走るとき景色や空を見てますか?
こんな問いかけを自分にしたクルマ
シトロエンC4ピカソ
いわゆる7人乗りのミニバンで、その位置付けはファミリーカー
ミニバンの基準が走るリビングな日本
子供はミニバン内でゲームかDVDに熱中
大人も車内でTVを見ている
旅行に出る意味は⁇
ピカソに乗ると明るい室内に驚く
頭の上までくるフロントウインドウ
Aピラーの間に埋め込んだサブウインドウ
後席もガラスルーフ
ショルダーラインも低めで全ての窓が大きい
走れば全ての景色が車内に飛び込んでくる
見上げれば初秋の空
道志街道を渓谷に沿って走る
走り慣れた道なのに流れる景色が気持ちイイ
ディーゼルターボのビックトルクは心の余裕にもつながる
大きさを感じさせない軽くも不安感の無いハンドリング
景色を楽しみながら走るのにこれ以上適したクルマを知らない
ワインディングも楽しい
Aピラーの窓が中低速コーナーの死角をカバーする
ピラーが邪魔にならない
この効果は絶大
死角がないだけで運転が楽で楽しい
これは意外な発見
これだけで、このクルマを選ぶ理由には十分
クルマの基本的な挙動は先日乗ったプジョー308SWとそっくり
308がGTラインだったこともあり限界性能やスポーティーさは308が数段上
エンジンのパワー&トルクそしてレスポンスも308の方が上
リニアで曲がりたがるステアリングフィールといい、早く走るのなら間違いなく308
しかし、走る楽しさは走る速さで決まらない
ピカソは308よりスプリングは固くダンパーは緩め
7人乗車時のバランスを考慮したセッティング
ロールも抑えらていていて、衝撃のあたりは308より良い
限界性能も掴みやすい
これは308が18インチ、ピカソが17インチホイールだったのが主要因
ピカソは16インチにすれば、乗り心地も走りもよりバランスが良くなるはず
実のところ、ダンパーの質感や遮音性まで308がピカソを上回る
ピカソの出来はとても良いが
308の機械としての出来が良すぎる
それでも
独特な開放感と視界でワインディングを楽しみながら景色も楽しむ
これは308では絶対に得られない爽快感
北海道までツーリングに行き自然を満喫
そんな使い方ならピカソは絶品
子供と流れる景色の話しが出来るクルマ
そんなクルマは今では希少である
自分ならピカソを選ぶ
Posted at 2017/09/08 20:05:31 | |
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Coffee Break | 日記