前回のiPhoneによる出先からの自宅ネットワークへの接続について、「忘備録」を残しておく事にします。
今回は概略。
ネットワークについて自宅も無線LAN程度はありますが、知識はなくてもほとんど機器任せで自動設定可能で、実際私は全くの素人。
まず最初の壁は、情報収集でVPN接続されている方々のサイトを参考に理解しようとするのですが、読んでも理解出来ない(汗;)IPアドレスやDHCPサーバー、PPPoE,などなどよく目にする言葉だが、それを理解し、自分の環境を構築しようとするとお手上げ(苦笑) なので、まず用語を理解する為に初心者向けの本を読んでお勉強。
少しは判る様になって再び情報収集にあたるが、次の壁はハードとソフトの環境がそれぞれ違うので、自分の環境に適した情報の選別。
導入前の環境。NTT西日本のフレッツ光(IPフォンも利用)の為、外線からONU→CTUという機器に繋がっている。 ONUは光信号をデジタル信号に変換する機能、CTUはルーター機能を持っている。CTUから有線でiMac,TimeCapusle,光電話端末に接続。これらは2階に設置されている。TimeCapsuleから無線LANで階下のリビングでMacBookやiPad,iPhone等を接続している。TimeCapsuleにはルーター機能があるのでCTUを撤去しても良さそうなものなのだが、CTUと光電話の端末はそのままにしておく必要があるらしい。そのためTimeCapsuleのルーター機能は停止させ,無線LANの親機とTimeMachineのバックアップ先として使っている。(ブリッジ接続というらしく二重ルーターは設定できないらしい。)
ここで一旦情報を整理。
①ONU,CTU(IPフォン機器含む)は外せない(NTT東日本のフレッツ光にはもともと無いらしいが)
②VPNにはソフト的にクライアント、サーバー、ハード的にルーターにVPNパススルーやWOL機能などが必要
③iMacやMacBookにサーバー機能を持たそうとするとOSを「MacOSX server」に入れ替えるか、「iVPN」などのシェアウエアソフトを入れてやる必要がある。その場合もハード的にルーターの機能の問題はクリアしなければならない。iPhone,iPadにはVPNクライアント機能は標準で備える。
④③を考えると、VPNサーバー機能(PPTPサーバー機能)やその他VPN接続に必要な機能を備えたルーターがあるので、それを別途用意するのが確実のよう。(集めた情報の中でもこの方法が圧倒的だった)
⑤VPN接続をするためにPCを識別するのに必要なWAN側のグローバルIPアドレスは基本的には固定された固有のものである必要があるが取得するにはそこそこ費用がかかる。
⑥変動するユーザーのグローバルIP アドレスに対して、固定のホスト名でつないでくれるサービスとしてDDNS(ダイナミック・ドメイン・ネーム・システム)というのがある。(有償、無償)これを使った方が簡単。
⑦ルーター3つ(CTU,新ルーター、TimeCapsule)とTimeCapsuleを使ったワイヤレスのTimeMachine機能をどうセッティングするかを考え無ければならない。
今回のVPN接続はこれらを踏まえた事前準備がポイント。
続きは次回(笑)
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iPhone/iPad | 日記
Posted at
2011/07/19 10:24:23