本州以南は連日の猛暑でかなり大変のようですが、こちらは20℃前後といたって快適です。
また、旅行中であまり見れていませんが、オリンピックで日本はメダルラッシュのようですね。(^^)
さて、6~7日目。旅も中盤戦に突入です。
道北から一気に道東へ移動し、第3のイベントのために知床方面に向かいます。
8/9(火)~6日目
礼文島の宿は香深港から歩いてすぐにあります。早朝4:30頃に一度目が覚めたので窓から天気
を確認すると、晴らしい利尻山を見ることが出来ました。朝焼けの利尻は13年ぶりです。
その後2度寝し、7:15頃チェックアウト。
13年前にお世話になった民宿"なぎさ"ですが、長い間、閉まったままのようでした。
ここは2泊しかしていないのだけど、朝無理やり起こされたり妙に印象に残っている宿です。
また来ますといって結局行けずじまいです。
さて、8:45発の稚内行きフェリーの時間が迫ってきました。
手続きを済ませ、セイコマで買ったサンドイッチで朝食。
礼文島のゆるきゃら「あつもん」。レブンアツモリソウがモチーフですね。
奥尻島の「うにまる」の方がインパクトはあるかなぁ。(笑)
この旅4回目のフェリーです。
桃岩荘YHの名物見送りはまだ健在でした。でも、以前はもっと大人数だったような。。。
名残惜しいですが、礼文島を後にします。
マイカーでの北海道旅では出来る限り離島も行程に加えたいですが、フェリー代など出費が増え
るので毎回とは行きません。次に利尻・礼文に渡るのはいつだろう。。。
稚内には10:40に到着。帰りも1等席で、約2時間の快適な船旅でした。
下船後、そのまま宗谷岬まで移動します。
宗谷岬はちょうどお昼の時間帯でかなり混雑しています。
まぁ、何度も来ているしこれからも来ると思うので、最北端のオブジェでの写真は今回は撮りませ
ん。ちなみにこの日も樺太が見えていました。
さて、昼食です。
当初は猿払のホタテカレーしようと思ったのですが、夕食も常呂でホタテの予定なのと、しばらく魚
介ばかりで肉が恋しくなったので、宗谷黒牛をいただくことにします。
宗谷岬の高台にある"ゲストハウスアルメリア"です。初訪問です。
宗谷黒牛のサーロインステーキ(180g)です。柔らかくて美味しかったです。
しかも意外にリーズナブル。(2980円)
ごめん、君の友達食べちゃった。(^^;
宗谷岬公園。樺太見えるかな??
大岬旧海軍望楼跡。痛みが激しいようで立入りできませんでした。
最北端のGSで給油後、宗谷丘陵ドライブ。ここも良いね。
道北は素晴らしいドライブスポットがたくさんあります。
ちなみにX6乗ってるとフェリー誘導の人やGSの係員にいろいろ話しかけられます。
「ごっついビーエムだね~」とか、「X5じゃなくて6っていうのもあるんだねぇ」とか。(笑)
ここも風力発電の風車がたくさん。オトンルイみたいに一直線ではないですけどね。
その後はオホーツク海沿いを延々ドライブ。
稚内から網走まではほんと遠い。。。一般道だけで約330kmあります。
猿払にある「カムイト沼」。久しぶりの訪問。
天気が曇りがちでエサヌカ線に行かなかったからこちらに寄ってみました。
周りに木道がありますが、ギシギシいうので歩くのは止めました。
こんな誰も人が来ないようなところで沼に落ちたらシャレにならんし。。。
そのまま南下し、浜頓別のスイーツをいただきます。
松屋さんの牛乳もなかです。松の実もなかと1つずつ購入。
牛乳もなかは本当に牛乳の味がします。これはかなりいけました。
クッチャロ湖。屈斜路湖と間違えそうな名前。。。
雄武町にあるオムイ温泉(ホテル日の出岬)で立ち寄り湯。
ここまで結構走りましたが、まだ半分。。。
サロマ湖のあたりから豪雨に。
かなりの土砂降りで、予定していたサロマ湖展望台もパスしました。
夕陽スポットのキムアネップ岬もこの通り。これ、海じゃなくて湖(サロマ湖)ですよ。
夕食はホタテの街常呂(レストハウスところ)で、ホタテ尽くし定食です。
このボリュームで1800円は安いかな。刺身がぷりっぷりで最高でした。(^^)
網走に着いたのは18:30過ぎ。
お風呂やご飯食べる時間もありましたが、宗谷岬から6時間ぐらい。
最北端給油証明書をまたゲットしてしまった。。。これで5個目かな。(^^;
8/10(水)~7日目
この日は網走の北海ホテルに宿泊。古さを感じる宿ですが、私は懐かしくて好きですね。
大浴場もあって大変リーズナブルです。
さて、6:00にホテルを出発し、知床半島へ向かいます。
この日は羅臼湖訪問というメインイベントがあるので天気がかなり重要です。
朝は曇っていましたが、斜里町は10時ごろから晴れ予報なので、それを信じることにします。(笑)
途中、北浜駅で記念撮影。歴代の愛車で必ず写真を撮るスポットです。
斜里町の通称「天まで続く道」。
曇っていますがガスってはいないため、天まで本当に続いている感じがします。
こんな道は国内では北海道以外にはないですね。
さて、7:50頃にウトロに到着。プユニ岬からウトロ市街方面です。
まぁ、ダメですな。大荒れです。(笑)
この日は9:45知床峠発のバスで羅臼湖入口まで向かう予定です。
気になるので、まずは知床峠まで様子を見に行きます。
8:10頃の知床峠。雨風ひどく、とても外に出る気がしません。。。
一応バスの時刻を確認。天気の回復が遅れそうなので、1本後の10:35のバスに賭けます。
それでもだめなら明日に持ち越し(大幅予定変更)を考えました。
いったん、知床自然センターに戻ります。なんと、知床五湖方面が悪天候で通行止め。
そのせいか自然センターがかなりの混雑。みんな五湖に行けなくて困っているみたい。
私は五湖は今回は目的ではないのでどうでもいいや。(笑)
バスの時間まで自然センターで適当に時間をつぶします。
ヒグマ捕獲檻。
知床の映画を見たり、フレぺの滝まで往復したり。
ちなみに、こんな天気でもフレぺの滝までの遊歩道にかなりの人がいました。
皆さん五湖に行けないので足止め食らっているみたいです。
さて、時間になったので再び知床峠へ向かいます。で、あまり先ほどと変わらず。。。
これは羅臼湖は明日に持ち越しかと思い、念のため羅臼湖の登山道入口を確認しに少し下りてみます。
すると、羅臼側は晴れだった。。。(笑)
この時点で本日の羅臼湖行きが確定しました。
知床は峠を挟んで天気が一気に変わるのは多々あるんですが、大体は羅臼側が悪くてウトロ側
が晴れている場合が多いです。今回のような逆パターンは初です。国後島もはっきり見えます。
10:35のバスで羅臼湖入口まで移動します。
羅臼湖入口周辺は、一切、車の駐車が出来ません。
なので、知床峠に車を止めてバスか歩くしかないのです。(片道約2km)
10:45。入山します。羅臼湖までは片道3km。往復で6kmの山歩きです。
ちなみに同じバスで下りた人は私入れて6人。
うち、装備から見て羅臼湖目的は私と1組のご夫婦のみ。
マップをスマホに撮ります。
直前まで雨だったせいか登山道はグチャグチャ。長靴必須です。
私はホームセンターで買ったマリンブーツを持参しています。
また、登山道は結構アップダウンがあります。
しばらくは森の中を歩きます。
とにかく知床ではヒグマの恐怖が付きまといます。最近、多いですからね。クマの被害。
しかもここは北海道。本州のツキノワグマとは比較にならない大きさのヒグマさんの棲家です。(^^;
蛙さん。踏みそうになりました。。。
羅臼湖までは、途中にいくつかの沼があります。
これは三の沼。この絶景、、、素晴らしすぎます。(^^)
途中、テントがポツンとあったのですが、これはトイレブースです。
持参した携帯トイレをセットして用を足します。
中はこんな感じ。
私は登山の際はいつも携帯トイレを持っていきますが、使ったためしがありません。
汗で水分が抜けてしまうので、もよおすことがほとんどないのです。
このような湿原地帯を抜けていきます。
空知の雨竜沼湿原も良かったけど、ここも素晴らしいです。
何よりも人が少なくて良いです。ちなみに往復あったのは一緒の下りた夫婦のほか、年配の夫婦
2組と、羅臼湖のテラスにいたガイドツアーの4人家族のみの、計11名だけです。
四の沼。
五の沼。
そして、入口から1時間強で羅臼湖到着。ちょうどガスが抜け、一気に展望が開けます。
今まで知床には10回くらいは来ていますが、初訪問の羅臼湖に大いに過激しました。
なんで今まで来なかったんだろう。。。
ちょうどお昼なので、ここでセイコマのおにぎりで昼食にします。
景色は最高のおかずとは良く言ったもので、ほんといつものおにぎりと違う感じです。
居合わせたツアーのガイドさんに撮ってもらいました。
ちなみにヒグマのことを聞いてみましたが、遭遇は10回に1回くらいかなとのこと。
ここは標高が高いので遭遇率はあまり高くなく、むしろ、知床五湖の方がヒグマ遭遇率が高いそう
です。
羅臼湖はこのようなテラスがあるだけです。
なかなか人が行けないからこそ、自然が保たれているのかな。
ここは知床五湖のように観光客であふれかえるようなことはあってはならないと思います。
行きに写真を撮りそびれた二の沼。
ちなみに一の沼は近づくことが出来ません。
登山道から分岐していける目梨展望台からかすかに見ることができるだけです。
(写真の真ん中あたり)
目梨展望台から国後島方面の眺め。
そして、13:23に羅臼湖入口へ戻ってきました。入林届に記帳します。
往復2時間40分ほどです。ちなみにバスは13:40ですのでグッドタイミングです。(^^)
バスで5分ほどで知床峠に到着。午前中の天候からは一変し、晴れています。
着替えて荷物を整理し、知床峠を後にします。
羅臼側へ下り、昼飯がおにぎりだけで小腹がすいたので、「道の駅羅臼」に立ち寄ります。
駐車場に止めるとX6はボスキャラ状態です。(笑)
特に周りは小さいレンタカーばかりなので。
羅臼ご当地バーガーのホッケフライバーガーを食べてみます。
タルタルソースがたっぷりでとても美味しかったです。
さて、往復6km以上の山歩きで汗びっしょり。当然温泉です。
羅臼の熊の湯は車がいっぱい止まっていて混んでいましたので、車で行ける知床最奥の相泊温
泉を目指します。羅臼から20kmあるので結構遠いです。
ほかに車は3台ほど、バイクが2台ほど止まっていました。
ほんと波打ち際ギリギリにあります。
しかも湯船の前は昆布でぎっしり。。。(^^;
湯船の中にも昆布が入っていてなんだか出汁を取られている気分。。。
地元のおじさんやツーリングのライダーなどがひっきりなしに入りに来ます。
でも、ここワイルドで良いですね。大波が来るたびにお風呂の中でも波をかぶります。
適温のため、30分近く入っていました。
そして、知床半島の行き止まりまで行ってみます。
前回はLEXUS GSで来たから9年ぶりぐらいかな。
途中のセセキの滝。
続いて、標津まで移動。野付半島に入ります。
ここは細長~いことで有名な半島(砂州)です。道路の両脇が海なんて、ここぐらいだろう。
トドワラ。昔はもっと立木が多かった気が。。。
ナナワラ。真ん中にシカの親子(3頭)がいるの見えます。
トドワラ散策中にひょっこり出てきました。かわいいけど、触ったら病気うつされますよ。(^^;
そして、今宵の宿にチェックイン。夕ご飯です。カニは花咲。根室が近いからね。
刺身盛り。真ん中のオレンジのはホヤです。
最後にホタテの出汁でリゾットを作ってくれました。これうまかった。。。
中盤戦メインの知床は羅臼湖。天気にも恵まれ、とても素晴らしかったです。
長靴必須で、長時間の山歩きなどハードルはなかなか高いですが、行く価値は十分にありました。
さて、明日以降の後半戦はドライブ移動がメインなので、体重が増えないように気を付けます。(笑)
走行距離
8/9(火)(礼文島~網走) 360.2km
8/10(水)(網走~標津) 284.9km
ここまでの走行距離 1938.8km