バルブ外し→研磨･ピストン外し

カムプーリーの下についているシリンダ識別センサとヘッドの反対側に付いているウォータライン？の個室？みたいなのを外します

続いてバルブの取り外しです
といってもコッタ外すだけですが…
整備書によるとバルブスプリングにあうソケットを当て,プラハンで軽くたたいてリテーナとコッタの固着を取るらしいですが…この辺は自分はガスケット剥がししてる間に先輩にやってもらったので…
バルブスプリングコンプレッサでバルブスプリングを縮めるとコッタはフリーになるので,コッタを磁石付きのドライバーなどで救出します
因みにソケットを強めに叩いてやってコッタをはじき出すテもあるらしいです.バルブの曲がりには注意してください

コッタを外すとバルブスプリングはするっと外れます
ステムシールは再利用不可なのでプライヤーでつかんで￠( ・・)ノ゜ポイです
外した物はバルブを含めどの燃焼室のどこに付いていたか分かるようにマーキングか並べるかしておきましょう(と整備書には書いてあります)

なぜこんなにばらばらにしたんかと言うとサンエスにどぶ漬けするためです
コンテナに水を張り,投げ込みヒーターを文字通り投げ込みます
そしてサンエスK-1を目分量で入れて溶かします.アストロとかストレートで売ってます.ストレートの方が安いが量が多い,A-1の方が強力と聞きました
そしてばらけないようにきんばくｐ…縛ったロッカーアームAssyとかバルブとかヘッドをぶち込みます

ヘッドをサンエスに浸けている間に腰下にいきます.
あとここでは作業を思い出しながらこういう順番でやったら早かったなぁと順番入れ替えたりしてますのでご了承ください
エンジンスタンドをひっくり返してオイルパンを外します.そして邪魔者のオイルストレーナももぎます
この時クランクシャフトプーリーが邪魔なら外しますが,プーリーとシャフトの位置決めをしているキーを落として紛失しないようにしてください
メインベアリングキャップを外す.これも内→外と順番に数回に分けて緩めた方が良いと思います

そうするとクランクシャフトがむき出しになります
コンロッドキャップを外して外します.この時エンジンオイルでコンロッドとキャップが結構しっかりくっついてるのでキャップをグイグイ揺らしながらはずします.握力使います
キャップを外してやるとピストンはシリンダから抜くことが出来ます.ピストンは何番シリンダから外したか分かるようにします.また,コンロッドとキャップはそれぞれセットにしておきます
キャップを外す際にクランクシャフトを回転させるとスラストワッシャがポロッといくことがあるので気をつけてください.落ちてもはめれば良いだけですが

オイルパンやピストンもサンエスに突っ込んで放置Pします
バルブを引き上げて磨きます.少ない水量に容量のでかいヒーターを入れると相当熱くなりますので火傷には気をつけてください
ちっちゃい方がEX側で当然汚れが目立ちました
ボール盤にくわえさせて研磨しますがバルブ上部,ボール盤との接触部分に保護のためにテープを巻きます
今回は#100→#180→#240→#400→#1000→ピカールでいきました.感想としてはもうやりたくないです…180番と240番が仕上がりに影響が大きいような気がしました
画像赤丸付近は傷つけないように気をつけてください

貴重な作業写真ｗ