今さら後戻りできないながらNAロードスターを楽しむための軽量化と重量を増やさない最低限の補強をするとしたら・・・考えてみました。
その前に本人にどれだけ覚悟があるか決断が必要です。
NAロードスターはある意味趣味の車で使用されている場合がほとんどですが軽量な故に楽しめるスポーツカーなのです。
①エアコンレス
家族も彼女も助手席に乗らなくなリますがエアコンレスに踏み切ります。20kgの軽量化です。このフロント部分の20kgはとてつもなく大きいです。その代りダイエット目的以外では7月~9月は乗りません。雨の日は暑くてもヒーターで窓の曇りを取ります。暑くても涼しい顔を繕います(^^;そして夏場以外の9ヶ月で楽しむ車として割り切ります。ただし配管処理などで費用がかかります。私は無理です(^^;
②スペアタイヤをパンク修理セットに変更
これで9.5kg軽量化です。最近の車はテンパータイヤも積んでません。高速道路の路肩を走ったりしなければパンクもほとんどありません。
③フライホイールの交換
純正から4kg強のフライホイールに交換します。約4kgの軽量化です。レスポンスも良くなってドライビングを楽しめます。頑張れば仲間に手を借りてクラッチ交換しながら自分で作業できます。
④NBセルモーターに交換
NBのセルモーターをユーズドパーツやリビルトパーツに交換します。性能もアップして約1kgの軽量化です。クラッチ交換の際やれば楽です。
⑤バッテリーをリチュームバッテリーに交換
高性能リチュームバッテリーに交換します。約8kgの軽量化ですが少し費用がかかります。私も交換したいです。
⑥マフラーをチタンマフラーに交換
9.5kgの純正マフラーが2.5kg程度になりますので約7kgの軽量化です。ただし10万円と少し財布に響きます。欲しいです。
⑦シートをフルバケに交換
ロードスターのシートはそもそもかるいのでレールを含めて比較すると2脚でせいぜい5kg程度。
以上で約50kg軽量化です。1000kgのSスペシャルが950kgです。これは加速にもコーナリングにも燃費にも効きます。
ナビもオーディオも必要ありません。スマホをナビとオーディオ兼用で利用します。大容量ラジエターも不要です。
以上を踏まえて最小限の補強をします。
タワーバー・ブレースバー・前後アンダーパフォーマンスバーは純正が装備されているものとしてあります。
①ガッチリサポート
これはバルクヘッドとフロントサイドを補強するパーツですが強烈に効きます。セダンでも体感できるぐらい効きます。5kgぐらいです。エクステンションが2本ぐらい必要ですが自分で取り付けられます。
②ダブテイル
左右ドアのボディサイドのキャッチ部分についているパーツを補強します。固めにフィッティングするとドアを溶接したと勘違いするぐらい効きます。400g程度。
③ナックルサポート
ステアリングのナックルの上下をサポートします。ステアリングの応答性が上がってコーナリングを楽しめます。1kg程度。
合計でせいぜい6kg 50kg-6kg=44kg
補強した後で44kgの軽量化はすごいです。かなり走るようになります。
あえてその他の物は割り切って本来のオープンエアーを楽しみます。ロールバーもなしです。
以上です。コーナリングに違和感があるようならトーコンキャンセラーに変更します。ブッシュ類は22個交換。
当然サスペンションがへたっていれば交換です。ブレーキもチェックします。スタートはこれで十分です。
そのうちもう少しレスポンスが欲しくなります。パワーが欲しくなります。その時はヘッドチューンにポンカムでスライドプーリーでバルタイ調整してもらいます。かなり回ります。パワーを感じます。
ECUチューンも基本的に必要ありません。そのためのポンカムと割り切ります。
この状態でパワーチェックしてもNA6でせいぜい110ps・NA8で120ps程度ですが数値は関係ありません。気持ちよければいいのです。NA6のノーマルは90ps程度ですから。
どんなに逆立ちしたってGTRに加速で勝てるわけではないのです。いえプリウスハイブリッドにだってかないませんがそれでいいのです。人馬一体であればいいのです。
その他オプション
もし交換するならタイヤホイールは185/60/14 に6.5Jあたりで軽量なもの。
吸排気をやる場合はマフラーはメイン48mmにします。そして純正触媒で十分です。純正触媒なら内径48mmですからメイン50mmのマフラーでも構いません。エキマニはM2-1028タイプの4-2-1で2の部分が長いものが最近出てますので是非このタイプを使います。MAZDAの最新SKY ACTIVエンジンの圧縮比14.7を可能にしたのはこのタイプのエキマニの排気脈動あっての話です。
吸気側はリプレイスのスポーツエアフィルターで十分です。吸気脈動は排気脈動あっての効果またその逆もしかりです。吸排気は同時にバランスを取ってセッティングします。
今後のパーツ交換は絶対に重量アップするものは避けるのです。それがポリシーです。
これぐらいで割り切ってNAロードスターの本来の姿を楽しむ・・・というのが正解のような気がします。
Posted at 2015/03/19 08:18:44 | |
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