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2016年01月05日

BMW 新型7シリーズ試乗しますたヽ(´▽`)/

BMW 新型7シリーズ試乗しますたヽ(´▽`)/ 皆様、遅れませながらあけましておめでとう御座いますヽ(´▽`)/
今年はもうちょっと真面目にこちらでも活動しようかと思いますので、よろしくお願いいたします。
新年一発めのブログは久々ですねぇ....試乗日記やりますww

お目当ては東京モーターショーで華々しくデビューを飾り、今年からデリバリーが本格的に始まります新型7シリです!!!!!!!
年末から乗ったり乗らなかったり..な7シリ

まずは写真をどうぞ~



フロントは今のBMWに準じた顔つきですね。
最初はグリルに繋がったライトがどうもなぁ....でしたが、見慣れましたね。



リアスタイルは他のBMと比べ、大人しめのテイストです。





最大照射距離600m(!!!)とも言われるレーザーヘッドライトもi8に続き、搭載されています。



試乗車はオプションの20インチ40扁平タイヤ/ホイールが装着されています。



7シリーズにも最近のBMWのアイコンになっているブレーキダクトが装備されています。



今回の7シリは新開発、カーボン複合ボディです!



内装はBMWのフラッグシップらしく豪華絢爛なものです(*´д`*)



メーターもフル液晶タイプです。
先代後期と比べてドットが細かくなって見やすさが上がっています。



そしてシートも物凄い良くて、掛け心地は絶品です(*゚▽゚*)







各セレクタースイッチもデザイン重視ですね。





間接照明が組み込まれています。



ショートボディながらリアシートも十分な広さですヽ(*´∀`)ノ



写真では表現できないのが残念ですが、今回のナビはジェスチャーコントロール搭載のiDrive最新世代に進化しています。
今回は何とナビの前で手を動かす動作(ジェスチャー)するとナビを操作できてしまうという超ハイテクなものなのです!!!!!



今回新たに登場した7シリーズはかつてのE系からF系に転換した時のような大改革がありました。
今回の7の型式はG11/12という、とうとう新世代G系の登場です。


エンジンラインナップは現段階では直6ターボの740i、V8ツインターボの750iというものです。
先代に設定されていたハイブリッドモデルは来年、プラグインハイブリッドになって追加予定です。

私が今回試乗したのは6発ターボの740iです。
実は今回の7シリーズ、特にこの740iはエンジンも含めて全てが新規設計開発という力の入れようです。
今回、BMWが長年使用していたN54/N55ユニットに変わり、新開発モジュラーユニットのB58ユニットが搭載されています。
これは3~6気筒モデルに互換性が効く設計のものです。
このB58ユニットの特性としては、N54/N55ユニットに比べ燃費の向上、ドライバビリティ性能の向上、パワーの向上等の特徴があります。
気筒ごとダウンサイジングの流れにある中、過給器付きにはなってしまったけど純ガソリンエンジンのストレート6に拘るBMWの新開発ユニットというものはずっと気になっていましたので念願かなっての試乗です。


まず始動させてみると、暖気中のブォー!!って音はN55ユニットよりも迫力のあるというか、ちょっとうるさくなった?と言えるものでした。
暖気を済ませ走り出してみると、「やっぱこれだよ...」と思わず口にしてしまうほどの超ウルトラ滑らかなフィールはどんなに進化したV6でも到達し得ない領域ですよねぇ....
まず走り出しに感じるのは滑らかですが、直6の滑らかさに加え過給特性の改善もありターボ感が全く無いくらいまでラグや過給しているぞ!!という感じが押さえ込まれているのです。
後期N55ユニットの先代7シリーズでも当時ライバルV6のS350やA8 3.0TFSIを過給器付きであることをもってしても寄せ付けない回転フィーリングが特徴でしたが、今回はそれの上を行くものなのです((((;゚Д゚))))
今回の新開発B58ユニットの性能は最高出力326psを5500回転で最大トルク45.9kgmを1380~5000回転で発生させるというものです。
先代のN55の40チューンは320ps/5800回転、45.9kgm/1300~4500回転というものでした。
意外とトルク発生回転数はN55のほうが僅かながら下から出てきていました。
でも意外や意外、今回のB58ユニットの方が全体的に滑らか...もうV8は必要ない...とさえも思ってしまうくらい...もっと言ってしまえば先代V12モデルと比較しても遜色ない位の滑らかさなのです...
乗った感じですと、エンジン本体のトルクを上げていて、過給圧にそこまで頼らずトルクを出しているのかな?と思います。
実際に緩くアクセルを踏んで発進させてみると、1000~1200回転前後の領域の吹けがN55よりも自然にフッ...と出てくる印象で、1300回転からブーストかけてバァーン回すN55に比べ、低速トルクを向上させて過給の掛け始めの立ち上がりの圧を少し穏やかにしているような感じですね。
滑らかさが非常に際立つのですが、パワフルさも数値以上に進化が見られますね。
街中では全くのストレスフリーで、右足首を僅かに動かすだけで欲しい加速が自在に引き出せます。
高速の合流を含め、周りの流れに合わせていく分には踏み込む...なんて事は全くありません。
2000回転台ではとにかくパワフル!N55ユニットもパワフルさが特徴でしたが、7になるとグイグイ走るキャラじゃないな...と思うものでした。
でも新型はなんのその。
535iよりも元気に走れるんじゃないかな?と思うほど速いのです((((;゚Д゚))))
2000回転台のパワーゾーンでは、グイグイ引っ張ってくれて、踏みに対してのレスポンスも最高!!!と言えるものです。
電動モーターの様にホントにラグ無しに滅茶苦茶強力なトルクが乗っかってくるので、ついついスピードが出がちになってしまいます...ww
740でこんなに楽しいと思ったのは初めてですよ...
排気音チューニングしているM235iとかには雰囲気こそ負けるけど、今回の新ユニットは本当に強力でN55+モーター武装の先代後期アクティブハイブリッド7よりも立ち上がりが鋭く、速く、自由自在にパワーを引き出せてしまうのですから驚くばかりです.....
実はこれコンフォートモードなんですよ...

スポーツモードにすると常にパワーゾーン維持で踏み込めば上まで回るチューニングになります。
このモードで走ると、7であることを完全に忘れるくらいスポーティなものになります。
排気管はいじってないようなんですが、ちょっと音が聴かせるものになった?というものになり、スロットルレスポンスも今まで以上に鋭いものになります。
試しに4~5割ほど踏んでみるとクォォォォォォォン!!!!と直6ならではの滑らかでありながら力強いサウンドを響かせてくれて、さらに加速もこの時点でかなり速いじゃん!!!(´Д`;)と思わせてくれる位Gを感じます。
そして吹け上がりの滑らかさはもちろんのこと、元気に回ってくれる印象が今まで以上にあります!!!!

こうなったら...とモードをSport individualに入れて本気のスタートをしてみました。
床まで踏み込んだ瞬間、これが7シリの3リッター仕様の加速かよ!!!と思うくらいお尻が沈み込み、シートに思いっきり押し付けられる強烈な加速Gが襲いかかってきます(゜ロ゜)
1速は一瞬で吹けきり、2速、3速と行きますがホントに加速に衰えがない...そして上のパワー感もN55ユニットとは段違い....かつての自然吸気ストレート6のような上で超パワフルなあの感覚が蘇りましたね。
トルク一定、速いけど味気がどこか無かったN55と比べて、4000~6000回転の領域での伸びがこの新ユニットは凄くて、クァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!!!!と今まで以上にスポーティなサウンドとともにレッドゾーンまで一直線に伸びていってくれるのです(*´д`*)ハァハァ
過給器付きなのに頭打ち感が全くなくて、さらに滑らか。もう文句はない出来です。
中間加速も巡航状態から一気に踏み込んだ瞬間、間髪入れずに一瞬で頭ごとシートバックに押し付けられて、スポーツカーみたいなフィーリングの加速をするんですよ(*´д`*)
V8ツインターボ仕様と比べてしまえば負けてしまいますが、今回のは6発モデルとは思えないほど全般的にパワフルですね。
そして、何といっても新B58ユニットが最高すぎますw
サウンド、回転の上がり方もスポーツカーに匹敵するようなものです。
それくらい回して愉しいエンジンです(*゚▽゚*)



この車には8速ATが組み合わせられます。
BMWは8速を使うようになってかなりの年数が経ちますが、年々スポーツ方向に振っていくモデル、快適性に振るモデルがありました。
今回の7に関しては、最早シフトしたのかどうか分からないほど細かく、滑らかになっているものです。
ロックアップの領域はM235やその辺りのスポーツ8速モデルよりも少ないですが、それでもATにある怠い感じは全くないです。
重さをカバーするためなのか、他のモデルに比べて1速2速がクロスしていて、出足が鋭い反面ショーファーカーでこんな瞬発性必要かな?と思うところもあります。
でもBMWは7シリもあくまでもドライバーズカーとしての位置づけなので、走りに振ったセッティングなのでしょうね。

走り出してから、速度に乗っていくと細やかな変速からロックアップのタイミングまでも全てが思い通りというか自分の息にあった変速をするのでストレスは全く感じないし、不思議と車に乗せられてる感覚がそんなにないんですよね。
思い通りに湧き上がるエンジンとこのATミッションならではのものなのでしょうが、こんな巨体を思った通りに走らせられるので、ストレスのなさは勿論、楽しさまで感じられてしまうのですから流石です。
でも注文を付けるとしたら、スポーツモード走行時でもそんなに制御に変化を感じないところですね。
3シリのような劇的に活発に走る変化を持たせろ...とまでは言えませんが、もうちょい走りに振って欲しいなとは思いますね。
一応パワーゾーン維持にはなるんですが、軽くアクセルを踏み足して行って加速を強めていくようなシーンでは「まだここじゃないだろ?」と思うところでシフトアップしてしまうことも多かったですね。
あとは踏み込んでいって、アクセルを戻したときのギア維持時間ももうちょい長いと嬉しいなと思いますね。
まぁ、ここは7だからそこまで過激な制御させる必要ないという判断なのかなとは思います。
でも、出足鋭くしてるんだから、ここももうちょい尖っても良かったんじゃ?...


今回の7の真骨頂は乗り心地にあると思います。
勿論新開発されたエンジンもそうなんですが、今回の7は完全新開発シャシー/ボディが凄すぎるんですホントに...
このG11という型式が示すように、この7はBMW次世代のプラットフォームが使われています。
従来のF01と比べ捻り剛性の大幅アップ、ボディ全体ではカーボンコア技術の投入で上屋部分を重点的にカーボン素材に置き換えることによるハイブリッドボディで130kgの軽量化と運動性能の大幅向上といういい事づくめのものなのです(*゚▽゚*)

乗り心地の良さも特筆すべきなんですが、私が最も感動したのはその走りの良さ、軽快さと素直さがもう素晴らしすぎてすごいんです...
このカーボンコアテクノロジーの効果はものすごいもので、走りの質や素直さにおいてはこのクラスのライバルを寄せ付けない...
フルアルミボディ+クワトロで武装したアウディA8も相当なものですが、自然さという観点では足元にも及ばぬ...
同じくフルアルミで武装したジャガーXJを相手取っても、走って楽しいか?という質問に対しては今回は7に軍配が上がる程のものなのです...
それに加え、こちらはアルミボディのような独特の硬さもないです。

今まで7シリーズというとBMWではあるけど、走りの楽しさはショーファーカーだから....みたいなところがありました。
同クラスライバルと比べたらちょっと楽しいかな?位。
でも今回は乗ってみるとホントに驚きを隠せない、2クラスは小さな車に乗ってると錯覚してしまうほどの動きの良さ、ハンドル操作に対しての素直な動きには驚くばかりです。
3シリのような突き刺すように曲がる感覚は強くはないですが、少なくとも5シリに匹敵する曲がりの姿勢の良さを見せてくれます。
ハンドルを切ると、巨体にも関わらず間髪入れずにジワっとインに入っていき、上屋が軽量な分余計な揺れとか振られる感じというのが全くないんです...
コーナーに飛び込むと同時にハンドルを切り、コーナリングの姿勢の良さ、ハンドルを戻して直進に戻っていくときの収まりの良さ...ここの一連の流れのバランスの良さは流石....としか言いようのないレベルです。
そして右へ左へ...と続くつづら折りのコーナリング時もカーボン複合ボディの本領発揮ですね。
重心高が低く振られない分、動きが残らないのでペースを上げてもリズミカルにパスしていける...
途中相当なペースで走って行きましたがそれにもしっかりと答えてくれる...そして圧倒的な安定性があって、上は軽いけど下はどっしり...な感じでどこまでも攻めていけるこの感じは完全にBMWの共通項で、この7で更なる上のレベルに登ったな...と言えるものです(*´д`*)

勿論、乗り心地も抜群にいいんです!
今回の試乗車はオプションで20インチを履いていて、タイヤも40扁平なんてものなのですがバタつき感や足下の重さを全く感じさせないものに仕上がっています。
試乗車は電制エアサス仕様ですが、そのセッティングが秀逸で違和感なく全くの無振動を実現しています。
低速から高速まで恐ろしくフラットライド...
路面からの入力をほぼ全てカットして、ハンドルには必要な情報だけを伝える、最っ高な乗り心地なのです(*´д`*)
高速の継ぎ目などではサー....タタン....タタン....と何処からか僅かに音が伝わるのみで全く揺れない、ゴツゴツもふわふわもしない

走るのではなく、滑るという感覚が相応しいほどフラットでどっしり、でも手応えが無いわけではなく、安定感を感じながら超高速快適クルージングも楽しめます(*゚▽゚*)


今回の7シリは走りのBMWそのものであり、ブランドの頂点に君臨する上で変に豪華さやラグジュアリー性だけを求めるのではなく、BMWとは何か?を体現したものです。
昨今ポルシェ パナメーラV6、マセラティ クワトロポルテV6など同価格帯のスポーツカーメーカーのサルーンも増えてきました。
スポーツカーに似た演出などは上記2車に負けますが、全体的なバランスの良さ、走る上での素直に愉しいと感じられるポイントに於いてはこの新型7は全く負けていないどころかむしろ勝っていると感じる点もあります。
今回の7は今までのような「メルセデスSクラスの追っかけ」とは決別して「独自のらしさ」を追求した印象を受けます。
確かに新型の7と現行Sを比較するとショーファーカーとしての素質はSに軍配が上がります。
でも走らせると、愉しさは断然コッチ。今回の7が一番に目指したのはココだとおもいます。

これは機会があったら絶対に1回は試乗して欲しい車です!!
仕様はたくさんありますが、一番のバランスを持つのはショートの740iです。
Mスポ付きでもいいけど、素の味付けのノーマルグレードこそ今回のバランス感が際立つので出来れば740iのノーマルグレードに是非乗ってみてください!
ちょっとだけ、V8ツインターボの新型750Liにも乗ってましたがこの740iを越える感動は無かったです。

全てが新しい3リッターストレート6ターボ、カーボン複合ボディ。
この大きさで、ショーファーカーの枠組みを超えた走る愉しさはおそらく衝撃を受けるでしょう。



.....試乗日記久々に書いたけど、疲れましたな(;´д`).....w
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2016/01/05 23:49:14

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この記事へのコメント

2016年1月6日 2:00
明けましておめでとうございます(^^)
今年も緻密な試乗レポートを楽しみにしてますよ(^^)/

新型G系7シリって、そんなに凄いんですか(・∀・)
F01の740iなら試乗したことありますが、エンジンは車重のおかげでダルかったですからねー。
740iでそんなに凄いならV8ツインターボの750iにも興味が湧きますわ☆
でもさすがにDラーに行って「7を試乗させて下さい」ってよう言いません(;´Д`)
コメントへの返答
2016年1月9日 16:02
遅れましてすいません、明けましておめでとうございますヽ('ヮ'*)ノΞヽ(*'ヮ')ノ
今年こそは乗ったクルマのレポを真面目にやりますw

F01のN54+6ATからN55+8ATになった時も割りと進化してましたが、新型はかなり速くてダルい印象は全くないです(^ω^)

ちょいのりした750Liはバカ速いっす( ̄▽ ̄;)
でもロングだからか740の様な身軽な印象は不思議と感じなくて、今回のベストは740iかなとおもいましたね(^^)

意外と7乗せて~って1とか3乗る軽いノリで行けば大丈夫っす( ・`д・´)ゞ

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