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2016年08月02日

《エンジニアリングとマーケティング》No67 歴史的機械遺産 ミウラとスバル360

《エンジニアリングとマーケティング》No67 歴史的機械遺産 ミウラとスバル360 ミウラが生誕50周年だそうである

それを記念し25台のミウラによるツーリングがイタリアで開催されたという

生産された約800台中400台位が現存らしい

このツーリングはイタリア国内でも羨望だった

今でこそランボルギーニは不動の地位を確立しているが

ミウラのデビュー当時はそうではなかったと思われる

ランボルギーニには歴史が無かったからである

どんなに素晴らしいスーパーカーを造っても歴史の無さはカバー出来ない

それはカウンタックが出ても同じだった

実際、当時のランボルギーニの販売は低迷し、オーナーが何度か変わり、最後にVWグループとなった

ミウラが出て半世紀

ランボルギーニの歴史的価値が認められる時代がきた
(ミウラの値段が高騰したのは比較的最近である)

この美しいイタリアアンスーパーカーの逸話は日本人にとっては今更語る事は必要ないだろう

スーパーカー世代と重なり(日本では歴史よりデザインとパフォーマンスが評価された)、世界で一番ミウラが愛されている国は恐らく日本である

保有台数ではイタリアに次ぐ2位ではないだろうか(今回のツーリングにも日本からの参加者がいらしたようである)

歴史的に認められるのには半世紀(50年)が一つの目安になるように思える

そしてスバル360

約60年の歴史を持つ大衆車が機械遺産に指定された

10AロータリーやCVCC等のエンジニアリング領域の受賞はあったがクルマ本体が受賞したのは珍しい

このクルマが日本のモータリゼーションに与えた影響は計り知れない

いわゆるサブロクと言われる旧軽自動車規格で一番多くの人に愛された事は間違いない

頑張って働けばマイカーが手に入る
そんな夢を与えてくれたのがテントウウムシだった


歴史的遺産には夢を与えてくれたという要件が必要なのだろう

ミウラも当時の少年達の多くに夢を与えてくれた

日本でクルマ自体を歴史的な遺産と捉える流れは始まったばかりである(議員連盟も出来たが)

スバル360がその先駆けとなる今年を期待している


しかし、今の新車で子供に夢を与えてくれて、50年たっても多くの人に愛され、(部品供給が続けられ)走り続けられるクルマが何台あるだろうか…



夏休みにより8/15迄休載となりますm(._.)m


追記
元エンジニア、現マーケッターでありプランナーであるサンナナが衰えてきた脳トレ用に、電車通勤時にこんな(小難しい)コラムを書く事にしました。
ココログでの【予防介護とメンタルヘルス】も同じ時間に書きますので、投稿ペースは落ちます。
返信は週末になりますが、よろしくお願いします。

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