夏休み最終日、午前中は家事手伝い(笑)、午後はチンクのデバック/改良の続きを再開。
タイトル写真は夏対策用にエンジンフードを少し空けた状態で固定するステーを取り付けたところです。このステー前のオーナーから頂いていたのですが、色々な部品に埋もれていました(笑)。
熱は上に逃げるので、効果はあるでしょう(自分はつけていませんが、ビートルでも同じようなパーツがあります。!!)。
ルパンのカリ城のチンクは下空きでしたね!!。マニアは同じように加工している方もいらっしゃるとか。下から空けると多少の雨でも走れるのが利点です。
ルパンといえば、黄色500Fだと思っていましたが、時には500Lやブルーの内装の時があるそうです。ルパンがチンクに乗っている理由は、作画監督の大塚 康生さんの愛車だったのがその理由ですが、初期のメルセデスSSK(←設定ではフェラーリのエンジン積んでいるとか!!。ちなみにSSKはポルシェ博士が設計に関与しています。)はラインが複雑すぎて大塚作画監督ともう一人しか描けず、描きやすく現車をすぐ見にいけるチンクにしたのが発端だそうです。
このチンクを見て宮崎駿さんが免許も無いのに2CV(二馬力)を買ってしまったという逸話もあります。
500Lやブルーのチンクが出てくるのは、大塚 康生さん以外の作画監督やアニメーターが知らずにチンク500Lの資料を見て描いてしまったのでしょうね(たぶん)。
話が脱線してしまいましたが、本日のデバックは先日高速で85km以上出ない症状対策です。
最終的に判明した原因は燃料ポンプでした。自分は知らなかったのですがチンクの燃料ポンプは機械式でエンジンの駆動系からプッシュロッドが出てそれで動作させています。
ただ、燃料ポンプ死んでも今時の電磁式のように燃料が完全に止まるわけでなく、タンク位置の関係でどうにかキャブまで燃料が行きます、後はエンジンの吸い込む力でキャブが動作していたわけです。これが、高回転になると燃料不足となり85km/hのリミッターがかかっていたわけです。
当初、ショップも自分キャブ本体(スロットルバルブの磨耗)が原因と思い込み、この原因究明に半日以上かかってしましました。その間にまったく因果関係の無い電装系のトラブルも発生(コンデンサー劣化)し、まさかこのタイミングで壊れるとは思わず、一時みんなで???状態になってしまい、余計原因究明に時間がかかってしましました(汗)。
今日届いた新品の燃料ポンプを取り付けて、正常に戻りました。キャプも仕様変更してるエンジンに合わせて口径をワインサイズアップし新品で組みなおしてリミッターは解除され、カタログ値の最高速を確認(←興味ある方は調べてみてください。笑えます。)。不具合の結果がわかってしまえば、なんて事ないのですが、疲れました・・・(ショップの皆様ご苦労様でした)。
こんな事もあり、小技とレストアの記録をフォトギャラに残す事にしました。
小技のページ1
チンク初期化アーカイブ(レストア記録)①最初の状態
チンク初期化アーカイブ(レストア記録)②初期化開始
順次改定しています。
次は、コイル交換(信頼性のある国産の某社の同時点火コイルを流用)とリアのスカスカなショック交換を11日に実施予定です。
色々交換して2次トラブルが不安なので、当初予定していた8/12のお宮デビューは延期します(12日からショップが夏休みという事もあり!!)・・・残念。
書いてる内に長文&オタク話になってしまいました(失礼しました)
追記:12日は天気が良ければ久々にSRX250Fかビートルでお宮に行きたいと思っています。
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チンクエチェント | 日記
Posted at
2012/08/05 21:01:27