オールドレンズデビュー

前から使ってみたかったオールドレンズ、ようやくモノが揃ったので、OM-Dに組んで撮影してみました。

今回買ったレンズは、ペンタックスのSMC TAKUMAR 28mm F3.5というレンズで、1960年代から長きに渡って製造されたそうですが、とてもポピュラーなレンズだったのか、今でも結構安く手に入ります。

自分もメルカリで送料込みで5,000円以内で手に入れました。






レンズキャップの“ASAHI PENTAX”のロゴが時代を感じさせます。
コンパクトですが、金属製で質感の高いボディ。




中古レンズなので、多少のチリがあるのは大目に見ます。
カビがなくてよかった。

このレンズはM42マウントなので、マイクロフォーサーズと組み合わせるためには、マウントアダプターが必要です。




アマゾンで送料込み1,000円ちょいで買いましたが、中国から輸送するのに3週間かかりました。
てか、送料抜いたら原価いくらなんだって。

とにかく、これで撮影する準備が整いました。







いやー、OM-Dはクラシックなレンズが似合う。
ピントや絞りリングもカチッとしていて、操作感が気持ちいい。

ただ、マイクロフォーサーズなので、画角はオリジナルの倍になってしまいます（言い方合ってるかな）。
レンズは28mmなので、マイクロフォーサーズと組むと、画角としてはフルサイズ換算56mmです。
オールドレンズでよく出回っているのは50mmレンズですが、マイクロフォーサーズと組むと100mmの望遠になってしまうので、使いづらいです。

また、オールドレンズの持ち味は周辺域のフレアとかグルグルボケだったりするらしいですが、マイクロフォーサーズでは周辺部がクロップされてしまうので、その「おいしい部分」が味わえないことになりますが、それを味わうには高価なフルサイズミラーレスを買う以外なかったりするわけで、そこは我慢します。

とにかく、近くの公園で撮ってみました。
マニュアルフォーカスなので、カメラはマニュアルモード、ISOだけオートにして、ISOが1000を超えないように絞りとシャッタースピードを調整しました。




f値を８にすると、四隅までかなりシャープに写ります。
真ん中がクロップされるマイクロフォーサーズならでは、かな。






f値を解放3.5にすると、なかなか面白い感じにボケてくれます。
これは新しい発見。




水鳥も撮ってみました。
やっぱりMFだとピントがどうしても甘くなる。
もはや自分の視力の問題。暗いところが良く見えない。

オールドレンズならではの持ち味とかはよく分からなかったですけど、マニュアル撮影は簡単に撮れない分、楽しいです。
車もそうなのかな。