ランフラットタイヤの見積もり

う～ん、中々難しいです。(汗)

パンク予防のブログを書いていて、ふと、ランフラットタイヤってどうなんだ…ということになり、チョットお店に出向いて見積もってもらいました。

但し、予めシエンタクラスでは無いことが判ってたので、いわゆるミニバンサイズの、１９５－６５Ｒ15にて。

いちおう、インチアップもＯＫということにして…。(笑)

最初に出向いたのは、地元にある大手カー用品店。混んでたらお店に迷惑と思ってたのですが、幸いガラガラに空いてました。

この時期、カー用品店に来るよりは、レジャーで休日を過ごすことが多いのかな…。

さて、おもむろにランフラットタイヤの見積もりお願いします…と。

店員さん、チョット怪訝な顔をしつつカタログを持ってきていろいろ眺めてます。

ネットではピレリが安かったので、メーカー指定したのが悪かったのか、お店ではおススメのメーカーではなかったらしい…。(苦笑)

なんか、カタログの見方が判らないようで、副店長を呼び出し、またしてもカタログとにらめっこ。

自分としては、ホイールのデザインも気にしないので、取りあえずいくらぐらいかなぁ…という程度の軽い感覚なんで、申し訳ない…。

因みに、店頭にある一般的なアルミとホイールのセットで１２万程してました。

自分的には２０万ぐらいかなぁ…と。

次はパソコンのディスプレイと二人でいろいろと見てます。中々返答がありません。

数分後…。

取り扱っているお店がお盆休みなんで、後から電話でもよろしいでしょうか…と。

この時問題になったのは、タイヤではなくて、ホイール。

タイヤは定価が判るものの、ホイールが見つからないのです。

自分は知らなかったのですが、ランフラットタイヤには、それ専用のホイールも必要なのだとか。

日本車に合うサイズが無いらしいのです。

う～ん、自分的には、アバウトでもよいから、大体の価格を知りたかっただけなんですけど…。

やはりお店としては、正確な値段を提示しないと失礼と判断したのだと思います。

直ぐに回答が頂けそうになかったので、電話の件は取り消し、お礼を言って帰ってきました。

中々手ごわいな、ランフラットタイヤめ。(笑)

次に向かったのは、大手タイヤ専門店チェーン。

一応そのメーカーもランフラットタイヤも作っているので、今度は期待できそうです！

ココでも混んでたら止めようと思ったのですが、幸いなことに空いていました♪

さて、一気呵成にランフラットタイヤの話をぶつけてみました。

♯写真はその時に撮影。タイヤが潰れても、補強されたサイドウォールで車の重みを支えることを解説して頂きました。

が、ココでも、ホイールがネックで結局判らずじまい。(涙)

日本国内ではまだまだ浸透してないようですね、ランフラットタイヤって。

それでも、ホイールのデザインはともかく、アバウトですが、値段を弾き出してもらいました。

結果…。

ドーンと、２５万円！

タイヤサイズ的には、２０５－５０Ｒ１７ぐらいになるものの、新型セレナの場合、マッチングが未確認なんで、ハッキリしないようです。

♯先日頂いたカタログ持っていきました♪

このお店で、いろいろ貴重なお話も伺えました。

まず、以前から気になっていた、テンパータイヤについて。

テンパータイヤは最近の車では装着されなくなってきました。

トヨタなど、一部のメーカーでオプション扱いになるぐらいに貴重な存在に。

オプション設定すらない現在の車の場合、タイヤ専門店では購入できるのか…？

答えは、ノーでした。

つまり、タイヤそのものは売ることはできるものの、ホイールはその車専用設計になるので、装着指定のない車の場合できないらしいのです。

ただ、うちのタントもそうでしたが、以前設定の在った場合、古いホイールを純正パーツとして取り寄せて取り付けることは可能なのでは…ということでした。

通常は、タイヤとホイールはセットで購入になるはず。

なので、スペアタイヤが古くなって心配な場合とか、タイヤ専門店でも申し付けられれば交換は可能だそうです。

前例は無いそうですが…。(爆)

それから、ランフラットタイヤをオプション扱いにした軽自動車が在ると聞きました。

スズキのワゴンＲ。

なるほど、調べてみるとありますね！

身体が不自由な方が、パンク時タイヤ交換しなくてもよいようにという優しい配慮からのようです。

自分的にも、ミニバンのような多人数を載せる機会が多い車にこそ、ランフラットタイヤが在ってもよいんじゃないかなぁ…と考えます。

メーカーさんどうですか？

但し、デメリットもあるらしい…。(汗)

まずは乗り心地の悪化。サイドウォールを補強してるので、エアによるクッションが期待できません。

だから、相当乗り心地がゴツゴツしたものになるのだとか…。

♯これも、年々進化してるようです。

それと、在庫が少ない。パンクして交換となっても直ぐには無理！

パンク修理は可能なのですが、サイドウォールが固いので、取り外しの際古くなると傷がついて再取付できなくなる場合がある…のだとか。

場合によっては、修理ではなくて、交換を勧めるそうです。

交換はタイヤチェンジャーでも難しいようで、工賃も若干高め。

それから、パンクに気付きにくい。

ランフラットタイヤ装着車の場合、空気圧センサーを取り付けることが業界で奨励(義務化？)されているので、別途購入する必要があるとのこと。

ブリジストンの場合、１．５万程度のものもあるようです。

更に良いものになると、各タイヤの空気圧も表示できて、５万程するみたい…。

因みに、ランフラットタイヤをノーマルホイールに取り付けは可能なんだとか。

でも、ランフラットタイヤとしての特性は生かせず、パンクの際、タイヤをホイールが支えられず、外れてしまうらしい…。

その逆の場合は問題無いようです。つまり、ランフラットタイヤのホイールに、通常のタイヤを取り付ける。

実際、欧州の輸入車で乗り心地が気に入らず、静粛性の高いレグノに替える方が多いらしいですね。

調べてみると、まだまだ日本ではメジャーになってないランフラットタイヤですが、いざというときは役に立つもの。

ネットで調べると、こんな感じで釘が刺さっても走れてしまうようで、ビックリ！



これでもちゃんと修理できてしまうのも凄い…ですよね！

多分ですが、ランフラットタイヤであったならば、昨年経験した鉄片によるバーストは恐らく無かっただろうと想像してます。

…ということで、皆さんもランフラットタイヤに挑戦してみませんか～！(笑)