３年目のレビュー - エリーゼ

マイカー

３年目のレビュー

ｱﾗﾝｼﾙﾍﾞｽﾀｲﾝ
ロータス / エリーゼ
S_RHD(MT_1.8) (2012年)
- レビュー日：2017年8月22日
- 乗車人数：２人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 4

デザイン：無
走行性能：無
乗り心地：無
積載性：無
燃費：無
価格：無

満足している点: ①ステアフィール
②オープンな事
③スタイル
④大きさ
⑤名前
不満な点: 高速でもう少し静かだと良いのだけれど．．．
総評: 我が家に来て３年間、結構距離も乗りましたが、満足度が高くまだ飽きる気配はありません。ナビシートのワイフも、相当気に入っているようです。
あと、タルガのオープンと言うのも重要なポイントですね。
ボタン一つで開閉できるオープンカーも良いとは思いますが、手動の方がロマンティックです。
急な雨に、二人で大騒ぎしながら屋根をつけたりする方が思い出に残ります、よね。

そんなわけで、
今はまだ、
”ポルシェよりフェラーリより”エリーゼです。

走行性能: 無評価; 私早く走るのはあまり得意じゃないので、アレですが、
こんな感想の方はあまりいないかもしれませんが、
大きめのコーナー（ステア操作で９時から３時程度）をゆっくり走ると、とんでもなく気持ちよいステアフィールです。
アルファＶ６は、その回転フィールと音でドライバーを気持ち良くさせてくれましたが、エリーゼはその足廻りとステアフィールで、まぁ何とも言えない気持ち良さを感じさせてくれます。
上手く文章にできないのですが、ゆるく続くＳ字は、細めのステアリングと少しデリケートなハンドリングの組合せが、何でこんなに気持ちいいんだろう、と思うくらい気持ちいいのです。
エンジンと足で全然違うのですが、何故かその気持ちよさはアルファＶ６の気持ち良さと通じるものがあると感じます。

少しペースを上げてみると、
細めのフロントタイヤを意識して、しっかりフロントに荷重をかけてコーナーに侵入していくと、これまたとても気持ちよくコーナーを抜けていきます。
逆に言えば、きちんと荷重移動を意識してブレーキとアクセルを操作しないとフィールは良くありません。特に一般道でそこそこ早く走る場合は、セオリー通りの運転を車が要求するような気がします。
しっかりとしたヒールアンドトゥが必要ですし、この車は、下手な運転はすぐにそれとわからせます。

あと、びっくりしたのは、高速道路がこんなに苦手な車があるんだ！と言う事。
高速でも思いの他まっすぐ走りますし、集中豪雨のような台風の高速でも大丈夫でした。
が、
あまりにうるさ過ぎて、長距離走るなら制限速度＋α程度がいいところです。
乗り心地: 無評価; もちろん硬いです。
橋のジョイント部分などはモロに骨にガンときます。
ただ、それ以外はそれほどひどくはありません。
シートはＦＲＰに表皮だけ貼り付けた様な簡素なものですので、背骨が直接シートの背中に当たらない様、背筋をピンと伸ばしてきちんとした姿勢をとれば200kmでも300kmでも走れます。
１日中走り廻るともちろん、首から腰からクタクタですが。
積載性: 無評価; トランク、車内ともギリギリではありますが、何とか許容範囲です。
昨年夏、夫婦２人で３泊４日、約2,000kmの旅を楽しみました。夏であれば、その程度の荷物は積めて旅行にいけます。ただし、お土産は宅急便で送りました。（笑）

また、クーラーボックスに氷ジェルを二つ入れてトランクに入れておけば、ちょっと遠くの道の駅や魚屋への買い出しもＯＫです。
燃費: 無評価; 新車で購入して３年間で大よそ21,000km走行しました。平均が11km/L、最高は15km/L、最低は7km/L程度でした。
この手の車にしては、かなり良い方ではないでしょうか？
故障経験: 大きなトラブルは一度も無く、マイナートラブル含め、故障らしい故障はありません。
何回か運転席側の幌から雨漏りした程度ですが、ハンカチをあてておけば、どーって事は無い程度です。