また,後部霧灯の点灯中に状況が (1) - (3) の何れかになると,後部霧灯は強制的に消灯します.つまり,写真1で示すスイッチ回路は保安基準に抵触しません.但し,保安基準が許容する状況よりも狭い状況でしか後部霧灯の点灯および点灯継続ができません.
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今回,次のように回路を変更しました.
(Ⅰ) モーメンタリースイッチには,前照灯および前部霧灯からの信号が印加されるようにした.結果,写真2に記す(3) - (5) いずれの状況下でも後部霧灯を点灯できるようになった.
(Ⅱ) フリップフロップリレーの①と④にはイルミ信号を入力.結果,後部霧灯が点灯中に前照灯や前部霧灯を消灯しても後部霧灯はそのまま点灯を継続するが,尾灯が消灯すると必ず後部霧灯も消灯するようになった.
(Ⅲ) 更には,「前照灯 and/or 前部霧灯からの信号」のみならず「リレーのA接点の出力」もモーメンタリースイッチに印加できるように変更.結果,前照灯と前部霧灯は消灯しているが後部霧灯は点灯中という状況下でも,尾灯とは独立に後部霧灯を消灯できるようになった.
リレーが A 接点から B 接点に切り替わったのちも暫くの間はモーメンタリースイッチに正電圧を印加し続けられるように,遅延回路 (図中の左下に黒い実線で描いたコンデンサーと抵抗) を加えておきましたが,これは不要だったかも.
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写真3の回路図中,青色の破線で囲った部分を1枚の基板上にまとめたものが左の写真です.
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半田付け完了後の基板の表と裏.
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自作回路を汎用ケース(タカチ・SW-40.W30×H20×D40)に収め,これをインストルメントパネルカバーロワーの背面に張り付けました.
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