ターンフロー型マニフォールドのボルトは緩みやすい　メモ

ターンフロー型のエンジンであるB16-B20のマニフォールドをよく見ると二本が排気系と吸気系の共ねじになっている。フェラーリ乗りのエンジニア氏によると、このような構造にすると、走るたびにボルトの片側が熱せられ反対側が冷却されるという結果になるので、よく緩む。そうならないように分厚いワッシャーを入れて対策をしないといけないという。実際にこれまで3名から抜けたという報告を聞いている。

西口さんが調べてくれたのだが、純正では図の様な分厚いワッシャーが付いている。「確かに分厚いワッシャーが付いている個体があるって、それがオリジナルのようだ。わざわざそんなものを使うのには理由があるはずなので、勝手に外したり別のものをつけたりしないように若いエンジニアにも話をしている（ベテランエンジニアAA氏）」の言葉通り。