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正式発表となったNew Range Rover。5代目。


リーク写真だけではよく分からなかった部分が、動画で明らかに。
基本的には革新というより、進化系。イメージとしてはヴェラールにご本尊らしさと最新型らしい装備をさらにアップデートしたイメージと言えそう。

フォルムとしてはすごくいい印象。写真ではわかりにくかった、「殻をむいた、ゆで卵のような、プルンッ！としたなめらかな立体感」があって、とても良い。

フルサイズレンジとして絶対外せない要素はきちんとキープされてる。キャッスルコーナーも残っている。素晴らしい。

テールの縦長ライトも、昔のアストン、ロールス、ベントレーのような英国車らしい雰囲気で大変良い。

デザイン的にはブラックパックで黒の丸っこい長方形になるよう、テールの横のガーニッシュは考えられれている様子。そのデザイン要素がフロントバンパー開口部、フロントサイドの加飾にリピートされている。

そのあたりがデザイン的にはいまいち気になる。自分的にはリヤの黒い横一線はボディー同色の方がよいと思う。ただそこはバックライトとウィンカーがバーの左右に入っているので、そこの処理をどうするか、悩ましい。

SVO部門に、そこを同色にしてライトはクリア仕様に、って言ったら、やってくれるのかな...

内装は正常進化。SVOでのビスポークが幅が広がった？
AmazonのAlexaと連携、って...ボルボのGoogleもだけど...
プライバシーなくなる。好きに選べるようにしてほしい。

値段がいくらになるか、特に好みの仕様にしたらどうなるか...
ちょっと想像がつかない。危険な香りがする。

すぐにどうにかしようとは思いませんけど、これなら大丈夫な気がしてきました。

正式な発表は現地26日、とのことですが、すでに一部リークされているようで。








キープコンセプトでホッとしつつも、
・フロントバンパーのデザイン、もっとなんとかなったでしょうに...
・リヤの黒い横のバー（ここにもライトが入るらしい）、どうするよ...
・フロントドアの装飾、更に意味なくなってる...

差し当たり、「絶対欲しい！」という気持ちは湧いてくることもなく。
慌てて代替を考える必要はなさそう...という印象です。今の所。

目がなれてくるか、カラーコンビなどでなんとかなるのか...

ゆっくり考えていきましょうか...

ボルボのEV専用部門の独立した会社、ポールスター。
クリスチャン・ケーニグセグが自ら立ち上げ、独自のメカニズムまで開発してしまう特異なメーカー、ケーニグセグ（発音的にはカーニグゼグ、に聞こえる）。

こんな両極端の2つのメーカーを擁するスウェーデン。
ポールスター プリセプトと、ケーニグセグ　ジェメーラ。
全く違うデザイン言語のクルマだけど、共通するプロポーション。非常に興味深い。


観音開きはどう見ても不便だけど、ケーニグセグのドアのメカニズムは天才的。
これの特許を使う他のメーカーがあっても驚かない。

ボルボのデザインディレクターだったトーマス・インゲラートが今のポールスターのCEOになっている。

市販予定と言われているポールスター　プリセプト。このリヤを見て思い出したのはVW　XL1。


似てるのも当然。このクルマのデザイナーはポールスターのデザインディレクター、マクシミリアン・ミッソーニその人。ポールスターのCEO同様、確かアウディからボルボに移ってきた人。

押し出しを強調する多くのクルマの中にあって、スカンジナビアン・ミニマリズムと表現しているこの路線。

この抑制の効いたクリーンさはいまどき貴重で、この路線で進んでいってほしいと思う。