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東京モーターショーで改めてデザインの良さ、パッケージングの広さ、面白いメカに魅せられたスズキバレーノ。



モーターショーが開催された頃から、インドでの発売が開始されました。
最近はインターネットで海外のサイトやレビューを参考に出来るので、非常に恵まれた環境になりました。

なので日本導入前から色々と探ってみました。


まずは、早速発売されたインドのCMと思われる動画です(画面の点滅にご注意ください)
インドでは、マルチスズキのプレミアム的な位置付けのディーラー「NEXA」で販売されます。



更に、こちらはプロモーションビデオです




インドではソリオに搭載されている1.2リッターのガソリン車と1.3リッターのディーゼルが用意されており、今後はインドから全世界に輸出を開始。
更にソリオと同じマイルドハイブリッド(SVHS)と、新開発の1.0リッター3気筒ターボのBooster Jetが加わる予定となっている様です。




中でも個人的に注目しているのは、ターボエンジンのBooster Jet。

1.0リッターエンジンにターボを組み合わせる事で、パワーは約111ps　トルクは約18.6kg/mを得ることが出来たそうです。
(イギリスのサイトでのデータを日本の単位で換算しているので、若干計算違いがあるかもしれません…)
燃料はハイオク指定であることをモーターショーで確認してきましたが、このパワーが出るのであれば、ハイオクでも全然構わないと思っています。


更に、このエンジンに組み合わされるミッションは6速オートマチック(マニュアルモード付き)です。
正直、これだけでも嬉しいです。CVTも良いけど、加速時のフィーリングはステップ式ATの方が好みです。

また、上記のサイトによると、Booster Jet車の車重は950kg。
1.5リッターエンジン位のパワーにこの重さであれば、結構快適に走行できそうです。

インテリアもシンプルに纏められていて、好感が持てます。

一番気に入っているのはメーターで、見やすく液晶部分の車の画像もバレーノを使用していて拘りを感じる作りになっています。




そんなバレーノの走り味ですが、どうもスイフトと比べると柔らかめの足のセッティングらしく、スイフトの延長線とは違った味付けになっており、ヨーロッパでは評価が微妙な様です。

ただ、物足りないとされているのは足回りの感触やハンドリングのレスポンスに対する内容で、エンジンのフィーリングや快適性に関しては高評価になっている事からも、スズキの狙っている「快適なコンパクトカー」という面では成功しているのではないかと思いました。


排気量やボディーサイズからも、ライバルとして一番近いのはフォードのフィエスタでしょうか。
この車はスタイルや足回りの評判が良く、値段も手頃で魅力を感じています。


次回の車の買い替え候補はこのバレーノですが、こうやって見るとフィエスタも楽しそうに見えてきました。

買い替えまではまだ時間とお金が必要ですし、これら2車が中古で値段がお手頃になる頃まで色々と考えてみたいと思います。