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2016年04月15日 イイね!

被災地訪問

被災地訪問~はじめに~
昨日の熊本県での大地震で被害にあわれた方々並びに関係する方々に心からのお見舞いを申し上げます。
飛行機の中で本文を書き上げ、帰宅して写真を選び、休日の今日ようやくあげようと思ったところに起こった地震。今回 このタイミングでこのブログをあげるのは大変複雑な気持ちですが、あげることにしました。もし、不愉快に思われる方がおられましたら どうかお許しください。
余震が一刻も早く収まり、これ以上の被害が広がりませんよう、心から心からお祈り申し上げます。






2011年3月11日。
誰もが知ってる、忘れられないこの日から遡ること約3週間、2月22日
遠く地球の裏側で、同じく激しい地震に襲われた美しい街のことを
殆どの日本人は忘れていることでしょう。
マグニチュード6.3。震源の深さわずか5km。エリアによっては震度6以上
この地震で 留学中の若い日本人の命もたくさん奪われましたが、そのあと起こった日本での震災のニュースに それはかき消されてしまいました。


その街は昔、私が1年余り暮らした街。
第二の学生時代が来たかという位、楽しく幸せに過ごした街。
国を越えてかけがえのない友情を育み、なにものにも代え難い貴重な経験をさせてもらった場所。
私が、もうひとつのふるさと と呼ぶくらい大切なところ。



私にとって初めての被災地訪問を 先日の春の遠足第二弾でしてきました。
感じた想いを 色褪せないうちに自分の記録として書いてみようと思います。
車とは一切関係ないブログです。
楽しい話でもありません。
興味のない方は遠慮なくスルーして下さい。







私のかけがえのない親友の住むエリアは、その地震の震源地にとても近い所です。
海が目の前にあり、後ろはあまり木の生えていない山。
普通に考えて 地震が起きれば安全とはいえない場所です。
震源地まで車で15分の距離でしたが、幸い 親友も彼女の家族も家も、住めなくなるほどの被害はなかったそうです。
でも、水道も電気も3週間ほどストップしたそうです。


シティセンターから車で25分。
市民の憩いのビーチがある、リゾートチックなエリア。
今も 道路に沿って巨大なコンテナが壁代わりに延々と並べて置かれています。
今後また揺れても 崖崩れが道を塞がないように。


そして、見慣れた通り沿いの住宅は 所々空き地になっていたり、フェンスで囲われて無人になっていたり。大きく様子が変わっていました。


到着して3日目に、シティセンターへひとりでバスで向かいました。
街の中心部に入るまでにも たくさんのさら地や工事現場があり、複雑な気持ちになります。
そしていよいよバスが街の真ん中に着き、降車して かつて歩き回った よく知った通りをみて、愕然としました。



何これ…知らない街に来たみたいだ…



見慣れた建物はなく、さら地や駐車場に。ただ 重機の音が響き渡っていて…
景色が全然変わってしまった。
これが、あの美しかった街なのか…?

2010年と現在。微妙に地点や方向は違いますが同じ通りです。









観光地としても有名な、街のシンボルでもあった大聖堂の前まで来た時、ついに私は涙をこらえきれませんでした。




本当に、本当にショックだった。

大好きな街の、あんなに綺麗だった場所が…

ひとりで ポロポロ涙をこぼしながら、それでも 見なくては、忘れないようにしなくては と、シャッターをきりました。
悲しかった。本当に辛かった。

週末にはマーケットが出され人々でにぎわった広場と美しい教会の内部。





現在。地震直後は崩れた塔の1部がまだ残っていたそうです。





「街は なくなったよ」
と聞かされていたけれど、実際に見るまではピンときてなかったのだと思う。
この目でみるまでは、何処かで楽観視していたのかも。
事実、街に行ったら昔よく行った店を覗いたり、お土産とか物色しよう なんて思っていたけど、実際にはあんなにたくさんあったお土産屋さんは ひとつもなくて、みんなフェンスの向こうでさら地になっていました。

ところによって歩道を歩くことさえままならない場所もありました



地元民である親友にも、また現地に住む日本人の友達にも、同じような話を聞きました。
あれから5年経っても まだ取り壊しも終わらない家があったり、政府が雇った 建築物の知識もない人間に家の状態を判断されて 住めるのに退去させられたり、誰に聞いても市民は怒りに満ちていました。

以前来た時は見ることがなかったホームレスを、今回 シティセンターで数人見かけました。
被災地の悲しみも 復興のじれったさも 政府への怒りも、どこでも同じだと感じました。







人の苦しみは、まわりのものがどんなに同調しても、実際にその想いを味わったものでなければわからない、と私は思います。所詮、想像の域を出ないと。
だけど、それでも一生懸命思いを馳せ 寄り添うことができるのが、友情だったり、愛情だったり…人間だと思います。


あんなにもひどい被害を受けた東北の人たちの、本当の苦しみは被災していないものには決してわからない。もちろん私も含めて。
でも、場所は違っても破壊され変わり果てた大好きな街を見て、今 私はこの気持ちを絶対忘れまいと思う。
ふるさとを無くした被災地の人の哀しみには、これでもまだまだ程遠いのだろうけれど、それでも少しだけ 近づけただろうか…


東北にも、私が長く暮らした街があります。その街は、津波の被害はなかったけど、当時の友人から数リットルの燃料の為に何時間も並んだとか、大変な話は聞いています。
どんなにTVやネットで映像を見ていても、わからないことの方が多いはず。
今回は、地球の裏側の被災地訪問となりましたが、東北の被災地も同じ国に住むものとして いつかは果たしたい、行かなくては と思っています。







Posted at 2016/04/15 09:30:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | travel | 旅行/地域

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「@マシャ雪 もうちょいで追いつきそうだねー(≧∀≦)」
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なにわ生まれのお調子もんが、流れ流れてシベリア(爆)に定着しました。 動物と自然が何よりも好きで、私からこれらを取ると何も残りませんww。 車弄りなんて...
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