せっかく購入したドライブレコーダー『どら猫2』をいつまでも手元に置いていても仕方ないので、意を決して、設置してみました。
道路運送車両法保安基準により、取り付け位置は運転席から見て、視界を遮らないルームミラーの裏に取り付けるようにとのことなので、位置を決めて、左右に傾かないように気をつけながら本体裏の両面テープで貼り付け。
後は、本体に電源ケーブルのコネクタを差し込み、シガーライターソケットに電源ケーブルのプラグを差し込めば取り付けは終了です。
本当は、運転の妨げにならないよう、余った電源ケーブルを付属のとめ具で、窓枠に沿って固定しなくてはいけないのですが、はやく試してみたかったので、それは後回しにしました。
さっそく試乗してみたかったのですが、利用の前に衝撃感知センサーの補正をする必要があるとのこと。
これはなにも難しいことではなく、付属のCFカードを挿入しない状態でエンジンをかけ、30秒ほど待てばいいだけ。
そして、エンジンをいったん切りCFカードを本体にセットし直せば準備完了です。
ネットで『どら猫2』を利用されている方の感想をみると、ちょっとした段差や、急加速、急ブレーキで反応するという意見が多かったので、わくわくしながら運転していたのですが、『どら猫2』が反応する気配はいっこうに無し。
期せずして、R1の足回りのよさと、静粛性を再認識したわけですが、今回ばかりはそれでは困るのです。
しょうがないので、録画ボタンによる手動記録で試しに撮ってみました。
肝心の画像ですが、お世辞にもくっきりきれいとはいえません。(30万画素、640×400)
走行中に記録された画像では、ナンバープレートを読み取ることは不可能です。
でも、30fpsの動画ですので、パッと見は滑らかですし、大体の状況は把握出来そうです。
「事故発生時に映像を録画する」というドライブレコーダーの本来の目的からすればたいした問題ではないのかもしれませんが、いくつか「こうだったらいいな」という点があります。
まず、いちばん気になるのは録画時間です。
『どら猫2』は事故前15秒、事故後5秒の合計20秒を衝撃を感知して自動録画してくれるのですが、これでは時間が短い気がします。
他社のドライブレコーダーも何故か示し合わしたかのようにこの時間設定は同じですので、何らかの意味があるのかもしれませんが、せめて設定を変更出来るようにして欲しいです。
わたしの録画した画像を見た感想ですが、衝撃前15秒はともかく、衝撃後5秒は短かすぎです。
あと、もうひとつ、『どら猫2』の記録件数は12件で、手動記録が4件、自動記録は2種類(加速度に反応するものと、加速度の急変化(こちらのほうが重大事故の可能性が高い)を捕らえるもの)あって、それぞれ6件と2件に固定されています。
記録データは古いものから上書きされていく仕様なので、データでいっぱいになったからといって以後の映像が記録されないなんてことはありませんが、下手をすると大事なデータが上書きされてしまいかねません。
記録件数を増やしたり、手動と自動の記録件数の配分を調整できるといいと思う。
ただ、こちらの記録件数の問題に関しては、フリーソフトの「DoraTooL」を使用すれば変更可能です。
容量の大きいCFカードと組み合わせれば、もっと多くの画像を保存しておくことは出来ます。
・・・が、これをすると当然のことながらメーカーの保障外。
公式にできるようにして欲しい。
それがだめなら、最低でも512MBのCFカードを付属させて欲しい。
ライバル社のドライブレコーダーが2GBのSDカードを付属させているのに、いくらなんでも128MBのCFカードはちょっとさびしい。
ほかにもいくつか気になったこともありますが、それは次回に書きます。
あと、参考までに。
前述のフリーソフト「DoraTooL」を使用すると、一緒に記録されている上下左右の加速度データまで動画再生してくれます。(付属のビューワソフトでは表示してくれない。)
「DoraTooL」の作者の方が用意して下さっているサンプル動画が下記のURLにありますので、興味のある方はご覧になってください。
ただし、動画ファイルは約1.9MBありますので、ご注意ください。
http://homepage3.nifty.com/maple_funya/DoraTool/sample.avi
サンプル動画はAVIファイルで、コーデックは、DivXです。
DivX Playerがインストールされていれば、 Windows Media Playerで再生できると思います。
DivX Playerは、下記のURLから入手出来ます。
http://www.divx.com/?lang
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R1 | クルマ
Posted at
2007/07/17 17:19:06