4~5日目です。
この日はこの旅第2のイベントである利尻・礼文島がメインです。
長いですがご勘弁を。。。(^^;
8/7(日)~4日目
昨夜は天塩町の"てしお夕映"に宿泊しました。
ここは日帰り入浴施設ですが、宿泊設備も備えています。
まぁ、天塩近辺の宿はここしかなかったからなのですが、ここの温泉は好きです。
真っ黒で石油臭がする独特の泉質で、ここからほど近い豊富温泉に近いかも。
10:50利尻島行きのフェリーに間に合うように稚内を目指せばよいので、7:30頃のんびりチェック
アウトします。
この日も天候は晴れ。直近までの週間予報では曇り時々雨だったのでやる気なしだったんですが、意外な好天にラッキーな気分です。
道道106号で稚内を目指します。北緯45度の碑。今日も利尻山ばっちり。。(^^)
幌延ビジターセンターに立ち寄ります。
9時からなのでまだ営業時間前ですが、展望台があったので登ってみます。
別海の新酪農村展望台に似ていますねぇ。
展望台からの眺め。オトンルイ風力発電所から利尻山まで一望できます。
天候も良く、最高です。(^^)
爽快なオロロンラインドライブ。
たまたま居合わせたツーリングのライダーさんに撮ってもらいました。
こうほねの家のあたり。
こんなところにも奴らは出る。(笑)
9:30頃に稚内到着。ノシャップ岬です。
フェリーの時間まで少しあるので、稚内公園に行ってみます。
うっすらと樺太が見えます。稚内にはかなり来ていますが、樺太は見えたのは初めて。
夏場はめったに見えないとのことで、これはラッキーです。
こちらは稚内市街。
10:50発のフェリーでいよいよ利尻島へ向かいます。
利尻、礼文は記念すべき第1回目のマイカー渡道で行って以来、実に13年ぶりの訪問となります。
その時は自宅から持ってきたチャリで渡ったのですが、今回はX6での上陸です。
奥尻島の時もそうですが、離島への車航送料金は高額です。
ですが、離島はレンタカーもかなり割高で、しかも軽やコンパクト中心なので、セキュリティ面も考え
ると持ち込むのが無難との判断です。
また、利尻、礼文両島ともアップダウンが激しく、チャリではかなり大変です。
13年前はまだ20代だったから何とかなったけど・・・。(^^;
座席は1等です。2等は団体客中心でうるさいので。
こんなとこにも。。。
1時間40分ほどの航海。波も穏やかで快適でした。
さぁ、上陸!
上陸後はさっそく昼食です。フェリーターミナル近くの"さとう食堂"です。
で、食べるのはもちろんコレね。(笑)
生ウニ丼であります。バフンとムラサキが半分ずつ。
最高級の利尻昆布を食べて育った最高級のウニです。このコクがたまらん。
これを食べに利尻まで来たといっても過言ではありません。
でもバフンが特に価格高騰してて、これで3,500円です。
その後は車で反時計回りに利尻島を1周します。1周は約60kmほどと、意外にあります。
富士野園地です。ここからも樺太がはっきり見えます。
利尻島と言えば、ミルピス。ここも13年ぶりの訪問。営業熱心なおばちゃんは健在でした。(^^;
美味しいです。しかもここでしか飲めませんからねぇ。原液も自宅に送りました。
原液を注文した方は1本サービスということで、ジュースをごちそうになります。
種類が多くて迷いますが、甘夏ミカンだったかな。
組み合わせがかなりシュールなオブジェ。(^^;
見返台園地展望台。ここまで来るのにかなり苦労します。
見えている島は礼文島です。
島の南側にあるオタトマリ沼。13年前はチャリだったので遠くて行けませんでした。。。
なので初訪問です。利尻山少し陰っちゃった。。。
沼浦展望台。ここはかの有名な「白い恋人」のパッケージの場所なのです。
雲がかかってしまってますが、ここからの景色がパッケージの絵柄になっています。
もう一つの利尻グルメ。利尻プリンを食します。これもここにしかありません。
小さいですが、卵のコクがあってかなりいけました。
鴛泊港に近い姫沼。
ここは13年前も行きましたが、ここまでの登り坂がかなりきつかった記憶が。。。
夕日が丘展望台、ペシ岬展望台と2つの展望台を登ります。先ほどの見返台園地展望台と合わせ
て3つでちょっとした登山です。3つで250mくらいは登ったと思われます。結構しんどかった。。
渡道中はついカロリーを取り過ぎるので、できる限り消費するように心がけております。(^^;
今宵の宿にチェックイン。鴛泊港に近い、"利尻マリンホテル"です。
夕食。バフンウニと毛ガニのついたフルコース。
ウニは生と陶板焼きでいただきました。あと、意外にホッケの煮つけが超うまかった。
8/8(月)~5日目
利尻島の朝。外は曇り空。やる気なし。(笑)
11:25沓形港発の礼文島(香深港)行きのフェリーに間に合えばいいので、のんびり時間をつぶ
します。ホテルの朝食。オーソドックスな和定食ですが、イクラつきです。
のんびり8時頃にホテルをチェックアウト。
3時間ほどあるので昨日とは逆に時計回りに利尻島を巡ります。
オタトマリ沼。利尻山は1ミリも姿を見せず。(^^;
仙法志御崎公園。アザラシがいました。売店でエサを買ってあげることができます。
じっとこっちを見るんだよね。。。かわいい。子どもたちがいたら大興奮だったろう。(^^;
北のいつくしま神社。今にも波に飲まれそう。。。
沓形岬。遂に雨も降りだした。。。
11:25のフェリーでいよいよ礼文島に向かいます。
広~い車両甲板に2台だけ。(笑) 沓形便は空いてます。
広い2等船室をほぼ占有。。。
40分ほどで礼文島は香深港へ入港。
フェリーの揺れがかなりひどく、本読んでいたら酔いそうになりました。。。
さて、礼文島も13年ぶりの上陸です。懐かしいけど温泉が出来たり結構変わってる。
13年前に泊まった名物民宿の"なぎさ"はもう廃業してしまったとのことでとても残念。。。
さて、昼食です。ウニ丼はもういいや。高いし。。(笑)
お寿司です。ウニはエゾバフン。やっぱりうまいです。
こんなところにも。。。
フェリーで天気予報チェックしていたら13時から晴れ予報。最高にテンションが上がりました。(^^)
そして、その通りに礼文島北部へ移動中に天候が回復。
礼文空港。使われてません。滑走路も荒れ放題でした。
船泊付近。礼文島らしい景色が広がります。
金田ノ岬付近。海上の物体は野生のアザラシです。
礼文島最北のスコトン岬。日本最北は僅かの差で宗谷岬になったそうです。
(でも奥のトド島入れたらこっちの方が北なのでは?)
スコトン岬の売店で利尻昆布ソフトを購入。まぁ、話のネタです。(笑)
ちゃんと昆布の味がしますよ。
その後も散策します。鮑古丹~江戸屋のあたり。絶景だ。
13年前の若かりし頃を思い出しました。(笑)
花のシーズンは6月が最盛期ですが、種類によってはまだまだ咲いております。
澄海岬。澄海ブルーで有名。
礼文島唯一の湖である久種湖。
高山植物園なるものがあったので立ち寄ります。
ここで、既に時期の終わったレブンアツモリソウがありました。かわいい花ですね。
礼文島は海からすぐなのに本州の3000m級の山の植生とほぼ同じ。
なので乗鞍高原なんかと良く似ています。でも下はすぐ海。
このギャップがここの魅力ではと思います。
利尻島も再びその姿を徐々に現してくれました。
今度は島の南側の桃岩に向かいます。桃岩展望台付近。
メノウ浜
右の桃のような形がそのまんま桃岩です。すごい迫力です。
X6撮影会。(笑)
桃岩の逆側。
さらに南下。北のカナリアパークに行ってみます。
13年前は当然ありませんでした。良いところですね。
でも、残念なことに私はこの映画をまだ観ていないのです。(^^;
帰ったら観てみようかな。
そして、香深まで戻り、今宵の宿のチェックインします。
素泊まりの民宿なので、夕食とお風呂のため夜の街に繰り出します。
と行ってもかなり寂しいですが。。。。。。(^^;
適当に入ります。
ビールで晩酌兼夕食。おすすめのホッケ〆握り。これはほんと美味しかった。
夕食後、利尻島が素晴らしい姿を見せてくれました。
夕焼けで赤く染まる利尻島。これは最高でしたね。
そして、フェリーターミナル近くのうすゆきの湯で日帰り入浴。
露天風呂からも利尻島が見えて最高でした。
明日、稚内に戻るのがとても名残惜しいです。
今回は時間の関係上、マイカーを持ち込んでの滞在となりましたが、時間があれば礼文島は2~3
日滞在してじっくり歩き回るのが良いと思います。ほんと素晴らしい島ですよ。
あと、一つ気になった点。
観光客が年配の人ばかりです。13年前は学生中心に若い人がもっと来ていたと思います。
時代の流れなのか、ちょっと寂しい気がしました。
明日は台風の影響で天気が下り坂のようですが、基本、移動日なので良しとしますか。
走行距離
8/7(日)(天塩~利尻島) 170.4km
8/8(月)(利尻島~礼文島) 148.8km
利尻島での走行距離 121.8km
礼文島での走行距離 102.9km