「2007年問題」
いわゆる「団塊の世代」がごっそり定年退職して、今まで会社の力となっていた人材が抜けることによる業績悪化があるのでは…という問題。
まぁとりあえずそれは置いといて、
この世代が1番マジメで健康で、
しかも1番お金持ってますよね。
(決して悪い意味ではないですよ)
経済界がこの大きな大きな機会を逃すわけがなく、角界で色々とリサーチやマーケットの新規開拓が行われているようです。
もちろん、自動車業界も例に漏れません。
おそらく、トヨタが「レクサス」日産が「インフィニティ」ホンダが「アキュラ」のブランドを展開する時期が重なっているのも、少なからずこの「団塊の世代」市場を見据えたものなのでしょう。
そこで、やはり大事なのは
SUVブームが来ようとミニバンブームが来ようと
やはりいつでもキチッとした「セダン」が造れるメーカーこそ
本当の意味での「しっかりした」メーカーだと感じます。
昨年の自動車類型販売台数では
今まで右肩上がりだった、いわゆる「ミニバン」というジャンルのクルマの割り合いが
およそ7年ぶりに減少しました。今や4分の1をも占めるマーケットに成長していますが
これを見る限り、そろそろ次の一手が必要になってくるのでは?
そんな時、やはり「セダン」というジャンルが重要になってくると思うのです。
私のようなハーフセンチュリー世代からその上…の人間は
「クルマは3ボックスでないと!」と思う人間って、まだまだ多いんです(私もその1人)。
最近では日産からブルーバードシルフィが発売されて
今後の方向性というものが、少し見えてきたような気がします。
欧州のジャンルでも、ミニバンが増えてきましたが
やはり基本は「セダン」がベースでしっかりあるからこそ、ですしね。
たまには、ちょっと経済のお話を絡めたお堅い視点からクルマと接するのも、楽しいですよ。
Posted at 2006/01/17 20:00:36 | |
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